JPH05504398A - 音波経過時間測定を利用する重量決定装置およびコンピュータ - Google Patents
音波経過時間測定を利用する重量決定装置およびコンピュータInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
音波経過時間測定を利用する重量決定装置およびコンピュータ
発明の背景
本発明の分野は、重量決定装置、−1詳しくは、成る所与の構造の重量をti認
するのになんら別体の計量装置を用いる必要がない重量決定装置に関する。
本発明の主題事項は、以下、自動車、特にトラ、りに関連して説明する。しかし
ながら、自動車以外の環境、実際、なんらかの別体の秤機構を用いることなく対
象物の重量を決定しようとしているなんらかの環境で重量を利用できることが本
発明の範囲に入ることは了解されたい。
ごみ収集トラックは、家から家へ、あるいは、作業場から作業場へ移動し、作業
員が拾い上げることができるように適当な収集容器に入れたごみを収集するよう
になっている。ごみ収集トラックは、通常、その重量が成る値を超えないように
、地方自治体(一般的に、市または州)によって制限を受けている。ごみ収集ト
ラックを操作している作業員は常に次々とごみを拾い上げているので、実際にど
のくらいの重量を積み込んだかはまったくのあてずっぽうで決めている。その結
果、重量超過となることが多い。たいていの地方自治体は、トラックが重量超過
であるかどうかを決めるのに非常に熱心であり、重量超過の場合には、罰金が諜
せられる。一般的には、このような罰金はトラックの重量超過分のボンド数に基
づいて決められる。数千ドルの罰金を諜せられた例も珍しくない。
複数台のごみ収集トラックを稼働させている事業所は、成る一カ月以内に数千ド
ルの罰金を支払わなければならないかも知れない。実際、これらの罰金はまった
く不要なのであり、便利にかつ迅速にごみ収集トラック運転者がそのトランクの
重量を知ることができれば、トラック重量が最高値に達したときにそれ以上のご
みの積込を止め、そのままごみ降ろし所に行ってトラックを空にすることができ
る。次に、トラ、りをごみの積込みを止めた地点まで運転して行き、ごみを収集
すると共にその後の経路をたどることができる。
従来知られているように、トラックには成る種の計量装置が組み込まれている。
しかしながら、すべて、ひずみ計を使用している。ひずみ計は、トラ、りの車軸
のような荷重支持部材に装着されている。ひずみ計は、車軸の曲げモーメントの
中心に位置する。すなわち、車軸の最大撓み点に位置する。ひずみ計に伴う問題
は、それが疲労するということにある。車軸に常時かかる曲げモーメントおよび
非曲げモーメントはひずみ計を劣化させることになる。その結果、ひずみ計はし
ばしば破断するか、あるいは、作動しなくなる。作動しなくなる前に、ひずみ計
はかなり不正確な重量読み値を示す。二のひずみ計によって演算した重量は、ト
ラックが重II過となっていてもそれを示さなくなる。
秤の上にトラックを載せることなくトラ、りの計量を行える別の方法はロードセ
ルを用いる方法である。
しかしながら、ロードセルは、トラ、りにかかる荷重を受ける部位内にすえ付け
なければならない。ロードセルを据え付けるには、トラックを幾分か分解しなけ
ればならない。また、ロードセルには、経時的に劣化し、不正確になるという問
題がある。ロードセルは、絶えず、荷重を受けているので、トラックが通常の走
行中に振動するので、この荷重も変動する。荷重を常時受けると共に荷重の変動
も受けるので、ロードセルの劣化に結果する。
本発明の構造の開発以前には、なんら分解する必要もなくトラックの構造に迅速
かつ容易に装着でき、劣化および風雨、冷気、熱、雪、泥のような普通に遭遇す
る天候状態によっても悪影響を受けることなく長時間にわたって正確に作動する
荷重計量装置はいかなる形式のものもないと思われていた。
発明の概要
本発明の構造は、一対あるいはそれ以上の対の送受信トランスジューサを利用す
る。これらの送受信トランスジューサは、圧電式でも1を磁弐でもよい。これら
のトランスジューサは、車軸のようなトラックの荷重支持部材に取り付けられる
ようになっている。これらのトランスジューサは既知の距離隔たって設置される
。
送信トランスジューサは音波を発するようになっている。受信トランスジューサ
は音波をビノクア、プするようになっている。両トランスジューサはコンピュー
タに接続しである。コンピュータ内では、トランスジューサからトランスジュー
サへの音波の経過時間が測定される。トラックの重量が増えると、車軸上の荷重
支持部材のストレスが増大する。ストレスが増大すると、音波はより速く移動す
る。荷重が増大するときに、音波の伝送経過時間が増大するのはほぼ線形の関係
である。この線形関係は、コンピュータ内でプロットされる。したがって、コン
ピュータが読取値を受け取り、既知の直線と比較すると、重量値が得られる。こ
の重量値は、次に、適当な数値ディスプレイによって表示される。重量決定装置
の付勢はトラック運転手によって手動で行われる。
本発明の正目的は、計量しようとしているトラックその他の同様の構造に、なん
ら分解を行うことなく迅速かつ容易に取り付けることができる重量決定装置を提
供することにある。
本発明の別の目的は、合理的な精度で計量し、その精度を長時間にわたって維持
できる重量決定装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、水、熱、冷気、泥のような悪影響を受けたときでも正確に
作動し続け、装着した荷重支持部材の疲労やその他の蹄状状態によっても影響を
受けない重量決定装置を提供することにある。
図面の簡単な説明
第1図は、本発明の重量決定装置を利用できる代表的なトラックの運転室部分の
斜視図である。
第2図は、本発明と一緒に利用する送受信トランスジューサを装着した代表的な
ごみ収集トランクの普通に使用されている車軸の第1形態を示す曲げモーメント
説明図である。
第3図は、本発明の重量決定装!に含まれる送受信トランスジューサを装着した
ごみ収集トランクの普通に使用される車軸の第2形態を示す曲げモーメント説明
図である。
第4図は、本発明の重量決定装置の全体構成を示す電子ブロック図である。
第5図は、第4図のタイミング・制御部分内で利用される回路を詳細に示す電子
概略図である。
第6図は、第4図に示すゼロ交差検波器、フィルタ増幅器および方向性結合器内
で利用される回路を明確に示す電子概略図である。
第7図は、第4図のブロック図に示す電力増幅器の電子概略図である。
第8図は、圧電式トランスジューサの電気概略図である。
第9図は、第2.3図に示す車軸に直接装着することのできる電子式トランスジ
ューサの電気概略図である。
第10図は、第4図に示す電力供給源の電子概略図である。
の−な゛
特に第1図を参照して、ここには普通のトラックの運転室20が示しである。こ
の運転室2oは、ステアリング・ホイール22とダノンエボード(図示せず)を
設けた運転席を有する。コンソール24が、ダツシュボードに装着した形で概略
的に示しである。このコンソールは、一連の手動ボタンと成る種のディスプレイ
を含んでおり、ディスプレイは、おそら<、測定しようとしている重量の数値を
表示する発光ダイオードからなるディジタル・ディスプレイとなろう。特に第4
図を参照して、トラックの運転者によって操作されるであろうボタンはキーパ、
ド26上に段重しである。
ディジタル・ディスプレイは、全体的に、第4図にブロック28で示しである。
第4図のブロック図に示す電子素子の多くはコンソール24内に含まれ得る。し
かしながら、これは必須要件ではなく、運転室2oの他の部位や第1図2こ示さ
ないトラックの部位に装着してもよい。
本発明の重量決定装置は、一連の送信トランスジューサ30と一連の受信トラン
スジューサ32を包含する。これらのトランスジューサ30.31よ音響式であ
る。すなわち、送信トランスジューサ3oが音波を発生し、受信トランスジュー
サ32がこの音波をピックアップする。これらのトランスジューサ30.32は
、望ましいと思える任意の方法で構成することができる。圧電式トランスジュー
サも電磁式トランスジューサのいずれも使用できることがわがっている。
圧電式トランスジューサのための基本的な等価電気回路が第8図に示しである。
基本的に、この回路負荷はコンデンサ38と直列に電気接続した一対の抵抗器3
4.36として電力増幅器に示しである。を磁式トランスジューサのための等価
回路は、第9図に示してあり、これは、直列に配置した抵抗器40.誘導子42
、コンデンサ44からなる。圧電式、を磁弐両形式のトランスジューサは、物理
的な振動を構造に発生するように作用する。音波はここでいう振動である。一般
に、ここで利用される構造は、金属製であり、計量しようとしている構造の荷重
支持部材を包含する。トラックの場合、代表的な荷重支持部材は、トラ、りの一
対の車輪の間に取り付けた車軸となろう。代表的なトラックは、2〜2oあるい
はそれ以上の車軸を持ち得る。各車軸に、送信トランスジューサ3oと受信トラ
ンスジューサ32を装着することになる。これらのトランスジューサ3o、32
は間隔を置いて配置され、この間隔は既知であり、予め選ばれる。
特に第2図および第3図を参照して、ここには、トランクのための2種類の代表
的な荷重支持部材、すなわち、車軸が概略的に示しである。第2図において、車
軸46は両端を車輪に取り付けてあり、車輪を介して反作用力F2が伝えられる
。主荷重力F1は近似中心点で車軸46に加えられる。送信トランスジューサ3
0と受信トランスジューサは、はぼ図示の要領で車軸46上に固定しである。
ここで、トランスジューサ30.32が車軸46の1つの連続スパン上、すなわ
ち、荷重F1 と車輪反作用力F2の間に取り付けであることに注意されたい。
F、が間に加わるようにトランスジューサ30.32を取り付けるのは通常は望
ましくない。荷重F、が増大し、車軸46の曲げが増大するにつれて、車軸46
のストレスが増大する。車軸46の金属材料の分子構造でいえば、車軸46の分
子が幾分緊密に押し詰められる。ここで、たいてい金属材料の場合、経過時間対
重量の曲線を描けば、それはほぼ線形となるが、本発明では線形である必要がな
いことがわかっている。いがなる曲線も満足をもって処理できる。
線形の意味するものは、トラックに荷重がががっていない場合、トラックそれ自
体の重量のみの場合、車軸46を介して伝えられる、F、、F、で表わされるト
ラック重量部分がF、の半分に等しくなるということである。この特別の重量で
、音波が送信トランスジューサ30から伝えられ、この伝送の経過時間が受信ト
ランスジューサ32によってピックアップされる。
ここで、Flが既知の重量部、例えば5000ポンド増えたと仮定する。別の音
波がトランスジューサ30から送られ、トランスジューサ32でピックアップさ
れ、その経過時間が正確に測定される。同し手続きが、10000ポンド、15
000ポンド、20000ボンドなどについて繰り返される。重量をχ軸に、経
過時間をY軸にとったグラフで、はぼ直線となることがわかるであろう。
ここで、実際には、トランスジューサ30.32が車軸に緊密に固定されること
になることは了解されたい。おそらくは、トランスジューサ30.32は車軸4
6上に成る種の要領で所定位Wにしっかりと締め付けられる。成る種の接着剤を
使用しても良い。しかしながら、車軸46についての正確なトランスジューサ締
め付は配置を特にここでは説明しない。本発明の範囲から逸脱することなく種々
のトランスジューサ固定手段を利用できるからである。圧電式トランスジューサ
を利用する場合、車軸に密着させなければならない。
![式トランスジューサの作動部分は車軸からやや離してもよい。
第4図に示すように、3つの送信トランスジューサ30と3つの受信トランスジ
ューサ32がある。実際には、かなりの数のトランスジューサを一緒に利用する
二とができ、各車軸46に1つの送信トランスジュ−サ30と1つの受信トラン
スジ1−サ32を設けることができることは了解されたい。代表的なトラ、りは
7本の車軸を持つことがある。各車軸に一対のトランスジューサ30.32を利
用し、運転者がキーバッド26の適当なボタンを押すことによって、選定した車
軸の重量値をディスプレイ28に表示することになる。この作業は、各車軸につ
いて繰り返される5しかしながら、本発明の範囲内で、ユーザが1本の車軸のみ
、あるいは2本23本の車軸のみの重量を決定する必要があるならば、各車軸に
一対のトランスジューサを設けなくてもよい。
特に第2図を参照して、異なったタイプの車軸48が示しである。この車軸48
も、車輪50.52の間に連結しである。車輪50.52は組み合って、F2と
呼ぶ反作用力を発生する。車軸48の上面には、一対の梁54,56が間隔を置
いて設置しである。荷重F、は、通常は、粱54.56の間に均等に分布される
。受信トランスジューサ30および受信トランスジューサ32は粱5’4.56
の間で車軸48上に固定されることになる。再び、トランスジューサ30.32
の間隔は既知である。
ここで、本発明の装置が、本発明の範囲から逸脱することなく、車軸48.46
以外の車軸形態でも利用できることは了解されたい。
本発明の基本動作が第4図に概略的に示りである5運転者は、キーパ、ド26を
介して測定ソーケンスを開始する。コンビエータ58は、最初に、メモリ60を
介して、測定しようとしているトラックの特定の車軸についての経過時間対重量
のプログラムを組み込まれている。ここで、たいていのトラックが同じ形式の車
軸を持っているが、同しトラックにおいて2種類あるいは3種類の車軸を利用で
きることは了解されたい。
すなわち、成るトラックが車軸46と車軸48を持つこともある。コンピュータ
は、各車軸についての適切なデータを供給し、その特定の車軸が作動したとき、
この車軸に関係のあるデータのみをコンピュータ58内に呼び出すことになる。
コンピュータ58、メモリ60の両方への電力は、電力供給?!!62から得る
。この電力供給B62は、自動車搭載バッテリにとっては普通の電圧である普通
の12ボルト・バッテリであるtfiからVsで示す入力電力の供給を受ける。
しかしながら、本発明の範囲内で、任意の入力電力源を利用することができ、こ
の入力電力源が12ボルトと異なっていても、本発明の装置の適当な電気要素で
変圧することができる。
コンピュータ58は、周辺コントローラ64を通して信号をタイミング・制御回
路66に送る。このタイミング・制御回路66では、パルスが発生し、このパル
スが電力増幅器68乙こよって増幅され、方向性結合器70へ送られる。この信
号の一部は導体72を通してフィルタ増幅器74ヘフイードハソクされる。電力
のフィルタ増幅器74へ送られる部分は電力供給a62から導体76を通して送
られる。フィルタ増幅器74からのこのフィードバック信号は、導体75を通し
てセ゛ロ交差検波器78に送られ、タイミング・制御回路66へ戻される。
方向性結合器70からの主信号はリレー80に送られる。このリレー80は送信
トランスジューサ30の1つを付勢する。同時に、リレー80は、リレー82に
接続される。リレー82は受信トランスジューサ32から信号を受信する。リレ
ー80が送信トランスジューサに接続すると同時に、リレー82が受信トランス
ジューサ32のトランスジューサAに接続する。これにより、1つの車軸に装着
されている一対のトランスジューサのみが所定の時点で付勢される。
音波は、車軸を通して伝播し、そのタイミングはタイミング・制御回路66によ
って開始される。この信号は、受信トランスジューサAによってピックアップさ
れたとき、増幅器84によって増幅されてから、リレー82へ、そして、フィル
タ増幅器74へ送られる。
フィルタ増幅器74から、信号はゼロ交差検波器78を介してタイミング・制′
41回路66に送られる。信号の送受信の経過時間が決定され、コンピュータ5
8へ送られ、そこで、内挿性処理を受ける。この内挿性処理を受けた重量値はデ
ィスプレイ2日で表示される。
コンピュータ58は普通に入手できるものであり、種々の8ビツトあるいは16
ビノトのデザインのうち任意のものであり得る。望ましいユニットとしては、カ
リフォルニア州すンタクララのIntel Corporationの製作する
、モデル’ Wi 1dcard 88 Jがある。このモデルのコンピュータ
は、ディスプレイ、キーボード。
RAMを除いて完成品である。第4図でわかるように、コンピュータ58には、
キーボード26.ディスプレイ28.メモリ60が接続しである。更にまた、こ
のコンピュータ58には、周辺コントローラ64の形をしたインタフェース回路
が組み合わせである。周辺コントローラ64は、実際には、Intel Cor
porationの製造′したモデル8255Aの3つの同形のユニットからな
り、これが最も満足できることがわかった。周辺コントローラ64の一般的な目
的はコンピュータ5日へ周辺機器をインタフェース結合することにある。In
te 1Corporationのモデル8255Aの構成は、ソフトウェアに
よってプログラムされ、したがって、通常は、周辺装置を接続するのに外部ロジ
ックは不要である。第4図のブロック図に示す周辺コントローラは、実際には、
3つの個別のユニットからなり、これらは先に述べたように同形のものである。
これら3つの別個のユニットは、第11図ではIC6で示し、第5図ではIC7
゜ICl0で示しである。
タイミング・制御回路66が第5図により詳しく示しである。この回路は2つの
主要な機能を持つ。すなわち、(1)を力増幅器および送信トランスジューサ3
0に励起信号を与えることと、(2)受信トランスジューサ32から受ける信号
の時間を測定することである。コンピュータ58は、IC7,rcloを介して
タイミング、制御、データ収集の各機能を果たす。
タイミング・制御回路において、励振信号がIC7のところで発生し、インバー
タ86を介してゲート付きオシレータIC4に送られる。インバータ86の機能
は、信号を直角極性に変えることにある。満足でき得るインバータは、カリフォ
ルニア州すンタクララのNational Sem1conductor Co
rporationで製造したモデル54S/74504のヘノクス・インバー
タである。
ゲート付きオルレータIC4は、そこに付与された信号によって決定されるプロ
グラム可能な長さと一定周波数の方形波バーストを発生する。IC4はIC5で
示す分周回路に接続しである。IC5は、デュアルDタイプ正エツジ・トリガ式
フリップフロップとして定義される、National Sem1conduc
tor Corporationの製造する部品番号54S/74S74の製品
である。このフリップフロップは、電力増幅器68およびトランスジューサ30
へ適切な周波数を与える。[C5の出力は、抵抗器90を経て増幅器8日へ送ら
れる。増幅器88の望ましいモデルは、Radio Corporation
of Americaの製造する部品番号CA3100の広帯域演算増幅器であ
る。
増幅器88は、ポテンショメータ92によってレベルシフトを行い、抵抗器94
とコンデンサ9Bとからなるフィードバック回路によってゲインを与える。増幅
器88の出力は抵抗器100を経て電力増幅器6日へ送られる。
IC5のI!]能はIC4の出力の周波数を低下させることにある。IC5,I
C4は、共に、入力電圧V1の供給を受ける。
トランスジューサ30.32の送信信号、受信信号間の経過時間、すなわち時間
間隔測定値は、第5図のICI、IC2,IC3で表わす回路によって計算され
る。ICI、IC2は、IC7によって制御されるプログラマブル・パルス弁別
器として作用する。送信。
受信トランスジューサ30.32から受け取ったパルスの信号サイクルは、IC
2,1C3へ送るために選択され、状!gAt11整される。IC3としての代
表的なモデルは、カリフォルニア州CupertinoのGeneral El
ectric Intersil Corporationの製造する、部品番
号ICI7216Bの8ディジット多機能周波数カウンタ/タイマであろう。外
部オシレータ人力がコンピュータ58の内部オシレータから誘導される。送信信
号は導体102を通して供給される。受信トランスジューサ信号は導体104を
通して供給される。カウンタ・リセット制御はIC7によって行われ、1!定サ
イクルが完了した後にカウンタをクリヤする。
ICUは自動的に時間間隔測定を実施し、その出力データデータ ライン106
.108を通して2つの8ビツト・ハスへ多重化して与える。データ・ライン+
06は[C8に接続しており、データ・ライン108はIC9に接続している。
[C8,IC9は同しものであり、National Sem1conduct
or Corporationの製造するモデル745241の8進バツフア/
ライントライバとして定義される。IC8およびIC9は、共に電圧■1の供給
を受ける。IC8,IC9は、信号をIC10に匹敵する所望レベルヘ変換する
。IC8,IC9の出力は、rctoへ送られる。
特に第5図を参照して、IC7のりセント・パルスは、導体110およびインバ
ータ112を通して(C3のビン番号13へ送られる。ゼロ交差検波器7日から
の導体114はIc1に接続している。ゼロ交差検波器7日からの導体116は
IC2へ接続している。
導体118,120は周辺コントローラをタイミング・制御回路66へ接続して
いる。タイミング−制御回路66は、lパルスあたり最大のエネルギ量で低いひ
ずみ方形波を発生するようになっている。
特に第7図を参照して、ここには電力増幅器68のだめの回路が示しである。電
力増幅器68の回路は送信トランスジューサ30を駆動する機能を有する。電力
増幅器回路68は、種々の形態を採り得るが、相補型対称電力増幅器の代表的な
構造は、音響トランスジューサ30の低インピーダンス・ロードを駆動するのが
適切である。タイミング・制御回路66からの入力は、導体122を通り、コン
デンサI24.抵抗器126を経て、ドライブ・トランジスタ12Bのヘースに
送られる。 General Electric CorporationのD
44Hトランジスタが満足できるものである。抵抗器13o。
132.134がダイオード136,138と接続してあってトランジスタ12
8ならびにトランジスタ140.142,144,146に必要なバイパス電流
、電圧を提供する。ダイオード136,138は、トランジスタ140.142
,144,146の出力に安定性を与える。電圧モード・フィードバック経路が
抵抗器148.150および可変抵抗器152を経て与えられる。付加的なフィ
ードバックが与えられて、コンデンサ154によってトランジスタ128の全ゲ
インを増大させる。出力トランジスタ140,142゜144.146は、それ
ぞれ同じものであり、たとえば、General Electric Corp
orationのモデルD44Eである。トランジスタ140,142,144
.146は、コンデンサ156によって出力ライン158を介して方向性結合器
70、それ故、リレー80に容量結合されている。
第6図は、フィルタ増幅器74およびゼロ交差検波器78のための回路の代表例
を示している。フィルタ増幅器74およびゼロ交差検波器7日の目的は、トラン
スジューサ30へ送られつつある送信パルスのサンプルと、トランスジューサ3
2によって受信された信号をアナログ信号からディジタル信号へ変換することに
あり、このディジタル信号が送信信号と受信信号の間の時間間隔として測定され
る。分岐した送信信号はタイミング・プロセスを開始させる。受信信号はタイミ
ング・プロセスを停止させる。その間の時間間隔が計算される。
第6図に示す回路は方向性結合器70から分岐信号を得る。この方向性結合器7
0は、主コイル160と分岐コイル162とを包含する。主信号は、電力増幅器
68から導体164を通して送られる。方向性結合器70からの主信号は、導体
166を経てリレー80に送られる。コイル162は送信信号から低レベル・サ
ンプルをピックアップし、これが次に導体72を通して増幅器168の反転入力
部に送られる。この増幅器168はアクティブ帯域通過フィルタとして作用して
いる。増幅器168と組合わせてフィードバンク・ネットワークが設けてあり、
これはコンデンサ170゜172および抵抗器174,176.178とからな
り、所望の通過帯域において信号ゲインで帯域通過濾波を行う。このフィードバ
ック・ネットワークの出力は抵抗器180を通して導かれ、コンデンサ182を
介して差動比較器184の反転入力部にAC結合される。比較器18,1は入力
パルスのセ゛ロ交差点を検出し、導体114ヘレヘル出力を与える。導体114
はタイミング・制御回路66の入力点のうちの1つに接続している。比較器18
4と組み合わせて、抵抗器186゜コンデンサ188が設けてあり、比較器18
4の正フィードバック・ループ190におけるヒステリシスを与える。このフィ
ードバックルループ190は、フィルタ増幅器74によって除去できなかったノ
イズを否定し、時間決定回路の過ったトリガ作用を排除する。
リレー82から導体192へ受け取られた信号は、導体72の信号が処理された
のとまったく同し方法で処理される。したがって、導体192から導体116へ
の信号の送信についての説明では、同欅の部分には同じ数字にダンシュ記号を付
けて示す。
リレー80.82は、ライン194で示すように相互に作動接続しである。リレ
ー82は、基本的には、適切な受信トランスジューサ32からの信号を選択し、
その信号を演算増幅器168′の反転入力部に送るアナログ・スイッチである。
このアナログ・スイッチ82は、周辺制御回路64のIC6を経てコンピュータ
58へ接続しており、二の接続は導体196で行われている。導体196を通し
て、コンビエータはソフトウェアによって適切な送受信トランスジューサ対を選
択する。リレー82のコンビエータ制御は、[C6によって行われる(第11図
参照)。IC6として望ましい装置は、先に述べたIntel Corpora
tionの8255プログラマブル周辺インタフェースであろうa IC6i;
:、コンピュータ5日のアドレスおよび制御ハスから周辺コントローラ64への
アドレス・制御翻訳を行う。
特に第4図を参照して、導体196は、実際、周辺コントローラ64とリレー8
0の間の3本の個別の伝送ラインとして示しである。ここで、実際に、伝送ライ
ン196が第11図に示すようにリレー82に直結されてことになることは了解
されたい。
電力供給源62用の回路が第10図に示しである。
この電力供給源回路は、本発明の装置全体のために5種類の濾波、調整された電
圧を与える。また、コンピュータ58およびそのメモリ回路を低電圧状!!(プ
ラス2ボルト未満)から保護するためにバッテリ・バッファノブを持った電力供
給源モニタ回路も設けである。
ソース電圧■5がローパスフィルタ198に供給される。このローパスフィルタ
198は、DC電流のみを扱うように設計しである。ローパスフィルタ198の
出力はライン200に接続しである。このローパスフィルタは、市販のユニット
であり、その機能は、電力供給源入力ライン202に存在するノイズを抑制する
ことにある。
ローパスフィルタ198からの出力ライン200は、第1電圧調整器204.第
2$圧調整器206.を圧変換器20日およびブースト変換器210に接続して
いる。電圧調整器204,206;よ、!1ational Sem1cond
uctor Inc、からモデルLM340の製品として普通に購入できるもの
である。電圧調整器204は、導体212に出力を発生し、この出力は■、であ
る。電圧調整器206は、V、である出力を導体214に発生する。■1 とし
て代表的な電圧はプラス5.0ボルトである。■2の代表的な電圧は〒10.0
ボルトである。
電圧調整器208は導体200内の正供給電圧を調整済みの負電圧に変換するた
めに設けである。電圧変換器がその出力ライン216に電圧V、を発生するのに
便利であろう。■3の代表的な電圧は−10,0ボルトである。
ブースト変換器210は、二ニーヨーク州エンディコントのEndicott
Re5earch Groupの製造する、部品E−500のような普通に購入
できる製品である。ブースト変換器の機能は、ライン200からのDC電圧を増
大させることにある。ブースト変換器の代表的な電圧出力は、土lOOボルトで
ある■4である。
本発明の装置を通して一次駆動電圧はVlである5この電圧■1は、コンピュー
タ58およびメモリ60に送られると共に、本発明の装置の他の構成要素の多く
にも送られる。しかしながら、コンピュータ58およびメモリ60にはプログラ
ムされたメモリ・チップがある。なんらかの理由のためにコンピュータ58およ
びメモリ60への電圧がなくなった場合、あるいは、電圧が成るレベルよりも低
くなった場合、コンビュー夕58およびメモリ60内のプログラムされた記憶内
容が失われることになる。これを避けるために、ライン212内に電圧調整器2
04の出力をモニタするバッテリ・バンクアップ回路を用いると望ましい。瞬間
的とはいえライン212内の電圧が失われた場合、バッテリ218が利用されて
コンピュータ58へのライン220,222およびメモリ60へのライン224
を通して絶えず電圧を確保できる。メモリ224へ送られる電圧は■、であり、
3.0ボルトである。
バッテリ・ハックアップ回路内には、ウォッチドッグ・ユニット226が設けで
ある。ウォッチドッグ・ユニット226も、カリフォルニア州すニーベールのM
axis Corporationの製造するモデルMAX 690のような購
入できる製品である。このウォッチドッグ・ユニット226は、いかなる電力障
害も検出するようになっている。ウォッチドッグ・ユニット226は、割り込み
ライン220を通して信号を送ることによってシャットダウン・ルーチンを始動
する。この期間中、電圧■、は持続される。
電圧■1が低下し始めるが、まだウォッチドッグ・ユニット226の最低作動電
圧より上にある場合、ウォッチドッグ・ユニット226はライン22を通してリ
セット・モードに切り替わる。この位置において、コンピュータ58内のメモリ
はまた保護されている。
電圧■1がさらに低下すると、バッテリ電圧218への完全な切り換えが行われ
る。ここで、この期間全体ヲ通シて、3ボルトの最低電圧Vコがメモリ6oへ送
られ、その内容が失われるのを防いでいることに注目されたい。
なんらかの理由のために、バッテリ218の電圧が低下し始めると、ウォッチド
ッグ・ユニット226は成るさらに低下した電圧れべるでさらに低電力状態に切
り替わることができる。この最低電圧レベルはコンピュータ58ならびにメモリ
60に送られる。なんらかの理由のためにバッテリ218の電圧が失われた場合
、コンビエータ58およびメモリ6o内の記憶内容が失われることになる。しか
しながら、この状況は非常に稀であると考えられる。
ここで、本発明の詳細な説明を添付図面と合わせて検討すると、特に説明しなか
った抵抗器、コンデンサおよび半導体装置が含まれていることがわかるであろう
。これらの構成要素を設けたのは、任意の電子回路のバイアス作用、タイミング
作用その他のご(普通の正常機能のためである。したがって、これらの構成要素
および機能を特別に説明する必要はないと考える。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)或る構造の重量を決定する方法であって、送信側音響トランスジューサを取 り付け、前記構造の荷重支持部材上に間隔を置いて受信側音響トランスジューサ を取り付ける段階と、前記送信側音響トランスジューサから前記荷重支持部材内 へ音波を発する段階と、前記受信側音響トランスジューサによって前記音波をピ ックアップする段階と、 前記送信側音響トランスジューサから前記受信側音響トランスジューサヘの前記 音波の伝達にかかった経過時間を決定する段階と、 前記経過時間を、前記構造の既知の重量および確認されている経過時間から先に 計算してあり、各特定の経過時間および重量についてグラフ上に異なった点を取 ったグラフ表示と比較する段階と、前記構造についての重量を得て表示する段階 とを包含することを特徴とする方法。 2)請求の範囲第1項記載の方法において、決定段階と、比較段階と、重量を得 て表示する段階がコンピュータで達成されることを特徴とする方法。 3)計量しようとしている構造内へ音波を送信する手段と、 前記音波を受信する手段と、 音波の送信開始と音波の受信との間の経過時間を計算する手段と、 この経過時間を、重量が各先に確認されている経過時間について既知である前記 構造についての先に確認されている経過時間と比較する手段と、前記構造につい ての現在の重量を得、前記現在の率の値を表示する手段と を包含することを特徴とする重量決定装置。 4)請求の範囲第3項記載の重量決定装置において、前記重量を得る手段がコン ピュータを包含することを特徴とする重量決定装置。 5)請求の範囲第3項記載の重量決定装置において、前記送信、受信手段の両方 が、前記構造の荷重支持部材上に既知の間隔を置いて固定されていることを特徴 とする重量決定装置。 6)或る構造の重量を決定する方法であって、コンピュータを利用する段階と、 複数の既知の異なった重量の各々について個別の音波を前記構造の荷重支持部材 を通して送信する段階と、 前記送信点から或る既知の間隔を置いて前記音波を受信する段階と、 各重量について前記送信と前記受信との間の経過時間を測定する段階と、 前記経過時間と前記重量で前記コンピュータをプログラムし、前記コンピュータ 内に重量対時間の曲線を生成する段階と、 前記構造の重量を変えて現在重量を生じさせる段階と、 前記構造の前記荷重支持部材を通して音波を送信する段階と、 送信点と受信点の間の前記間隔を維持しながら前記現在重量について前記音波を 受信する段階と、前記現在重量について前記送信と前記受信の間の経過時間を測 定する段階と、 前記現在重量についての前記経過時間を前記コンピュータヘ入力する段階と、 前記コンピュータ内で前記経過時間を前記曲線と比較し、前記現在重量を得る段 階と、前記値を表示する段階と を包含することを特徴とする方法。 7)重量が増加する可能性のある荷を運ぶためのトラックであり、少なくとも1 つの荷重支持車軸を有するトラックと重量決定装置との組み合わせにおいて、前 記重量決定装置が 前記車軸上に装着してあり、前記車軸内へ音波を発する音波送信手段と、 前記音波送信手段から間隔を置いて前記車軸上に装着してあり、前記音波をピッ クアップする音波受信手段と、 前記トラック内に装着してあり、前記音波の送信と受信の間の経過時間を測定し 、それを既知の経過時間対重量値と比較して前記車軸にかかる前記トラックの現 在重量を確認するコンピュータ手段とを包含することを特徴とする重量決定装置 。 8)請求の範囲第7項記載の組み合わせにおいて、前記音波の送信、受信の両手 段が前記車軸に固定してあることを特徴とする組み合わせ。 9)請求の範囲第8項記載の組み合わせにおいて、前記音波受信手段が前記音波 送信手段から既知の間隔を置いて設置してあることを特徴とする組み合わせ。 10)請求の範囲第9項記載の組み合わせにおいて、前記コンピュータ手段にデ ィスプレイが接続してあり、このディスプレイが前記コンピュータ手段によって 付勢されて前記現在重量の値を表示することを特徴とする組み合わせ。 11)請求の範囲第7項の記載において、前記音波送信手段が複数の個別の送信 トランスジューサを包含することを特徴とする組み合わせ。 12)請求の範囲第11項記載の組み合わせにおいて、前記音波受信手段が複数 の受信トランスジューサを包含することを特徴とする組み合わせ。 13)請求の範囲第12項記載の組み合わせにおいて、前記受信トランスジュー サの数が前記送信トランスジューサの数に等しいことを特徴とする組み合わせ。 14)請求の範囲第13項記載の組み合わせにおいて、単一の送信トランスジュ ーサと単一の受信トランスジューサのみが、任意の所定の瞬間に付勢され、或る 特定の送信トランスジューサについて或る特定の受信トランスジューサが付勢さ れるようになっていることを特徴とする組み合わせ。
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