JPH05504008A - 保護画像 - Google Patents

保護画像

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JPH05504008A
JPH05504008A JP50106291A JP50106291A JPH05504008A JP H05504008 A JPH05504008 A JP H05504008A JP 50106291 A JP50106291 A JP 50106291A JP 50106291 A JP50106291 A JP 50106291A JP H05504008 A JPH05504008 A JP H05504008A
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フェハーバリ,アゴタ エフ.
ガウディアナ,ラッセル エイ.
スコープケ,フィリップ ジェイ.
ベイカー,デビッド ビー.
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ポラロイド コーポレーシヨン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 保護画像 本発明は保護画像およびかかる画像の作成方法に関する。
国際特許出願PCT/US 87103249号(公開W0 88104237 号)は多孔質のまたは粒状の画像形成材料の層(好ましくは、カーホンブラック の層)か第一のシート状材料またはウェブ材料(以後、「第一のシート要素」と 称する)の熱賦活性画像形成表面上に堆積されているところの熱的画像形成媒体 および画像形成方法を記載しており、その層は第一のシート状要素に対する接着 強さよりも大きい凝集強さを有している。それから、この熱的画像形成媒体の一 部を短時間の強い放射線(たとえば、レーザー走査による)に露出して、画像郭 成材料の露光部を第一のシート要素に堅固に付着させる。最後に、画像形成材料 の、放射線に露出されなかった(従って、第一のシート要素に堅固に付着しなか った)部分を除去し、それによって、画像形成材料が第一のシート状要素に接着 している複数の第一領域と第一のシート状要素か画像形成材料を有しない複数の 第二領域とからなる二元画像を形成する。
上記国際出願に記載されている画像形成媒体の好ましい態様においては、画像形 成材料は第二の積層シート状要素によって覆われているので、画像形成材料は第 一の要素とこの第二の要素との間に閉じ込められている。画像形成し、そして( 非露光部の画像形成材料を有する)第二の要素を第一の要素から分離した後に、 一対の画像が得られる。
第一の画像は熱賦活性画像形成表面の熱活性化によってより堅固に第一の要素に 付着した露光部の画像形成物質を含んでいる。第二の画像は第二のソート要素に 担持または転写された非露光部の画像形成物質を含んでいる。
シート間に閉じ込められた画像形成物質を育する露光済み画像形成媒体のシート を分離することによって得られる各画像は実質的に異なる特徴を示す。これら画 像の像様相補性や、オリジナルに対してそれぞれ「ポジ」または「ネガ」として の関係の他にも、各画像の特徴には差かあってもよい。差異は画像形成物質の性 質や、媒体の中の別の層(単数または複数)の存在や、かかる層がシートの分離 によって接着的または凝集的に損なわれる仕方に依存してもよい。一対の画像の どちらを、情報内容や審美性やその他の理由から望ましい主要画像とみなしても よく、そして以下の説明の全ては両方のタイプの画像に適用可能である。
上記国際出願に記載されている画像形成方法は高品質、高解像力の画像を作成す ることかできる。しかしながら、この方法によって作成された画像は低い耐久性 に悩まされるであろう。何故ならば、最終画像においては、画像の表面に、多孔 質または粒状の画像形成材料(代表的にはバインダーと混合されたカーホンブラ ックである)か裸出して横たわっており、そして、たとえば、手動またはその他 による画像の取扱中に、指、その他の皮膚表面(特に、湿っている場合)、溶剤 、または摩擦によって、汚されたり、損傷されたり、または除去されたりするか らである。
画像の上に透明フィルムを積層することによって様々なタイプの画像を保護する ことか知られている。たとえば、米国特許第4.921.776号はプレプレス  カラープルーフのための低光沢保護被覆を提供する方法を記載している。この 方法は本質的に少なくとも2種のやや不相溶性の重合体の混合物からなる薄い実 質的透明な一体的重合体皮膜を画像表面に積層することを含んでおり、それによ って、その皮膜はいずれか一方の重合体成分から作成された皮膜より5%は低い 20度鏡面光沢を示す。
米国特許第4.902.594号は支持体上の着色画像とその画像表面上の薄い 透明な可撓性の非自己支持性保護層とから構成された保護画像を有する光画像形 成された製品を記載している。この層は室温で実質的に非粘着性であり、そして 層の重量を基準にして少なくとも主要量で、約35°C〜約110°CのTgを 有するビニルアセタール、塩化ビニルまたはアクリル系重合体または共重合体の 一つまたはそれ以上の熱可塑性樹脂を存している。この層は、この層をまず仮支 持体の剥離表面上に適用し、そして画像とこの保護層とを圧力下で約60°C〜 約180°Cの温度て貼り合わせた後、仮支持体を除去したときに、画像へ直接 に接着転写されることができる。
1988年1月12日発行の米国特許第4.719.169号は画像を保護する 方法を記載しており、その方法は基体上に着色画像を提供し、そして A、仮支持体の剥離表面にブロッキング防止層を適用しニブロッキング防止層に 熱可塑性接着剤層を接合し。
適用された支持体を接着剤を介して着色画像に積層し:そして仮支持体をブロッ キング防止層から剥離する:または B、第一の仮支持体の剥離表面に熱可塑性接着剤層を適用し;第二の仮支持体の 剥離表面上にブロッキング防止層を適用し、接着剤を着色画像上に積層し、そし て第一の仮支持体を剥離し:そしてブロッキング防止層を接着剤層上に積層し、 そして第二の仮支持体を剥離する。
ことを含んでおり、接着剤層は室温で実質的に不粘着性であり、約60°C〜9 0℃の温度で積層され、そして一つまたはそれ以上の熱可塑性重合体または共重 合体を含んでおり:そしてブロッキング防止層は一つまたはそれ以上の有機重合 体または共重合体を含んでおり、この層は約50°Cまたはそれ以下で凝集的に ブロッキングすることかない。本発明の意図した用途は印刷工業に使用されるカ ラープルーフを保護することである。
上記国際出願に記載されている方法によって作成された画像の保護は独特の困難 性を呈する。ハロゲン化銀方式によって作成された画像と違って、接着力差の画 像はシート要素(以後、「基体」と称する)に付着しその上に突出している画像 形成材料の領域をもった三次元であり、そして画像形成材料の表面特性は典型的 に基体の表面特性とは非常に異なる。(上記国際出願に記載されているように、 画像形成媒体が剥離層を含有している場合には、成る場合には、画像形成材料で 覆われていない画像領域は剥離層からなる表面を存しているてあろう。代表的に は、この剥離層の表面特性はカーボンブラックの画像形成材料の表面特性とは非 常に異なっている。)さらに、使用される多孔質または粒状の画像形成材料はた とえば印刷インキよりも典型的に脆く、従って、磨耗、汚れおよびその他歪みに 弱い。また、接着力差の画像は典型的に基体の周囲近くまでのびているので、画 像を保護するために適用される保護層もまた基体の周囲までのびることになる: 他方、美的理由および取扱容易性どちらにとっても、余分の保護層か基体の周囲 を越えてのびているへきてはなく、しかも、保護層の適用方法は保護層と画像を 位置合わせするための精巧な手順を必要とするへきてない。
本発明は画像をして様々な用途において受けるであろう取扱に耐えることを可能 にさせる画像保護方法を提供する。
従って、本発明は、積層性シートを用意し:この積層性シートを画像と接触させ :そしてこの積層性シートを二元画像に積層することからなる、画像保護方法を 提供する。本発明の方法は次のことを特徴としている二二元画像は多孔質または 粒状の画像形成材料が基体に接着している複数の第一領域と、基体か画像材料を 存していない複数の第二領域とからなり: 積層性シートは耐久層と支持体層を含んでおり、そして、耐久層か画像に面し、 かつ積層用シートの少なくとも一部分が基体の周囲を越えてのびるように、画像 に接触して置かれ。
積層性ソートは、耐久層か画像の第一領域と第二領域の両方に接着するように、 二元画像に積層され:そし7て支持体層は、耐久層か画像に付着したままである か、積層性シートの少なくとも一部分ては耐久層か基体の周囲に沿って実質的に 破断するように、画像から分離され、それによって、画像か耐久層て被覆され、 耐久層はa、実質的に透明であり: b、エリクソン磨耗計によって測定したときに10ニユートンカの少なくともl Oサイクルの磨耗抵抗、およびANST PH1,37−1983によって測定 したときに少なくとも100gの臨界負荷値を有しており:そして c、ASTM D−3330によって測定したときに33g/mmの対スチール 接着力を有する接着テープとの接触によっては画像から除去されない。
本発明の方法の好ましい態様においては、第一のノート状要素の熱賦活性画像形 成表面上に多孔質または粒状の画像形成材料の層を付与し、この画像形成材料の 層はこの層と第一の要素との間の接着強さより大きい凝集強さを有しており: 画像形成材料の層の、第一の要素とは反対側の面上に第二のシート状要素を付与 し、画像形成材料は第一の要素へのその接着力より大きい第二の要素への接着力 を有しており、 それによって、熱的画像形成媒体を提供し:この熱的画像形成媒体を短時間の強 い放射線に部分的に露出させ、それによって画像形成材料の露光部を第一要素に 堅固に付着させ。
第一の要素と第二の要素を分離し、それによって放射線に露出されない部分の画 像形成物質を第二の要素に付着させたままにし、そして放射線に露出された部分 の画像形成物質を第一の要素に付着させたままにし、それによって、第一の要素 と第二の要素の上に一対の画像を形成し、これら画像の各々は画像形成材料が第 一または第二の要素に接着しているところの複数の第一領域と、第一または第二 の要素か画像形成材料を有していないところの複数の第二領域とからなる。得ら れた画像のどちらか又は両方か本方法によって保護されてもよい。
本発明はまた、多孔質または粒状の画像形成材料か基体に接着しているところの 複数の第一領域と、基体か画像形成材料を有していないところの複数の第二領域 とからなる二元画像を提供する。本発明の二元画像は画像を覆いかつその第一領 域と第二領域の両方に接着している耐久層を特徴としており、耐久層は、 a、実質的に透明であり。
b、エリクソン磨耗計によって測定したときに10ニユートンカの少なくとも1 0サイクルの磨耗抵抗、およびANSI PH1,37−1983によって測定 したときに少なくとも100gの臨界負荷値を有しており:そして c、 ASTM D−333(H:よって測定したときに33g/+t+mの対 スチール接着力を有する接着テープとの接触によっては画像10bから除去され ない。
添付図面の第1図は上記国際出願に記載されているタイプの熱的画像形成媒体の 断面を示し:第2図は媒体の第一および第二の要素が分離されて一対の相補的二 元画像を形成するときの媒体の、第1図の断面に似た、断面を示し: 第3図は第2図で形成された一方の二元画像および本発明の方法に有効な積層性 シートの断面を示し;第4図は第3図に示された画像とそれに積層された積層性 ソートの断面を示し; 第5図は支持体層が画像から分離されたときの第3図および第4図に示された画 像および積層性シートの断面を示し。
第6図は支持体層の完全除去後に生じt−保護画像の断面を示し:そして 第7図は本発明の方法を実施するのに有効な装置の概略側面図を示す。
先に述べたように、本発明の方法においては、多孔質または粒状の画像形成材料 か基体に接着しているところの複数の第一領域と基体か画像形成材料を存してい ないところの複数の第二領域とからなる二元画像は耐久層および支持体層を含ん でいる積層性シートを使用して保護される。積層性シートは、耐久層か画像に面 し、そして積層性シートの一つまたはそれ以上の部分か基体の周囲を越えてのび るように、画像と接触させられる。積層性シートは画像に積層され、それから支 持体層が画像から分離されて、耐久層は画像に付着したまま残るが、基体を越え てのびている部分の積層ソートすなわち余分の耐久層は実質的に基体の周囲に添 って破断する。こうして、画像は上に横たわる耐久層によって保護され、耐久層 は上記a)〜C)項に記述した特徴を有している。これら特徴は耐久層が画像の 観察を妨げないこと及び画像か実際の目的のために十分な耐久性になることを確 実にさせる。
画像の基体は不透明または透明どちらであってもよく、すなわち、画像は反射ま たは透過どちらによって観察することを意図していてもよい。基体は画像の形成 に通常使用される基体のいずれてあってもよい。従って、たとえば、画像を反射 によって観察することを意図している場合には、基体は紙または同様の材料から 形成されていてもよい。基体は代表的には、約1〜約1000μm、好ましくは 約25〜250μmの厚さを有するプラスチックウェブである。画像形成分野に おける習熟者に周知であるように、基体は一つまたはそれ以上の下塗りを担持し ていてもよいし、または基体への画像形成材料の接着性を改良するための表面処 理を施されていてもよい。
基体として使用するのに適する材料はポリスチレン、ポリエステル、ポリエチレ ン、ポリプロピレン、スチレンとアクリロニトリルの共重合体、ポリ(塩化ビニ ル)、ポリカーボネートおよびポリ(塩化ビニリデン)を包含する。耐久性、寸 法安定性および取扱特性の観点から特に好ましいウェブ材料は、たとえばE、T  デュポンドヌムール社の商標マイラ(Mylar )て、又はイーストマン  コダソク社の商標コブル(Kodel )で、商業的に入手可能なポリ(エチレ ンテレフタレート)である。画像形成材料は代表的にはバインダーと混合された 多孔質または粒状の着色材料からなり、好ましい着色材料はカーボンブラックで あるが、他の光学的に濃厚な着色剤、たとえば、グラファイト、フタロシアニン 顔料およびその他の着色顔料か使用されてもよい。バインダーはたとえばゼラチ ン、ポリ(ビニルアルコール)、ヒドロキシエチルセルロース、アラビアゴム、 メチルセルロース、ポリビニルピロリドン、またはポリエチルオキサゾリンであ ってもよい。
積層性シートの耐久層は画像上に形成される耐久層に所望の性質を授けるとの材 料から構成されてもよい。一般には、画像上の耐久層は約30μmより大きい厚 さを有していない。何故ならば、それより厚い耐久層は場合によっては、耐久層 内での内部反射および/または屈折の影響のせいて画像の観察に光学的問題を生 じるからである。望ましくは、耐久層の厚さは10μmを越さず、最も望ましい この厚さは2〜6μmの範囲にある。耐久層は勿論、同様に接触することになる 材料に対して抵抗性であり、画像を清浄にするのに使用されてもよい材料も包含 する。画像と接触してもよい実際の材料は保護された画像の意図した用途によっ て変動するが、一般には、耐久層の材料は水やイソプロパツールや石油留分との 接触によって実質的に変化しないことが望ましい。好ましくは、耐久層はそれか 接触することになるかも知れないあらゆるその他の材料、たとえば、いくつかの プラスチックに非常に有害な影響を与えるコーヒーの偶発的なこぼれに対して抵 抗性であるべきである。
耐久層が高い滑性を存するときには、耐久層によって授けられる画像保護は増大 することか判明した。好ましくは、ワックス、固体シリコーンおよびシリコーン 界面活性剤のうちの少なくとも一つが耐久層中に含有されて、この層の滑性を増 加させる。
本方法においては、積層性シートは一つまたはそれ以上の箇所で基体の周囲を越 えてのび、そしてこの基体の周囲を越えてのびている「余分の」耐久層は支持体 層に付着したままになるので、耐久層は実質的に基体の周囲に沿って破断する; 実際には、通常、保護されるべき画像の基体よりもどちらの寸法においても大き い積層性シートを使用し、そして積層性シートか基体の全周辺で基体の周囲を越 えてのびるように積層性シートを調節する。
何故ならば、これは積層性シートと画像との正確な位置合わせを達成する必要性 を回避し、しかも、保護されない画像の部分を確実に無くさせるからである。耐 久層か正確に基体の周囲に沿って破断し、それによって確実に保護画像に先鋭な 縁端を与えるためには、耐久層は連続相とその連続相中に分散された粒状固体と から成ってもよい。何故ならば、かかる固体の存在は破壊核を提供し、従って、 耐久層の正確な破断を助けるからである。この目的のために好ましい粒状固体は 珪酸マグネシウムである。
積層性シートの支持体層は、積層性シートを画像に積層させるために要求されて いる条件に耐えることかでき、しかも、積層後に画像からの支持体層除去を、基 体の周囲を越えてのびる耐久層のその部分の除去を伴って可能にさせるように、 十分に凝集性でかつ耐久層に接着性である材料から構成されてもよい。代表的に 、支持体層はプラスチックフィルムであり、そしてポリエステル、好ましくは、 ポリ(エチレンテレフタレート)フィルムか推奨される。望むならば、支持体層 はその表面特性を制御するために、たとえば、耐久層やその他の層(下記参照) の支持体への接着性を増加または減少させるために、下塗りや、被覆分野の習熟 者には周知であるようなその他の表面処理によって処理されてもよい。
積層性シートは耐久層と支持体層以外の追加の層を含んでいてもよい。たとえば 、積層性シートは耐久層と支持体層の間に介在する剥離層を含んでいてもよく、 この剥離層は、耐久層か画像に付着したまま残る領域では支持体層からの耐久層 の分離か剥離層の内部または一方の表面での破損によって起こる、そのような層 である。剥離層は好ましくはワックス、またはシリコーンから構成されてもよい 。当分野の習熟者には明らかであろうように、場合によっては、支持体層を除去 したときに、剥離層の一部または全てか耐久性被覆の表面上に残ってもよく、そ して保護画像を通して放射線感受性材料を露光する場合(下記参照)には、勿論 、保護画像上の残留剥離層はかかる露光を確実に妨げないように注意されなけれ ばならない。
また、積層性シートは、積層中に耐久層が接着剤層によって画像に接着するよう に、耐久層の、支持体層から遠い方の側の表面上に配置された接着剤層を含んで いてもよい。成る耐久層は積層工程中に単に熱および/または圧力の適用によっ て画像に満足に積層されることができる。しかしながら、場合によっては、耐久 層と画像の間の強い接着力を達成するため、および/または積層のために必要と される温度を低下させるために、接着剤層の使用が望ましい。接着剤層を形成す るためには多様な種々なタイプの接着剤か使用できる;たとえば、接着剤層は約 り0℃〜約120°Cの範囲のガラス転移温度を存する熱可塑性接着剤から形成 されてもよく(その場合、積層は接着剤層をそのガラス転移温度以上に加熱する ことによって行われる)、または紫外線硬化性接着剤から形成されてもよく(そ の場合、積層は接着剤層を紫外線に暴露し、それによって接着剤層を硬化させる ことによって行われる)、または約22〜約190 g/mmの対スチール接着 力を有する感圧性接着剤から形成されてもよい(その場合、積層は単に圧力によ って行われる)。
画像上に形成された耐久層はASTM D−3330によって測定したときに3 3g/mmの対スチール接着力を有する接着テープとの接触によっては画像から 除去されないように十分に画像に接着していなければならない。
望ましくは、耐久層は同基準によって測定したとき44g/mmの対スチール接 着力を存する接着テープとの接触によっては画像から除去されない1本発明の特 に好ましい方法はこの基準によって測定したとき少なくとも78g/mmの対ス チール接着力を有する接着テープによっては画像から除去されない耐久層を形成 できる。
画像上に形成された耐久層の性質は必ずしも、積層性シート中の耐久層の性質と 同してはない。何故ならは、耐久層の物理的および/または化学的性質は積層工 程中に変更されてもよいからである。たとえば、積層性シートの耐久層は積層中 に融合することにより画像上に連続した耐久層を形成するような複数の離散粒子 を有するラテックスから成ってもよい。
本発明の方法によって保護される画像は様々なタイプのものであり得る。たとえ ば、本方法は放射線透過写真、CAT走査、超音波写真および類似の医用画像を 保護するために便利である。多くの場合、かかる画像を使用する医療にたずされ る者は画像を重金属チップによって通常のライトボックスに固定して、ライトボ ックス上で観察することを要望するであろう。従って、この用途においては、耐 久層かかかるチップによるライトボックスへの反復固定に耐えることができるこ とが重要である。また、医療にたずされる者は通常のX線フィルムや類似画像を イソプロパツールで洗浄することに通例としているので、耐久層はこの溶剤に対 して良好な耐性を有するように選択されるべきである。
本方法のもう一つの重要な用途は印刷版、プレプレスプレートおよびコンタクト 複製物の作製である。印刷工業においては、透明画形成フィルム上にオリジナル の画像(単色印刷用の単一画像、またはカラー印刷用の一連の色分解)を形成し 、それから透明画形成フィルムを介して放射線感受性材料を露光することによっ て印刷版を作製することが通常の実施である。上記国際出願の方法は透明フィル ム画像を作成するのに大いに適しているか、印刷工業の要求を満たすには不十分 な耐久性である画像を作製する傾向かある。
印刷工業における通常の実施は透明フィルム画像に厳しい要求を課す。画像は勿 論、印刷版の露光が画像を通して行うことかできるように高い光学透明度を有し ていなければならない。フィルムを介しての放射線感受性材料の露光の必要性は またフィルムの厚さを制約することを要求する。何故ならば、フィルムが厚すぎ ると最終印刷版において達成てきる解像力を低下させるからである。
透明フィルム画像は放射線感受性材料に対してプレスされ、それから除去され、 長期間貯蔵され、それからもう一つの印刷版を作製するために再使用されること に耐え得るように良好な耐磨耗性を育していなければならない。
透明フィルム画像はまた、非ブロツキング性質を存していなければならない。
保護画像は放射線感受性材料の露光に使用されるはずの場合には、望ましくは、 画像を覆う耐久性被覆の形成は第二(白色)領域の透過濃度を可視域で約0.0 3より以上増加させない(そして、露光が紫外線を用いて行われるはずである場 合には、紫外域において、そうである)。基体材料は勿論、放射線感受性材料を 露光するのに使用される放射線を透過するように選択されるべきである。特に、 多くの商業的用途においては、基体が約300〜約400nmの波長範囲の近紫 外線を透過することか必要であろう。
保護画像が放射線感受性材料を露光するために使用される場合には、耐久層は放 射線感受性材料と接触して置かれる。その結果、耐久層の厚さは放射線感受性材 料中の最終画像において達成することかできる解像力に影響する。望ましくない 解像力損失を防止するために、耐久層か約10μmより大きくない厚さ、好まし くは約2〜約6μmの範囲の厚さを有することか一般に望ましい。
何故ならば、これら厚さの耐久層は画像を観察することに光学的問題を起こさず 、そして作製される画像の解像力に悪影響を存することなく保護画像を通して放 射線感受性材料の露光を可能にするからである。厚い層のときには耐久性である と通常みられている成る種のプラスチックは2〜6μmの層では不十分な耐久性 であり、そしてアクリル系重合体たとえばポリ(メチルメタクリレート)、およ びポリウレタンは耐久層を形成するのに好ましい材料である。
保護画像をして印刷工業で通例の真空フレームを使用しての露光を可能にさせる ためには、望ましくは、耐久層は5分間の660 mmHgの真空吸引に、ニュ ートン環の出現を伴うことなく、耐えることかできる耐久性被覆を与える。また 、生じた耐久性被覆は5分間の真空吸引によって他のフィルム、マイラ、シルバ ーフィルム、ゴールデンロツド、ルビイリス、オレンジビニル、カードボード、 ペーパーストック、コンタクトフィルム、ジアゾフィルム、グラファイト アー ト プルーフィング フィルムおよびプレートとの密着に、フィルムまたは保護 画像に対するブロッキングまたはその他の損傷なして、耐えることができること か望ましい。
保護画像と放射線感受性材料との間に空気か閉し込められるのを回避するために は、形成される耐久性被覆がマット状のやや粗い表面を有することか望ましい。
何故ならば、かかるマット表面は耐久性被覆とそれに接している放射線感受性材 料との間からの空気の逃亡を許し、それによって、閉じ込められた空気によるニ ュートン環及びその他の望ましくない干渉現象の形成を防止するからである。耐 久層と接触した支持体層の表面の組織は形成される耐久性被覆の組織に影響する ことか判明し、従って、この表面はマット状であることか望ましい。
印刷版の作製においては、保護画像か偶発的に逆転して印刷版上に形成された画 像の横方向逆転か起こることを回避するためには、操作人が保護画像の両面を視 覚で区別できることが大いに望ましい。従って、画像上に形成された耐久層か約 20〜約80の範囲の光沢値を存することが好ましい。保護画像の場合、画像が その画像形成材料と接触して保存されるのを回避するためにも、また治療される 患者の画像の偶発的横方向逆転によって起こる不幸な事故を防止するためにも、 同様の光沢値か望ましい。
本発明の好ましい方法は添付図面を参照に単なる例証として以下に記載する。こ れら図面はスケール的に正確てはなく、特に、図面に示された各層の厚さはこれ ら層の幅に比へて非常に誇大である。
第1図には、第2図中に部分的に分離した状態にある画像10aと画像10bと して示されている一対の画像の作製に使用するのに適する好ましい熱的画像形成 積層媒体10か示されている。熱的像形成媒体lOは第一のシート状ウェブ材料 12を包含し、その上に順に重ねられた、多孔質または粒状の画像形成層14、 剥離層16、接着剤層18および第二のシート状ウェブ材料20を有している。
熱的画像形成媒体lOの放射線露光によって、画像形成層14の露光済み部分は シート状ウェブ材料12に堅固に付着するので、第2図に示されているようにそ れらシート状ウェブ材料の分離によって、一対の画像10aおよび10bか提供 される。熱的画像形成媒体IOの各層自体およびそれらの性質はそれぞれの画像 か露光後に熱的画像形成媒体から区切られる仕方に重要に関係する。画像形成媒 体lOの各層は以下に詳細に記載されている。
シート状ウェブ材料12は透明材料からなり、それを介して画像形成媒体10を 放射線に露出することかてきる。ウェブ材料12は多様なシート状材料のいずれ から構成することも可能であるが、重合体シート材料か特に好ましいてあろう。
中でも好ましいウェブ材料はポリスチレン、ポリエステル望ましくはポリ(エチ レンテレフタレート)、アクリル系重合体たとえばポリ(メチルメタクリレート )、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ(塩化ビニル)、ポリカーボネート、 ポリ(塩化ヒニリデン)、酢酸セルロース、酢酪酸セルロース、および共重合体 材料、たとえば、ポリ(スチレンーコーアクリロニトリル)を含めてスチレン、 ブタジェンおよびアクリロニトリルの共重合体である。
ウェブ材料12の表面は媒体10の熱的画像形成には重要である。ウェブ材料1 2の少なくとも表面帯域または層は媒体を短時間の強い放射線に暴露したときに 熱賦活性である重合体物質を含んでおり、その結果、急速冷却によって、表面帯 域または層の露光部は画像形成層14に堅固に付着する。好ましい態様によれば 、ウェブ材料12は、部分12aの軟化温度より低い温度て熱活性化されること かできる重合体物質の表面層12bを有する、ポリエチレンテレフタレートのよ うなウェブ材料の部分+2aを含んでいる。表面層12bのために適する材料は 、層+2bおよび層14の露光部がウェブ12に堅固に付着することができるよ うに容易に軟化する傾向かある重合体物質からなる。この目的のためには、ポリ スチレン、ポリ(スチレンーコーアクリロニトリル)、ポリ(酪酸ビニル)、ポ リ(メチルメタクリレート)、ポリエチレンおよびポリ(塩化ビニル)を含めて 、多様な重合体物質か使用できる。
薄い表面層12bを実質的により厚くかつ耐久性のウェブ材料!2aの上に使用 することはウェブ材料12の所望の取扱および所望の画像形成効率を可能にする 。しかしなから、媒体を放射線に露出し、光を吸収し、そして熱に変換すること によって、ウェブ材料特にその、層14に隣接した表面部分または表面帯域か層 14の画像形成材料に堅固に付着するようになることができる限り、ウェブ12 は一体シート材料(図示されていない)であってもよい。
一般に、ウェブ材料12の厚さは製造中の媒体lOの所望の取扱特性に依存し、 画像形成工程および画像形成後の分離工程に依存し、かつ、その上に担持される べき画像の意図した用途に依存する。代表的には、ウェブ材料12は厚さか約0 .5〜7ミル(13〜178μm)で変動する。厚さは露光条件、たとえば、露 光用放射線源のパワーによっても影響されるであろう。他の厚さも使用できるけ れども、約0.75ミル(0,Ol 9 mm)〜約2ミル(0,051mm) の厚さを有する重合体シート12を使用して良好な結果を得ることができる。
ウェブ材料12の表面帯域12bか重合体物質の別個の層からなる場合には、層 12bは非常に薄く、代表的には、約0.1〜5μmの範囲である。薄い層+2 bの使用は層12bと14の間の界面でまたはその近くての熱エネルギーの濃化 を促進し、そして最適画像形成効果および必要エネルギーの減少を可能にする。
熱活性化(または軟化)および層14への付着性または接着性に対する層12b の感度は層12b自体およびその熱的特性に、およびその厚さに依存する。約0 .1〜5μmの厚さを存するポリ(スチレン〜コーアクリロニトリル)の表面層 12bを担持する約1.5〜1.75ミル(38〜44μm)の厚さを有するウ ェブ材料12を使用して良好な結果か得られる。しかしながら、他のウェブ材料 も使用できる。
熱賦活性材料の別個の層12bは既知の塗布方法によってウェブ材料12aの上 に付与することかできる。たとえば、ポリ(スチレンーコーアクリロニトリル) の層は塩化メチレンのような有機溶剤から塗布することによってポリエチレンテ レフタレートのウェブ12aに適用することかできる。望むならば、ウェブ材料 12aは塗布材料の接着性を促進するために既知であるような追加の下塗り(図 示されていない)を含有することかできる。
望むならば、応力吸収特性を有する、追加の圧縮層(図示されていない)はウェ ブ材料12aと表面層+2bの間の任意的層として媒体ioの中に包含すること ができる。かかる任意的な圧縮層は媒体1oにおける物理的応力を吸収するよう に、そして層12bと層14の界面ての望まない離層を防止するように、作用す る。圧縮層の包含は媒体10の取扱およびスリッティングを容易にし、そして、 そうでなければ応力によって誘発される離層を生しるような複雑な製造作業の実 施を可能にする。応力を吸収する−を組み込んだ熱的画像形成媒体は、応力吸収 性熱的画像形成性積層媒体に関する、ニールFケリー(Neal F Kell y)によって1990年11月21日に出願された、米国出願第07/6168 54号の優先権を主張するポラロイド社の国際特許出願に記載されクレームされ ている。
画像形成層14は層12bの上に多孔質または粒状の層または被覆として堆積さ れた画像形成物質を含んでいる。着色剤/バインダ一層と称される層14は適切 なバインダーの中に分散された着色材料から構成されることかでき、着色剤は所 望の色の顔料または染料であり、好ましくは、熱的像形成媒体10のために必要 とされる高温に対して実質的に不活性である。カーボンブラックは特に育利であ り、そして好ましい顔料物質である。好ましくは、カーボンブラックは約0.0 1〜10μmの平均直径を有する粒子である。記述は主としてカーボンブラック を引用しているか、その他の光学的に濃厚な物質、たとえば、グラファイト、フ タロシアニン顔料、およびその他の着色顔料か使用できる。望むならば、ここに 記載されているような温度に曝されるとその光学濃度か変化する物質も使用でき る。
層14の画像形成物質のためのバインダーはマトリックスを提供してその多孔質 または粒状の物質を凝集層に形成せしめ、そして層14を層12bに接着させる ように作用する。層I4は多数の既知の塗布方法のどれかを使用して層12bの 上に適宜堆積させられることかできる。好ましい態様によれば、そして層12b の上に層14を塗布することの容易性のためには、カーボンブラック粒子をまず 、不活性な液体ヒヒクル(代表的には、水)の中に分散させ、そして得られた懸 濁物または分散物を層12bの上に均一に塗布する。乾燥すると、層14は層1 2bの表面上の均一な画像形成層として接着される。懸濁物の塗布特性は界面活 性剤、たとえば、ペルフルオロアルキルスルホン酸アンモニウム、非イオン性エ トキシレートなと、を含有することによって改良できる。その他の物質、たとえ ば、乳化剤を使用または添加してカーホンブラックの分布の均一性を懸濁状態に おいても、またその後の塗布し乾燥した状態においても、改良することかできる 。層14は厚さか変動可能であり、代表的には、約0.1〜約IOμmの厚さを 有するであろう。一般に、薄い層を使用することは画像解像力の観点から好まし い。しかしながら、層14は画像形成媒体10から作製した画像に所望の予め定 められた光学濃度を与えるのに十分な厚さを有するへきである。
画像形成層14のために適するバインダー材料はセラチン′、ポリ(ビニルアル コール)、ヒドロキシエチルセルロース、アラビアゴム、メチルセルロース、ポ リビニルピロリドン、ポリエチルオキサゾリンおよびポリ(スチレンーコー無水 マレイン酸)を包含する。顔料(たとえば、カーホンブラック)−バインダーの 比は重量基準で401〜約1−2の範囲にあることかできる。好ましくは、顔料 :バインダーの比は約4:1〜約10:1の範囲にある。カーボンブラック顔料 物質のための好ましいバインダー材料はポリビニルアルコールである。
望むならば、追加の添加剤または薬剤を画像形成層14の中に組み込むことかで きる。従って、サブミクロスコピック粒子、たとえば、キチン、ポリテトラフル オロエチレン粒子および/またはポリアミドおよび/またはポリスチレンラテッ クスは耐磨耗性を改良するために着色剤/バインダーに添加することかできる。
かかる粒子はたとえば、重量で約1:2〜約l:20の、粒子二層固形分の量で 存在することかできる。
第2図から理解てきるように、画像形成媒体IOの幾つかの層の中の接着性と凝 集性の関係は非露光部では層14と表面帯域または層12との間に分離か起こる ようなものである。従って、画像形成媒体は、露光することなく分離された場合 には、表面帯域または層12bと層14との間で分離してシート20の上にDm axを与える。
しかしながら、層14の特性は表面帯域または層12bに対する層14の比較的 弱い接着力を露光によって実質的に増加させることがてきるようなものである。
従って、第2図に示されているように、矢印の方向での、そして各対の矢印によ って規定されている領域での、短時間の強い放射線への媒体の露光は露光部にお いては層I4を、部分+4aとして、表面帯域または層12bに実質的に固定ま たは付着させるように作用する。
表面帯域または層12bへの層14の弱い接着力の付着は露光部では、画像形成 媒体内での放射線の吸収と十分な強度の熱への変換によって表面帯域または層1 2bを熱活性化し、そして冷却したときに層14の露光領域または部分を表面帯 域または層12bへより堅固に結合するようになる。熱的画像形成媒体lOは熱 賦活性重合体物質の表面帯域または層12bと層14との界面でまたはその近く で放射線を吸収することができる。これは媒体10の中に、本来的に放射線を吸 収し、そして所定の画像形成のために必要な熱を発生する層を使用することによ って、または層の中の少なくとも一つの中に露光源の波長の放射線を吸収するこ とかできる薬剤を含有させることによって、遂行される。たとえば、赤外線吸収 染料はこの目的のために適切に使用できる。
多孔質または粒状の画像形成層14は、露光用放射線に対して吸収性であり、そ して熱可塑性画像形成分野で放射線吸収顔料として知られている、カーボンブラ ックのような顔料またはその他着色物質を含むことかできる。
層14の中の放射線吸収性顔料は媒体10の中の本質的に唯一の放射線吸収剤で あってもよいか、層14と表面帯域または層12bとの界面での正確な結合また は接合か望まれるような場合には、層14および表面帯域または@12bの、ど ちらかまたは両方の中に、光吸収性物質を組み込むことか好ましい。
光を熱に変換するだめの、層12bおよび/または14の中の適する光吸収性物 質はカーボンブラック、グラファイトまたは微細顔料、たとえば、銀、ビスマス またはニッケルの、硫化物または酸化物を包含する。染料たとえばアゾ染料、キ サンチン染料、フタロシアニン染料またはアントラキノン染料もまたこの目的の ために使用できる。特に好ましいのは、露光用放射線の特定波長で特に吸収する 物質である。この関係で、熱的画像形成のために望ましく使用されるレーザーの 赤外線発光領域で吸収する赤外吸収染料か特に好ましい。この目的のための赤外 吸収染料の適する例は米国特許第4.508,811号に開示されているアルキ ルピリリウム−スクェアリリウム染料を包含し、そして1.3−ビス((2,6 −ジーt−ブチル−4H−チオビラン−4−イリデン)メチル)−2,4−ジヒ ドロキシ−ジヒドロキシド−シクロブテン ジイリウムービス(分子内塩)を包 含する。その他の適するIR吸収染料は4− (7−(4H−ビラン−4−イリ ド)へブタ−1,3,5−トリエニル〕ビリリウム テトラフェニルボレート、 および4−((3−〔7−ジニチルアミノー2−(1,1−ジメチルエチル)− (ベンゾ(b)−4H−ピラン−4−イリデン)メチルシー2−ヒドロキシ−4 −オキソ−2−シクロブテン−1−イリデン〕メチル〕−7−ジニチルアミノー 2−(1,1−ジメチルエチル)−ベンゾ〔b〕ピリリウム ヒドロキシド分子 内塩を包含する。これらおよびその他のIR吸収染料はS、J、チルファー(T elfer)他によって1990年11月21日に出願された米国出願第07/ 616.639号を優先権主張するポラロイド社の国際特許出願に、およびZ、 J、ヒンズ(Hinz)他によって1990年11月21日に出願された米国出 願第07/616.651号に開示されている。
第2図に示されているように、層14の露光された領域または部分は非露光領域 から先鋭に分離する。層14はその多孔質または粒状物自体と、層の粒子界面で 先鋭に破損または破壊する能力とによって、像様に破壊可能な層である。画像の 解像力または鮮鋭性の観点から、先鋭な分離か熱画像形成媒体の露光領域と非露 光領域の間で、層14の厚さを貫いて、そして層14と12bの界面に対して実 質的に垂直な方向に沿って、すなわち、第2図の矢印の方向に実質的に沿って、 起こることかできるように、層14か破壊可能であることは本質的なことである 。
画像形成媒体10の中には、接着剤層18および剥離層16を介して画像形成層 14を覆う第二のシート状ウェブ材料20が示されている。ウェブ材料20は画 像形成層14の上に積層され、そして層14の非露光領域か第2図に示されてい るように画像10bの形態てウェブ材料12から担持されることを可能にする手 段として作用する。好ましくは、ウェブ材料20は積層を促濃する接着剤の層を もって提供される。感圧性や熱賦活性のタイプの接着剤はこの目的のために使用 できる。代表的には、接着剤層20を担持するウェブ材料22は圧力(または熱 と圧力)を使用してウェブ12の上に積層されて一体的積層物を提供する。適す る接着剤はポリ(エチレンーコー酢酸ヒニル)、ポリ(酢酸ビニル)、ポリ(エ チレンーコーアクリル酸エチル)、ポリ(エチレンーコーメタクリル酸)、およ び脂肪族または芳香族ジカルボン酸(またはそれらの低級アルキルエステル)と ポリオールたとえばエチレングリコールとのポリエステル、およびかかる接着剤 の混合物を包含する。
接着剤層20の性質は製造および使用中の画像形成媒体の取扱および画像の耐久 性の具体的要求に適するように柔軟度または硬度を変動させることかできる。米 国出願第07/616.854号を優先権主張する上記国際特許出願に開示され 請求されているように、望まない離層を起こすであろう応力を吸収する能力を付 与するのに適する厚さの軟質接着材料か使用できる。望むならば、熱的画像形成 媒体用の硬化性接着剤についての、ニールF。
ケリー他によって1990年11月21日に出願された米国出願第07/616 .853号を優先権主張するポラロイド社の国際特許出願に記載されているよう に、硬化性接着剤層を使用することかでき、そして裁断またはその他の製造操作 が層の硬化に先立って行われることができる。
好ましい態様によれば、そして第1図に示されているように、剥離層18か熱的 画像形成媒体10の中に包含されていて、第2図に示されている形態に従って画 像l0aと10bの分離を促進する。先に記載したように、放射線に曝された媒 体10の領域は露光用放射線による層12の熱活性化という理由によって表面帯 域または層12bに対してより堅固に固定されることになる。層14の非露光領 域は表面帯域または層+2bに単に弱く接着したままであり、そしてウェブ材料 12と20の分離によってウェブ20に沿って担持される。これは非露光領域で は表面帯域または層12bへの層14の接着力が次のものより低いことによって 遂行される:(a)層14と16の間の接着力、(b)層16と18の間の接着 カニ(c)層18と20の間の接着力、および(d)層14.16および18の 凝集力。ウェブ材料2oの、多孔質または粒状の層14への接着力は、ウェブ表 面帯域または層12bから層14の非露光領域を除去するのに十分てはあるか、 露光領域では、(露光によって、そしてその熱活性化によって、表面帯域または 層12bに付着させられた)堅固に付着した露光部の層14aの除去を阻止する ように、剥離層18によって制御される。
剥離層16は、その凝集力またはその接着剤18への接着力もしくは多孔質また は粒状の層14への接着力が露光領域では、表面帯域または層12bへの層14 の接着力より低いように、設計されている。かがる関係の結果は次のようなこと である:剥離層16は露光領域では層14と18の界面で、または層16とI4 の界面て接着損傷を受ける:または、第2図に示されているように、層16の凝 集損傷は、部分+6bか画像10bの中に存在し、そして部分16aか露光領域 では多孔質または粒状の層14に接着するように、起こる。剥離層16の部分1 6aは画像10aの画像領域として磨耗や磨滅を受ける幾らかの表面突出をもた らすように働<ニジがしなから、部分!6aによって与えられる突出の程度は制 限され、そして画像10aか保留され使用されるべき場合には、大抵の場合に、 以下に詳述する本方法によって画像10aを保護することか有利である。
剥離層16はワックス、ワックス状物質または樹脂状物質を含んていることかて きる。微結晶質ワックス、たとえば、水性分散物として入手可能な高密度ポリエ チレンワックス、はこの目的のために使用できる。その他の適する物質はカルナ バ、蜜蝋、パラフィンワックス、およびワックス状物質、たとえば、ポリ(ビニ ルステアレート)、ポリ(エチレンセバケート)、サクロースポリエステル、ポ リアルキレンオキシドおよびジメチルグリコールフタレートを包含する。重合体 または樹脂状物質、たとえば、ポリスチレン、ポリ(メチルメタクリレート)、 およびメチルメタクリレートとそれと共重合可能な単量体との共重合体か使用で きる。望むならば、親水性コロイド物質、たとえば、ポリ(ビニルアルコール) 、ゼラチン、またはヒドロキシエチルセルロースが重合体バインダーとして包含 できる。
樹脂状物質(代表的には、ラテックスとして塗布される)か使用でき、そしてポ リ(メチルメタクリレート)のラテックスか特に作動である。層16の凝集力は 所望のそして予め定められた破壊を与えるように制御されることかできる。破壊 可能であり、かつその粒子の界面で先鋭に破壊できる、ワックスまたは樹脂の層 は有利に使用できる。望むならば、粒状物質は凝集力を低下させるために層に添 加することかできる。かかる粒状物質の例はシリカ、クレー粒子、およびポリ( テトラフルオロエチレン)の粒子を包含する。
熱的画像形成積層媒体IOは画像形成する情報に従って熱的パターンを(媒体I Oの中に)生じさせることによって画像形成できる。媒体10の上に画像形成で き、そして吸収によって予め定められたパターンに変換できる放射線を付与する ことか可能な露光源か使用できる。
気体放出ランプ、キセノンランプおよびレーザーはかかる光源の例である。
媒体IOの放射線暴露は連続であってもよいし、または間欠であってもよい。た とえば、第1図に示されているように、2つのシートの積層媒体はウェブ材料1 2を通して媒体を露光するために回転ドラムの上に固定することかできる。レー サーによって発生されるような高強度の光スポットは媒体をドラムの回転方向に 露光するために使用することかでき、その間、レーザーはウェブを横切る横方向 にゆっくり移動させられ、それによって、ヘリカル路でトレースする。対応レー ザーを発射するように設計されたレーザー装置はそれによって画像形成されるべ きオリジナルに従う情報を記録するために予め定められた仕方で一つまたはそれ 以上のレーザーを間欠的に発射させるために使用できる。第1図に示されている ように、矢印の方向からのレーザーに露出することによって媒体10の上に強い 放射線のパターンを向けることかでき、一対の矢印の間の領域は露光の領域を規 定している。
望むならば、本発明の熱的画像形成用積層媒体は移動するスリットまたはステン シルまたはマスクを使用し、そして放射線を連続的に発する管またはその他光源 を使用して、放射線を媒体10の上に継続的または間欠的に向けることによって 、画像形成できる。望むならば、サーモグラフィー複写方法か使用できる。
好ましくは、レーザーまたはレーザーの組み合わせか媒体を走査し、そして非常 に微細なドツトまたはベルの形態で情報を記録するために使用される。媒体10 の上限と下限の露光量しきい領内にとどまるのに十分なパワー出力を有する半導 体ダイオードレーザ−およびYAGレーザーか好ましいてあろう。有効なレーザ ーは約40ミリワツト〜約1000ミリワツトの範囲のパワー出力を有するであ ろう。ここに使用されているように、露光量しきい値は露光を行うのに必要な最 小パワーを意味し、他方、最大パワー出力は「燃え切り(burn out)  Jが起こる前に媒体によって寛容できるパワーレベルを意味する。媒体10かし きいタイプのフィルムとして認められる限りにおいて、レーサーは露光源として 特に好ましい:すなわち、それは高いコントラストを有し、そして特定のしきい 値を越えて露光される場合には、最大濃度を生じ、他方、しきい値未満では濃度 か記録されない。
特に好ましいのは、Cm当たりのドツト数が1.000のような細かい(たとえ ば、4.000〜10.000)の解像力を有する画像を提供するのに十分細か いビームの付与を可能にするレーサーである。
層14と表面帯域または層12bとの界面にまたはその近くに展開された、局部 的に適用された熱は強い(約400°C)ことが可能であり、そして上記のよう に画像形成を行うように作用する。代表的には、熱は、好ましくは、<0.5ミ リ秒のオーダーの、極めて短時間で適用され、そして露光時間スパンは1ミリ秒 未満てあってもよい。場合によっては、露光時間スパンは1ミリ秒未満であるこ とかでき、そして露光領域の温度スパンは約り00℃〜約1000°Cであるこ とかできる。
本発明の媒体のように熱的に有効な媒体から画像を形成するための装置および方 法はポラロイド社の国際特許出願PCT/US 91106880に記載されて いる。
媒体IOを放射線に像様露光することは、第2図に示されているようにシート1 2と20の分離時に観察可能になる潜像を媒体中に発生させる。シート20は画 像10bについての具体的用途に依存して、様々な、プラスチック、紙またはそ の他の材料のどれから構成されてもよい。従って、紙シート材料20は反射画像 を提供するのに使用できる。多くの場合、透明画か好ましく、その場合には、透 明シート材料20が使用される。ポリエステル(たとえば、ポリエチレンテレフ タレート)シート材料はこの目的のために好ましい材料である。
先に言及したように、シート12と20の分離は一対の相補性二元画像を生じ、 各画像は画像形成層14が下に横たわるシー1−12または20に接着している ところの複数の第一領域と、シート12または20が画像形成層14を有してい ないところの複数の第二領域とからなる。シー1−12の上の画像の第一領域は 画像形成層14の部分14aによって覆われている領域を成し、一方、同画像の 第二領域は画像形成材料14の部分14bが除去されてしまった領域を成す。他 方、シート20の上の画像の第一領域は画像形成層14の部分14bによって覆 われた領域を成し、一方、同画像の第二領域はシート12の上に残っている画像 形成層14の部分14aによって残された間隙を成す。シート12および20の 上の画像は従って相補性であり、一方の画像の中の白色領域は他方の画像の中の 黒色領域に対応する。これら画像のとちらかまたは両方か本発明の方法によって 保護されてもよい。第3図〜第6図においては、シート20の上の画像を保護す ることか示されている。しかし、以下の記載から、シート12の上の画像の保護 に同じ方法を使用するのに、手順の有意な変更を必要としないことは理解できよ う。
添付図面の第3図は上記のように、シート20の上に形成された二元画像10b の上に置かれた積層性シート(一般的に、30で示されている)を断面で示す。
積層性シート30は接着剤層32、耐久層34、剥離層36、および支持体層3 8を含んでいる。積層性シート30は、両フットプリント寸法(すなわち、長さ と幅)かシート20より大きい。
接着剤層32と剥離層36のどちらかまたは両方は場合によっては積層性シート から省略することかできる。
成る種の耐久層は別個の接着剤層を必要とすることなくそれら自身接着剤として 作用することができ、そして成る種の耐久層は別個の剥離層を必要とすることな く支持体層から清浄に剥離するであろう。
第4図に示されているように、積層性シート30は接着剤層32がその第一領域 と第二領域の両方に接着するように、かつ積層性シート30がシートの全周辺で シート20の周囲を越えて突き出るように、画像10bに積層される。次に、積 層性シート30は第5図に示されているように画像10bから分離される;便宜 上、積層性ソートの一端を操作人か手でまたは機械的に掴んτ、積層性シート3 0を画像10bから単に剥離する。第5図でわかるように、接着剤層32が画像 10bに付着していないところの積層性シートの周囲部分ては、接着剤層32お よび耐久層34の周囲部分32aおよび34aはそれぞれ、剥離層36および支 持体層38に付着したままであり、一方、接着剤層32および耐久層34の中央 部分32aおよび34aはそれぞれ、シート20の周囲に実質的に沿って接着剤 層32および耐久層34が破壊するように、画像10bに付着したままであり、 それによって、保護された画像10bに明瞭な縁端を与える。
剥離層36の本性に依存して、剥離層36の皆無、一部または全部か、画像10 bの上の接着剤層32および耐久層34の中央部分32bおよび34bと共に、 残ってもよい。接着剤層32および耐久層34の中央部分32bおよび34bは それぞれ(それらと共に残留することもあろう剥離層36と一緒に)、第6図に 示されているように、画像lObの上の耐久性被覆を形成する。
第7図は第3図〜第6図の積層方法を実施するのに使用されてもよい装置40を 示す。この装置40は、その上に積層性シート30の供給物(それは第7図では 、単に耐久層34と支持体層38を含んでいるように簡単に示されているか、そ れは上記のその他の層を勿論包含していてもよい)が巻かれているところの供給 ロール42、第一ガイドパー44、および、ニップ50を存する一対の電気加熱 ローラー46および48を含んでいる。ローラー46および48は、ローラーの 温度と、それらを対向して駆動させる力、従って、ニップ50にかかる圧力を制 御するための、制御手段(図示されていない)を備えている。装置40はさらに 、一連の第ニガイトバー52およびテークアツプロール54を含んでいる。
積層性シート30は供給ロール42から、ガイドバー44をまわって、そしてニ ップ50の中へ供給され、それは、供給ロール42および/またはテークアツプ ロール54に設けられた緊張制御手段(図示されていない)によって制御可能で ある緊張下で供給される。保護されるへき画像56は画像を上側にして、ニップ 50の中に、積層性シート30の下に供給される(手動で、または機械的に): 積層性シートは余分の積層性シートか画像56の両側端を越えてのびるように画 像より幅広くつくられている。ニップ50内の熱および圧力は画像56を積層性 シート30に積層させ、そして両者は積層性シートかガイドバー52の最後のま わりで鋭く曲がるまでガイドバー52の下を一緒に移動する。薄い積層性シート 30は画像56より可撓性であるのて、積層性シートのこの鋭い曲がりは積層性 シート30か画像56の上に横たわる領域では、画像56に付着して残る耐久層 34をもって支持体層38からの耐久層34の分離を生じさせ、他方、画像56 の上に横たわらない積層性シート30のところでは、耐久層34は支持体層38 に付着したままである。支持体層38とそこに付着したままの領域の耐久層34 とはテークアツプロール54に巻き取られる。
次の実施例は本発明に使用するための好ましい材料、条件および手法の詳細を示 すために単なる例証として提示されている。
実施例1 この実施例は積層性シートが熱可塑性接着剤層および剥離層を両方とも含んでい るところの本発明の方法を例証する。
1.75ミル(44μm)厚さのポリ(エチレンテレフタレート)の第一シート の上に次の層を順に堆積させた・ 0.5μmの厚さの、ポリ(スチレンーコーアクリロニトリル)の熱賦活性層。
0.8μmの厚さの、重量比て5:lの、カーボンブラックとポリビニルアルコ ールの層(このカーボンブラックの層は4.0を越す光学濃度を有する):およ び0.4μmの厚さの、10部の高密度ポリエチレンワックス(ミカエルマン− 32535中性ワックス分散物)と、10部のシリカと、1部のポリ(スチレン ーコーアクリロニトリル)からなる、剥離層。
4ミル(102μm)の厚さのポリ(エチレンテレフタレート)の第二シートの 上に、グツドイヤー タイヤ&ラバー社のグツドイヤー化学部門からバイチルP E−200分散物として入手可能であって約205°F(90,6°C)のシー リング温度を有する熱可塑性樹脂の、メチルエチルケトンとトルエンの中に溶解 された、溶液から塗布された熱賦活性接着剤の層を堆積させた。この層は乾燥し て10μmの厚さの接着剤層であった。
上記のポリ(エチレンテレフタレート)シート材料は面一対一面の重ね合わせに し、そして約190°F(87,8°C)の温度の一対の加熱ローラーの間に通 して第1図に示されている構造を有する本発明の積層状の熱活性の画像形成要素 を提供する。
この積層画像形成要素は高強度半導体レーザーを使用するレーサー露光(ポリエ ステルシートの薄い方から)によって画像形成した。積層状の画像形成要素を、 その4ミルのポリエステル成分がドラムに面するように、回転ドラムに固定(ク ランプ)した。半導体レーザーの放射線は熱活性画像形成要素に記録されるへき オリジナル画像のデジタル表示に応答して像様に、1.75 ミルのポリエステ ル成分を通って導かれた。高強度放射線に露出しくドラム回転の方向に直交して 画像形成要素を走査することによって)およびこうして露光された画像形成要素 をドラムから取り出した後に、画像形成要素のそれぞれのシートを分離して第一 の1.75ミルのポリエステルシートの上に第一画像を、そして第二の4ミルの ポリエステルシートの上に第二の相補性画像を提供した。この第二画像は3.5 〜4.5の可視光学濃度を有する黒色ハーフトーン画像であった。
0、92 ミル(23μm)の平滑なポリエチレンテレフタレートの支持体層、 重合体ワックスの剥離層、硬化アクリル重合体の耐久層、および熱可塑性アクリ ル接着剤の接着剤層を育する積層性シートを製造した。この積層性シートを、コ ンサルタンツ インターナショナル ラボラトリ−ベンチ トップ ホット ラ ミソーター(Consultants International Labo ratory Bench TopHot Lam1nator)て、95°C の熱ローラー温度、75 psiのピストン空気圧、および5フィート/分の速 度設定で、黒色ハーフトーン画像に積層させた。積層後、積層性シートを画像か ら剥離したところ、ワックス剥離層に破壊か起こり、そしてワックスの光沢表面 、耐久層および接着剤層か画像の上に残った。
画像の上の耐久層はエリクソン磨耗計でのIOニュートンカでの100回引っ掻 きの後に損傷かなく、そして同磨耗計ての20ニユートンカでの18回引つ掻き の後にだけ損傷した。耐久層は150gを越す臨界負荷値を示し、そして90% イソプロパツール、コーヒー、水およびアンカー リトケム:I (Ancho r Lithkemko)およびバーン(Varn)グラファイト アート フ ィルム用クリーナーに対して抵抗性であった。耐久層は44g/mmの対スチー ル接着力を存する接着テープとの接触によっては画像から除去されなかった。
実施例2 マット仕上げを育する保護画像を与えるために、積層性シートの支持体層かマッ ト状の1ミル(25μm)のポリ(エチレンテレフタレート)から形成されたこ と以外は、実施例1を繰り返した。
この実施例は積層性シートか紫外線硬化性接着剤層を含んでいる場合の本発明の 方法を例証する。
lミル(25μm)の平滑なポリエチレンテレフタレートの支持体層、重合体ワ ックスの剥離層、硬化アクリル重合体の耐久層、および紫外線硬化性感圧接着剤 の接着剤層を有する積層性シートを製造した。この積層性シートを、上記実施例 1に記載されているようにして、4ミル(102μm)のポリ(エチレンテレフ タレート)フィルムの上に形成された3、5〜4.5の可視光学濃度を存する黒 色ハーフトーン画像に室温で積層させた。積層後、支持体層を通して接着剤を3 80nmの紫外光に40秒間暴露することによって接着剤を硬化させ、その後で 積層性シー1−を画像から剥離したところ、画像の上に光沢のある耐久性被覆か 残った。
実施例4 マット仕上げを有する保護画像を与えるために、積層性シートの支持体層かマッ ト状の1ミル(25μm)のポリ(エチレンテレフタレート)から形成されたこ と以外は、実施例3を繰り返した。
実施例5 この実施例は積層性シートか感圧接着剤層を含んでいる場合の本発明の方法を例 証する。
1ミル(25μm)の平滑なポリエチレンテレフタレートの支持体層、重合体ワ ックスの剥離層、硬化アクリル重合体の耐久層、および40オンス/インチ(4 4g/mm)の対スチール接着力を存するシリコーン感圧接着剤の接着剤層を有 する積層性シートを製造した。この積層シートを、上記実施例1に記載されてい るようにして、4ミル(102μm)のポリ(エチレンテレフタレート)フィル ムの上に形成された3、5〜4.5の可視光学濃度を有する黒色ハーフトーン画 像に室温で積層させた。
積層後、積層シート性を画像から剥離したところ、画像の上に光沢のある耐久性 被覆か残った。
実施例6 マツト仕上げを有する保護画像を与えるために、積層性シートの支持体層がマッ ト状の1ミル(25μm)のポリ(エチレンテレフタレート)から形成されたこ と以外は、実施例5を繰り返した。
実施例7 この実施例は積層シートか耐久層と支持体層だけ含んている場合の本発明の方法 を例証する。
lミル(25μm)の平滑なポリエチレンテレフタレートの支持体層、および、 96重量%のポリ(メチルアクリレート)と2重量%のシリコーン界面活性剤と 1重量%の珪酸マグネシウムと1重量%のポリプロピレンワックスとからなる2 、5μmの厚さの耐久層を有する積層性シートを製造した。この積層性シートを 、上記実施例1に記載されているようにして4ミル(102μm)のポリ(エチ レンテレフタレート)フィルムの上に形成された3、5〜4.5の可視光学濃度 を有する黒色ハーフトーン画像に、上記実施例1に記載されているようにして積 層させた。積層後、積層性シートを画像から剥離したところ、画像の上に光沢の ある耐久性被覆か残った。
実施例8 マット仕上げを有する保護画像を与えるために、積層シートの支持体層がマット 状の1ミル(25μm)のポリ(エチレンテレフタレート)から形成されたこと 以外は、実施例7を繰り返した。
実施例9 この実施例は積層性シートの耐久層がラテックスから不連続層として塗布されそ して積層後に透明化して透明耐久層になる場合の本発明の方法を例証する。
1ミル(25μm)の平滑なポリエチレンテレフタレートの支持体層、および、 90重量%のアクリル重合体ラテックスと10重量%のポリ(ビニルアルコール )バインダーからなる3μmの厚さの耐久層を存する積層シートを製造した。耐 久層はラテックスにPVAバインダーを添加し、そして得られた混合物(全く界 面活性剤か添加されていない)をループコーターによってポリ(エチレンテレフ タレート)支持体層の上に塗布することによって形成されて、不連続のやや曇っ たラテックス耐久層を有する積層性ソートを製造した。
こうして製造された積層性ソートを、上記実施例1に記載されているようにして 7ミル(178μm)のポリ(エチレンテレフタレート)フィルムの上に形成さ れた3、0〜3.2の可視光学濃度を有する黒色ハーフトーン画像に、上記実施 例1に記載されているようにして積層させた。積層後、積層性シートを画像から 剥離したところ、画像の上に光沢のある透明な耐久性被覆か残った。
実施例IO この実施例は積層性シートの耐久層がラテックスから不連続層として塗布されそ して積層後に透明化して透明耐久層になる場合の本発明の方法を例証する。
lミル(25μm)の平滑なポリエチレンテレフタレートの支持体層と、80重 量%のアクリル重合体、10重量%のポリエチレン/パラフィンワックスおよび 10重量%の水性ナイロンバインダーからなる5μmの厚さの耐久層を有する積 層性シートを製造した。耐久層は重合体とワックスラテックスを混合し、バイン ダーを添加し、そして最後にシリコーン界面活性剤を添加し、そして得られた混 合物をループコーターによってポリエステル支持体層の上に塗布することによっ て形成されて、不連続のやや曇ったラテックス耐久層を有する積層性シートを製 造した。
こうして製造された積層性シートを、上記実施例1に記載されているようにして 7ミル(178μm)のポリエステルフィルムの上に形成された3、0〜3.2 の可視光学濃度を有する黒色ハーフトーン画像に、上記実施例1に記載されてい るようにして積層させた。積層後、積層性シートを画像から剥離したところ、画 像の上に光沢のある透明な耐久性被覆か残った。
実施例11 この実施例は積層性シートの耐久層かラテックスからの不連続層として塗布され 、そして積層中に透明化して透明な耐久層になる場合の本発明の方法を例証する 。
lミル(25μm)の平滑なポリエチレンテレフタレートの支持体層と、66. 7重量%のスチレン/アクリル酸エチル共重合体ラテックス、16.7重量%の ポリエチレンワックスおよび16.6重量%のスチレン/マレイン酸共重合体バ インダーからなる3μmの厚さの耐久層を存する積層性シートを製造した。耐久 層はラテックスとワックスを混合し、バインダーを添加し、そして得られた混合 物(全く界面活性剤か添加されていない)をポリエステル支持体層の上に手動塗 布することによって形成・ されて、不連続のやや曇ったラテックス耐久層を存 する積層性シートを製造した。
こうして製造された積層性シートを、上記実施例1に記載されているようにして 7ミル(178μm)のポリ(エチレンテレフタレート)フィルムの上に形成さ れた3、0〜3.2の可視光学濃度を有する黒色ハーフトーン画像に、上記実施 例1に記載されているようにして100°Cて積層させた。積層後、積層性シー トを画像から剥離したところ、画像の上に光沢のある透明な耐久性被覆か残った 。
要 約 書 多孔質または粒状の画像形成材料(14)が基体(20)に接着しているところ の複数の第一領域と、基体(20)が画像材料(14)を有していないところの 複数の第二領域とからなる二元画像(10b)はその上に積層性シート(30) を積層させることによって保護される。積層性シート(30)は耐久層(34) と支持体層(38)を含んでおり、耐久層(34)は画像(10b)に面し、か つ積層性シート(30)の少なくとも一部分は基体(20)の周囲を越えてのび ており、そうして耐久層(34)は画像(10b)の第一領域と第二領域の両方 に接着する。それから、支持体層(38)か画像(10b)から分離されて、耐 久層(34)は画像(10b)に付着して残るが、積層シート(30)のその一 部分ては耐久層(34)は支持体層に付着したままであり、そうして、耐久層は 基体(20)の周囲に沿って実質的に破断する。画像(10b)は耐久層(34 )で被覆されたままであり、この層は a、実質的に透明であり。
b エリクソン磨耗計によって測定したときに、lOニュートンカの少なくとも 10サイクルの磨耗抵抗、およびANSI PH1,37−1983によって測 定したときに少なくとも100gの臨界負荷値を有しており:そして c、ASTM D−3330によって測定したときに33g/mmの対スチール 接着力を有する接着テープとの接触によっては画像から除去されない。
国際調査報告 1、−、ニー−1−轟−17,−PCTIUS91108345国際調査報告 :’ ::” ;l?=−一=::;コ、二″:Is +h−:=:=;、二= 二°二“;=−コツ二=;−=ニア3 r dlm l++@6°mマ1T7F ;zンp;r“−“ Theiwi−一拳I*Psle+−禰eeIsIs+wwq11自++lam +hw−m−f−t1+y*wsteb@+’w−−■1鹸x1mmTo@N1 −―港*@−軸1−−1−−1−−1

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.画像(10b)を保護する方法であって、積層性シート(30)を用意し; この積層性シート(30)を画像(10b)と接触させ;そして この積層性シート(30)を二元画像(10b)に積層する; ことを含んでおり、 二元画像(10b)は多孔質または粒状の画像形成材料(14)が基体(20) に接着しているところの複数の第一領域と、基体(20)が面像材料(14)を 有していないところの複数の第二領域とからなり;積層性シート(30)は耐久 層(34)と支持体層(38)を含んでおり、そして、耐久層(34)が画像( 10b)に面し、かつ積層性シート(30)の少なくとも一部分が基体(20) の周囲を越えてのびるように、画像(10b)に接触して置かれ; 積層性シート(30)は、耐久層(34)が画像(10b)の第一領域と第二領 域の両方に接着するように、二元面像(10b)に積層され;そして支持体層( 38)が面像(10b)から分離されて、耐久層(34)は画像(10b)に付 着して残るが、積層性シート(30)の少なくとも一部分では耐久層(34)は 基体(20)の周囲に沿って実質的に破断し、それによって、画像(1Ob)を 耐久層(34)で被覆し、この層が、 a.実質的に透明であり; b.エリクソン磨耗計によって測定したときに、10ニュートンカの少なくとも 10サイクルの磨耗抵抗、およびANSl PH1.37−1983によって測 定したときに少なくとも100gの臨界負荷値を有しており;そして c.ASTM D−3330によって測定したときに33g/mmの対スチール 接着力を有する接着テープとの接触によっては画像から除去されない、ことを特 徴とする、前記方法。
  2. 2.積層シート(30)がさらに、耐久層(34)と支持体層(38)の間に介 在する剥離層(36)を含んでいること、および、耐久層(34)が画像(10 b)に付着したままであるところの領域では、支持体層(38)からの耐久層( 34)の分離が剥離層(36)の内部またはその一方の表面上での破壊によって 起こることを特徴とする、請求項1の方法。
  3. 3.積層シート(30)がさらに、耐久層(34)の、支持体層(38)とは反 対側の面上に置かれた接着剤層(32)を含んでおり、積層中に、耐久層(34 )が接着剤層(32)によって画像(10b)に接着することを特徴とする、請 求項1または2の方法。
  4. 4.積層シート(30)の耐久層(34)が、複数の離散粒子を有するラテック スを含んでおり、そして離散粒子が積層中に融合し、それによって画像(10b )の上に連続した耐久層(34)を形成することを特徴とする、請求項1〜3の いずれか一項の方法。
  5. 5.耐久層(34)が連続相とその連続相中に分散された粒状固体を含んでいる ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項の方法。
  6. 6.画像(10b)の上に形成された耐久層(34)が30μmより大きくない 厚さを有していることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項の方法。
  7. 7.画像(10b)上に形成された耐久層(34)が2〜6μmの範囲の厚さを 有していることを特徴とする、請求項6の方法。
  8. 8.基体(20)が実質的に透明であり、そして画像(10b)の上の耐久層( 34)の形成が第二領域の透過濃度を0.03より以上は増加させないことを特 徴とする、請求項1〜7のいずれか一項の方法。
  9. 9.耐久層(34)がニュートン環の外観の出現なしで5分間の660mmHg の真空吸引に耐えることができることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一 項の方法。
  10. 10.画像形成材料(14)の層が層(14)と基体(20)の間の接着強さよ り大きい凝集強さを有している、多孔質または粒状の画像形成材料(14)の層 を、基体(20)の熱賦活性画像形成表面の上に付与し、それによって熱的画像 形成媒体(10)を提供し;熱的画像形成媒体(10)の部分に、短時間の強い 放射線への露出を像様に受けさせ、それによって画像形成材料(14)の露光部 を基体(20)に堅固に付着させ; 放射線に露出されなかった像形成物質のそれら部分を基体(20)から除去する ; ことによって二元画像(10b)が形成されることを特徴とする、請求項1〜9 のいずれか一項の方法。
  11. 11.多孔質または粒状の画像形成材料(14)が基体(20)に接着している ところの複数の第一領域と、基体(20)が画像形成材料(14)を有していな いところの複数の第二領域とを含んでいる二元画像(10b)であって、画像( 10b)を覆い、かつその第一および第二の領域の両方に接着している耐久層( 34)が、a.実質的に透明であり; b.エリクソン磨耗計によって測定したときに、10ニュートンカの少なくとも 10サイクルの磨耗抵抗、およびANSI PH1.37−1983によって測 定したときに少なくとも100gの臨界負荷値を有しており;そして c.ASTM D−3330によって測定したときに33g/mmの対スチール 接着力を有する接着テープとの接触によっては画像から除去されない;ことを特 徴とする、前記二元画像(10b)。
  12. 12.さらに、耐久層(34)と基体(20)の間に置かれた接着剤層(32) を含んでいる、請求項11の二元画像(10b)。
  13. 13.耐久層(34)が30μmより大きくない厚さを有することを特徴とする 、請求項11または12の二元画像(10b)。
  14. 14.耐久層(34)が2〜6μmの範囲の厚さを有することを特徴とする、請 求項13の二元画像(10b)。
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