JPH05502608A - てんかん治療のための方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 てんかん治療のための方法および装置。

本発明は、電極を介して頭部に電気パルスを加えることによるてんかん治療のた めの方法および関連の装置に関する。

一定の場合に、特に、埋込まれた電極を介して、てんかん症の患者の治療のため 電気的パルスを使用できることが知られている。さらに、ＭＨ！　（メガヘルツ ）帯の周波数は他の様々な治療目的に使用されている。

１．５〜２８Ｈｚ（ヘルツ）の範囲の反復周波数を有するパルスを、単純に患者 の頭部に当てた電極を介して患者に伝えることを特徴とする方法および装置を利 用することによって予期しない高い効果が得られることがわかった。このパルス は正のパルスでも負のパルスでも良い。本発明の特定の実施例によれば、正のパ ルスが好ましいとされている。

このパルスはまた、順次に又は交互に、又は搬送周波数や他の周波数の変調を受 けた周波数の使用により用いられる、異なる反復周波数からなる複合パルスであ っても良い。

本発明のある特定の実施例によると、基本的に負電圧の矩形波をなす波形が、複 合波の負の部分のエネルギーが正の部分のエネルギーと実質的に等しくなるよう に通常正のパルスに重ねられている。電解現象は全て制御下におくことができる 。

本発明によると、患者の頭に当てた電極は、上述した範囲内の低い反復周波数と 、１〜１７０ボルト（ピーク）の間の振幅を有する電気パルスを伝える。

パルスの幅は、０．０２５ｍ５　（ミリ秒）から２．５ｍｓまで変化できるが、 ０．２０〜０．３０ｍ５の範囲が最適である。パルス幅は０゜２５ｍ５（±Ｏ− １ｍ５）の使用が良い成果を上げている。

３個の電極、例えば前頭部に陽極１個と後頚部基部に陰極２個を使用することに より最適の効果が得られる。３個より多くの電極を使用することもできる。

患者は、典型的にはそれぞれ約１０分間続く、２回の連続したセツションを施さ れる。最初の１０分間のセツションの間はパルス反復周波数として１．５Ｈｚが 使用され、同じ時間の２回目のセツションでは周波数２８Ｈ２が使用される。パ ルスの振幅は、個別のケースに適合され、１〜１７０ボルト（ビーク）の間で変 化できる。

上記の治療を施したてんかん症患者には、発作回数の減少が認められた。これら のケースのうち断層造影法検査（コンピュータ制御の電子式脳造影法）が行なわ れたものの多くでは、脳の電気的活性の改善が認められた。患者によっては、他 の療法が効果を上げなかった場合でも本方法に好反応を示した。

本発明の運用に使用する装置は、当技術の熟練者により容易に設計できる。

本発明の運用に使用する装置は、ヒユーズで保護された１個の６ボルトのバッテ リーにより動力を供給できる。バッテリーは主電源から再充電可能である。保護 回路は、装置が主電源から直接作動されるのを防ぐ。

ある特定の実施例によると、装置は２個の１チヤネル入力ジヤツク、一方にオン ・オフスイッチを備えた２個の電圧計、および各種のデジタル表示装置を含む。

従って、装置は、周波数表示、電流表示、抵抗表示および電圧表示があれば最適 である。またバッテリー充電レベルの指示器を付けることもできる。バッテリー の早期寿命低下を防ぐため、バッテリー電圧が４．５ボルトに下がると自動的に 回路から遮断される。

電圧計および電流計はそれぞれ電圧および電流のピーク値を表示する。抵抗計は 電圧を電流で割った値（Ｒ＝ｖ／ｉ）を表示する。抵抗計の表示は、有効なり、 ｉの値に対してのみ意味を持つ。

この装置はコンパクトであり輸送可能である図１は負荷なしくＡ）、負荷あり（ Ｂ）の条件の下でのパルス波形を示す。

図２のブロック配線図は典型的な形における本発明を示す。

配線図の参照番号は次の構成要素に対応する。

１２２０ボルト主電源 ２　整流／充電回路 ３　制御回路 ４　バッテリー ５　継電器 ６　電源装置 ７　周波数調節装置 ８　発振器 ９　周波数計 １０　波形整形回路 １１　調節装置 １２　緩衝増幅器 １３　電極出力接続器 １４　電流緩衝器 １５　電圧緩衝器 １６　電圧メモリー １７　電流メモリー １８　制御回路 １９　電圧／電流分割回路 ２０　抵抗計 ２１　電圧計 ２２　電流計 要約 てんかん治療のための方法および装置。

本発明は、電極により患者の頭部に加えることのできる正電気パルスの発生器を 備え、該パルスが１．５〜２８Ｈ！の間の反復周波数、１〜１９０ポル）・（ピ ーク値）の振幅、０．０２５〜２．５ｍｓの間のパルス幅を有することを特徴と するてんかん症および関連する病気治療用の治療装置に関する。

国際調査報告

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. １．電気パルス発生器と、前記電気パルスを患者の頭部に加えるための電極とを 有し、該パルスの周波数反復率が１．５〜２８Ｈｚ、これらのパルスの電圧が１ 〜１９０ボルト（ピーク）の間で変化し、パルスの幅が０．０２５〜２．５ｍｓ の間にあることを特徴とする治療用装置。
2. ２．前記パルスが正であることを特徴とする、請求の範囲第１項記載の装置。
3. ３．てんかん症および関連する病気の治療に用いる、請求の範囲第１および２項 記載の装置。
4. ４．前記パルスが、順次に又は交互に用いられ、さらに搬送周波数や、他の周波 数の変調を受けた周波数を使用することによって用いられる異なる反復周波数を 有する複合パルスであることを特徴とする、請求の範囲第１から３項記載の装置 。
5. ５．前記パルスの幅が０．２０〜０．３０ｍｓの範囲にあることを特徴とする、 請求の範囲第１から３項記載の装置。
6. ６．前記パルスの幅が０．２５ｍｓであることを特徴とする請求の範囲第１項記 載の装置。
7. ７．患者の頭部に当てられる少なくとも３個の電極を有することを特徴とする、 請求の範囲第１から６項記載の装置。
8. ８．２個の電極が陰極であり、１個の電極が陽極であることを特徴とする、請求 の範囲第７項記載の装置。
9. ９．図１Ｂに示された電子回路又はこれと等価の電子回路を含むことを特徴とす る、請求の範囲第１〜７項記載の装置。
10. １０．通常正である電気パルスに負の波形が重ねられることを特徴とする、請求 の範囲第１項記載の装置。
11. １１．前記の波が、実質的に負の矩形波であることを特徴とする、請求の範囲第 １０項記載の装置。
12. １２．負の矩形波のエネルギー量が正の部分のエネルギー量と実質的に等しいこ とを特徴とする、請求の範囲第９項記載の装置。
13. １３．請求の範囲第１〜１２項記載の装置のてんかん症および関連する病気の治 療への使用。
14. １４．少なくとも２個の電極がてんかん症患者の頭部に当てられ、該電極が正電 気パルスを発し、該パルスの幅が１〜１７０ボルトの間で変化し、該パルスの反 復周波数が１〜１００Ｈｚの間で変化し、最適には１．５〜２８Ｈｚの範囲にあ ることを特徴とする人体の治療方法。