JPH05502553A - ハード磁性材料内に複合磁化パターンを形成するための方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ハード磁性材料内に複合磁化パターンを形成するための方法および装置従来技術 本発明は磁性材料内に複合磁化パターンを形成するための方法および装置に関す るものである。

背景技術 商品の盗難防止用磁気タイプ防犯システムにおいて、パーマロイ（ｐｅｒｍａｌ ｌｏｙ）のように高透磁率の容易に飽和可能な磁性材料からなる検出ストリップ とビカロイ（ＶｉｃａｌｌＯＹ）のような高保持率の磁性ハード材料からなるデ ィアクテイベーションストリップとを有する磁性ターゲットが用いられる。ディ アクテイベーションストリップは販売ターミナルのポイントにおけるディアクテ ィベータによりそれらを複合磁界に露出することにより磁化されて検出ストリッ プを中和する。米国特許第４．６８４．９３０号は、ローラの表面においてダイ ヤモンド形状の磁化パターンを形成する複数の永久磁石からなる磁気層を有する 非磁性ローラを含むディアクティベータを示す。

ダイヤモンド形状のパターンは、長手方向に対し直角な方向に磁化された伸長磁 石であって相互に並列に配置されて交互の極性の平行線を形成するようにした該 伸長磁石の２つのグループにより形成される。各グループの磁石は層を形成し。

形成された２つのグループの層は相互に重ねて配置され１片方のグループの磁石 は他方のグループの磁石と異なる方向に伸長している。ローラの表面において下 層磁石からの磁界強度を上層磁石からの磁界強度にほぼ等しくするために、下層 磁石は上層磁石よりもさらに強く磁化されている。

ディアクティベータを形成するこの方法は、製作方法が複雑でありしたがってコ スト高となりまた得られたディアクティベータ内の磁界強度は磁性材料内で達成 可能な最大磁界強度よりも小さいという問題点を有している。

磁性材料内に複合磁化パターンを形成する改良方法を提供することが本発明の目 的である。複合磁気パターンを有するタイプのディアクティベータを形成するた めの改良方法を提供することが本発明の他の目的である。

この目的は本発明により、頂部プレートおよび底部プレートであって各々それら の片面内に埋め込まれた導体を有する該頂部プレートおよび底部プレートを有す る磁化ジグ内で磁性材料シートを磁化することにより達成される。運転中に。

磁性材料シートはプレート間に置かれかつコンデンサ放電磁化回路により導体に 電流が加えられる。本発明の好ましい実施態様によれば、プレートは高透磁率の 低炭素鋼でありかつ導体はプレートの表面内に折り返し蛇行パターンに機械加工 された溝内にエポキシで埋め込まれた銅線である。

図面の簡単な説明 図１は本発明による磁化ジグの端面図。

図２は磁化ジグのプレートの片面の平面図。

図３は磁化ジグの部分断面図：および 図４は本発明により形成される磁界パターンの概略図；および図５は非磁性シリ ンダに巻付けられた磁性材料からなるディアクティベータの斜視図である。

本発明を実行するモード 図１によれば１本発明による磁化ジグ１０は頂部プレート１２と底部プレート１ ４とを含む。磁化のために磁性材料１６のシートがプレート間に置かれる。磁性 材料１６はスリーエム（３Ｍ）社の電気製品部（Ｅｌｅｃｔｒｉｃａｌ　Ｐｒｏ ｄｕｃｔｓＤｉｖｉｓｉｏｎ）のＢ−１０３０のようなゴムバインダ内における バリウム−フェライトまたはストロンチウム−フェライトであることが好ましい 。その磁気特性はＢｐ＝２４５０Ｇ、Ｈ，、＝３３００Ｇ、Ｈｃ＝２２００　０ ｃおよびＢ−Ｈ，、、＝１゜４ＭＧＯＣである。厚さは約１／１６インチである 。

図２を参照すると、底部プレート１４が平面図で示されている。底部プレート１ ４の表面内に該プレート１４の表面を実質的にカバーするパターンを形成する電 気的導体１８が埋め込まれている。導体パターンは図示のような折返し蛇行パタ ーンが好ましいが、他の表面カバーパターンを用いてもよい。

導体１８はコンデンサ放電磁化器２０に接続されている。プレート１４は高透磁 率の低炭素軟鋼プレートから構成するのが好ましい。蛇行溝は数値制御されたフ ライス盤を用いてプレートの表面内に形成され、また導体１８好ましくは銅線が エポキシ接着剤を用いて溝内に埋め込まれている。頂部プレート１２は対応する 導体パターンを備えて底部プレート１４に類似の方法で構成されている。頂部プ レート１２からの導体も同様にコンデンサ放電磁化器２０に接続されてＬＸる。

磁性材料と同一厚みを有するスペーサ２２を磁性材料１６のシートの周縁付近に 設けてもよい。スペーサは、導体１８が磁性材料によって被覆されてなし）領域 内でプレート１２および１４内のそれらの溝から外れないようにするのに用いら れる。

運転中に、磁性材料１６のシートが頂部および底部プレート１２および１４間に 置かれ、コンデンサ放電磁化回路２０から導体１８に電流ノ々ルスが供給される 。

図２の線３−３によるジグの部分断面図を示す図３は磁性材料シートを磁化する ためにジグにより発生されて得られた磁力線Ｂを示す。

１５″Ｘ１２’　Ｘｉ／２″の磁化ジグは１．２ｃｍ厚さの頂部および底部プレ ートとそれらの表面内に埋め込まれた１６ゲージの銅線の折返し蛇行ノくターン を用いて構成された。蛇行パターンのピッチは５７８′であった。１００μｓ間 の５０にアンペアのパルスを放出できるコンデンサ放電磁化器がジグに接続され 。

１／１６’厚さの磁性材料シートがジグ内で磁化された。得られた磁化ノ（ター ンはニーランド・アメリカ社（Ｅｕｒａｎｄ　Ａｍｅｒｉｃａ　Ｉｎｃ、　）　 、ディトン、オ／＼イオ州から購入できる磁気観測器ペーパを用いて見たとき２ 図４に示す外観を有してしまた。

磁化されたシート１６は、磁気セキュリティストリップの磁化シートに対する方 向のいかんにかかわらず該磁気セキュリティストリップをディアクティベートす るのに用いて成功した。図５に示すように、磁性材料１６は転がりシリンダタイ プの磁気ディアクティベータを製作するために非磁性シリンダ２４の表面；こ装 着可能である。

上記の好ましい実施態様においてはプレート１２および１４は低炭素鋼から構成 されているが９代替態様としてプレートはアルミニウムまたはフェノール樹脂の ような非磁性材料を用いて構成してもよい。鋼板を用いて構成された実施例；こ おいては、プレートそれ自身の重量は磁化プロセス中にプレートを保持させてお くのに十分である。しかしながら、もしプレートにアルミニウムまた（′！フェ ノール樹脂のような軽い材料が使用された場合、磁化の間にプレートを一緒にク ランプしてお（ことが必要となろう。

上記の実施例においては、プレートの表面内に１本の銅線導体１８が埋め込まれ ている。代替態様として、プレート内の溝を深く製作して２本以上の撚り線をプ レート内に埋め込んでもよい。

産業的利用および利点 本発明による磁化方法および磁化装置およびこれにより製作される製品（ま磁気 セキュリティターゲットを減磁するのに用いられる。この方法および装置１才従 来技術の方法より簡単でかつ安価であるという利点を有し、これにより製作され た磁気ディアクティベータは従来技術の磁気ディアクティベータより簡単力りつ 安価でありまたより強い磁界を提供する。

肥め婁 女利言 磁性材料のシート内に複合磁化パターンを形成するための方法および装置。ジグ が各プレートの片面内に埋め込まれた対応する導体パターンを備えた頂部および 底部プレートを有する。導体パターンは各プレートのほぼ全表面をカバーする。

磁性材料のシートを磁化するために、該シートがプレート間に置かれかつコンデ ンサ放電マグネタイザを用いて導体に磁化電流が加えられる。得られた磁化され た材料のシートは電磁セキュリティ商品用の磁気ディアクティベ″−夕として用 いられる。

ｌｅ＋、、、ａ−ＡｍｉｃａＷｏａ　Ｎ。　ＰＣＴ／ＵＳ　９１１０６０２０国 際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．磁性材料のシート内に複合磁化パターンを形成するための装置において；頂 部および底部プレートを有する磁化ジグであって，頂部および底部プレートは各 々その片面内に埋め込まれた導体を有し，該導体がプレートの全表面を実質的に カバーする対応パターンを形成し，運転中に磁性材料のシートが前記頂部および 底部プレートの間で前記導体パターンに隣接して置かれるところの該磁化ジグと ；および 導体に接続されたコンデンサ放電磁化回路手段であって媒体に電流の磁化パルス を供給するための該コンデンサ放電磁化回路手段と；を特徴とする磁性材料のシ ート内に複合磁化パターンを形成するための装置。 ２．頂部および底部プレートが高透磁率の低炭素鋼を含み，また前記導体が前記 鋼板の表面内の溝内にエポキシで埋め込まれている請求項１の装置。 ３．前記頂部および底部プレートが非磁性フェノール樹脂からなる請求項１の装 置。 ４．導体が１６ゲージの銅線である請求項１の装置。 ５．導体パターンが折返し蛇行パターンである請求項１の装置。 ６．前記プレートの一方の周囲に配置されたスペーサ手段をさらに特徴とする請 求項１の装置。 ７．磁気ターゲットのデマグネダイザに使用するのに適した磁性材料のシート内 に複合磁化パターンを形成する方法において：ａ）頂部および底部プレートを有 する磁化ジグであって，各々それらの片面内に埋め込まれた導体を有する該磁化 ジグを提供するステップと；ｂ）磁化ジグのプレート間に磁性材料のシートを置 くステップと；およびｃ）コンデンサ放電マグネダイザを用いて導体に磁化電流 を加えるステップと；を特徴とする磁性材料のシート内に複合磁化パターンを形 成するための方法。 ８．頂部および底部プレートが高透磁率の低炭素鋼である請求項７の方法。 ９、導体が前記プレート内に折返し蛇行パターンを形成する請求項７の方法。 １０．請求項７のステップにより形成される磁性物品。 １１．ａ）請求項７のステップにより磁化された磁性材料のシートと；ｂ）非磁 性シリンダとを有し、 前記磁性材料のシートが前記シリンダの表面に装着されていることを特徴とする 磁気ターゲットのデマグネダイザ。