JPH05501979A - 頭部支持枕 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

頭部支持枕 ａ　の　゛　る　′　＼ 本発明は、クッション、枕またはそれと同等物に関し、より詳細には、椅子の背 面のように上向に傾斜している面に頭を持たせかける時、側方の支えをするよう にしたものに関する。 冑−且一肢一土 特に旅行者の場合、しばしば椅子に座ったまま眠ることを要求される。これは、 航空機、バス、乗用車、汽車等長距離旅行をするもので起る。今迄これら椅子で 眠る旅行者の不快感を和らげる為に、種々の支持枕が考案された。これら既存の ものには、旅行者の首の下に差入れて膨らませた枕体を、あたかも使用者の首ま わりのカラーのように当てる頭形枕がある。しがしこれらの枕のいずれも、使用 者の頭を側方がら支えるに適したものが存在しない。本発明は、旅行者等が頭を 上方向に傾けて眠ることができるようにした、新規な枕を創作している。 「の量　なｆＨ日 本発明は、椅子に座った人が苛もたれ又はそれと同等物の直立した、又は上方に 傾斜した面に頭を持たせかける時に、その頭を側方から支持するようにしたクッ ション又は枕よりなり、下記のような構造を有する。 一般に薄く本質的に平滑で、上面を持つ基部と、比較的厚く、前記基部の側方に 接しており、前記上面から縦方向及び上方向にある定められた距離だけ突出して いる、側方支持部とを備え、上記基部と側方支持部はまた枕の底面で連続してお り、使用に際しては、枕は使用者の頭部と背もたれの傾斜面の間に置かれ、使用 者の頭を前記上面で支えると共に、使用者の首を軸にして旋回する動きに抗して 、頭部を支えるために、側方支持部を設けている。 本発明による枕は、使用者がその頭部を椅子に対して快適に支持し、枕の頭部支 持部分に対してわずかに側方に傾けることができるようにしたものである。望ま しくはこの枕は、帯、フックおよびループファスナのような係合具を用い、かつ 枕の下面の摩擦の助けによって、背もたれの傾斜面に係合する。これらの係合要 素はまた、枕を輸送または貯蔵するために、巻き込むか又は圧縮させる時にも用 いられる。 本発明の枕は弾性発泡プラスチックまたはフオームラバー材料等で成形されるの が望ましいが、膨張枕であってもよい。望ましくは枕は繊布または不織布よりな るカバーで取外し自在におおうようにする。 本発明による枕は望ましくはその頭部支持部分の下端が使用者の肩部に当接する ような充分な長さをもっことがめられる。 このことは枕を使用者の頭の下でしっかりと保持するのに役立つ。 のｉ　な−゛日 枕１０は弾性発泡フオームラバーの塊状体よりなり、基部１１と頭部側方支持部 １２よりなる。フオームラバーの塊状体は取外し自在の繊維カバー１３内に挿入 されている。 枕１０は使用者にあまり固くなく、あるいは不快感を及ぼさないような、適切な 支持を用意することが望まれる。したがって、好ましくは密度／硬度比が、ＨＲ （高弾性）　２２／４０およびＨＲ３２／８０、より好ましくは約ＨＲ３０／６ ０のものが用いられる。これに代わって、比較的硬い内側または下側部分と比較 的軟い外側又は上側部分によって枕を作ることもできる。 さらに、フオームラバーの塊状体は２個又はそれ以上の、適宜形状の部片を集め て作ることができるし、一体のフオームラバーで作ることもできる。例えば、第 １部片は基部を形成し、第２部片は支持部を形成し、二つの部片をつき合わせ、 糊付けして一体とする。 基部１１は比較的薄い長方形の柱体よりなる。頭部支持部１２も同じように柱体 により形成し、基部１１にその端縁をつき合わせる。頭部支持部は比較的厚く形 成し、両部の間に使用者の頭部の側方を支持するに充分なだけの厚みを侍たせる 。典型的には、基部１１の厚さは５〜２５ｍｍであり、頭支持部の厚さは５０〜 １５０　ｍｍである。 頭部支持部１２はさらに、使用者の頭の傾斜を受ける切欠きを形成する傾斜縁部 １９よりなる保持手段を備える。傾斜縁部１９は中心部の最大深さが約６ｃｍで 、支持部１２の全長にわたって形成され、支持部１２の頂部および底部に行くに 従ってその深さが減少するくぼみ面を形成する（図２及び図５を参照）。使用中 に、使用者の頭部が縁部１９の方に傾斜して来たら、縁部１９の形状は、使用者 の頭部を部分的に受容する形となり、一般的に使用者の頭部が枕から外れて下方 に滑り落ちるのを防止する。 カバー１３はフオームラバー塊状体を密に包むような寸法に形成され、カバー洗 濯の際、中のフオームラバーを抜き取ることができる開口１４を備える。この間 口１４は登録商標ｒ　ＶＥＬＣＲＯＪの名で市販されているファスナ１５のよう なフック及びループを持った帯状体を縁部に付加するようにした締め具によって とし合わされている。カバー１３はまたその背面に多数の縮方向に伸びる、フッ ク及びループ・ファスナのフック部分よりなる帯片１６を備える。頭部支持部１ ２の前面には、フック及びループ・ファスナのループ部分よりなる単一の帯片を 備える。繊維カバー１４は使い捨てにしない、織布または類似物、あるいはその 他適当な繊維品又は材料で作ることができる。再使用繊維カバーは洗濯可能であ り、もしくは清浄することが可能である。これに代えて、カバー１３を重量が約 ６０ｇ／ａ２でわずかに有孔性であり、かつ使い捨てができるポリプロピレン不 織布（例えば登録商標ｒＥＶＯＬＵＴＩＯＮ　Ｊの名で市販されているキンバリ ー・クラーク製品）を用いることもできる。 使用中は枕１０の基部１１と支持部の背面は、例えば椅子１８の背面のように使 用者の頭がよりかかろうとする個所に係合される。 このようにして枕１０はその基部１１の表面または上面で使用者の頭部を支える ことにより、枕１０を椅子の所定位置に係合させるように配置される。より厚い 頭部支持部１２はさらにその底面の縁に使用者の肩が当り、枕を定位置に保持す る作用をする。帯片１６は、もし付ければ、さらに、枕ＩＯを椅子１８の表面に 摩擦力で保持するための助けとなる。こうして使用者の頭部は首まわりをわずか に旋回して、枕の頭部支持部１２に快適にもたれかがり毎これに側方から支持さ れることができる。使用者の頭部は傾斜縁部１９に部分的に受容されるので、枕 の安定性はさらに高められる。 枕１０は使用者の頭部を、頭部支持部にもたせかけて休ませると共に、既述した ように、枕が下方に伸びて使用者の肩部に乗るようになっているので、全体にわ たって使用者の頭部に適合するような寸法が望ましい。このような見地から、枕 は約３１ｃｍ中（約１２印の支持部の巾を含む）及び約２２ｃｍの長さがめられ る。 枕を貯蔵したり輸送したりする時には、杭本体を圧縮して巻込み、かつその状態 に保つためにループ帯片１７をフック帯片１６の一つと係合させる（図６参照） 。 本発明の第２実施例を図７に示す。枕３０は２個の頭部側方支持部３工を基部３ ２の対向する端部に形成する。夫々の支持部３１は既述した支持部１２と基本的 に同一形状である。この実施例の変形として、図８に示すように、２つの枕を夫 々形成し、基部１１を互いに重ね合わせるようにすることもできる。２個の枕１ ０を関係位置に保持するために、フック及びループファスナの帯片をクッション １０の上面及び他のクッション１０の下面に設けることができる。 当該技術分野の当業者であれば、以上概説された本発明思想の領域から逸脱しな い範囲で、様々な変形例や実施例を生み出すことが可能である。 ″　の　なｉ゛ 以下に示す図面に記載のものは、本発明の一実施例を例示的に示すものにすきな い。 図１は本発明による枕の使用中の見取り図、図２は図１に示す枕の前面を示す図 、 図３は図１に示す枕の平面図、 図４は図１に示す枕の背面を示す図、 図５は図１に示す枕を使用者の左手から見た側面図、図６は図１に示す枕を貯蔵 又は輸送のため巻き込んだ状態の底面図である。

【書類名】　要約書

【要約】

【目的】　旅行等に際して、使用者の頭部側方を支持するようにした枕。

【構成】　枕（１０）は使用者が頭部をもたせかけるとき、これを受ける基部（ １１）と、使用者の頭部が首まわりの軸を中心に旋回するとき、頭部の側方を支 えるようにした側方支持体（１２）よりなる。枕（１０）はまた、枕と使用者の 頭部との間の移動に抗して、頭部を部分的に受容するようにした切欠き又は傾斜 縁部（１９）をもつ。 また支持体（１２）は、使用者の肩部に当接して、枕の安定性をさらに高めるに 充分な長さを持つ。枕（１０）は取外し自在のカバー（１３）をもち、また杭本 体は、発泡フオームラバーまたは合成プラスチックで形成されるのが望ましい。 さらに、第２実施例として、枕（３０）がある距離を置いて基Ｒ（３２）の対向 端部に配置される２個の側方支持部（３１）により形成される。

【選択図】　図１ 国際調査報告

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. １．椅子に座った人が背もたれ又はそれと同等の直立した、又は上方に傾斜した 面に頭を持たせかける時に、その頭を側方から支持するようにした旅行用クッシ ョン又は枕であって、一般的に薄く本質的に平滑で、上面をもつ基部と、比較的 厚く、前記基部の側方に接しており、前記上面から縦方向及び上方向にある定め られた距離だけ突出した側方支持部とを備え、 上記基部および／または側方支持部は一般的に連続した枕の底面を備え、 使用に際しては枕は使用者の頭部と背もたれの傾斜面の間に置かれ、使用者の頭 部をその上面で支えると共に、使用者の首の軸まわりの旋回に抗して頭部を支え るために、側方支持部を設けたことを特徴とする頭部支持枕。
2. ２．請求項１に記載の枕であって、さらに比較的厚く、基部の上面から縦方向及 び上方向にある定められた距離だけ突出した第２の側方支持部が、同様に基部の 側方に接しており、第１の側方支持部と対向する位置に形成されていることを特 徴とする頭部支持枕。
3. ３．請求項１又は２に記載の枕であって、その底に背もたれの傾斜面と摩擦係合 する係合手段を取付けたことを特徴とする頭部支持枕。
4. ４．請求項１，２又は３に記載の枕であって、その支持部は使用時に枕と使用者 の頭部の間の移動に抗して頭部を支えるめたの保持手段を含むことを特徴とする 頭部支持枕。
5. ５．請求項４に記載の枕であって、その保持手段は使用者の頭部を部分的に受容 する切欠きを含むことを特徴とする頭部支持枕。
6. ６．請求項４に記載の枕であって、その保持手段は基部に隣接し、長手方向に傾 斜した縁部をもち、使用中に使用者の頭部の傾き受けるようにし、傾斜縁部は、 支持部の端に行くに従って深さを減じるくぼみ面を形成したことを特徴とする頭 部支持枕。
7. ７．請求項４，５又は６のいずれか一つに記載の枕であって、支持体の底面の縁 が、使用中に使用者の肩部に当接する充分な長さの支持体であることを特徴とす る頭部支持枕。
8. ８．請求項１から７までのいずれか一つに記載の枕であって、密度／硬度比がＨ Ｒ２２／４０とＨＲ３２／８０の間、より好ましくは約ＨＲ３０／６０である発 泡フォームラバーまたは合成プラスチック材料からクッションが形成されること を特徴とする頭部支持枕。
9. ９．請求項１から８のでのいずれか一つに記載の枕であって、さらに取外し自在 のカバーを設けたことを特徴とする頭部支持枕。
10. １０．請求項１から９までのいずれか１つに記載の枕であって、支持部の厚さが ５０ｍｍから１５０ｍｍ、基部の厚さが５ｍｍから２５ｍｍの間にあることを特 徴とする頭部支持枕。
11. １１．請求項１から１０までのいずれか１つに記載の枕であって、基部および／ または支持部が、枕を圧縮状態にした時に取外し自在に係合する係合手段を備え ていることを特徴とする頭部支持枕。