JPH05500857A - 組織学的原理による細胞学的検体の濃縮、処理及び包埋を共に行なう方法及び装置 - Google Patents

組織学的原理による細胞学的検体の濃縮、処理及び包埋を共に行なう方法及び装置

Info

Publication number
JPH05500857A
JPH05500857A JP2512016A JP51201690A JPH05500857A JP H05500857 A JPH05500857 A JP H05500857A JP 2512016 A JP2512016 A JP 2512016A JP 51201690 A JP51201690 A JP 51201690A JP H05500857 A JPH05500857 A JP H05500857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cup
processing
opening
container
membrane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2512016A
Other languages
English (en)
Inventor
アールクヴィスト,ヨハン エリック ワルター
Original Assignee
オイ セド―パー―セド エイビー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オイ セド―パー―セド エイビー filed Critical オイ セド―パー―セド エイビー
Publication of JPH05500857A publication Critical patent/JPH05500857A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • G01N1/28Preparing specimens for investigation including physical details of (bio-)chemical methods covered elsewhere, e.g. G01N33/50, C12Q
    • G01N1/36Embedding or analogous mounting of samples
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • G01N1/28Preparing specimens for investigation including physical details of (bio-)chemical methods covered elsewhere, e.g. G01N33/50, C12Q
    • G01N1/30Staining; Impregnating ; Fixation; Dehydration; Multistep processes for preparing samples of tissue, cell or nucleic acid material and the like for analysis
    • G01N1/31Apparatus therefor
    • G01N2001/315Basket-type carriers for tissues
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T436/00Chemistry: analytical and immunological testing
    • Y10T436/25Chemistry: analytical and immunological testing including sample preparation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T436/00Chemistry: analytical and immunological testing
    • Y10T436/25Chemistry: analytical and immunological testing including sample preparation
    • Y10T436/2525Stabilizing or preserving

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 組織学的原理による細胞学的検体の濃縮、処理及び包埋を共に行なう方法及び装 置 本発明は、組織学的原理による細胞学的検体の濃縮、処理および包埋を複合した 方法および装置に関する。
はとんどの腫瘍性および多くの他の疾病は、細胞学的細胞または組織学的組織検 体の顕微鏡による検討によって診断される。細針を用いる吸引および粘膜がら物 質を掻きとること等による組織から細胞学的検体を採取する新規な方法では、診 断精度を組織学的検体に匹敵するものとすることができる細胞学的方法の必要性 が増大してきた。細胞学的および組織学的標本は、染色の後に顕微鏡の大斜光を 透過させるのに十分な薄さのものであるへきであり、それらの標本は正確な診断 に欠くべがらさる総ての組織学的および免疫学的染色法を用いることができるべ きである。
細胞学的検体はスライドに塗付することかでき、この本来の血液学的手法は分泌 物および細針吸引生駒にも用いられる。流体中の細胞を、流体を適性に通過させ ることができるフィルター(例えば、ミリポア・フィルター(Millipor e filters)、ミリポア・コーポレーション(Millipore C orporation)、ペッドフォート、マサチューセッツ)上で濃縮するこ とかできるか、この手法では、フィルターが多くの染料を吸収するので、利用可 能な染色法の数は限定されている。細胞を、ガラススライド上で遠心分離するこ とができる。これらの手法に共通な不利な点は、検体が多量の細胞クラスターを 含み、染色の後には十分な光かそれらの検体を通過せず、更に細胞のクラスター を容易に分割して特殊な手法による染色を行うことができないので、それらを分 析することができないことである。
前記の欠点は組織学的手法にはあてはまらないため、組織学的に加工及び包埋す ることかできる物体に貴重な細胞学的試料を濃縮して収集することも好まれる。
流動性ゼラチン、寒天、ゲルおよび血漿は、固化させて組織学的に処理すること ができる物体を形成することができる「接着剤」として用いられてきた。細胞ク ラスターをフィルター紙またはプラスチックネット(ノルドグレンHハンス(N ordgren Hans)、未報告)から作られた漏斗中または組織学的に処 理することができるポリカーボネートフィルター(ノルドグレン(Nordgr en)ら、APMIS。
97、136−42.1989)上に集めることが行われている。固定され、繰 り返し遠心分離して、アセトンで脱水した検体を、アセトンを蒸発させた後パラ フィン処理を行い、溶融パラフィン中で遠心分離を行うことによって検体の濃縮 が行われているが、この方法はムチン性検体(クロケラス(Krogerus) とアンダーソン(Anderssson)、ActaCytol、、 32.5 85−7.1988)には適さず手間か掛かるようである。
組織学的組織検体は、固定した後に組織を脱水して透明にする一連の処理流体を 介して移した後、溶融パラフィンを含浸させ、これを冷却して硬化したブロック とされ、これをミクロトームで切断し、これらの切片を染色の後、顕微鏡による 検討に供される。組織検体は、通常は小さな貫通孔を設け、標識した組織カセッ トに移し、これを処置の際に大きな貫通孔を有するバスケットに保持する。パラ フィン処理の後に、組織検体を手動で包埋用金属鋳型に移しこの鋳型をパラフィ ンを硬化した後にパラフィンブロックに結合している内外を逆転させた標識カセ ットの底部で覆い、カセットをミクロトームの顎部に固定して切断するのである 。
埋め込みの後の方の手間の掛かる工程は、ビケット(Pickett)らによっ てかなり簡略化された(米国特許第3゜982.862号明細書)。これらの著 書によれば、固定した組織検体を直接に、パラフィン処理中には組織「カセット 」の一部として働き、パラフィン処理が完了した後には包埋用鋳型としても働く 解放したベースパンに移される。処理を行うために、ベースパンを、前記のカセ ット底部と同様にして処理した後に、パラフィンブロックに結合したままであり 、ミクロトームの顎部と調和する穴を開けて標識した蓋部で閉じる。処理の際に 、ベースパンを閉じる蓋部材が垂直に配置されるとき、適切なパラフィン処理が 行われる。しかしながら、ピケットらの方法も、従来の組織学的手法と同様に細 胞学的検体には不適当である。
従来の自動組織処理装置のタイプでは、カセットを保持するバスケットを一つの 処理流体から次の処理流体へ移すときには空気中に持ち上げられる。幾つかの近 代的な処理装置のタイプでは、バスケットは、流体を置換する単一の閉じた区画 に保持され、低圧の期間を用いてパラフィン処理の速度を上げる。
細胞学的手法の技術的な欠点は、上に挙げた通りである。細胞学的観点からは、 組織学的手法の主要な欠点は、成核細胞(直径は約10〜20μmの範囲である )と小さな細胞クラスターとが組織学的カセットの穴(>1000μm)から容 易に逃げ出し、検体の大きさが「接着して」組織学的組織切片に相当するものと ならないかぎり、適切に濃縮されないことである。
本発明は、前記の欠点を除くことができ且つ脆いフラグメントを手荒に扱わない ことからなるやり方で細胞学的検体が濃縮されるとともに、パラフィンを含浸さ せて連続的にも切断することができるパラフィンブロックを形成させて、ヒトの 疾病の診断に極めて重要なことが多い総ての組織学的および免疫学的方法を用い ることができる装置および方法を記載する。
細胞学的検体を処理するための本発明による方法は、閉じた底部と閉じた側壁と を有するカップ型の容器であって、側壁の上方の縁が底部の面積より大きな面積 を有する容器における上方開口を画定し、側壁は前記の底部と鈍角を形成してい る容器に処理を行う検体を入れ、開口を細胞学的検体を保持するとともに処理流 体を交換するのに十分高い流体伝達力を示す穿孔を備えた膜で覆い、この穿孔を 備えた膜を垂直位置にした状態で検体を含む容器を組織処理装置に導入し、処理 の後に、該穿孔膜が水平位置で上方に向くように容器を回転させて検体を沈降に よって濃縮して、容器底部に濃縮した層を形成させ、硬化した後にパラフィンブ ロックを容器から取り出して、組織学的検討を行うことを特徴としている。
「パラフィン処理」および「パラフィンブロック」のような用語を用いてきて且 つ今後も用いるが、本発明では、適正なパラフィンワックスの使用に限定される ものではなく、組織学的検討に好適な特性を有する他の物質の使用も包含するも のである。
前記の処理容器またはカップを覆い且つ中程度の機械的損傷に耐えることができ ることに加えて検体が逃げ出すのを防止する穿孔膜は、他の条件特に容器の形状 か処理流体の置換に有利であるときには、この処理流体を適正に置換するのに十 分な高さの流体伝達力を備えるか、小さな単一の成核細胞(約10μm)が逃げ 出すのを防止するのに十分少さな穴を有するものが最適である。拡散よりはむし ろ流体流れが自動組織処理装置における処理流体の置換に重要であるということ は、例えば流体か満され穿孔膜によって閉じられたカップを同じまたは低い密度 を有する流体を含む大きな容器中で開口を上方に向けて垂直に(膜は水平)冠水 させたときは、膜を介する流体置換は極めて少なく、適度のパラフィン処理を行 うには少なすぎるということによって示されている。
円筒状の穴を有する膜を通る流体流れの量Q 1luldは、ポアズイユの法則 に従い、ネットを通る圧の差(PI P2)および膜の単位面積当たりの流体伝 達力に上式から、穿孔膜を介する流れは、単位面積当たりの穴の数Nを増加させ ることによって増加させ、穴の半径rを増加させることによって4乗で増加させ 、流体の粘度(visc、)を減少させることによって、および穴の長さlを減 少させることによって且つ圧の差を増加させることによって増加させることがで きる。市販の組織学用の穿孔膜(米国特許第3,982,862号明細書)およ び処理カセットの貫通穴の半径(≧500μm)は、成核細胞(半径的5μm) を塞ぎ止める貫通孔を有する膜の半径と比較して長いが、後者の貫通孔の半径が 短いことによる低い流体伝達力は、単位面積当たりの多数の貫通孔、薄い膜の使 用および流れを生じさせる濾過圧を増加させる因子によって補償しなければなら ない。細胞学において用いられるフィルター(例えば、ミリポア・コーポレーシ ョン(Millipore Corporation)、ベットフォード、マサ チューセッツ、米国)の使用が考えられるが、これらのフィルターは本発明の目 的には脆すぎる。メツシュサイズが7〜5,000μmのナイロンネットが商業 的に製造されている(チューリッヒャー・ポイテルトウシュファブリークーxイ ジー(Zuricher Beuteltuschfabric AG)、ルシ ュリコン、スイス)。以下に記載するカップを用いると、10μmを下回るネッ ト(開口サイズ10xlOμm)では、パラフィン処理は余り定常的に行われな いが、20μmのネットでは適度なパラフィン処理が定常的に行われた。したが って、検体のタイプによっては、10μm以上、例えば80μmまでのメツシュ サイズか考えられ、良好な結果が15〜35μmのネットでえられるが、20μ mのネットが幾つかの観点から最適である。しかしながら、例えば、新規な自動 組織処理装置のタイプで真空を用いることによって処理を促進するときには、更 に細かいタイプのネットを用いることが考えられる。
ほかの点では同じ条件下では、半径が500μmの「組織学的」貫通孔の流体伝 達力(例えば、米国特許第3.982,862号明細書)は、前記の20μmの ネットにおけるメツシュ(20X20μm)の表面積(400μm)から計算さ れる半径を有するものより約3.9X 10’だけ高い。しかしながら、これは 、前記のナイロンネットの他の特性、例えばその開口表面積が16%、貫通孔が 約40.000個/cm”(米国特許第3.982,862号明細書では開放表 面積6.37%および貫通孔8.1個/am2)および生地の厚みが60μmに 過ぎないことによって部分的に補償される。
前記のタイプのネットの特性により本発明の方法か可能となったが、本発明はネ ットまたは前記のメツシュサイズの使用に限定されるものではなく、一層強靭で メツシュか大きなネットおよび他の生地であってこれらのネットに相当する特性 を有するものによって支持された脆い細胞学的フィルターの使用をも包含する。
穿孔膜は、これ以後はネットと表わす。
また、本発明は細胞学的検体を処理するための装置または容器であって、閉じた 底部と閉じた側壁を備えたカップからなり、その側壁は上方の開口を画定し、そ の開口の面積は上記底部の面積よりも大きく、上記側壁は上記底部と鈍角を形成 し、しかも当該容器はその開口を覆う穿孔膜を備え細胞学的検体を保持するよう されており、その穿孔膜は上記カップを組織処理装置に入れた時に当該穿孔膜を 介して処理流体を置換することができる程度に十分高い流体伝達力を備えており 、上記カップはその置換を促進する形状にされており、さらに当該容器は当該穿 孔膜をカップに取り付ける手段を備えていることを特徴とする。
本発明によるカップは、方形(角錐台を逆さにしたもの)又は矩形の断面を有し ていてもよいが、硬化したパラフィンの除去を容易にするためには、円錐台形状 のカツブであることが好ましい。これらの錐台の大底辺か上記上方開口とされ、 上記ネットで覆われる。しかし、必要な特性は、閉じた底部と側壁との間の角度 が鈍角になっていることであり、約105度よりも広いか約135度以下である ことが好ましい。カップを上記ネットで覆いこのネットが直角位置になるように 置いた時、カップの形状が円筒形(底と側壁の角度が90度)で深い場合は流体 の置換がかなり鈍化するため、角度が広いことは必須である。従来の組織処理装 置では、カップの上記角度か100度以上で105度以下である場合はパラフィ ン処理が低下することを経験している。良好なパラフィン処理は、はとんどの場 合105度から120度の角度で得られている。角度が広くなればなるほど流体 の置換は良好になる。実際に試験したところでは、流体の置換は穿孔ネットの両 面の流体密度の差によって生じる水圧と従来の自動組織処理装置のバスケットの 動きによっても促進される。後者の場合は、ネットを付したカップを−の処理流 体から次の処理流体に移す際に空気中に持ち上げても、流体はネットから流出し ない。しかし、カップに半分しか流体か入っていない場合は、流体の水位よりも 上方のネットか乾燥していると流体はカップから流れ出てしまう。これは、ネッ トか流体で濡れているとその表面張力によってネットの下半分の水圧によるネッ トの流通が防止されることを示している。真空の期間を利用する自動組織処理装 置では、流体の置換は流体の蒸発によって促進されるか、ネットの背後生じた泡 は明らかにネットの表面張力のためそれを透過させないが、カップはほぼ空にな り、真空を解除したときにカップは再度流体で満たされる。
これによって流体の置換は促進されるが、試験を行なったところ、これでもカッ プを直立させた場合(ネットは水平)は十分なパラフィン処理を得るには十分で ないことが示された。しかし、ネットを縦にした場合には短い(1時間)パラフ ィン処理を行なっただけで十分なパラフィン処理か得られた。
カップの小さな底部領域は、溶融したパラフィン中の検体を最終的に濃縮するこ とも可能とする。これは、細胞及び断片か比較的大容量の流体から比較的小さな 底部領域に沈殿することに起因する。また、試験したところ、底部と側壁との間 の角度が広過ぎる場合、すなわち約135度以上である場合は、細胞及び断片が 側壁に沿って底部に滑り落ちにくくなることが示された。しかし、カップの検体 を遠心させる場合には、角度を大きくすることも可能である。
本発明のカップは処理容器と包埋型の両方の機能を有し、この点において米国特 許第3,982,862号の基皿に類似するか、この基皿では本発明と異なり検 体を公知の技術によって小断面領域に濃縮することはできない。この特許では基 皿の底部と側壁の角度を92乃至100度にすることが提案されているが、単に パラフィンブロックの取外しを容易にすることを目的とするに過ぎず、上記した メツシュサイズが20μmのネットと共に使用した場合には、この角度ではおそ らく多くの検体を良好にパラフィン処理することはできないであろう。
本発明の好ましい実施例では、ネットは閉止リングによってカップの開口に締め 付け、ビンサー、バネまたはその他同様にカップの張出し部や水平バーを把持す る装置によってカップに固定することができる。
好ましくは、ネットはソケット等の別体のものの開口を覆うように組み込まれる 。この開口の大きさはカップの上方開口の内周に対応させ、このネットの周囲に はカップの上方開口の外周に対応する溝を設け、ソケットとネットがカップの上 方開口から滑り抜けるのを防止する。
好ましい実施例によれば、閉止リングと上記ネット張設体またはソケットの両方 (以下、ネットピースという)において、ネットの上方に延在する開口の側壁と ネット表面の角度はカップの底部とその側壁の角度よりも広くされており、これ によってネット(これもまたカップの底部と側壁の間の角度を規定する)を介し た上昇または下降による処理流体の置換を容易にする。好ましくは、ネットピー スは処理流体に耐性の材料で作成し、少なくとも一方の表面をラベルできるもの とすることによって、別体のバネまたはピンサーによってカップの張り出し部や バーに固定することができる形態とされる。パラフィンが硬化して固体ブロック となった時、カップからネットピースはパラフィンブロックにくっついたまま取 り出される。このネットピースの外周寸法はミクロトームの顎部に適合したもの である。
本発明によるカップは、その中に検体が入れられ、包埋が行なわれる間でも安定 に立つようにすることか好ましい。これは、カップ下部の形状の外周寸法に対応 する穴を備えテーブル表面に載置できるカップホルダーを使用することによって 達成することができる。包埋に際して検体を濃縮する時のカップへの熱の伝達を 高めるために、このカップホルダーは金属で作成することが好ましい。硬化した パラフィンブロックをネットピースに組合わされた状態で暖かい水道水で穏やか に加温した後、捩り運動によって両者が付着した状態で円錐カップから取り外す 際カップが動くのを防止するために、力・ノブホルダーの円錐孔周囲のスリット に適合する短い水平バーをカップの下方外縁に設けておくことが好ましい。
ネットピースをカップに固定するために使用する上記バネまたはピンサーには、 好ましくはカップとネットピースの組立体を自動組織処理装置内のバスケットの 穿孔側壁に取り付けることのできるフックを備えた器具を設けておくことが好ま しい。
図面の説明 図1は細胞学的パラフィン処理及び検体濃縮方法の原理を示す。
図2は好適なカップ及びネットピースの詳細を示す。
図1は細胞学的検体のパラフィン処理と濃縮を共に行なう方法の原理を示す。好 ましくはホルマリンあるいは他の好適な非凝集性固着剤で固着された、あるいは 後で固着された沈殿細胞学的検体1は、その大底辺が上方の開口を形成する、好 ましくは円錐台の形状を有するカップ2(図IA)内にピペットにより分注ある いは移される。この開口は、細かいメツシュ状のネット3によって閉鎖される。
このネットは、検体が漏出しないよう防ぎ、かつこのネットか垂直位置にある時 に、処理流体の置換かできる程度に十分高い流体伝達力を有する。カップの底部 とその側壁との間の角度は、主として、カップの内側及び外側の流体の密度の差 により生じるネットの圧力を十分大きいものとするようにされる(図IB)。ネ ットは、好ましくは、ラベルを付けることかできる図2B−Dのネットピース4 に取り付けられる。処理後、溶融パラフィン内に検体を含有したカップは垂直位 置に向きを変えられて熱板上へ置かれ、好ましくは、ネットが軽くたたかれ、暖 められた小力で突き刺され、検体か確実に均一に分散されるように軽く混合され た後(図示せず)、検体は沈殿により濃縮され、カップの底部を覆う層が形成さ れる(図IC)。1〜2秒で肉眼で見える断片か沈降し、もっと小さい断片はス トークスの法則によりもっとゆっくりと実際には10秒で完全に沈降する。溶融 パラフィン中の検体を遠心分離することもできる。カップを冷板上に移した後に 、パラフィンは硬化し、ネットピース(図1には図示せず)に固定され、ネット ピース−パラフィン円錐体は、カップから捩り取られ、逆さまにされ、円錐形( 図ID)の上層部に含まれた検体はミクロトームで切断される。
図2は、細胞学的検体の濃縮、バラフィネン処理のために用いられるカップ(A )及びネットピース(B −E)の好適な実施例の詳細を普通のサイズで示す。
図2Aにその側面図を示すカップは、熱伝導性耐食性金属から成るのが好ましい 。薄壁によって熱伝導は容易となるが、ネットピースとカップとの間の間隙内に 検体が入り込むのを防ぐに十分な程、カップの側壁の内面と上側表面との間の角 度を鋭くすることは難しい。プラスチックが用いられるならば、カップの底部を 引裂くことができるようにカップの底部を構成することができ、パラフィン円錐 の捩り取り作業を行なわなくて済むようになる。カップの形状及び寸法は、底部 と側壁間の角度が処理流体の交換が十分に助長され得る程大きいならば(105 度より犬)、変更することもできる。好適なる実施例では、カップは円錐台の形 状をしている。その上方開口の半径は9mmであり、下側のそれは4mmであり 、深さは13mmである。これらの特定の寸法により、底部と側壁との間の角度 は、上記理論との歩み寄りの結果、111度となる。より小形及び特により大形 の底部面積を有するカップには、底部と側壁間の角度について考慮する必要があ る。カップの上側部分は、周囲の出張り2′を備えており、その上側部分はネッ トピース4の対応するくぼみ5′ とがみ合い、下側縁部はカップをネットピー スに締着するバネの腕に嵌合する。
本発明によるネットピース4(図2Bは上面図、図20は縦断面図、図2Dは底 面図、そして図2Eはカップが適切に取り付けられた横断面図である)は、好ま しくは、プラスチックで形成されており、このネットピースは、ネットによって カバーされた中心穴5を備えている。
ネットはこの穴に溶着又は接着されるのが好ましい。実質的に矩形のネットピー スは、ミクロトームの顎部に嵌合しうる外形を有するものが好ましい。中心穴5 の最小部分は、ネット3によってカバーされ、カップ(図2 E)の上方開口の 半径に等しい半径を有する。カップの底部とその側壁間の角度と同様に、ネット (図20及び図2E)の上の円錐形状の穴5′の側壁とネットとの間の角度は、 処理中に流体置換を効率よくできるようにするだけの大きさがなければならない 。ネットが包埋時に切断して開放された後、カップの底部のパラフィンが硬化す る間に、円錐形穴5′は溶融パラフィンで充填されネットピースにパラフィンの 円錐を固定する作用を果す。このネットピースは検体を細断する時に、ミクロト ームの顎部に締着される。ネットの下方部にネットピースの穴5はカップの出張 り2′が対応的に嵌合されるくぼみ5′を備える。ネットピースは、カップにか み合うフックあるいは他の装置よりもむしろ好ましくは別のバネあるいはピンサ ーを用いることによりカップに締着される。
前述のように、本方法は、ネットが検体の漏れを防止する一方で、処理流体の適 切な置換をしうるに十分高い流体伝達力を有するという事実に基づいている。こ のような流体置換は、ネットの流体伝導力のみでなく、流体置換を促進する圧力 、処理中のネットの垂直位置及び好ましくは円錐形カップの底部と、その側壁及 びネットピースの上方開口の側壁との角度との双方に影響を及はす要因について 考慮しなければならない。
本発明による方法は、多くの利点を有している。細胞学的検体のたとえ小さな細 胞群でも、粗雑に処理されることなく、濃縮され、パラフィン処理され、ミクロ トームで切取ることができ、パラフィン内に包埋された組織学的の検体のために 利用できる総ての方法により研究される。検体は、極めて小さな断面積上で濃縮 されるので病理学者によって最終報告が与えられる前にスクリーニングの必要な い。本方法は、研究所で、微細針吸引、ブラシ及び類似の検体のために非常に貴 重であると証明されている。
FIG、 I B FIG、 2 補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)平成4年3月9日

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.細胞学的検体を処理する方法であって、閉じた底部と閉じた側壁を有するカ ップ形状の容器であって、その側壁の上方縁は容器の上方開口を画定し、その上 方開口の面積は上記底部の面積よりも大きく、該側壁は該底部と鈍角を形成する 容器に処理しようとする検体を入れ、該開口を細胞学的検体を通さないが処理流 体の置換を許容するに十分な流体伝達力を示す穿孔膜で覆い、検体を備えた容器 をその穿孔膜を縦に位置させた状態で組織処理装置に入れ、処理の後、該穿孔膜 が上方を向いて横に位置するように容器を回転させることにより検体の濃縮を沈 殿によって容器の底部に沈殿層が形成されることによって行ない、硬化後、パラ フィンブロックを組織学的試験のために容器から取り外すことを特徴とする方法 。
  2. 2.細胞学的検体(1)を処理する装置であって、該装置はカップ(2)と穿孔 膜(3)とこの膜をカップに取り付ける手段とを備え、該カップは閉じた底部と 閉じた側壁とを有し、該側壁は上記底部の表面よりも大きい面積の上方開口を画 定し、該側壁は該底部と鈍角を形成し、しかも上記穿孔膜はカップの上記開口を 覆い細胞学的検体を通さないが該カップを組織処理装置に入れた時に該膜を介し た処理流体の置換を許容するに十分な流体伝達力を有し、該カップはその置換を 促進する形状を備えていることを特徴とする装置。
  3. 3.カップは円錐台形状である請求項2の装置。
  4. 4.カップの側壁と底部の間の角度が105度と135度の間、好ましくは10 5度と120度の間である請求項3の装置。
  5. 5.膜のメッシュサイズが10μmと80μmの間、好ましくは15μmと35 μmの間である請求項2乃至4の何れか1項の装置。
  6. 6.メッシュサイズが約20μmである請求項5の装置。
  7. 7.膜(3)はソケット(4)の開口(5)に組み込まれており、その開口はカ ップ(2)の開口に対応し、そのソケットは検体の処理及びパラフィネン処理並 びにカップの除去の後硬化されたパラフィンブロックをミクロトームで分断する 時の支持体を形成する請求項2の装置。
  8. 8.ソケットはピンサーやクランプ等の別体の手段によって好ましくはカップの 出張り部やバーと協働してカップに取り付けられる請求項7の装置。
  9. 9.ソケットの膜上方の開口側壁と膜との間に形成された角度は、カップの側壁 と底部の角度よりも大きい請求項7の装置。
  10. 10.カップはプラスチックで作成されており、分離可能な底部を備えている請 求項2の装置。
JP2512016A 1989-09-08 1990-09-05 組織学的原理による細胞学的検体の濃縮、処理及び包埋を共に行なう方法及び装置 Pending JPH05500857A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FI894244 1989-09-08
FI894244A FI83668C (fi) 1989-09-08 1989-09-08 Foerfarande och medel foer behandling av cytologiska preparat.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05500857A true JPH05500857A (ja) 1993-02-18

Family

ID=8528961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2512016A Pending JPH05500857A (ja) 1989-09-08 1990-09-05 組織学的原理による細胞学的検体の濃縮、処理及び包埋を共に行なう方法及び装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5312758A (ja)
EP (1) EP0502847A1 (ja)
JP (1) JPH05500857A (ja)
CA (1) CA2066732A1 (ja)
FI (1) FI83668C (ja)
WO (1) WO1991003720A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006208317A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Srl Inc 細胞診標本の作製方法及びそれにより作製された細胞診標本

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5409265A (en) * 1994-01-12 1995-04-25 Douglass; Sharon Skateboard with ball rollers
US5550033A (en) * 1994-09-26 1996-08-27 Krumdieck; Carlos Mold plunger and method for embedding tissue samples
US5817032A (en) 1996-05-14 1998-10-06 Biopath Automation Llc. Means and method for harvesting and handling tissue samples for biopsy analysis
US6017476A (en) * 1996-09-19 2000-01-25 Renshaw; Anthony A. Method for embedding and sectioning specimen
DK1146817T3 (en) * 1998-10-05 2017-02-27 Biopath Automation Llc Apparatus and Method for Sampling and Handling Tissue Samples for Biopsy Analysis
US20070166834A1 (en) * 1998-10-05 2007-07-19 Biopath Automation, L.L.C. Apparatus and method for harvesting and handling tissue samples for biopsy analysis
US6225107B1 (en) 1998-11-10 2001-05-01 Michael G. Nagle Tissue specimen carrier
US6629612B2 (en) 2001-03-30 2003-10-07 Carl H. Critz Biological filtration station
US7005110B2 (en) * 2001-12-20 2006-02-28 Ventana Medical Systems, Inc. Method and apparatus for preparing tissue samples for sectioning
DE10163488A1 (de) * 2001-12-21 2003-07-10 Microm Int Gmbh Vorrichtung zur Behandlung von histologischen Proben
AU2003231827A1 (en) * 2002-05-23 2003-12-12 Invitrogen Corporation Pseudo-tissues and uses thereof
US7179424B2 (en) * 2002-09-26 2007-02-20 Biopath Automation, L.L.C. Cassette for handling and holding tissue samples during processing, embedding and microtome procedures, and methods therefor
DK2002894T3 (da) * 2002-09-26 2012-04-23 Biopath Automation Llc Arrangeringsværktøj til vævsprøver og fremgangsmåde til arrangering af en vævsprøvekassette
CA2491999C (en) * 2002-09-26 2013-02-12 Biopath Automation, L.L.C. Apparatus and methods for automated handling and embedding of tissue samples
US7541161B2 (en) 2002-10-31 2009-06-02 University Of Massachusetts Method and apparatus for preparing cells for microtome sectioning and archiving nucleic acids and proteins
US20070116612A1 (en) * 2005-11-02 2007-05-24 Biopath Automation, L.L.C. Prefix tissue cassette
US7769962B2 (en) * 2005-12-12 2010-08-03 Jeda Technologies, Inc. System and method for thread creation and memory management in an object-oriented programming environment
CA2665687C (en) * 2006-12-12 2016-07-05 Biopath Automation, L.L.C. Biopsy support with sectionable resilient cellular material
US7906076B2 (en) * 2007-07-02 2011-03-15 University Of Massachusetts Method and apparatus for biopsy sample processing
WO2010078240A1 (en) * 2008-12-30 2010-07-08 Biopath Automation, L.L.C. Systems and methods for processing tissue samples for histopathology
ES2746196T3 (es) * 2009-01-22 2020-03-05 Biopath Automation Llc Soporte de biopsia seccionable de micrótomo para orientar muestras de tejido
DE102010012546B4 (de) * 2010-02-25 2018-09-13 Institut für Pathologie Kaufbeuren-Ravensburg GbR (Vertretungsberechtigter Gesellschafter: Herr PD Dr. med. Stephan Schwarz-Furlan, 87600 Kaufbeuren) Verfahren zur Aufarbeitung und Optimierung von Zell- oder Gewebematerial für die Zytologie bzw. Histologie
CN114018680B (zh) * 2021-10-28 2022-10-21 上海交通大学医学院附属第九人民医院 一种脉络膜黑色素瘤标本蜡块及芯片的制作方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2996762A (en) * 1958-12-05 1961-08-22 James B Mccormick Embedding structure and method
US3411185A (en) * 1966-06-06 1968-11-19 John E.P. Pickett Composite histologic tissue receptacle
US3456300A (en) * 1967-06-05 1969-07-22 John E P Pickett Composite histologic tissue receptacle and embedding structure
US3982862A (en) * 1975-04-03 1976-09-28 Pickett John E P Two-part composite device for histologic tissue processing and embedding
DE3042578A1 (de) * 1980-11-12 1982-06-24 C. Reichert Optische Werke Ag, Wien Inkubationseinrichtung zur fixation, entwaesserung und einbettung biologischer objekte fuer mikroskopische, insbesondere elektronenmikroskopische untersuchungen
US4734372A (en) * 1983-02-04 1988-03-29 Brown University Research Foundation Cell culturing methods and apparatus
US4557903A (en) * 1983-09-16 1985-12-10 Pelam, Inc. Apparatus for preparing and embedding tissue samples for histological examination
US4569647A (en) * 1983-09-16 1986-02-11 Pelam, Inc. Apparatus for preparing and embedding tissue samples for histological examination
GB2189596B (en) * 1986-04-16 1990-08-01 Pa Consulting Services Methods of and apparatus for preparing tissue specimens

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006208317A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Srl Inc 細胞診標本の作製方法及びそれにより作製された細胞診標本
JP4592434B2 (ja) * 2005-01-31 2010-12-01 株式会社エスアールエル 細胞診標本の作製方法及びそれにより作製された細胞診標本

Also Published As

Publication number Publication date
EP0502847A1 (en) 1992-09-16
FI894244A0 (fi) 1989-09-08
CA2066732A1 (en) 1991-03-09
FI83668B (fi) 1991-04-30
FI894244A (fi) 1991-03-09
FI83668C (fi) 1991-08-12
WO1991003720A1 (en) 1991-03-21
US5312758A (en) 1994-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05500857A (ja) 組織学的原理による細胞学的検体の濃縮、処理及び包埋を共に行なう方法及び装置
US7521021B2 (en) System for in situ processing of a tissue specimen
US6017476A (en) Method for embedding and sectioning specimen
US8623300B2 (en) Biopsy support with sectionable resilient cellular material
EP0139424B1 (en) Method and apparatus for preparing and embedding tissue samples for histological examination
ES2611001T3 (es) Aparato y método para recolectar y manipular muestras de tejido para análisis de biopsia
US3674396A (en) Biological specimen processing and embedding apparatus
US20100278627A1 (en) Cassette and embedding assembly for handling and holding tissue samples during processing, embedding and microtome procedures, staging devices therefor, and methods therefor
WO2008112145A1 (en) Tissue sample support and orientation device
US20210181075A1 (en) Methods and systems for preparing cytological samples
US3768914A (en) Electron microscopy tissue grid staining and storing rack and method
KR100458860B1 (ko) 생검시료의 검사를 위한 보조기구
JP2006208317A (ja) 細胞診標本の作製方法及びそれにより作製された細胞診標本
GB2184837A (en) Cell for placing solid matters on a slide glass under centrifugal force
JPH04501651A (ja) 細胞ブロック収集方法と装置
US11828690B2 (en) Cytology cell block preparation devices and methods of cell block prepartaion using same
CN220322860U (zh) 一种除灰摊片机
JP2000275152A (ja) 病理組織検査用フレームカセット
JPH0961723A (ja) フィルター付プレパラートとそのプレパラートを用いる検体標本作製装置及びそのプレパラートの使用方法
KR200358176Y1 (ko) 생검시료의 검사를 위한 보조기구
JPH0720022A (ja) 浮遊細胞標本作製方法