JPH05500113A - 容量性プローブ - Google Patents

容量性プローブ

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JPH05500113A
JPH05500113A JP2512761A JP51276190A JPH05500113A JP H05500113 A JPH05500113 A JP H05500113A JP 2512761 A JP2512761 A JP 2512761A JP 51276190 A JP51276190 A JP 51276190A JP H05500113 A JPH05500113 A JP H05500113A
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マーカス,マイケル・アラン
グラフ,アーネスト・アーサー
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イーストマン・コダック・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 容量性プローブ ッ 技術分野 本発明は導電性部品間の間隙の幅又は溝穴(スロット)の幅を測定するために使 用する容量性プローブ(キャパシタンスプローブ)に関する。特に、本発明は実 質上前なる公称幅を有する溝穴に適応でき、感度の損失を最小に保った状態で大 きな深さ及び(又は)幅にわたって溝穴の幅を測定でき、測定期間中溝穴内でプ ローブを再現可能に位置決めできるプローブの構造に関する。
背景技術 多年にわたり、流体流れ、間隙、含水量、流体レベル、材料組成、静電状態等の 特性即ち特徴を測定するために種々の電気プローブが使用されてきた。各特定の 応用に対して、プローブはプローブの構造や使用モードに影響を与える固有の癖 を有するが、これらのプローブのための共通の構造体はプローブ電極を構成する 材料、絶縁又は誘電材料及びその他の素子の重畳した層又は同心の層で形成して いた。
例えば、米国特許第3.269,180号明細書は、オープンチャンネル内の流 れを測定するための容量性電極(エレクトロード)を開示しており、この容量性 電極においては、特殊な形に形成した電極を誘電性シースで覆い、このンースの 外側にガード電極即ちシールド電極を設けである。米国特許第3. 706.  980号及び同第3,781.672号各明細書は、流体のレベルを測定するラ ジオ周波数装置を開示しており、この装置においては、同心のプローブ電極及び ガード電極を使用して、流体のインピーダンスを測定し、その深さを決定する。
米国特許第4.064,753号明細書は、プローブ電極及びガード電極を、従 来のような別個の層内にではなく、流体レベル測定装置の共通の表面上に配置す べきであるということを教示している。同様に、米国特許第4.318,042 号明細書は、実質上同じ電位でプローブ電極及びガード電極を共面状態にて使用 し、ガード電極をプローブ電極の実質上全周囲に延在させ、プローブ電極を(測 定誤差の原因となる)漂遊電圧から保護する技術を開示している。
本発明者等が知っていて導電性部品間の間隙又は溝穴の幅を測定する別の容量性 プローブにおいては、プローブ電極は、支持されない熱可塑性接着剤の薄い層で 両面を覆われ熱ソールされ化学的にエツチング処理された薄いステンレス鋼によ り形成しである。ある種の応用においては、ガード電極もプローブ電極と共面状 態で使用している。このような複合体の両面を薄い誘電金属層で覆い、プローブ 電極の先端部から被覆材料を除去して感知窓を形成し、プローブの活性領域を画 定する。この薄い金属層は、感知窓を形成した後は、完成したプローブのガード 電極として作用する。次いで、共面状態のガード電極と金属層との間に鉛箔を取 り付ける。材料除去により微妙な感知窓を形成した後、全体の構造体をポリテト ラフルオルエチレン(PTFE)のテープで包み、熱シールする。これにより、 プローブを破壊しない限り解体できない積層構造体が得られる。この積層構造体 は製造が困難であり、種々の問題を生じる。プローブの全体厚さが大幅に変わる 傾向があり、ある距離にわたって幅を測定するために間隙に沿ってプローブを移 動させたときにプローブの不当な動揺が生じてしまう。更に、通常、プローブは 使用中ホルダ内にクランプされているので、ホルダ内で動く傾向を有し、不正確 な又は再現不能な測定を生じさせる虞れがある。同様の理由で、使用者はクラン プ型のホルダ内で別の位置にプローブを配置できるが、別の不正確因子が発生し てしまう。このようなプローブを面倒な手作業で作った場合でも、プローブ内で の感知窓の下方へのプローブ電極の正確な位置決めに関する問題、電気的接触不 良、予測できない接触抵抗、これらの因子による低い歩留り等の問題が生じる。
従って、上述の種々の型式のプローブは科学及び産業界である程度許容できるこ とが判ったが、簡単で製造及び使用に再現性がある溝穴又は間隙測定用のプロー ブ特に容量性プローブの必要性が依然として存在する。
発明の概要 本発明の主目的は、最小数の手作業で大量に製造でき、構造が簡単で、産業分野 での使用期間中丈夫な容量性プローブ(キャパシタンスプローブ)を提供するを 有する間隙を測定するために使用するように容易に適合できる容量性プローブを 提供することである。
本発明の他の目的は、キャリヤに関するプローブの運動を実質上排除し、測定中 の間隙に関するキャリヤの運動を実質上最小化するようにプローブを装着できる プローブ用のキャリヤを提供することである。
本発明の更に別の目的は、プローブに対して反応する機器を再校正することなく しかも感度を実質的に損なうことなく、測定中の溝穴又は間隙内の大きな深さ及 び(又は)幅にわたって幅を測定するために使用できる容量性プローブを提供す ることである。
本発明のこれらの目的は単なる例示にすぎない。従って、以下に開示する本発明 により固有に達成される他の望ましい目的は当業者にとって明らかとなろう。
本発明の一実施例において、溝穴又は間隙の幅を測定するための改良した容量性 プローブは、前側及び後側を有する少なくとも1つの薄い平坦なプローブ電極と 、前側に固定接着した誘電材料の第1層と、後側に接着した誘電材料の第2層と 、誘電材料のこれらの層のうちの少なくとも一方の層の外表面に固定接着した薄 い平坦なガード電極とを備え、ガード電極はプローブの活性領域を画定するため にプローブ電極の先端部に対向した貫通開口を有する。広範囲の公称幅を有する 測定すべき溝穴に使用できるようにするためには、プローブは更に、プローブの 1つの外表面に手動剥離可能な状態で接着した高潤滑性材料の第1層と、プロー ブの他の外表面に手動剥離可能な状態で接着した高潤滑性材料の第2層とを有す る。これらの高潤滑性材料の層はプローブの外表面(前側、後側)に手動剥離可 能な状態で接着されているので、一定の応用に供し続けられるようにプローブを 再新するために、摩耗したときには剥ぎ取って新たなものと交換することができ 、また、大幅に異なる範囲の幅を有する測定すべき溝穴にプローブを使用できる ようにするため、一層厚い又は一層薄い手動剥離可能な接着材料の同様の層に交 換できる。
本明細書において、「固定接着」なる用語は、このようにして取り付けた層が装 置を破壊しない限り単純な手作業で除去できないこと(及び除去する意図のない こと)を意味し、「手動剥離可能な状態で(の)接着」なる用語は、このように して取り付けた層が簡単な手作業(例えば、層の端を指でつがんで引張る作業) により除去できること(必要に応じて除去する意図のあること)を意味する。
本発明の別の実施例に係る上述の型式の容量性プローブにおいては、プローブ電 極の先端部に対向した位置でそのガード電極に複数個の貫通孔を設ける。これら の孔は、下側のプローブ電極を一層大きくし、孔を通して露出させ孔付きガード 電極を有さないプローブと同程度の活性領域をプローブ電極上に提供する。一層 大きなプローブ電極にすれば、プローブは、孔付きガード電極を有さずに一層狭 い側壁領域にわたって測定を行うプローブと実質上同じ感度で、溝穴又は間隙の 一層大なる側壁領域にわたって溝穴の幅を測定できる。
を有し、全体で少なくとも2地点においてプローブ電極及びガード電極を突き刺 す手段によりプローブを平坦な側部に取り付け、良好な電気的接触と堅固な機械 的連結とを提供する。プローブ電極の活性領域に相当するプローブの部分は平坦 な側部の周界を越えて延び、溝穴又は間隙内への挿入を可能にする。溝穴内への プローブの挿入及び溝穴内でのプローブの運動を一層容易にするため、プローブ の横縁をキャリヤブロックから離れる方向に向けて相互に接近するように傾斜( テーバ)させるのが好ましい。
図面の簡単な説明 本発明の上記及びその他の目的、特徴及び効果は、本発明の好ましい実施例につ いての以下の詳細な説明から明らかとなろう。
第1図は本発明に係るプローブを使用する溝穴幅測定装置の概略構成図、第2図 は本発明の一実施例に係るプローブの分解部品斜視図、第3A図はそれぞれ相対 寸法で示すプローブ電極の先端部及びガード電極の窓の部分破断拡大平面図、 第3B図は、感度を変えずに一層大なる側壁領域を測定できるようにするため、 ガード電極が第3A図の窓と実質上同じ面積の複数の孔を有する実施例について のプローブ電極の先端部及びガード電極の窓の部分破断拡大平面図、第4図は本 発明の好ましいプローブ及び共面のガード電極の平面図、第5図は本発明の好ま しい感知窓付きガード電極の平面図、第6図は第4図及び第5図の電極構造を使 用して形成した好ましいプローブの分解部品斜視図、 第7図は第6図のプローブの数個の層を示す説明図、第8図は本発明の好ましい プローブ及びキャリヤブロックの分解部品斜視図、第9図は本発明の別の実施例 における数個の層を示す断面説明図、第10図は本発明に係るプローブのための 典型的な校正曲線で、プローブ電圧と溝穴幅との関係を示すグラフ、 第11図はプローブのオンサイト(on−site)測定曲線で、プローブ電圧 と溝穴長さとの関係を示す図である。
好ましい実施例の詳細な説明 以下に本発明の好ましい実施例を図面を参照して詳細に説明するが、図面におい て、同じ参照番号は同じ素子を示すものとする。
第1図を参照して、本発明に係るプローブ10を使用して溝穴の幅を測定する装 置の一般的な作動を説明する。幅を測定したい構造体14の溝穴または間隙12 内へプローブ10の活性部分を挿入する。溝穴12は側壁16.18を備え、底 壁20を備えていてもよい。溝穴12の外縁は平坦なリップ部22で境界され、 このリップ部の上をプローブ10が摺動する(後述する)。プローブ10は接地 した構造体14と共にキャパシタンスを形成し、例えば米国ニューヨーク州うサ ム(Latham)在住のメカニカル・テクノロジー社01echanjcal  Technologies Inc)製のモデルAS−2021−8,AIの 如き普通のコンデンサ形計器24により付勢され監視される。計器24はプロー ブ増幅器26と、基準発振器28とを備え、その出力は装置のスパンを設定する ために主として校正期間中に使用する信号調整(コンディショニング)ユニット 30へ送られる。ユニット30の出力は普通のストリップチャート即ちX−Y形 しコーダ32へ送られる。必要なら、プローブ10は単一の位置で溝穴12の幅 を測定するために使用してもよい。しかし、典型的には、プローブを溝穴の長手 方向に沿って移動させ、長手方向に沿う溝穴の幅輪郭を測定できるようにする。
プローブの移動は手動で行っても自動式に行ってもよいが、いずれの場合も、普 通の位置トランスジューサ34を使用して溝穴12に沿うプローブ10の位置を 監視し、レコーダ32へ信号を提供する。自動移動機構(図示せず)を使用する 場合は、移動モータ制御子36を移動モータとプローブとの間に接続し、レコー ダ32の作動とプローブ10の運動とを同期化させるとよい。プローブ10の各 移動の結果は記録され、溝穴12の状態を評価するために必要に応じて使用され る。
第2図は7つの積層を有する本発明の一実施例に係るプローブを示す。(曲げ抵 抗を考慮して0.0005−0.005インチ(0,00127−0,0127 cm)厚のステンレス鋼で作るのが好ましいが、他の金属で作ってもよい)中央 層38及び第1外側層50を、例えばデュポン社製のビララックス(Pyral ux)LPOlooなるステージ修正したアクリル材料の如き電気絶縁接着剤の 0.001−0.003インチ(0,00254−0,00762cm)厚の層 40の両面に積層する。層38.50にとってはステンレス鋼が好ましい。その 理由は、一定の所望の性能特性に対して、鋼製の電極は例えば銅に比べて一層薄 く形成できるからである。この厚さは重要である。その理由は、積層期間中、厚 い材料をエツチング加工した電極を使用した場合、隣接する絶縁層に切り込みを 入れる可能性が高く、ガード電極に短絡を発生させる可能性が高いからである。
ビララックスLP0100の如き接着剤はほぼ177℃の温度下及び約150− 200ps i (1034−1379kPa)の圧力下で、約1時間で十分な る積層を達成できる。次いで、普通のフォトレジスト技術を用いて層38.50 をエツチング加工し、層38から狭いバンド42を完全に除去し、細長い中央の プローブ電極44と、これに共面でこれを取り巻くガード電極即ちシールド電極 46とを層38内に形成する。そして、層50においては、プローブ電極44の 先端部にちょうど対向し層50を貫通する開口即ち窓56が形成され、また、隅 部58が完全に除去されて、プローブ電極44上に残ったコネクタバッド62に 対する電気接続を可能にする。バンド42の幅はプローブ電極44の全周にわた って0.001−0.020インチ(0,00254−0,0508cm)とす るのが好ましく、これによりガード電極46からのプローブ電極の十分な隔離を 保証する。窓56の寸法は下側のプローブ電極44の先端部の寸法より小さくし である。このため、窓の縁は下側のプローブ電極の縁を越えて内側へ延在する。
その結果、ガード電極の層はプローブ電極の外側への変形に対して抵抗できる。
次いで、接着剤の第2層48及びステンレス鋼の第2外側層52を層38のエツ チング加工した表面に積層する。次いで、普通のフォトレジスト技術を用いて層 52をエツチング加工し、プローブ電極44の先端部にちょうど対向し層52を 貫通する開口即ち窓54が形成され、また、隅部60が完全に除去されて、プロ ーブ電極44上に残ったコネクタパッド62に対する電気接続を可能にする。図 を明瞭にするため、開口54.56及び隅部58.60は点を散在させた領域と して示す。窓54.56及び隅部58.60における材料を除去した後は、層5 0.52の残りの部分は前側及び後側のガード電極64.66を構成する。当業 者なら、上述の積層及びエツチング加工を種々の順序で実施でき、また、大量の プローブを作る場合は、大きな積層体を形成した後に適当な手段でこれを切断し て個々のプローブとすることができるのは言うまでもない。
最後に、外側の層68.70を付加するが、これらの層は上述の絶縁接着剤の固 定接着した(積層した)層でよい。しかし、層68.70は、例えばデュポン社 のCHRHM225なるポリテトラフルオルエチレン(テフロン即ちRTFE) テープ等の手動剥離可能な状態で接着される材料で作るのが好ましい。好ましく は、このようなテープの厚さは、上述の例に対しては、0.003インチ(0, 00762cm)以下とすべきである。ポリアミドテープやポリエステルテープ を使用してもよいが、PTFEの潤滑塵が比較的高いので、プローブ10の挿入 及び移動が一層容易になるから、PTFEテープの方が好ましい。このようなテ ープは種々の厚さのものを容易に入手でき、従って、ユーザーはプローブを特定 の溝穴12に適合させるようにテープ厚を調整でき、また、使用中にプローブ1 0が摩耗したら層68.70を簡単に交換できる。層68.70は、測定におけ るセンタリングずれの誤差を最小化するように、0.0005インチ(0゜00 127cm)以下の横方向の幅を確立するのに十分な幅を有するのが好ましい。
特定の溝穴に適合させるために更に多数のテープ層を付加する必要が生じた場合 は、精度の低下が予想できるが、一層大なる活性領域を有するプローブを使用す ることにより、精度の低下を回避することができる。このため、一層幅広い溝穴 又は間隙に対しては、代わりに、第9図に示す型式のプローブを使用するとよい 。層68.70のために選択した材料のいかんに拘わらず、ネジ(真ちゅう製が よい)72.74の如き手段を用いて、プローブ電極44と、ガード電極64. 66と、第1図に示す型式の測定装置との開の必要な電気接続を確立するのが好 ましい。このようなプローブを装着する好ましい方法については、第8図に関連 して後に説明する。
第3A図はプローブ電極44の先端部及びその上側の窓54の拡大部分図である 。一応用において、窓の幅を0.030インチ(0,0762cm)とし、その 高さを0.480インチ(1,219cm)とし、プローブ電極44の先端部の 幅を0.050インチ(0,127cm)とし、その長さを0.500インチ( 1,27cm)とした。窓54.56を電極44の先端部より小さくしたので、 プローブの活性領域は窓の面積、即ち0.0144平方インチ(0,0929c m2)に等しくなった。ここで、0.920インチ(2,337cm)の深さを 有する大きな側壁領域を横切って溝穴の幅を測定使用とするものと仮定する。こ の測定を行う1方法は溝穴又は間隙内の漸進的に深くなる深さ位置に位置するプ ローブ電極を有する複数個のプローブを使用する方法である。または、この測定 は、第3B図に示すように、特殊に形作った窓に比較して、同じ幅の一層長いプ ローブ電極を使用して行うこともできる。後者の場合、窓54.56を通して見 られるような活性面積を実質止定えなくても、このような大きなプローブ電極に 対しては、プローブの校正、増幅器ゲイン及び感度を調整する必要がないことが 判明した。このような一定の活性面積を維持するためには、単一の窓54.56 を複数個の孔76に代え、孔76の合計面積を第3A図に示す各車−の窓54. 56の活性領域の面積に実質上等しくすればよいことが判明した。当業者なら、 溝穴又は間隙のもっと長い部分にわたっての測定を可能にするように、一層幅広 いプローブの同一の活性面積を露出させるためにこのような孔を利用できること は言うまでもない。孔76は普通のフォトレジスト技術を用い、レーザー機械加 工その他の方法で形成するとよい。領 010インチ(領 0254cm)又は それ以上の公称直径を有する孔が好ましいことが判明した。しがし、本発明のこ の実施例に範囲内では、他の形状又は寸法の開口を使用してもよい。例えば、プ ローブの先端部が拡大しても活性面積を実質上同じに維持する限り、円形の孔7 6ではなく、バンド即ちギャップ42に類似の同心環状ギャップ又は一群の短い 直線状又は曲線状のギャップを使用することができる。本明細書において、「孔 」なる用語はプローブ電極の先端部の上方でガード電極を貫通し、上述の如き実 質上一定の活性面積を維持するように選択された合計面積を有する任意の型式の 開口を意味するものとする。
第2図の実施例は十分な機能を果たすが、並列に接続した2つのプローブ電極を 使用することにより一層優れた効果が得られることが判明した。従って、本発明 の好ましい実施例として9層のプローブ構造体を第4図ないし第9図に示す。
第4図及び第5図はプローブ電極78及びこれと共面のガード電極80の近似エ ツチングした形状、及び窓84及びプローブコネクタパッド86を有する重なっ たガード電極82の近似エツチングした形状をそれぞれ示す。上述の理由により 、この実施例においても、孔を使用してもよい。この実施例における電極、絶縁 層及び手動剥離可能な状態で接着される層のための材料は第2図の実施例につい て説明したものと同じである。先の実施例のように、外側の剥離可能な層以外の 完成したプローブは普通の積層及びフォトレジスト技術を用いて形成するとよい 。
第4図ないし第8図のプローブの1実例において、プローブ78の先端部88の 長さを0.583インチ(1,481cm)とし、その幅を0.04フインチ( 0,119cm)とし、これを0.020インチ(0,0508cm)の幅を有 するリード90によりパッド86と同心に位置するコネクタパッド92に接続し た。プローブ電極78を取り巻(ステンレス鋼の層の厚さにわたって材料の0゜ 020インチ(0,0508cm)のバンドをエツチングし、この電極を周囲の ガード電極80から隔離した。上縁94の地点から、両側96.98を下縁10 0に向かって内側にテーパさせた。このようにテーパした縁は測定すべき溝穴へ のプローブの挿入を著しく容易にし、測定中の溝穴に沿ってのプローブの運動を 著しく容易にすることが判明した。上及び下に重なった絶縁層は幾何学的に類似 の形状としたが、第4.5図に境界部102として示すように、金縁において0 ゜040インチ(0,102cm)だけ太き(した。同じ実例において、窓84 の長さをほぼ0.563インチ(1,430cm)とし、幅を0.02フインチ (0,686cm)とした。コネクタパッド86はコネクタパッド92の直径の およそ2倍とし、ステンレス鋼の層の厚さにわたってエツチングした約領 04 0インチ(1,016cm)幅のギャップ104により周囲のガード電極から隔 離した。
第4−8図のプローブの組立て工程は第2図の実施例のものと同じにした。上述 の型式の絶縁接着剤の中央層106の両面を同じ型式のステンレス鋼の層108 .110に積層し、次いで、ステンレス鋼の層をエツチングし、第4図に示すプ ローブ電極の幾何学形状を得た。電極を作るために使用した薄いステンレス鋼は 圧延加工により形成するので、1側へ曲がる傾向を有し、このため、本発明に従 って層を組立てなかった場合は、完成したプローブは曲がってしまう。特に、上 述のように、ガード電極に窓の縁に各プローブ電極の縁を重ねることに加えて、 プローブ電極78及びガード電極80で構成した層は、これらの層の曲がり傾向 が反対向きになるようにしてこれらの傾向を相殺するように、組立てるのが好ま しい。同様に、重なったガード電極80も反対向きに対面させてその曲がり傾向 を相殺する。
次いて、絶縁接着剤の別の層112.114及びステンレス鋼の別の層116. 118を電極に積層し、その後、層116.118をエツチングして、第5図に 示すようなガード電極及び窓の形状を得た。プローブの所望の全体厚さを得るの に必要なら、他の層の積層及びエツチングの後に、手動剥離可能な状態で接着す る材料の外側層120.122を付加する。次いで、第6図に点線で示すように 、積層の幾何学形状に適合するように外側層をトリミングした。
第8図は完成したプローブ10を使用のために装着する方法を示す。キャリヤブ ロック(真ちゅう製が好ましい)124はその平坦な1面126に一列のテーパ 穴(5個が好ましい)128を具備する。中央の1つの穴128は中央にテーパ 状の導電性スリーブ(図示せず)を有する電気絶縁性のライナ130にはめ込む 。このスリーブはキャリヤブロックの頂面に取り付けた読出し端子132に電気 的に接続している。使用においては、端子132を第1図の計器24に接続し、 プローブ電極及びガード電極と同じ電位でキャリヤブロック124を駆動する。
プローブ10は一列のドリル穴(3個が好ましい)134を具備し、中央のドリ ル穴はコネクタパッド86.92を貫通し、外側のドリル穴はガード電極80. 82を貫通する。プローブ10に対して多数のコネクタを使用する(プローブ電 極に対して1個、ガード電極に対して少なくとも1個、好ましくは2個)ため、 ブロック124上でのプローブの位置決めは、従来のクランプ技術を使用した場 合よりも一層安定し、正確になることが判明した。
オプションとしての絶縁スペーサ(PTFEで作るとよい)136は対応する一 列のボアを有し、これらに導電性ネジ138を挿通して穴134へ螺太し、プロ ーブ電極を端子132に接続すると共に、ガード電極をキャリヤブロック124 に接続する。溝穴12のリップ部22が導電性材料でできている場合は、電気絶 縁材料の層140をブロック124の接触表面上に設けなければならない。潤滑 性が高くしかも絶縁特性を有するPTFEでブロック124を形成するのが好ま しい。最後に、ブロック124の残った穴128を利用して、前カバー(真ちゅ う製が好ましい)142をスペーサ136上に装着する。使用において、プロー ブ10を溝穴又は間隙12内へ挿入してブロック124をリップ部22上に載置 し、次いで、溝穴に沿って組立体を移動させて溝穴についての所望の測定を行う 。
この組立体はバランスが良く重いため、移動中のプローブの動揺や起立は実質上 生じない。
第9図は、一層幅広い溝穴又は間隙に使用するに特に適した本発明の別の一層頑 丈なプローブ構造体を略示する。絶縁接着剤の中央の層144の両側には、米国 プラウエア州つィルミントン(Wilmington)在住のイー・アイ・デュ ポン・ド・ネモース社(E、 1. DuPont de NeIIIours  Company)製のカプトン(Kapton)フィルムの如きポリアミド材 料の層146を積層する。次いで、この積層体の両側に、絶縁接着剤の層148 を積層する。次いで、上述の型式のプローブ及びガード電極層150を両側に積 層し、エツチングし、次いで絶縁接着剤の層152を両側に積層する。次いで、 窓及びガード電極層154を両側に積層し、エツチングし、最終プローブを得る 。このプローブには、手動剥離可能な状態で接着する層を現場で容易に付加でき る。2つのプローブ電極及びガード電極層150間の絶縁層を厚くすることによ りプローブの厚さ及び剛性を増大させた場合も、プローブのゲインは実質上不変 のままであり、読出し回路を変更する必要はない。
上述の方法で作ったプローブは周知の技術を用いて校正するとよい。基本的には 、校正方法はプローブをテストするための2以上の標準幅の溝穴を必要とする。
その出力電圧を測定し、溝穴幅を関数として第10図のようにプロットする。も ちろん、当業者なら、このようなデータを適当にプログラムしたコンピュータに 種々のフォーマットとして記憶させることができることは言うまでもない。プロ ーブの応答性が分かったら、第1図の信号調整ユニットのスパンを調節し、プロ ーブを現場で使用できるようにする。現場での応用においては、プローブを対象 とする溝穴内へ挿入し、溝穴に沿って移動させ、その間出力電圧を監視しサンプ リングして、第11図に示すような方法で溝穴長さを関数として電圧をプロット する。溝穴の長さの一定地点での測定電圧が分かれば、第10図に示すような情 報からその位置での溝穴の幅を容易に決定できる。必要なら、このような比較を 電子的に行ってもよい。
FIG、7 溝穴幅(単位なし) 溝穴長さく単位なし) FI6. /1 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の7第1面 平成 4年 3月 5日団

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.導電性部品間の溝穴や間隙の幅を測定するための容量性プローブであって、 前側及び後側を有する少なくとも1つの薄い平坦なプローブ電極と、前記前側に 固定接着された誘電材料の第1層と、前記後側に固定接着された誘電材料の第2 層と、これらの誘電材料の層のうちの少なくとも一方の層の外表面に固定接着さ れた薄い平坦なガード電極とを備え、前記ガード電極がプローブの活性領域を画 定するため前記プローブ電極に対向して少なくとも1つの貫通開口を有するプロ ーブにおいて、プローブの一方の外表面に手動剥離可能な状態で接着された高潤 滑性の電気絶縁材料の第1の眉と; プローブの他方の外表面に手動剥離可能な状態で接着された高潤滑性の電気絶縁 材料の第2の眉と; を備え、 これらの手動剥離可能な層の厚さが、溝穴や間隙の幅の正確な測定のためにプロ ーブを最適に位置決めするに必要な合計公称厚さをプローブに与えるように選択 可能となっていることを特徴とするプローブ。
  2. 2.導電性部品間の溝穴や間隙の幅を測定するための容量性プローブであって、 前側及び後側を有する少なくとも1つの薄い平坦なプローブ電極と、前記前側に 固定接着された誘電材料の第1層と、前記後側に固定接着された誘電材料の第2 層と、これらの誘電材料の層のうちの少なくとも一方の層の外表面に固定接着さ れた薄い平坦なガード電極とを備え、前記ガード電極がプローブの活性領域を画 定するため前記プローブ電極に対向して少なくとも1つの貫通開口を有するプロ ーブにおいて、 前記活性領域を画定するため前記ガード電極を貫通し前記プローブ電極の両側に 位置する複数個の孔を備え;これらの孔の存在により、前記プローブ電極の一定 の活性面積を露出させるために同プローブ電極の面積は一層大きくなるが、上記 複数個の孔を有さないプローブと実質上同じ活性面積及び感度を維持でき;前記 プローブ電極の一層大なる面積が、前記複数個の孔を有さないが実質上同じ活性 面積及び感度を有するプローブに比べて、前記溝穴や間隙の長さ及び(又は)深 さの一層大なる領域にわたっての同溝穴や間隙の幅の測定を可能にすることを特 徴とするプローブ。
  3. 3.導電性部品間の溝穴や間隙の幅を測定するための容量性プローブであって、 前側及び後側を有する少なくとも1つの薄い平坦なプローブ電極と、前記前側に 固定接着された誘電材料の第1層と、前記後側に固定接着された誘電材料の第2 層と、これらの誘電材料の層のうちの少なくとも一方の層の外表面に固定接着さ れた薄い平坦なガード電極とを備え、前記ガード電極がプローブの活性領域を画 定するため前記プローブ電極に対向して少なくとも1つの貫通開口を有するプロ ーブにおいて、プローブを取り付けるための実質上平坦な側部を有する導電性の キャリヤブロックと; プローブを固定し前記プローブ電極及びガード電極を前記平坦な側部に電気的に 接続するために、合計して少なくとも2つの地点にて同プローブ電極及びガード 電極を貫通するようにプローブをせん孔する取り付け手段と;を備え、前記溝穴 や間隙内へのプローブの挿入を可能にするように、前記活性領域を含むプローブ 部分が前記平坦な側部の周界を越えて延びることを特徴とするプローブ。
  4. 4.請求の範囲第3項に記載の容量性プローブにおいて、前記溝穴や間隙内への 及びこれに沿ってのプローブの運動を容易にするように、前記プローブ部分が前 記キャリヤブロックから離れる方向に向かって相互に接近するようにテーパした 側縁を有することを特徴とするプローブ。
  5. 5.請求の範囲第3項に記載の容量性プローブにおいて、前記取り付け手段がプ ローブをせん孔し前記キャリヤブロック内へ螺入する複数個のネジを有し、これ らネジのうち少なくとも1つのネジが前記各プローブ電極及びガード電極に電気 的に係合することを特徴とするプローブ。
  6. 6.導電性部品間の溝穴や間隙の幅を測定するための容量性プローブであって、 前側及び後側を有する少なくとも1つの薄い平坦なプローブ電極と、前記前側に 固定接着された誘電材料の第1層と、前記後側に固定接着された誘電材料の第2 層と、これらの誘電材料の層のうちの少なくとも一方の層の外表面に固定接着さ れた薄い平坦なガード電極とを備え、前記ガード電極がプローブの活性領域を画 定するため前記プローブ電極に対向して少なくとも1つの貫通開口を有するプロ ーブにおいて、プローブの一方の外表面に手動剥離可能な状態で接着された高潤 滑性の電気絶縁材料の第1の層と; プローブの他方の外表面に手動剥離可能な状態で接着された高潤滑性の電気絶縁 材料の第2の層と; を備え、 これらの手動剥離可能な層の厚さが、溝穴や間隙の幅の正確な測定のためにプロ ーブを最適に位置決めするに必要な合計公称厚さをプローブに与えるように選択 可能となっており、 前記活性領域を画定するため前記ガード電極を貫通し前記プローブ電極の両側に 位置する複数個の孔を備え;これらの孔の存在により、前記プローブ電極の一定 の活性面積を露出させるために同プローブ電極の面積は一層大きくなるが、上記 複数個の孔を有さないプローブと実質上同じ活性面積及び感度を維持でき;前記 プローブ電極の一層大なる面積が、前記複数個の孔を有さないが実質上同じ活性 面積及び感度を有するプローブに比べて、前記溝穴や間際の長さ及び(又は)深 さの一層大なる領域にわたっての同溝穴や間隙の幅の測定を可能にし;プローブ を取り付けるための実質上平坦な側部を有する導電性のキャリヤブロックと; プローブを固定し前記プローブ電極及びガード電極を前記平坦な側部に電気的に 接続するために、合計して少なくとも2つの地点にて同プローブ電極及びガード 電極を貫通するようにプローブをせん孔する取り付け手段と;を備え、前記溝穴 や間隙内へのプローブの挿入を可能にするように、前記活性領域を含むプローブ 部分が前記平坦な側部の周界を越えて延びることを特徴とするプローブ。
  7. 7.請求の範囲第6項に記載の容量性プローブにおいて、前記溝穴や間隙内への 及びこれに沿ってのプローブの運動を容易にするように、前記プローブ部分が前 記キャリヤブロックから離れる方向に向かって相互に接近するようにテーパした 側縁を有することを特徴とするプローブ。
  8. 8.請求の範囲第6項に記載の容量性プローブにおいて、前記取り付け手段がプ ローブをせん孔し前記キャリヤブロック内へ螺入する複数個のネジを有し、これ らネジのうち少なくとも1つのネジが前記各プローブ電極及びガード電極に電気 的に係合することを特徴とするプローブ。
  9. 9.導電性部品間の溝穴や間隙の幅を測定するための容量性プローブであって、 前側及び後側を有する少なくとも1つの薄い平坦なプローブ電極と、前記前側に 固定接着された誘電材料の第1層と、前記後側に固定接着された誘電材料の第2 層と、これらの誘電材料の層のうちの少なくとも一方の層の外表面に固定接着さ れた薄い平坦なガード電極とを備え、前記ガード電極がプローブの活性領域を画 定するため前記プローブ電極に対向して少なくとも1つの貫通開口を有するプロ ーブにおいて、前記開口が下側の前記プローブ電極の縁を越えて内方に延びた縁 部を有し、これにより、前記ガード電極が前記プローブ電極の外向き変形に抵抗 するようになっていることを特徴とするプローブ。
  10. 10.導電性部品間の溝穴や間隙の幅を測定するための容量性プローブであって 、前側及び後側を有する少なくとも1つの薄い平坦なプローブ電極と、前記前側 に固定接着された誘電材料の第1層と、前記後側に固定接着された誘電材料の第 2層と、これらの誘電材料の層のうちの少なくとも一方の層の外表面に固定接着 された薄い平坦なガード電極とを備え、前記ガード電極がプローブの活性領域を 画定するため前記プローブ電極に対向して少なくとも1つの貫通開口を有するプ ローブにおいて、前側及び後側を有する少なくとも1つの第2の薄い平坦なプロ ーブ電極であって、前記第1及び第2層のうちの一方を同前側及び後側のうちの 一方に固定接着してなる第2のプローブ電極と;前記第2のプローブ電極の前記 前側及び後側のうちの他方に固定接着された誘電材料の第3層と; 前記第3層の外表面に固定接着した少なくとも1つの第2の薄い平坦なガード電 極と; を備え、前記プローブ電極がプローブ内で互いに反対向きに位置し、これによっ て、異なる方向に曲がりが生じるように前記の層にこれらの電極を接着すること により同プローブ電極の曲がりの傾向を最小化することを特徴とするプローブ。
  11. 11.導電性部品間の溝穴や間隙の幅を測定するための容量性プローブであって 、前側及び後側を有する少なくとも1つの薄い平坦なプローブ電極と、前記前側 に固定接着された誘電材料の第1層と、前記後側に固定接着された誘電材料の第 2層と、これらの誘電材料の層のうちの少なくとも一方の層の外表面に固定接着 された薄い平坦なガード電極とを備え、前記ガード電極がプローブの活性領域を 画定するため前記プローブ電極に対向して少なくとも1つの貫通開口を有するプ ローブにおいて、プローブの一方の外表面に手動剥離可能な状態で接着された高 潤滑性の電気絶縁材料の第1の層と;プローブの他方の外表面に手動剥離可能な 状態で接着された高潤滑性の電気絶縁材料の第2の層と; を備え、 これらの手動剥離可能な層の厚さが、溝穴や間隙の幅の正確な測定のためにプロ ーブを最適に位置決めするに必要な合計公称厚さをプローブに与えるように選択 可能となっており、 前記活性領域を画定するため前記ガード電極を貫通し前記プローブ電極の両側に 位置する複数個の孔を備え;これらの孔の存在により、前記プローブ電極の一定 の活性面積を露出させるために同プローブ電極の面積は一層大きくなるが、上記 複数個の孔を有さないプローブと実質上同じ活性面積及び感度を維持でき;前記 プローブ電極の一層大なる面積が、前記複数個の孔を有さないが実質上同じ活性 面積及び感度を有するプローブに比べて、前記溝穴や間隙の長さ及び(又は)深 さの一層大なる領域にわたっての同溝穴や間隙の幅の測定を可能にすることを特 徴とするプローブ。
  12. 12.導電性部品間の溝穴や間隙の幅を測定するための容量性プローブであって 、前側及び後側を有する少なくとも1つの薄い平坦なプローブ電極と、前記前側 に固定接着された誘電材料の第1層と、前記後側に固定接着された誘電材料の第 2層と、これらの誘電材料の層のうちの少なくとも一方の層の外表面に固定接着 された薄い平坦なガード電極とを備え、前記ガード電極がプローブの活性領域を 画定するため前記プローブ電極に対向して少なくとも1つの貫通開口を有するプ ローブにおいて、プローブの一方の外表面に手動剥離可能な状態で接着された高 潤滑性の電気絶縁材料の第1の屑と;プローブの他方の外表面に手動剥離可能な 状態で接着された高潤滑性の電気絶縁材料の第2の層と; を備え、 これらの手動剥離可能な層の厚さが、溝穴や間隙の幅の正確な測定のためにプロ ーブを最適に位置決めするに必要な合計公称厚さをプローブに与えるように選択 可能となっており; プローブを取り付けるための実質上平坦な側部を有する導電性のキャリヤブロッ クと; プローブを固定し前記プローブ電極及びガード電極を前記平坦な側部に電気的に 接続するために、合計して少なくとも2つの地点にて同プローブ電極及びガード 電極を貫通するようにプローブをせん孔する取り付け手段と;を備え、前記溝穴 や間隙内へのプローブの挿入を可能にするように、前記活性領域を含むプローブ 部分が前記平坦な側部の周界を越えて延びることを特徴とするプローブ。
  13. 13.導電性部品間の溝穴や間隙の幅を測定するための容量性プローブであって 、前側及び後側を有する少なくとも1つの薄い平坦なプローブ電極と、前記前側 に固定接着された誘電材料の第1層と、前記後側に固定接着された誘電材料の第 2層と、これらの誘電材料の層のうちの少なくとも一方の層の外表面に固定接着 された薄い平坦なガード電極とを備え、前記ガード電極がプローブの活性領域を 画定するため前記プローブ電極に対向して少なくとも1つの貫通開口を有するプ ローブにおいて、前記活性領域を画定するため前記ガード電極を貫通し前記プロ ーブ電極の両側に位置する複数個の孔を備え;これらの孔の存在により、前記プ ローブ電極の一定の活性面積を露出させるために同プローブ電極の面積は一層大 きくなるが、上記複数個の孔を有さないプローブと実質上同じ活性面積及び感度 を維持でき; 前記プローブ電極の一層大なる面積が、前記複数個の孔を有さないが実質上同じ 活性面積及び感度を有するプローブに比べて、前記溝穴や間隙の長さ及び(又は )深さの一層大なる領域にわたっての同溝穴や間隙の幅の測定を可能にし;プロ ーブを取り付けるための実質上平坦な側部を有する導電性のキャリヤブロックと ; プローブを固定し前記プローブ電極及びガード電極を前記平坦な側部に電気的に 接続するために、合計して少なくとも2つの地点にて同プローブ電極及びガード 電極を貫通するようにプローブをせん孔する取り付け手段と;を備え、前記溝穴 や間隙内へのプローブの挿入を可能にするように、前記活性領域を含むプローブ 部分が前記平坦な側部の周界を越えて延びることを特徴とするプローブ。
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