JPH0549696A - インシユリン注入器 - Google Patents

インシユリン注入器

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Publication number
JPH0549696A
JPH0549696A JP3217576A JP21757691A JPH0549696A JP H0549696 A JPH0549696 A JP H0549696A JP 3217576 A JP3217576 A JP 3217576A JP 21757691 A JP21757691 A JP 21757691A JP H0549696 A JPH0549696 A JP H0549696A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulin
glucose sensor
blood
living body
eyeball
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3217576A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Umeyama
広一 梅山
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH0549696A publication Critical patent/JPH0549696A/ja
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】血液を採取することなく生体の血糖値を容易に
知ることのできるインシュリン注入器を提供することを
目的とする。 【構成】グルコースセンサ6を設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体内にインシュリン
を注入するインシュリン注入器に関する。
【0002】
【従来の技術】糖尿病患者に使用されるインシュリン注
入器には、例えばペン型、携帯型、体内埋め込み型など
がある。これらのインシュリン注入器のうちペン型と携
帯型は、患者の血糖値を直接的に検出する手段がないた
め、患者の指先に傷をつけて出血させ、それを試験紙に
吸い取って基準色と比較することにより血糖値の測定を
行う方法が採られている。
【0003】また、体内埋め込み型のインシュリン注入
器では、体内で長時間安定して動作する有効な血糖値測
定手段がないので、経験的なインシュリン注入プログラ
ムに従ってオープンループでインシュリンを生体内に注
入している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
技術では血糖値を測定する度に採血を行わなければなら
ないため、血糖値の測定に時間がかかり、面倒であっ
た。
【0005】本発明は上記のような点に鑑みてなされた
もので、その目的は血液を採取することなく血糖値を容
易に知ることのできるインシュリン注入器を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、生体の糖濃度を検出するグルコースセンサ
を備えたものである。
【0007】
【作用】本発明によると、生体の糖濃度を検出するグル
コースセンサを備えているので、血液を採取することな
く血糖値を容易に知ることができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明をペン型インシュリン注入器に
適用した一実施例を示す図である。同図において、2は
ペン型をなすインシュリン注入器本体であり、このイン
シュリン注入器本体2の先端には注射針2aが突設され
ている。この注射針2aは生体内にインシュリンを注入
するためのものであり、インシュリン注入器本体2の後
端に設けられたプッシュボタン2bを押すと注射針2a
の先端から所定量のインシュリンが吐出するようになっ
ている。
【0009】また、図中1はインシュリン注入器本体2
の先端部に外嵌する下キャップ、3はインシュリン注入
器本体2の後端部に外嵌する上キャップであり、この上
キャップ3にはグルコースセンサ6が設けられている。
このグルコースセンサ6は生体のグルコース濃度を検出
するものであり、グルコースセンサ6から出力された信
号は測定回路5に入力されるようになっている。この測
定回路5はグルコースセンサ6からの出力信号に基づい
て生体の血糖値を測定するものであり、測定回路5には
表示器4及び校正トリマ8が電気的に接続されている。
【0010】なお、上キャップ3にはグルコースセンサ
6の先端を眼球表面の液に浸すための眼球アダプタ7が
設けられている。また、図中9は非使用時にグルコース
センサ6及び眼球アダプタ7を保護するための保護カバ
ーである。
【0011】上記のように構成される第1実施例では、
眼球アダプタ7を眼球に押し付けると、グルコースセン
サ6が眼球表面の液に浸される。このとき、グルコース
センサ6から出力された信号は測定回路5に入力され、
ここで血糖値が測定される。そして、測定回路5で測定
された血糖値は表示器4に表示される。なお、眼球表面
の液に含まれる糖濃度は血液中の糖濃度の約61%であ
るので、グルコースセンサ6を眼球表面の液に浸すこと
により血糖値を容易に知ることができる。
【0012】このように上記実施例では、ペン型インシ
ュリン注入器の上キャップ3にグルコースセンサ6と眼
球アダプタ7を設けたので、眼球アダプタ7を眼球に押
し付け、グルコースセンサ6を眼球表面の液に浸すこと
により、血液を採取することなく生体の血糖値を容易に
知ることができ、測定された血糖値からインシュリン注
入量を知ることができる。
【0013】次に本発明の第2実施例を図2に示す。同
図において、14はアンテナを兼ねた眼鏡フレームであ
り、この眼鏡フレーム14には涙受け穴17が設けられ
ている。この涙受け穴17は生体の眼から溢れた涙を蓄
えるものであり、涙受け穴17内にはグルコースセンサ
11が設けられている。このグルコースセンサ11は涙
受け穴17に溜まった涙から糖濃度を検出するものであ
り、グルコースセンサ11から出力された信号は眼鏡フ
レーム14内に設けられた測定回路12に入力されるよ
うになっている。
【0014】この測定回路12はグルコースセンサ11
からの信号に基づいて血液中の糖濃度を測定するもので
あり、測定回路12から出力された信号はテレメトリ回
路13に入力され、このテレメトリ回路13から血糖値
情報として図示しないインシュリン注入器本体に無線送
信されるようになっている。
【0015】なお、眼鏡フレーム14には眼鏡フレーム
14に設けられた鼻当て15に微弱電流を通電して涙腺
を刺激するための制御器16が設けられているととも
に、制御器16及び測定回路12に電力を供給する電源
10が設けられている。
【0016】上記のように構成される第2実施例では、
制御器16から鼻当て15に微弱電流を通電し、鼻当て
15に通電された微弱電流によって涙腺を刺激すると、
生体の眼から涙が溢れ、溢れた涙が涙受け穴17に溜ま
る。このとき、涙受け穴17に溜った涙の糖濃度をグル
コースセンサ11で検出することにより、第1実施例と
同様に血液を採取することなく生体の血糖値を容易に知
ることができる。
【0017】なお、上記実施例では涙中の糖濃度を眼鏡
フレーム14に設けたグルコースセンサ11で検出する
ようにしたが、図3に示すようにアンテナを兼ねた付け
睫18にグルコースセンサ19と測定回路20を設けて
もよい。
【0018】次に本発明の第4実施例を図4に示す。同
図において、22はペン型をなすインシュリン注入器本
体であり、このインシュリン注入器本体22の先端には
注射針22aが突設されている。この注射針22aは生
体内にインシュリンを注入するためのものであり、イン
シュリン注入器本体22の後端に設けられたプッシュボ
タン22bを押すと注射針22aの先端から所定量のイ
ンシュリンが吐出するようになっている。
【0019】また、図中21はインシュリン注入器本体
22の先端部に外嵌する下キャップ、23はインシュリ
ン注入器本体22の後端部に外嵌する上キャップであ
り、この上キャップ23には、グルコース濃度を光学的
に検出するグルコースセンサ31が設けられている。こ
のグルコースセンサ31はフォトダイオード25、ライ
トガイド26、プリズム27、ライトガイド28、二波
長光検出素子29等から構成されており、二波長光検出
素子29には演算部30が接続されている。この演算部
30は二波長光検出素子29からの信号をもとに血糖値
を演算するものであり、演算部30には表示器4が接続
されている。なお、図中24はフォトダイオード25、
二波長光検出素子29、演算部30に電力を供給する電
源である。
【0020】上記のように構成される第4実施例では、
プリズム27を唇に押し当てた状態でフォトダイオード
25を発光させると、フォトダイオード25からの光が
ライトガイド26を通ってプリズム27に入射する。そ
して、プリズム27に入射した光はプリズム27と唇と
の接触面で反射し、ライトガイド28を通って二波長光
検出素子29に入射する。このとき、二波長光検出素子
29ではプリズム27と唇との接触面で反射した反射光
の強度を電気信号に変換し、演算部30に送る。演算部
30では二波長光検出素子29からの信号をもとに血糖
値を算出し、その結果を表示器4に表示する。したがっ
て、この第4実施例では前述した第1乃至第3実施例と
同様に血液を採取することなく生体の血糖値を容易に知
ることができる。
【0021】図5は本発明を体内埋め込み型インシュリ
ン注入器に適用した一実施例を示すものであり、この実
施例に係るインシュリン注入器はリザーバ32、電気回
路ユニット33、ファイバケーブル34、カテーテル3
5等から構成されている。
【0022】前記電気回路ユニット33は制御部36、
演算部37、二波長光検出素子38、電源39、フォト
ダイオード40、ポンプ41等から構成されており、ポ
ンプ41の吐出側にはカテーテル35が接続されてい
る。
【0023】前記ファイバケーブル34はライトガイド
42,43、プリズム44等から構成されており、ライ
トガイド42の光出射端側には二波長光検出素子38が
対向して設けられている。
【0024】上記のように構成される第5実施例では、
プリズム44を腎臓45に接触させると、フォトダイオ
ード40で発せられた光がプリズム44と腎臓45との
接触面で反射し、ライトガイド42を通って二波長光検
出素子38に入る。このとき二波長光検出素子38では
2つの波長の光の強度を電気信号に変換して演算部37
へ送る。演算部37では二波長光検出素子38からの信
号に基づいて血糖値を演算し、それを制御部36に送出
する。制御部36では演算部37からの信号をもとにポ
ンプ41を駆動し、リザーバ32に蓄えられたインシュ
リンをカテーテル35を通じて血管内に注入する。
【0025】したがって、この第5実施例では腎臓45
の表面にプリズム44を接触させることにより、グルコ
ース濃度を光学的に測定できるので、前述した第1乃至
第3実施例と同様に血液を採取することなく生体の血糖
値を容易に知ることができる。
【0026】図6は本発明を携帯型インリュリン注入器
に適用した一実施例を示すものであり、この実施例に係
るインリュリン注入器は本体部54と、この本体部54
に送液チューブ51を介して接続された穿針部52とか
ら構成されている。
【0027】前記本体部54には電源47、ポンプ4
8、制御部49、リザーバ53等が設けられており、制
御部49からの信号によりポンプ48を駆動するとリザ
ーバ53に蓄えられたインシュリンが送液チューブ51
を通じて穿針部52に供給されるようになっている。
【0028】また、本体部54にはグルコースセンサ5
0が着脱自在に設けられており、このグルコースセンサ
50の先端を唇や眼球などに押し当てると糖濃度が自動
的に測定され、グルコースセンサ50からの信号に基づ
いて制御部49からポンプ48に駆動信号が送出される
ようになっている。
【0029】したがって、この第6実施例では本体部5
4に着脱自在に設けられたグルコースセンサ50を唇や
眼球などに接触させることにより、血液を採取すること
なく生体の血糖値を容易に測定することができる。
【0030】図7は本発明の第7実施例を示すものであ
り、この第7実施例に係る携帯型インリュリン注入器は
本体部66と、この本体部66に送液チューブ64を介
して接続された穿針部65とから構成されている。
【0031】前記本体部66は電源55、バッファ液吸
引用ポンプ56、バッファ液貯溜用リザーバ57、グル
コース測定用セル58、表示部59、電極60,61、
インシュリン送液用ポンプ62、インシュリン貯溜用リ
ザーバ63等を備えて構成されており、電極60は生体
の表皮側から高分子ゲル膜69、バッファ液68、金属
板67を積層して構成されている。
【0032】上記のように構成される第7実施例では、
電極60,61間に電圧を印加すると、電気泳道の原理
で生体内の糖が電極60の高分子ゲル膜69の内面に侵
出する。したがって、ポンプ56を駆動してリザーバ5
7に蓄えられたバッファ液を電極60内を通してグルコ
ース測定用セル58内に引き込むことにより、グルコー
ス測定用セル58で糖濃度が測定される。測定された値
は表示部59に表示される。このとき、使用者は表示部
59に表示されたグルコース濃度をもとにポンプ62を
駆動することにより、リザーバ63に蓄えられたインシ
ュリンが送液チューブ64を介して穿針部65に供給さ
れ、穿針部65から生体内に注入される。 したがっ
て、この第7実施例では本体部66内にグルコース測定
用セル58が設けられているので、前述した第1乃至第
6実施例と同様に血液を採取することなく生体の血糖値
を容易に測定することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、生
体の糖濃度を測定するグルコースセンサを備えているの
で、血液を採取することなく生体の血糖値を容易に知る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るインシュリン注入器
を示す図。
【図2】本発明の第2実施例に係るインシュリン注入器
を示す図。
【図3】本発明の第3実施例に係るインシュリン注入器
を示す図。
【図4】本発明の第4実施例に係るインシュリン注入器
を示す図。
【図5】本発明の第5実施例に係るインシュリン注入器
を示す図。
【図6】本発明の第6実施例に係るインシュリン注入器
を示す図。
【図7】本発明の第7実施例に係るインシュリン注入器
を示す図。
【符号の説明】
1…下キャップ、2…インシュリン注入器本体、3…上
キャップ、6…グルコースセンサ、7…眼球アダプタ、
4…表示部、14…眼鏡フレーム、11…グルコースセ
ンサ、13…テレメトリ回路、19…グルコースセン
サ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体の糖濃度を検出するグルコースセン
    サを備えたことを特徴とするインシュリン注入器。
JP3217576A 1991-08-28 1991-08-28 インシユリン注入器 Withdrawn JPH0549696A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3217576A JPH0549696A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 インシユリン注入器

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JP3217576A JPH0549696A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 インシユリン注入器

Publications (1)

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JPH0549696A true JPH0549696A (ja) 1993-03-02

Family

ID=16706445

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3217576A Withdrawn JPH0549696A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 インシユリン注入器

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JP (1) JPH0549696A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000356634A (ja) * 1999-04-26 2000-12-26 Becton Dickinson & Co 診断及び薬剤送出システム
JP2001104478A (ja) * 1999-10-04 2001-04-17 Seiko Instruments Inc 携帯型投液装置
WO2003090614A1 (fr) * 2002-04-25 2003-11-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif de determination de dose, injecteur et systeme de gestion sanitaire
JP2005296428A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Soo Bong Choi 無線交信が可能なインシュリンポンプ制御方法
JP2008529569A (ja) * 2005-02-02 2008-08-07 ディセトロニック・ライセンシング・アクチェンゲゼルシャフト 移動型医療装置及び医療装置間の通信方法
JP2008545460A (ja) * 2005-05-17 2008-12-18 アイセンス コーポレーション 一体的な薬剤送達及び被分析物センサ器具

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Effective date: 19981112