JPH0549378A - 鳥害防止器 - Google Patents

鳥害防止器

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JPH0549378A
JPH0549378A JP3244582A JP24458291A JPH0549378A JP H0549378 A JPH0549378 A JP H0549378A JP 3244582 A JP3244582 A JP 3244582A JP 24458291 A JP24458291 A JP 24458291A JP H0549378 A JPH0549378 A JP H0549378A
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JP
Japan
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cylinder
cylindrical body
repellent
odor
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP3244582A
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English (en)
Inventor
Eizo Negishi
栄三 根岸
Mitsuhide Nakamura
充秀 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meishin Electric Co Inc
Original Assignee
Meishin Electric Co Inc
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Publication date
Application filed by Meishin Electric Co Inc filed Critical Meishin Electric Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電柱頂部で腕木等に取付け、鳥が忌避する臭
いを放散し続けさせる鳥害防止器を提供する。 【構成】 取付基板1上に円筒体2を立設して該円筒体
2の周側面下部に空気流入口3を複数開設すると共に、
該円筒体3内に収容室5を形成して発香忌避剤6を収容
せしめ、さらに円筒体3の外側に通孔を備えた防雨筒を
被着し、該防雨筒の外側に有蓋筒体よりなる風車13を
回転自在に冠着せしめ、該風車13には天板に風受板1
4を設けると共に、周側面に送風孔16を開設し、該風
車13の回転に伴ない円筒体の空気流入口3から流入し
た空気を収容室5へ引入れて発香忌避剤6の臭いを移行
させ、その臭いを回転する風車13の送風孔16から外
方へ放散させるように構成し、前記基板1には電柱の腕
木B等に固定させる取付部材17を付設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電柱頂部において腕木
等に取付けて使用する鳥害防止器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電柱頂部で腕木等に取付けて、鳥が止ま
って接触事故や糞害を起こすのを防止する鳥害防止器に
は、物理的,心理的,或いは化学的な対策で効果を挙げ
ようと種々のものが提案されている。例えば、物理的対
策によるものでは、支持杆等に棒状バリヤーを林立させ
て鳥の接近を防止させるようにしたものがあり、心理的
対策によるものでは、風車を回転させたり、目玉を表示
した風船で威嚇するものや、音響で威嚇するもの、さら
には、赤外線センサーにより不快感や不安感を蓄積させ
るものなどがあり、化学的対策によるものでは忌避材を
塗布するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記バリヤーを林立さ
せたものは効果的ではあるが、線路保守作業に支障とな
らない構造が求められ、威嚇によるものは鳥の学習効果
から馴れを生じるためにその対策が必要であり、音響を
発するものは騒音公害となり、赤外線センサーによるも
のは反応に方向性の制約がある。さらに忌避材を塗布す
るものでは支持物が汚れたり、塗り替えが必要であると
いったように何れも解決すべき課題を抱えている。それ
故に本発明は、このような課題を伴なわない新規な技術
思想に基づく鳥害防止器を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の鳥害防止器は、
基板上に円筒体を立設して該円筒体の周側面下部に空気
流入口を複数開設すると共に、該円筒体の内部に収容室
を形成して発香忌避剤を収容せしめ、さらに、該円筒体
の外側に通孔を備えた防雨筒を被着し、該防雨筒の外側
に有蓋筒体よりなる風車を回転自在に冠着せしめ、該風
車には天部に風受板を設けると共に、周側面に送風孔を
開設し、前記基板には電柱の腕木等に固定させる取付部
材を付設して、地上操作により安全に、しかも容易に取
付け使用できるようにした。
【0005】
【作用】本発明の鳥害防止器は、風車の回転に伴ない円
筒体の空気流入口から流入した空気を収容室へ引入れて
発香忌避剤の臭いを移行させ、その臭いを回転する風車
の送風孔から外方へ放散させ、その臭いで鳥が接近する
のを防止させる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。図において1は電柱頂部で腕木等に取付ける基板で
あり、該基板1の上面に上部を開口した円筒体2を立設
する。該円筒体2の周側面下部に空気流入口3を複数開
設し、これらの空気流入口3より上方位置で円筒体2内
に透孔4’を貫通した支持板4を設けて収容室5を形成
し、この収容室5に発香忌避剤6を収容させる。この発
香忌避剤6は硫黄を主成分とし、クレオソート等の臭い
を発する物質を配合して円筒形状のカートリッジ式と
し、補給容易な構成としている。
【0007】前記円筒体2の下部外周に支持板7を配し
て該支持板7上に受部材8を載置し、該受部材8に有蓋
筒体よりなる防雨筒9の下端を嵌脱自在に嵌挿支持させ
る。この防雨筒9は六角形状の周側壁に庇付きの通孔1
0を複数設けて形成している。また、前記支持板7の外
周にベアリング11を介して自在に回転する円板12を
取付けて該円板12に有蓋筒体よりなる風車13を冠着
させる。風車13は天板に半月状の風受板14を複数立
設すると共に周側面を複数個所切起こして送風板15と
送風孔16とを形成し、風受板14で受ける風の力を風
車13の回転エネルギーに代え、送風孔16により内部
の空気を外部へ送り出させる。
【0008】17は前記基板1に付設した電柱の腕木等
に取付け固定するための取付部材であり、基板1と略同
大の天板1’の一側下面に電柱の腕木Bの厚さより若干
高い長さの側板18を垂設してその下端に底板19を取
付けて側面コ形状に形成し、さらに底板19の一端下面
にホットスティックと称される操作棒を挟持させる板片
20を垂設している。さらに、底板19の中央にボルト
21を螺通させると共に、該ボルト21の底板19下面
に突出する先端にナット22を螺合固定させている。
【0009】取付部材17は、直接基板1の側縁を延長
して側板18、底板19、板片20を形成することも可
能であり、なお腕木Bに鳥害防止器を取付ける方法とし
ても任意の構成が考えられ、例えば、基板1そのものに
締付バンドを取付けて腕木Bに締止させるようにしても
よいこと勿論である。
【0010】このように構成した本発明の鳥害防止器
は、取付部材17の板片20を図示しないホットスティ
ックと称される操作棒の先端で挟み付けて地上より高く
差上げ、電柱上部に固設されている腕木Bに図1に示す
ように、取付部材17の側面コ形状の部分を嵌挿する。
そして操作棒の先端を板片20から離し、該操作棒の先
端でナット22を挟み付けて操作棒を回動させてボルト
21を締付けて腕木Bに鳥害防止器を固定する。このよ
うにして鳥害防止器は地上操作によって安全に電柱上部
に取付けることができる。
【0011】このようにして電柱上部に取付けられた鳥
害防止器は、図4に断面図で示すように、円筒体2の下
部に開設した空気流入口3から流入する空気を、風車1
3の回転によつて矢示する如くに収容室5へ引込み、こ
の空気に発香忌避剤6から発する臭いを移行させ、さら
にその臭いを移行した空気は円筒体2の上方から防雨筒
9内へ放出させる。そして、防雨筒9内へ放出された臭
いは風車13の回転に伴なう吸引作用と攪拌作用により
防雨筒9の通孔10を経て風車13の送風孔16から外
部へ放散される。そして、使用に際して雨水等が風車1
3に設けた送風孔16を通過して侵入しても防雨筒9に
遮ぎられてそれ以上内部に侵入することがないから、円
筒体2内の収容室5に収容した発香忌避剤6が雨水等に
より吸湿することなく、常時発香忌避剤6の臭いを放散
する効果を持続する。このようにして本発明の鳥害防止
器は発香忌避剤6の臭いを放散し続けて鳥の飛来や営巣
を防止する。
【0012】そして、所定の期間が経過して発香忌避剤
6が消耗した場合は、操作棒を使ってナット22の締付
けを緩め、該操作棒で取付部材17の板片20を挟んで
鳥害防止器を地上へ下ろし、風車13及び防雨筒9を外
して円筒体2を露出させ、収容室5に新しい発香忌避剤
6のカートリッジを装填し、防雨筒9及び風車13を被
着させた後再び操作棒を使って前述と同じ要領で電柱上
部の腕木Bに鳥害防止器を取付けることにより、すべて
の操作を地上で行なって継続して使用することができ
る。
【0013】
【発明の効果】以上に述べたように本発明の鳥害防止器
は、従来見受けられなかった新しい技術思想に基づき、
鳥が忌避する臭いを放散し続けることによって鳥の接近
を阻むものであり、しかも自然の風を利用して回転作動
し、万遍なく多方向に臭いを放散し続け、十分に目的を
達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】鳥害防止器の斜視図。
【図2】鳥害防止器の分解斜視図。
【図3】鳥害防止器の要部正面図。
【図4】作用を説明するための図3の断面図。
【符号の説明】
1 基板 2 円筒体 3 空気流入口 5 収容室 6 発香忌避剤 8 円板 9 防雨筒 10 通孔 13 風車 14 風受板 16 送風孔 17 取付部材 B 腕木

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に円筒体を立設して該円筒体の周
    側面下部に空気流入口を複数開設すると共に、該円筒体
    の内部に収容室を形成して該収容室に発香忌避剤を収容
    せしめ、さらに、該円筒体の外側に通孔を備えた防雨筒
    を被着し、該防雨筒の外側に有蓋筒体よりなる風車を回
    転自在に冠着せしめ、該風車には天部に風受板を設ける
    と共に周側面に送風孔を開設し、該風車の回転に伴ない
    円筒体の空気流入口から流入した空気を収容室へ引入れ
    て発香忌避剤の臭いを移行させ、その臭いを回転する風
    車の送風孔から外方へ放散させるように構成し、前記基
    板には電柱の腕木等に固定させる取付部材を付設したこ
    とを特徴とする鳥害防止器。
JP3244582A 1991-08-28 1991-08-28 鳥害防止器 Pending JPH0549378A (ja)

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