JPH0549304U - 自動カンナ盤の分決め装置 - Google Patents

自動カンナ盤の分決め装置

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JPH0549304U
JPH0549304U JP11249791U JP11249791U JPH0549304U JP H0549304 U JPH0549304 U JP H0549304U JP 11249791 U JP11249791 U JP 11249791U JP 11249791 U JP11249791 U JP 11249791U JP H0549304 U JPH0549304 U JP H0549304U
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JP
Japan
Prior art keywords
scale
plate
scale plate
cutter case
fixed
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Pending
Application number
JP11249791U
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English (en)
Inventor
章嗣 大元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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Priority to JP11249791U priority Critical patent/JPH0549304U/ja
Publication of JPH0549304U publication Critical patent/JPH0549304U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動カンナ盤において目盛板の目盛を見なく
ても被加工材を所定の寸法に加工できるものとした構造
簡易な分決め装置を提供すること。 【構成】 カッターケース(2)に目盛板(7)を設
け、これに分決め調整片(8)を位置調整自在に固定す
る。一方、昇降定盤(1)には目盛指示針(11)を設
ける。被加工材を切削するさいは目盛板の目盛をいちい
ち見ないでも、分決め調整片と目盛指示針との相対位置
を見るだけで切削量が判断される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動カンナ盤の分決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動カンナ盤のガイドバーと平行に目盛板のみを設けたものは存在して いる。しかし、たとえば、1寸5分×4寸の寸法の敷居を多数連続して加工する 場合、繰り返し同じ作業をしていると、目盛を見まちがえたり、誤加工したりす るといった問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、目盛板にスライド調整可能な分決め調整片と、昇降定盤に固定した 目盛指示針とを設けることにより、目盛をいちいち見なくても、分決め調整片と 目盛指示針との相対位置を見るだけで、被加工材を所定の寸法に加工できる分決 め装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、鉋刃を備えたカッターケースと、被加工材 を載置する定盤を設けた自動鉋盤であって、次のようになしたことを特徴とする 。 即ち、 (1) 左右ガイドバーの一方に平行に一端をカッターケースに固定し、他端を 自由端として垂下した目盛板を操作者側に設ける。 (2) この目盛板のセット位置に分決め調整片を固定する。前記分決め調整片 は、断面略コ字形に形成して、前記目盛板に上下スライド可能に嵌合し、ツマミ ネジを介して所定の位置に固定する。分決め調整片には、セット目盛を指示する 指示部を設ける。 (3) 昇降定盤に目盛指示針を固定する。 (4) 被加工材を載する定盤とカッターケースとはいずれか一方が上下動する 。
【0005】
【実施例】
図1において、鉋刃(s)を有するカッターケース(2)とベッド(3)との 間にガイドバ−(4)を立設し、上記ガイドバー(4)にそって昇降定盤(1) は上下動可能である。この昇降定盤(1)上に被加工材(15)を載置し、所定 の位置にまで上昇させて、カッターケース(2)の鉋刃(s)により切削を行う 。昇降モータ(6)の回転がギヤ(16)(17)を介して昇降ネジ(14)に 伝達され、ベッド(3)に螺合した昇降ネジ(14)(14)の回転により昇降 定磐(1)は昇降する。(R)は送りローラである。(5)は台木である。
【0006】 次に、分決め装置について図1〜図3により説明する。分決め作業はカッター ケース(2)の操作者側に設けた目盛板(7)と昇降定盤(1)に取付けた目盛 指示針(11)との相対位置を見ながら行う。目盛板(7)を操作者側の左右ガ イドバー(4)(4)の一方に平行に操作者側に垂設し、一端をカッターケース (2)に固定すると共に、他端を自由端に形成する。分決め調整片(8)をこの 目盛板(7)上にそってスライドさせながら所定寸法位置に固定する。上記分決 め調整片(8)は、断面略コ字状に形成して、開口部(8b)を目盛側に向けて 目盛板(7)にスライド可能に嵌合し、ツマミネジ(12)を介して所定の寸法 位置に固定する。分決め調整片(8)の固定手段として、ツマミネジ(12)の 例を示したが、マグネット等を用いてもよい。
【0007】 上記分決め調整片(8)の開口部(8b)には、目盛板(7)上のセット値を 指示する指示部(8a)を設ける。この分決め調整片(8)を2個以上、目盛板 (7)に嵌合できる。たとえば、4図に示したように被加工材(15)の所要寸 法が1寸5分×4寸である場合、分決め調整片(8)の一方を1寸5分に、他方 を4寸に指示するよう、それぞれの指示部(8a)(8a)を調整する。 目盛指示針(11)の基端部(11a)を上下動する昇降定盤(1)に固定し 、その先端部(11b)は、目盛板(7)の表面に突出させる。
【0008】 しかして、被加工材(15)を図4に示すような1寸5分×4寸に加工したい 場合、2個の分決め調整片(8)の一方を、指示部(8a)が1寸5分を指し示 すような位置に合わせ、他の分決め調整片(8)を4寸に合わす。次いで、被加 工材(15)の表面(13a)(13b)を上面、下面にセットし、昇降ボタン を押して、昇降定盤(1)を上昇させる。次いで、被加工材(15)の切削を繰 り返しながら、目盛指示針(11)の先端部(11b)が分決め調整片(8)の 指示部(8a)に一致するまで切削し続ける。その後、同じ手順を繰り返しなが ら、表面(13c)(13d)を1寸5分になるまで切削する。
【0009】 なお、上記実施例では、昇降定盤(1)が昇降する例について説明したが、昇 降定盤(1)が静止、カッターケース(2)が昇降するタイプの自動カンナ盤に も、本考案の分決め装置を使用できる。
【0010】
【考案の効果】
(1) 目盛板(7)上へ分決め調整片(8)を所定位置に固定し上下動する昇 降定盤(1)に目盛指示針(11)を固定し、分決め調整片(8)と目盛指示針 (11)との相対位置を見ながら、加工できるので、被加工材(15)を所定の 寸法に加工でき、操作も容易である。 (2) 目盛板(7)の付いた機械へ、単に、分決め調整片(8)と目盛指示針 (11)とをそのまま、取付ければよいので、本考案の分決め装置を既存の機械 へも簡単に取付けできる。 (3) 目盛板(7)上へ分決め調整片(8)を2個所以上取付けできるので複 数の所要寸法をセットできる。 (4) 電気的に操作される分決め装置と比べ、本考案による装置は、構造が簡 単であり、安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動カンナ盤に係り、(a)は正
面図で(b)は側面図である。
【図2】同カンナ盤の目盛板部分の正面図である。
【図3】図2のH−H部分の断面図である。
【図4】被加工材の図である。
【符号の説明】
1 定盤 2 カッターケース 4 ガイドバー 7 目盛板 8 分決め調整片 8a 指示部 11 指示針 12 ツマミネジ 15 被加工材 S 鉋刃

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉋刃(s)を備えたカッターケース
    (2)と、被加工材(15)を載置する定盤(1)を設
    けた自動鉋盤において、左右ガイドバー(4)(4)の
    一方に平行に一端をカッターケース(2)に固定し、他
    端を自由端として垂下した目盛板(7)を操作者側に設
    け、目盛板(7)のセット位置には分決め調整片(8)
    を固定すると共に前記分決め調整片(8)は、断面略コ
    字形に形成して、前記目盛板(7)に上下スライド可能
    に嵌合し、ツマミネジ(12)を介して所定の位置に固
    定するほかセット目盛を指示する指示部(8a)を設
    け、昇降定盤(1)に対し目盛指示針(11)を固定
    し、被加工材を載する定盤(1)とカッターケース
    (2)とはいずれか一方が上下動する構成となしたこと
    を特徴とする自動カンナ盤の分決め装置。
JP11249791U 1991-12-03 1991-12-03 自動カンナ盤の分決め装置 Pending JPH0549304U (ja)

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JP11249791U JPH0549304U (ja) 1991-12-03 1991-12-03 自動カンナ盤の分決め装置

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JP11249791U JPH0549304U (ja) 1991-12-03 1991-12-03 自動カンナ盤の分決め装置

Publications (1)

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JPH0549304U true JPH0549304U (ja) 1993-06-29

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ID=14588134

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JP11249791U Pending JPH0549304U (ja) 1991-12-03 1991-12-03 自動カンナ盤の分決め装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014902B2 (ja) * 1977-08-26 1985-04-16 日産自動車株式会社 内燃機関の燃料制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014902B2 (ja) * 1977-08-26 1985-04-16 日産自動車株式会社 内燃機関の燃料制御装置

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