JPH0548958A - 撮像装置の検査装置 - Google Patents
撮像装置の検査装置Info
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- JPH0548958A JPH0548958A JP3186465A JP18646591A JPH0548958A JP H0548958 A JPH0548958 A JP H0548958A JP 3186465 A JP3186465 A JP 3186465A JP 18646591 A JP18646591 A JP 18646591A JP H0548958 A JPH0548958 A JP H0548958A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 撮像装置から出力される画像信号から撮像素
子若しくは内部回路の異常を容易に、かつ確実に検出す
ること。 【構成】 撮像装置の絞り手段7と撮像素子5との間に
所定の輝度を有する発光手段9を設け、絞り手段7を閉
じた状態にて発光手段9を発光させて撮像素子が受光し
た光による画像信号に基づき撮像素子若しくは内部回路
の作動状態を検査する検査回路2を設ける。これにより
撮像素子5は、発光手段9よりの光を作為的なフォーマ
ルな検査光として、外部環境による外乱の影響を受けず
に受光し、この時に出力される画像信号に基づいて撮像
素子5、内部回路8の検査、自己診断を行う。
子若しくは内部回路の異常を容易に、かつ確実に検出す
ること。 【構成】 撮像装置の絞り手段7と撮像素子5との間に
所定の輝度を有する発光手段9を設け、絞り手段7を閉
じた状態にて発光手段9を発光させて撮像素子が受光し
た光による画像信号に基づき撮像素子若しくは内部回路
の作動状態を検査する検査回路2を設ける。これにより
撮像素子5は、発光手段9よりの光を作為的なフォーマ
ルな検査光として、外部環境による外乱の影響を受けず
に受光し、この時に出力される画像信号に基づいて撮像
素子5、内部回路8の検査、自己診断を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は対象物を撮像して画像信
号を出力する撮像装置の作動状態を検査するための検査
装置に関するものである。
号を出力する撮像装置の作動状態を検査するための検査
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】対象物を撮像して画像信号を出力するC
CDカメラの如き撮像装置は、工場のラインに於ける外
観検査、対象物に描かれた文字の読取り、民生用のビデ
オカメラ等として各方面にて用いられており、これは、
レンズ及び絞り手段を介して対象物を撮像素子によって
撮像し、その撮像素子からの信号を内部回路にて画像信
号処理して外部へ出力するようになっている。
CDカメラの如き撮像装置は、工場のラインに於ける外
観検査、対象物に描かれた文字の読取り、民生用のビデ
オカメラ等として各方面にて用いられており、これは、
レンズ及び絞り手段を介して対象物を撮像素子によって
撮像し、その撮像素子からの信号を内部回路にて画像信
号処理して外部へ出力するようになっている。
【0003】上述の如き撮像装置を用いて、例えば外観
検査や文字の読取りを行う場合、得られた画像信号の信
頼性を確保するべく、撮像装置から出力される画像信号
の輝度の出力レベルを所定のレベルに維持する必要があ
り、またカラー画像を扱う撮像装置の場合には、色再現
のため、輝度レベルに加えてホワイトバランスの如く、
各基本色の出力レベルを適当な相互比率をもって所定の
レベルに維持する必要がある。
検査や文字の読取りを行う場合、得られた画像信号の信
頼性を確保するべく、撮像装置から出力される画像信号
の輝度の出力レベルを所定のレベルに維持する必要があ
り、またカラー画像を扱う撮像装置の場合には、色再現
のため、輝度レベルに加えてホワイトバランスの如く、
各基本色の出力レベルを適当な相互比率をもって所定の
レベルに維持する必要がある。
【0004】従来一般に、撮像装置が出力する画像信号
の輝度レベルが所定のレベルであるか否かの検査は、レ
ンズの前方に基準となる対象物を設置し、その対象物を
撮像して得られる出力データにより行われている。ま
た、ホワイトバランスの如き各基本色毎の出力レベルに
関する検査はレンズの前方に所定の色若しくは白色のボ
ードを設置し、そのボードを撮像して得られる出力デー
タにより行われている。
の輝度レベルが所定のレベルであるか否かの検査は、レ
ンズの前方に基準となる対象物を設置し、その対象物を
撮像して得られる出力データにより行われている。ま
た、ホワイトバランスの如き各基本色毎の出力レベルに
関する検査はレンズの前方に所定の色若しくは白色のボ
ードを設置し、そのボードを撮像して得られる出力デー
タにより行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外部に
設置された対象物または所定色のボードを撮像して得ら
れる画像信号の輝度レベル若しくは色レベルは、内部回
路若しくは撮像素子の故障以外に、撮像環境状態の変動
によっても変動するから、画像信号の輝度レベル若しく
は色レベルより内部回路若しくは撮像素子の故障を信頼
性高く確実に検出することができず、また検査の度に外
部設置の対象物、所定色のボードを準備する必要があ
り、しかもこの検査はすべてアニュアル作業により行わ
れるから、作業性が悪いと共に、検査の信頼性、確実性
が更に低下することになる。
設置された対象物または所定色のボードを撮像して得ら
れる画像信号の輝度レベル若しくは色レベルは、内部回
路若しくは撮像素子の故障以外に、撮像環境状態の変動
によっても変動するから、画像信号の輝度レベル若しく
は色レベルより内部回路若しくは撮像素子の故障を信頼
性高く確実に検出することができず、また検査の度に外
部設置の対象物、所定色のボードを準備する必要があ
り、しかもこの検査はすべてアニュアル作業により行わ
れるから、作業性が悪いと共に、検査の信頼性、確実性
が更に低下することになる。
【0006】本発明は、上述の如き従来技術の問題点に
着目してなされたものであり、撮像装置から出力される
画像信号の輝度レベル及び色レベルから撮像素子若しく
は内部回路の異常を、簡単な構造をもって、容易に、信
頼性高く確実に検出することができる撮像装置の検査装
置を提供することを目的としている。
着目してなされたものであり、撮像装置から出力される
画像信号の輝度レベル及び色レベルから撮像素子若しく
は内部回路の異常を、簡単な構造をもって、容易に、信
頼性高く確実に検出することができる撮像装置の検査装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、レンズ及び絞り手段を介して対象物を撮像
する撮像素子と、該撮像素子からの出力信号を画像信号
化する内部回路とを有する撮像装置の検査装置に於て、
前記絞り手段と撮像素子との間に設けられ、前記撮像素
子に対し光線を照射する発光手段と、前記絞り手段を閉
じた状態にて前記発光手段を発光させ前記撮像素子が受
光した光による画像信号に基づき前記撮像素子及び前記
内部回路のうち少なくともいずれか一方の作動状態を検
査する検査回路とを有することを特徴とする撮像装置の
検査装置によって達成される。
明によれば、レンズ及び絞り手段を介して対象物を撮像
する撮像素子と、該撮像素子からの出力信号を画像信号
化する内部回路とを有する撮像装置の検査装置に於て、
前記絞り手段と撮像素子との間に設けられ、前記撮像素
子に対し光線を照射する発光手段と、前記絞り手段を閉
じた状態にて前記発光手段を発光させ前記撮像素子が受
光した光による画像信号に基づき前記撮像素子及び前記
内部回路のうち少なくともいずれか一方の作動状態を検
査する検査回路とを有することを特徴とする撮像装置の
検査装置によって達成される。
【0008】また本発明による撮像装置の検査装置に於
いては、前記撮像装置が複数の基本色を別々に受光する
複数種類の撮像素子と該撮像素子からの入力信号を前記
基本色別に処理して組合わせることによりカラーの画像
信号を得るための内部回路とを有するカラー画像用撮像
装置として構成され、前記発光手段が前記各基本色毎に
所定の輝度と所定の彩度を有する発光手段により構成さ
れ、前記検査回路は前記絞り手段を閉じた状態にて前記
発光手段を発光させ前記各種類の撮像素子が受光した光
による画像信号に基づき前記各撮像素子及び前記内部回
路のうち少なくともいずれか一方の輝度出力及び色出力
に関する作動状態を検査するよう構成されていてよい。
いては、前記撮像装置が複数の基本色を別々に受光する
複数種類の撮像素子と該撮像素子からの入力信号を前記
基本色別に処理して組合わせることによりカラーの画像
信号を得るための内部回路とを有するカラー画像用撮像
装置として構成され、前記発光手段が前記各基本色毎に
所定の輝度と所定の彩度を有する発光手段により構成さ
れ、前記検査回路は前記絞り手段を閉じた状態にて前記
発光手段を発光させ前記各種類の撮像素子が受光した光
による画像信号に基づき前記各撮像素子及び前記内部回
路のうち少なくともいずれか一方の輝度出力及び色出力
に関する作動状態を検査するよう構成されていてよい。
【0009】
【作用】上述の構成によれば、検査に際して絞り手段が
閉じられた状態にて発光手段が発光し、これの光が撮像
素子に直接照射され、これにより撮像素子は、発光手段
よりの光を作為的なフォーマルな検査光として、外部環
境による外乱の影響を受けずに受光し、この時に出力さ
れる画像信号の輝度レベル、色レベルに基づいて撮像素
子、内部回路の検査、自己診断が行われる。
閉じられた状態にて発光手段が発光し、これの光が撮像
素子に直接照射され、これにより撮像素子は、発光手段
よりの光を作為的なフォーマルな検査光として、外部環
境による外乱の影響を受けずに受光し、この時に出力さ
れる画像信号の輝度レベル、色レベルに基づいて撮像素
子、内部回路の検査、自己診断が行われる。
【0010】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて説明する。図1は、本発明による撮像装置の内部
構成の一実施例を示している。この撮像装置は、CCD
カメラの如きカメラ1と、このカメラ1からの出力線A
及びカメラ1への入力線Bをもってカメラ1に接続され
た検査回路2とを有している。
ついて説明する。図1は、本発明による撮像装置の内部
構成の一実施例を示している。この撮像装置は、CCD
カメラの如きカメラ1と、このカメラ1からの出力線A
及びカメラ1への入力線Bをもってカメラ1に接続され
た検査回路2とを有している。
【0011】カメラ1は、入光部3と本体4とからな
り、本体4の内部には板状をなす公知の撮像素子5が、
その受光面5aを入光部3の入光面3aに正対させて配
置されている。入光部3の内部には、結像系のレンズ部
6と、全閉可能な絞り部7とが入射光方向に順に設けら
れており、入光面3aから入射した光はレンズ部6、絞
り部7を順に経て撮像素子5の受光面5aに到達するよ
うになっている。
り、本体4の内部には板状をなす公知の撮像素子5が、
その受光面5aを入光部3の入光面3aに正対させて配
置されている。入光部3の内部には、結像系のレンズ部
6と、全閉可能な絞り部7とが入射光方向に順に設けら
れており、入光面3aから入射した光はレンズ部6、絞
り部7を順に経て撮像素子5の受光面5aに到達するよ
うになっている。
【0012】撮像素子5は内部回路8と接続され、内部
回路8は撮像素子5からの信号を処理して画像信号とし
て出力線Aをもって外部へ出力するようになっている。
カメラ1内の撮像素子5と絞り部7との間には所定の輝
度をもって選択的に発光する発光ダイオードの如き既知
の明るさの発光体9が固定配置されている。発光体9
は、内部回路8により発光作動を制御され、撮像素子5
の特定の領域、例えば中央領域に対し光を照射するよう
になっている。
回路8は撮像素子5からの信号を処理して画像信号とし
て出力線Aをもって外部へ出力するようになっている。
カメラ1内の撮像素子5と絞り部7との間には所定の輝
度をもって選択的に発光する発光ダイオードの如き既知
の明るさの発光体9が固定配置されている。発光体9
は、内部回路8により発光作動を制御され、撮像素子5
の特定の領域、例えば中央領域に対し光を照射するよう
になっている。
【0013】出力線Aは図示されない外部処理装置に接
続されると共に検査回路2に接続されている。検査回路
2は、出力線Aによるカメラ1よりの画像信号を2値化
する2値化回路10と、面積計測回路11と、判定回路
12と、外部操作ボタン14により操作されて内部回路
8に対し入力線Bによって発光体9の発光タイミングを
指示するトリガ回路13とを有している。
続されると共に検査回路2に接続されている。検査回路
2は、出力線Aによるカメラ1よりの画像信号を2値化
する2値化回路10と、面積計測回路11と、判定回路
12と、外部操作ボタン14により操作されて内部回路
8に対し入力線Bによって発光体9の発光タイミングを
指示するトリガ回路13とを有している。
【0014】面積計測回路11は、2値化回路10より
2値化信号を与えられ、撮像素子5が発光体9よりの光
を受光する前記特定の領域に相当する部分を含む特定の
検査走査線の明部の面積(長さ)を計測し、これに関す
るデータを判定回路12へ出力するようになっている。
2値化信号を与えられ、撮像素子5が発光体9よりの光
を受光する前記特定の領域に相当する部分を含む特定の
検査走査線の明部の面積(長さ)を計測し、これに関す
るデータを判定回路12へ出力するようになっている。
【0015】判定回路12は、トリガ回路13による発
光タイミング指示に同期して作動するようになってお
り、面積計測回路11よりの明部の面積に関するデータ
に基づきこれが規定値に達しているか否かを判別し、デ
ィスプレイの如き図示されない外部の表示装置などに判
定結果、即ち当該撮像装置の検査結果を出力するように
なっている。
光タイミング指示に同期して作動するようになってお
り、面積計測回路11よりの明部の面積に関するデータ
に基づきこれが規定値に達しているか否かを判別し、デ
ィスプレイの如き図示されない外部の表示装置などに判
定結果、即ち当該撮像装置の検査結果を出力するように
なっている。
【0016】撮像装置の検査を行うには、外部操作ボタ
ン14をマニュアル操作し、これによりトリガ回路13
から発光タイミングの指令を内部回路8に与える。この
指令により絞り部7が全閉状態になり、この状態下にて
発光体9が発光し、その光が撮像素子5に対し照射され
る。これにより撮像素子5が受光し、これによる撮像信
号が、内部回路8により信号処理され、画像信号(ビデ
オ信号)として検査回路2の2値化回路10へ出力され
るようになる。このビデオ信号は2値化回路10により
図2に示されている如く、所定の2値化レベルをもって
2値化され、2値化信号は面積計測回路11に出力され
る。
ン14をマニュアル操作し、これによりトリガ回路13
から発光タイミングの指令を内部回路8に与える。この
指令により絞り部7が全閉状態になり、この状態下にて
発光体9が発光し、その光が撮像素子5に対し照射され
る。これにより撮像素子5が受光し、これによる撮像信
号が、内部回路8により信号処理され、画像信号(ビデ
オ信号)として検査回路2の2値化回路10へ出力され
るようになる。このビデオ信号は2値化回路10により
図2に示されている如く、所定の2値化レベルをもって
2値化され、2値化信号は面積計測回路11に出力され
る。
【0017】面積計測回路11は、図2に示されている
如く、撮像素子5が発光体9よりの光を受光する特定の
領域に相当する部分を含む特定の検査走査線Y0 に於け
る2値化信号のレベル「H」、即ち明部Cの面積(長
さ)を計測し、明部Cの面積に関するデータを判定回路
12へ出力する。この時には判定回路12はトリガ回路
13より発光タイミング指示を入力していることから、
判定回路12は、この時に面積計測回路11より入力し
たデータにより、明部Cの面積が規定値に達しているか
否かを判別し、この判別結果の信号を出力する。この場
合、明部Cの面積が規定値に達していれば、当該撮像装
置から出力される画像信号の輝度レベルが正常であり、
明部Cの面積が規定値に達していなければ、当該撮像装
置から出力される画像信号の輝度レベルが異常で、補正
の必要があると判定する。
如く、撮像素子5が発光体9よりの光を受光する特定の
領域に相当する部分を含む特定の検査走査線Y0 に於け
る2値化信号のレベル「H」、即ち明部Cの面積(長
さ)を計測し、明部Cの面積に関するデータを判定回路
12へ出力する。この時には判定回路12はトリガ回路
13より発光タイミング指示を入力していることから、
判定回路12は、この時に面積計測回路11より入力し
たデータにより、明部Cの面積が規定値に達しているか
否かを判別し、この判別結果の信号を出力する。この場
合、明部Cの面積が規定値に達していれば、当該撮像装
置から出力される画像信号の輝度レベルが正常であり、
明部Cの面積が規定値に達していなければ、当該撮像装
置から出力される画像信号の輝度レベルが異常で、補正
の必要があると判定する。
【0018】尚、この場合、判定結果をディスプレイの
如き外部の表示装置に対する出力以外に、明部Cの面積
を定量的に示す信号を内部回路8の輝度補正回路に与
え、これにより輝度補正をフィードバック式に自動的に
行うことも可能である。
如き外部の表示装置に対する出力以外に、明部Cの面積
を定量的に示す信号を内部回路8の輝度補正回路に与
え、これにより輝度補正をフィードバック式に自動的に
行うことも可能である。
【0019】図3は、本発明による撮像装置の内部構成
の他の実施例を示している。尚、図3に於いて、図1に
対応する部分は図1に付した符号と同一の符号により示
されている。
の他の実施例を示している。尚、図3に於いて、図1に
対応する部分は図1に付した符号と同一の符号により示
されている。
【0020】この撮像装置に於いては、撮像素子15が
カラー撮像素子として構成されており、これは、赤、
緑、青の三つの基本色の信号を三つの内部回路16、1
7、18に各々個別に入力し、この各内部回路16、1
7、18から出力線A1、A2、A3をもって外部に画
像信号を出力するようになっている。
カラー撮像素子として構成されており、これは、赤、
緑、青の三つの基本色の信号を三つの内部回路16、1
7、18に各々個別に入力し、この各内部回路16、1
7、18から出力線A1、A2、A3をもって外部に画
像信号を出力するようになっている。
【0021】撮像素子15と絞り部7との間に設けられ
た発光体19は、所定の輝度及び所定の赤緑青成分、即
ちRGB成分の光を放つ光源であり、これは、RGB成
分をすべて含む白熱電球の如き光源、あるいは赤色発光
の発光ダイオードと緑発光の発光ダイオードと青色発光
の発光ダイオードの如く、各基本色の単色光源の組合せ
であっもよく、何れの場合も輝度及び赤、緑、青の各光
色成分が既知であることは必要である。
た発光体19は、所定の輝度及び所定の赤緑青成分、即
ちRGB成分の光を放つ光源であり、これは、RGB成
分をすべて含む白熱電球の如き光源、あるいは赤色発光
の発光ダイオードと緑発光の発光ダイオードと青色発光
の発光ダイオードの如く、各基本色の単色光源の組合せ
であっもよく、何れの場合も輝度及び赤、緑、青の各光
色成分が既知であることは必要である。
【0022】各出力線A1、A2、A3は、図示されて
いない外部処理装置に接続される以外に、R出力検査回
路20、G出力検査回路21、B出力検査回路22の各
々に個別に接続され、赤、緑、青の各画像信号を各検査
回路20、21、22の各々に個別に入力するようにな
っている。
いない外部処理装置に接続される以外に、R出力検査回
路20、G出力検査回路21、B出力検査回路22の各
々に個別に接続され、赤、緑、青の各画像信号を各検査
回路20、21、22の各々に個別に入力するようにな
っている。
【0023】R出力検査回路20、G出力検査回路2
1、B出力検査回路22は、共通のトリガ回路27より
検査開始信号を与えられることにより、カメラ1よりの
R出力、G出力、B出力を各々個別に定量的に計測し、
この量子化信号を補正回路23のメモリ24へ出力する
ようになっている。
1、B出力検査回路22は、共通のトリガ回路27より
検査開始信号を与えられることにより、カメラ1よりの
R出力、G出力、B出力を各々個別に定量的に計測し、
この量子化信号を補正回路23のメモリ24へ出力する
ようになっている。
【0024】トリガ回路27は、外部操作ボタン28に
より操作されて検査開始信号を各検査回路20、21、
22へ出力すると共に、代表の内部回路16へ発光タイ
ミングの指令を出力するようになっている。
より操作されて検査開始信号を各検査回路20、21、
22へ出力すると共に、代表の内部回路16へ発光タイ
ミングの指令を出力するようになっている。
【0025】補正回路23は補正値演算回路25を含ん
でおり、これは、メモリ24より同一サンプリングに於
けるR出力、G出力、B出力を与えられ、このR出力、
G出力、B出力の各々の量子化信号値の相対的偏差より
カメラ1のR出力とG出力とB出力の三者の比率が所定
比率、例えばホワイトバランスに於いては、1:1:1
に成るように各色成分について補正値を算出するように
なっている。この補正値は補正値メモリ26に出力さ
れ、補正値メモリ26は各色成分についての補正値の信
号を、対応する色成分の内部回路16、17、18へ出
力するようになっている。
でおり、これは、メモリ24より同一サンプリングに於
けるR出力、G出力、B出力を与えられ、このR出力、
G出力、B出力の各々の量子化信号値の相対的偏差より
カメラ1のR出力とG出力とB出力の三者の比率が所定
比率、例えばホワイトバランスに於いては、1:1:1
に成るように各色成分について補正値を算出するように
なっている。この補正値は補正値メモリ26に出力さ
れ、補正値メモリ26は各色成分についての補正値の信
号を、対応する色成分の内部回路16、17、18へ出
力するようになっている。
【0026】撮像装置の検査及び補正を行うには、外部
操作ボタン28をマニュアル操作し、これによりトリガ
回路27から検査開始信号を各検査回路20、21、2
2に与える。これにより絞り部7が全閉状態になり、こ
の状態下にて発光体19が発光し、その光が撮像素子1
5に対し照射される。これにより撮像素子15が受光
し、これによる撮像信号が、内部回路16、17、18
により信号処理され、各色の画像信号(ビデオ信号)、
即ちR出力、G出力、B出力として、R出力検査回路2
0、G出力検査回路21、B出力検査回路22へ出力さ
れるようになる。
操作ボタン28をマニュアル操作し、これによりトリガ
回路27から検査開始信号を各検査回路20、21、2
2に与える。これにより絞り部7が全閉状態になり、こ
の状態下にて発光体19が発光し、その光が撮像素子1
5に対し照射される。これにより撮像素子15が受光
し、これによる撮像信号が、内部回路16、17、18
により信号処理され、各色の画像信号(ビデオ信号)、
即ちR出力、G出力、B出力として、R出力検査回路2
0、G出力検査回路21、B出力検査回路22へ出力さ
れるようになる。
【0027】これによりR出力検査回路20はR出力
を、G出力検査回路21はG出力を、B出力検査回路2
2はB出力を各々に定量的に計測し、この各色毎の量子
化信号を補正回路23のメモリ24へ出力するようにな
る。メモリ24は同一サンプリングに於けるR出力、G
出力、B出力の各々の量子化信号値を更新記憶する。
を、G出力検査回路21はG出力を、B出力検査回路2
2はB出力を各々に定量的に計測し、この各色毎の量子
化信号を補正回路23のメモリ24へ出力するようにな
る。メモリ24は同一サンプリングに於けるR出力、G
出力、B出力の各々の量子化信号値を更新記憶する。
【0028】補正値演算回路25は、メモリ24の記憶
値が更新されたことにより、同一サンプリングに於ける
R出力、G出力、B出力の各々の量子化信号値をメモリ
24より読み出し、R出力、G出力、B出力の各々の量
子化信号値の相対的偏差よりカメラ1のR出力とG出力
とB出力の三者の比率が所定比率、例えば1:1:1に
成るように各色成分について補正値を算出し、この各色
成分毎の補正値を補正値メモリ26へ出力する。
値が更新されたことにより、同一サンプリングに於ける
R出力、G出力、B出力の各々の量子化信号値をメモリ
24より読み出し、R出力、G出力、B出力の各々の量
子化信号値の相対的偏差よりカメラ1のR出力とG出力
とB出力の三者の比率が所定比率、例えば1:1:1に
成るように各色成分について補正値を算出し、この各色
成分毎の補正値を補正値メモリ26へ出力する。
【0029】補正値メモリ26は各色成分についての補
正値の信号をすべて更新記憶すると、更新記憶した各色
成分についての補正値を各々対応する色成分の内部回路
16、17、18へ出力する。これにより各色成分の内
部回路16、17、18の出力バランスがフィードバッ
ク式に相互に自動調整される。
正値の信号をすべて更新記憶すると、更新記憶した各色
成分についての補正値を各々対応する色成分の内部回路
16、17、18へ出力する。これにより各色成分の内
部回路16、17、18の出力バランスがフィードバッ
ク式に相互に自動調整される。
【0030】
【発明の効果】以上の説明により明らかな如く、本発明
による撮像装置の検査装置によれば、検査に際して絞り
手段が閉じられた状態にて発光手段が発光し、これの光
が撮像素子に直接照射され、これにより撮像素子は、発
光手段よりの光を作為的なフォーマルな検査光として、
外部環境による外乱の影響を受けずに受光し、この時に
出力される画像信号の輝度レベル、色レベルに基づいて
撮像素子、内部回路の検査、自己診断が行われるから、
撮像素子若しくは内部回路の異常が簡単な構造をもっ
て、容易に、信頼性高く確実に検出されるようになる。
による撮像装置の検査装置によれば、検査に際して絞り
手段が閉じられた状態にて発光手段が発光し、これの光
が撮像素子に直接照射され、これにより撮像素子は、発
光手段よりの光を作為的なフォーマルな検査光として、
外部環境による外乱の影響を受けずに受光し、この時に
出力される画像信号の輝度レベル、色レベルに基づいて
撮像素子、内部回路の検査、自己診断が行われるから、
撮像素子若しくは内部回路の異常が簡単な構造をもっ
て、容易に、信頼性高く確実に検出されるようになる。
【図1】本発明による撮像装置の検査装置の一実施例を
示すブロック線図。
示すブロック線図。
【図2】本発明による撮像装置の検査装置の作動状態を
示すタイムチャート。
示すタイムチャート。
【図3】本発明による撮像装置の検査装置の他の実施例
を示すブロック線図。
を示すブロック線図。
1 カメラ 2 検査回路 4 本体 5 撮像素子 6 レンズ部 7 絞り部 9 発光体 15 撮像素子 19 発光体 20 R出力検査回路 21 G出力検査回路 22 B出力検査回路 23 補正回路
Claims (2)
- 【請求項1】レンズ及び絞り手段を介して対象物を撮像
する撮像素子と、該撮像素子からの出力信号を画像信号
化する内部回路とを有する撮像装置の検査装置に於て、 前記絞り手段と撮像素子との間に設けられ、前記撮像素
子に対し光線を照射する発光手段と、 前記絞り手段を閉じた状態にて前記発光手段を発光さ
せ、前記撮像素子が受光した光による画像信号に基づき
前記撮像素子及び前記内部回路の少なくともいずれか一
方の作動状態を検査する検査回路と、 を有することを特徴とする撮像装置の検査装置。 - 【請求項2】前記撮像装置が複数の基本色を別々に受光
する複数種類の撮像素子と該撮像素子からの入力信号を
前記基本色別に処理して組合わせることによりカラーの
画像信号を得るための内部回路とを有するカラー画像用
撮像装置として構成され、前記発光手段が前記各基本色
毎に所定の輝度と所定の色を有する発光手段により構成
され、前記検査回路は前記絞り手段を閉じた状態にて前
記発光手段を発光させ、前記各種類の撮像素子が受光し
た光による画像信号に基づき前記各撮像素子及び前記内
部回路のうち少なくともいずれか一方の輝度出力及び色
出力に関する作動状態を検査するよう構成されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の撮像装置の検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3186465A JPH0548958A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 撮像装置の検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3186465A JPH0548958A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 撮像装置の検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548958A true JPH0548958A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16188948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3186465A Withdrawn JPH0548958A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 撮像装置の検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0548958A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1987005199A1 (en) * | 1986-02-28 | 1987-09-11 | Yokogawa Medical Systems, Ltd. | Ultrasonic diagnostic device |
JP2011109273A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置及び画像処理状態判断方法 |
JP2016080688A (ja) * | 2014-10-10 | 2016-05-16 | ジック アーゲー | 物体を検査及び/又は計測するためのカメラシステム及び方法 |
JP2020031358A (ja) * | 2018-08-23 | 2020-02-27 | 日本信号株式会社 | 撮像装置及び監視システム |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP3186465A patent/JPH0548958A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1987005199A1 (en) * | 1986-02-28 | 1987-09-11 | Yokogawa Medical Systems, Ltd. | Ultrasonic diagnostic device |
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US10091443B2 (en) | 2014-10-10 | 2018-10-02 | Sick Ag | Camera system and method for inspecting and/or measuring objects |
JP2020031358A (ja) * | 2018-08-23 | 2020-02-27 | 日本信号株式会社 | 撮像装置及び監視システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |