JPH0548858U - 洗浄機 - Google Patents

洗浄機

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JPH0548858U
JPH0548858U JP9884591U JP9884591U JPH0548858U JP H0548858 U JPH0548858 U JP H0548858U JP 9884591 U JP9884591 U JP 9884591U JP 9884591 U JP9884591 U JP 9884591U JP H0548858 U JPH0548858 U JP H0548858U
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JP9884591U
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Inventor
昌之 新井
Original Assignee
株式会社小泉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄を途中で中止することなく、長時間に亘
って連続使用ができ、しかも、洗浄機本体の小型化を図
ることを目的とする。 【構成】 洗浄水配管33を洗浄機本体20外部の給湯
器32と接続し、該給湯器32からの温水を高圧ポンプ
34により圧送して、ジェット噴射する構成とし、又、
排液配管26にフロートスイッチ25からの指令に基づ
いて回収タンク23内の液位を一定に保持するように駆
動される排液ポンプ28を介装することにより、給水及
び排液を連続的に自動で行うことができるようにして、
給水並びに排液の排出に洗浄作業を中断することなく、
連続的に洗浄作業を行うことができるようにし、かつ洗
浄機本体20から洗剤水タンクを排除して、洗浄機本体
20の小型化を図るようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スチーム等の高圧ジェット水噴射と同時バキュームにによって洗浄 しながらカーペット等の汚れを吸い取る洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホテルやレストラン等のカーペットを洗浄する方式として、ウエット方 式やパウダー方式が良く知られている。 例えば、ウエット方式は、次のような手順で洗浄を行う。 (1)バキューム作業 (2)シミ取り (3)前処理剤スプレー (4)ポリシャーによる洗浄作業 (5)リンサーによるエクストラクション作業 (6)ブラシによる目立て作業 (7)扇風機による乾燥 しかし、このようなウエット方式やパウダー方式では、バキューム作業と洗浄 作業とが必要であるため、作業時間が長く掛る。又、カーペットの毛がねる、縮 みが生じる虞がある、摩耗が有る、クリーニング後の残留物が有る、除菌・殺虫 効果が殆どない、等の種々の問題点があった。
【0003】 このため、近年、スチームクリーナ方式が提案されている。 このスチームクリーナ方式は、専用のスチーム洗浄機を使用する。 従来のスチーム洗浄機は、図9に示すように、走行可能な洗浄機本体1と、該 本体1に接続される洗浄ツール6とから構成され、洗浄機本体1には、バキュー ムモータ2、回収タンク3、洗剤タンク4及び該タンク4内の洗剤を高圧で圧送 する圧力ポンプ5等が設けられている。
【0004】 そして、洗剤タンク4内の洗剤を該タンク4に接続される洗浄パイプ7を介し て前記洗浄ツール6のジェットノズル8から噴射し、洗浄ツール6のブラシ9で ブラッシングすると共に、バキュームモータ2により発生するバキュームを洗浄 機本体1に接続される回収ホース10を介して前記洗浄ツール6の回収口11に 作用させて、洗浄液の汚水の回収を行う。回収された汚水は回収ホース10を介 して洗浄機本体1に内蔵された回収タンク3に回収される。
【0005】 このようなスチーム洗浄機を使用したスチームクリーナ方式では、回収作業と 洗浄作業とが同時であるため、作業時間が短い。又、カーペットの毛立ちがソフ ト、縮みが生じない、摩耗が殆どない、クリーニング後の残留物が殆ど残らない 、除菌・殺虫効果がある、等の種々の利点がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような従来のスチーム洗浄機の構成にあっては、洗浄機 本体1に洗剤タンク4を備えていて、該洗剤タンク4内に充填した洗剤液を使用 する構成であるため、洗剤液がなくなった段階で洗浄を中止し、再び、洗剤タン ク4内に洗剤液を充填する必要がある。
【0007】 又、洗浄機本体1に回収タンク3を備えていて、該回収タンク3内に回収液を 回収し、該タンク3が満液になった段階で洗浄を中止し、該タンク3内の回収液 を排出する必要がある。 以上のように、洗剤液を充填する際や、回収液を排出する際には、洗浄作業が 中断されて、連続的に行うことができず、作業効率が低いという問題点があった 。
【0008】 更に、洗浄に温水を使用する場合、洗剤タンク4に温水を溜めておくために、 その温度の低下を来してしまい、常に高温の水を洗浄に使用することができず、 洗浄効果に劣ると共に、上記のように、洗浄機本体1に大型の洗剤タンク4を備 える構成であるため、洗浄機本体1の大型化を来し、取扱性が悪いという欠点も ある。
【0009】 本考案は以上のような従来の実情に鑑み、洗浄水を連続的に供給できる構成と すると共に、回収液を自動的に排出できる構成とすることにより、洗浄を途中で 中止することなく、長時間に亘って連続使用ができ、しかも、洗浄機本体に洗浄 水を蓄えるタンクを廃止して、洗浄機本体を小型化することができる洗浄機を提 供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案の洗浄機は、洗浄機本体を備え、該本体に、真空発生装置と 、該真空発生装置に接続されてバキュームが作用する回収通路と、該回収通路に 介装される回収タンクと、該回収タンク内に配設される液位検出装置と、該回収 タンクに接続された開閉自由な排液通路と、該排液通路に介装され前記液位検出 装置からの指令に基づいて回収タンク内の液位を一定に保持するように駆動され る排液ポンプと、本体外部の給水源と接続される洗浄水通路と、該洗浄水通路に 介装されて水を高圧で圧送する圧力ポンプと、を備える一方、前記洗浄機本体に 結合され前記回収通路と連通する回収ホースと、該回収ホースに接続される吸引 具と、前記洗浄機本体に結合され前記洗浄水通路と連通する洗浄水ホースと、該 洗浄水ホースに接続されて前記吸引具による吸引対象部近傍に洗浄水をジェット 噴射する噴射具と、を含んで構成した。
【0011】 特に、前記洗浄機本体外部の給水源を、水道栓から供給された水を加熱する給 湯器或いは水道栓とすることができる。 又、前記噴射具に介装され、ジェット噴射水の噴射の断・続と噴射量調節を行 う手動操作可能なバルブを設けることができる。
【0012】
【作用】
かかる構成において、洗浄水が汚れを分解し、かつ塵、埃を効果的に除去する 。又、カーペット等の傷みが生じない。 更に、洗浄によって生じた廃液は、瞬時にしてバキュームによって回収され、 汚れが拡散することがないと共に、乾燥時間を大幅に低減でき、カーペット等の 縮みや、磨耗の心配がない。
【0013】 又、洗浄水、強力なバキュームを使用した洗浄は、残留洗剤や浮遊粉塵もなく 、脱臭、殺菌、害虫駆除にも効果を発揮する。 そして、かかる構成の洗浄機においては、洗浄水通路を本体外部の給水源と接 続し、該給水源からの水を圧力ポンプにより高圧で圧送して、ジェット噴射する 構成としたから、給水を連続的に自動で行うことができ、従来のように給水を定 期的に洗剤タンクに対して行う必要がない。又、排液通路に液位検出装置からの 指令に基づいて回収タンク内の液位を一定に保持するように駆動される排液ポン プを介装するようにしたから、排液を連続的に自動で行うことができ、従来のよ うに排液を定期的に回収タンクから排出する必要がない。
【0014】 以上の結果、給水並びに排液の排出に洗浄作業を中断することなく、連続的に 洗浄作業を行うことができるので、作業効率の大幅アップを図ることができる。 又、洗浄機本体に大型の洗剤タンクを備える必要がなく、洗浄機本体の小型化 を図れ、洗浄機の取扱性に優れるという利点もある。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 先ず、図1に基づいて、洗浄機のシステムを構成する各部の構成について説明 する。 洗浄機本体20内には、真空発生装置として、直列に接続された2つのバキュ ームモータ21が備えられている。このバキュームモータ21の排気口には消音 マフラー21Aが装備されていて、バキュームモータ21からの排気音を消音す るようになっている。
【0016】 又、バキュームモータ21への供給電流を無段階で調整するための図示しない 電流調整機構が設けられており、該電流調整機構による電流調整によりバキュー ムモータ21による真空発生量を調節して回収力を調整し得るように構成される 。前記電流調整機構は、後述する回収調整つまみ63の操作に従って電流調整を 行う。
【0017】 前記バキュームモータ21に接続されてバキュームが作用する回収通路として の回収配管22が設けられている。この回収配管22には回収タンク23が介装 される。この回収タンク23内の上部にはフィルタ24が配設されており、回収 タンク23下流側の回収配管22はこのフィルタ24を介して回収タンク23内 上部と連通する。回収タンク23上流側の回収配管22は、回収タンク23のフ ィルタ24の配設部の下側に連通接続される。かかる回収タンク23内には、液 位検出装置としてのフロートスイッチ25が設けられている。又、回収タンク2 3下部には、排液通路としての排液配管26が連通接続されており、該排液配管 26には、逆止弁27と、排液ポンプ28と、排液コック29とが介装されてい る。更に、回収タンク23底部には、ドレン抜き管30が連通接続されており、 該ドレン抜き管30にはドレン弁31が介装される。前記排液ポンプ28は、前 記フロートスイッチ25からの指令に基づいて回収タンク23内の液位を一定に 保持するように自動的に駆動されるが、排液を必要とするときに手動で駆動する こともできるようになっている。
【0018】 一方、洗浄機本体20内には、該本体20外部の給水源である後述の給湯器3 2と接続される洗浄水通路としての洗浄水配管33が配設されており、該洗浄水 配管33には、洗浄水を高圧で圧送する圧力ポンプとしての高圧ポンプ34と、 圧力調整装置としてのアンローダバルブ35と、圧力計36とが介装されている 。尚、アンローダバルブ35は、洗浄水配管33内の圧力が所定以上のなったと きに、高圧ポンプ34下流側の圧力を戻し配管37を介して該高圧ポンプ34上 流側の洗浄水配管33に戻して、圧力を所定値未満に保つと共に、所定の水圧力 に調整する場合に操作される。
【0019】 前記洗浄水配管33の高圧ポンプ34上流側には薬液タンク38内からの薬液 が薬液濃度調整つまみ39を介装した配管40を介して供給されるように構成さ れる。 以上のような構成の洗浄機本体20に結合され前記回収配管22と連通する回 収ホース41と、該回収ホース41に接続される吸引具としてのウオンド42と が設けられている。
【0020】 又、洗浄機本体20に結合され前記洗浄水配管33と連通する洗浄水ホース4 3と、該洗浄水ホース43に接続されて前記ウオンド42による床等の吸引対象 部近傍にスチームをジェット噴射する噴射具としてのスプレーノズル44とが設 けられている。 ここで、前記ウオンド42は、洗浄対象部によって、床用、階段用、家具用等 の種々のものが用意される。
【0021】 例えば、床用ウオンド42は、図2に示すように、回収ホース41に一端部が 接続されるパイプ部材45と、該パイプ部材45の他端部に接続される吸引部材 46とから構成される。この吸引部材46は、先端に行くに従って拡開する略台 形状の偏平な中空体からなり、基端部にパイプ部材45が接続されると共に、先 端部にスリット状のバキューム口47を開口した構成である。尚、吸引部材46 の両側部には後向きに張り出すガード部48が一体に形成される。
【0022】 前記洗浄水ホース43の先端側は上記のウオンド42のパイプ部材45に沿っ て延びるように該パイプ部材45に一体化結合され、スプレーノズル44は吸引 部材46の基端部背面にブラケット49によって固定取付される。 尚、上記の床用ウオンド42のパイプ部材45外面には、図示しない把手部が 設けられる。又、パイプ部材45に介装され、該パイプ部材45ジェット噴射水 の噴射の断・続と噴射量調節を行う手動操作可能なバルブ50が設けられており 、該バルブ50はレバー51によって手動操作可能に設けられている。
【0023】 次に、洗浄機本体20の構造について説明する。 図3〜図5において、洗浄機本体20は略方形体形状に形成される。この洗浄 機本体20の外底面の前部左右には大なる車輪52が設けられ、後部中央には小 なる車輪53が設けられていて、該洗浄機本体20は走行可能になっている。 洗浄機本体20の後面下部には、前記排液配管26の端部が排液ホースの接続 口54として設けられ、前記洗浄水配管33の端部が温水ホース55の接続口5 6として設けられ、前記ドレン抜き管30の端部のドレン弁31が突出して設け られている。又、洗浄機本体20の後面下部には、バキュームモータ21の電源 コード57と、排液ポンプ28及び高圧ポンプ34の電源コード58とが設けら れている。尚、この洗浄機の電源として、100Vと200Vとに切り換え可能 であり、この切換スイッチが図示しないが洗浄機本体20の後面下部に設けられ ている。
【0024】 洗浄機本体20の上面前部は傾斜面に形成されており、この傾斜面にはパネル 59が設けられている。このパネル59には、回収ホース41の接続口60と洗 浄水ホース43の接続口61とが設けられている。又、パネル59には、前記圧 力計36と、前記アンローダバルブ35を調節するための圧力調整つまみ62と 、バキュームモータ21による真空発生量を調節して回収力を調整するための回 収調整つまみ63とが夫々設けられている。更に、パネル59には、排液ポンプ 運転ランプ64、バキュームモータ運転ランプ65、バキュームモータ電源ラン プ66、洗浄機運転ランプ67、洗浄機電源ランプ68、洗浄機スイッチ69、 バキュームモータスイッチ70、排液ポンプスイッチ71及び前記薬液濃度調整 つまみ39が夫々設けられている。
【0025】 又、洗浄機本体20の上面後部には、前記回収タンク23と薬液タンク38の 挿入部20a,20bが設けられており、ここから該回収タンク23と薬液タン ク38が洗浄機本体20内部に挿入される。 次に、洗浄機本体20外部の給水源である給湯器32の構成を図6〜図8に基 づいて説明する。
【0026】 図において、この給湯器32は、水道栓72からの水とバーナの燃焼ガスとを 熱交換して温水を得る燃焼ガス熱交換方式の給湯器である。この給湯器32の本 体73は略方形体形状に形成される。給湯器本体73の外底面の前部左右及び後 部左右には夫々自在キャスター74が設けられていて、該給湯器本体73が自在 に走行できるようになっている。
【0027】 給湯器本体73の前面下部には排水口75が設けられ、該排水口75を開閉す るコック76が設けられると共に、水平器77、水抜き栓78、ホッパ79及び 電源コード80が設けられている。又、給湯器本体73の後面上部には収納部8 1が形成され、該収納部81には燃料(白灯油)タンク82が収納されている。 この収納部81の壁には燃料ゲージ83が形成される。
【0028】 更に、給湯器本体73の上面には、水道栓72に水道ホース84を介して接続 される給水入口85と、前記洗浄機本体20に形成された接続口56と温水ホー ス55を介して接続される給湯口86と、排気筒87とが設けられている。 給湯器本体73の右側面上部には操作パネル88が設けられており、該操作パ ネル88には、温度調整つまみ、運転スイッチ、運転ランプ、燃焼ランプ及び警 報ランプが設けられている。
【0029】 次に、以上の構成の洗浄機の使用方法を箇条書きにして説明する。 A 給湯器32 (1)排液コック29を閉じる。 (2)給水入口85に水道ホース84を介して水道栓72から給水を行う。 (3)運転スイッチをONにする。この時、運転ランプが点灯する。そして、 バーナが運転状態にあるときは、燃焼ランプが点灯する。
【0030】 B 洗浄機 (1)洗浄水ホース接続口61に洗浄水ホース43を接続し、作業範囲に適し た長さに組み合わせてウオンド42と接続する。 (2)回収ホース接続口60に回収ホース41を接続し、作業範囲に適した長 さに組み合わせてウオンド42と接続する。
【0031】 C 運転 (1)洗浄機スイッチ69をONすると、洗浄機運転ランプ67が点灯し、高 圧ポンプ34が可動する。ウオンド42のレバー51を作動するとスプレーノズ ル44から温水が出る。 (2)排液ポンプスイッチ71を自動側にセットする。排液ポンプ運転ランプ 64は排液ポンプ28が稼動している時間のみ点灯する。排液ポンプスイッチ7 1を手動側にセットすると、その間だけ排液ポンプ28が稼動して、排液が行わ れる。
【0032】 (3)バキュームモータスイッチ70をONすると、バキュームモータ21が 駆動し、ウオンド42にバキュームが作用する。 以上の操作で、ウオンド42のレバー51を作動しながら、カーペット等の洗 浄を行う。 かかる構成の洗浄機によると、高温高圧のスチームが汚れを分解し、かつ塵、 埃を効果的に除去する。又、カーペットの傷みが生じない。
【0033】 更に、洗浄によって生じた廃液は、瞬時にしてバキュームによって回収され、 汚れが拡散することがないと共に、乾燥時間を大幅に低減でき、カーペットの縮 みや、磨耗の心配がない。 又、高温高圧スチーム、強力なバキュームを使用した洗浄は、残留洗剤や浮遊 粉塵もなく、脱臭、殺菌、害虫駆除にも効果を発揮する。
【0034】 そして、かかる構成の洗浄機においては、洗浄水配管33を洗浄機本体20外 部の給湯器32と接続し、該給湯器32からの温水を高圧ポンプ34により圧送 して、ジェット噴射する構成としたから、給水を連続的に自動で行うことができ 、従来のように給水を定期的に洗剤タンクに対して行う必要がない。又、排液配 管26にフロートスイッチ25からの指令に基づいて回収タンク23内の液位を 一定に保持するように駆動される排液ポンプ28を介装するようにしたから、排 液を連続的に自動で行うことができ、従来のように排液を定期的に回収タンク2 3から排出する必要がない。
【0035】 以上の結果、給水並びに排液の排出に洗浄作業を中断することなく、連続的に 洗浄作業を行うことができるので、作業効率の大幅アップを図ることができる。 又、洗浄機本体20に大型の洗剤タンクを備える必要がなく、洗浄機本体20 の小型化を図れ、洗浄機の取扱性に優れるという利点もある。 特に、本実施例においては、給水源として、洗浄機に接続される給湯器32を 採用したから、常時高温水を洗浄機に供給でき、常に高温の水を洗浄に使用する ことができ、高い洗浄効果を安定して得ることができ、洗浄場所に給湯用の設備 がない場合にも使用できるため、便利である。
【0036】 又、本実施例によると、ウオンド42のパイプ部材45に、ジェット噴射水の 噴射の断・続と噴射量調節を行う手動操作可能なバルブ50を設け、該バルブ5 0をレバー50によって手動操作可能に設けるようにしたから、手元でスチーム の噴出を制御でき、使用性に優れる。 更に、洗浄機の電源として、洗浄機本体20の後面下部に設けた切換スイッチ によって100Vと200Vとに切り換え可能な構成としたから、種々の電源に 対応でき、使用性に優れるという利点がある。
【0037】 又、かかる構成によると、バキュームモータ21の排気口に消音マフラー21 Aを装備して、該排気口からの空気排出音を消音するようにしたから、洗浄機の 使用時における騒音を抑えることができ、静かに作業を行うことができる。 更に、バキュームモータ21への供給電流を無段階で調整するための電流調整 機構を設けるようにしたから、この電流調整機構による電流調整によりバキュー ムモータ21による真空発生量を無段階で調節して回収力を調整することができ ると共に、次のような利点がある。
【0038】 即ち、内部において洗浄を行うところの建物設備において、使用電流に幅(例 えば、15〜20A)があり、バキュームモータ21への供給電流が一律である と、建物設備によっては供給電流が使用電流を越え、ブレーカが落ちるため、使 用不可能となることがある。 しかし、バキュームモータ21への供給電流を無段階で調整し得る構成とした ため、建物設備の使用電流に応じてバキュームモータ21への供給電流を調整す ることができ、如何なる使用電流の建物設備でも使用可能となるという利点があ る。
【0039】 尚、上記の実施例においては、洗浄機本体20外部の給水源として、水道栓7 2を介して供給された水を加熱する給湯器32としたが、水道栓72と洗浄機本 体20の洗浄水配管33とを直接接続して給水を行うようにしても良い。この場 合、温水が出る水道栓72を使用すれば、洗浄機に温水を供給することができる 。
【0040】 又、給湯器32の熱源としてバーナを用い、灯油等の液体燃料を燃料として使 用する構成としたが、ガス燃料でも良く、又、バーナに限らず電気ヒータ等でも 良い。 以上のように、特定の実施例を参照して本考案を説明したが、本考案はこれに 限定されるものではなく、当該技術分野における熟練者等により、本考案に添付 された実用新案登録請求の範囲から逸脱することなく、種々の変更及び修正が可 能であるとの点に留意すべきである。
【0041】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の洗浄機によれば、給水を連続的に自動で行うこ とができると共に、排液を連続的に自動で行うことができ、給水並びに排液の排 出に洗浄作業を中断することなく、連続的に洗浄作業を行うことができるので、 作業効率の大幅アップを図ることができる。
【0042】 又、洗浄機本体に洗浄水を溜めておく大型のタンクを備える必要がなく、洗浄 機本体の小型化を図れ、洗浄機の取扱性に優れるという利点もある。 特に、給水源として、洗浄機に接続される給湯器を採用すれば、常時高温水を 洗浄機に供給でき、常に高温の水を洗浄に使用することができ、高い洗浄効果を 安定して得ることができ、洗浄場所に給湯用の設備がない場合に便利である。
【0043】 又、噴射具に介装され、ジェット噴射水の噴射の断・続と噴射量調節を行う手 動操作可能なバルブを設ければ、手元でジェット噴射水の噴出を制御でき、使用 性に優れる。 洗浄機本体外部の給水源として、水道栓と洗浄機本体の洗浄水通路とを直接接 続して給水を行うようにしても良く、この場合、温水が出る水道栓を使用すれば 、洗浄機に温水を供給することができる。
【0044】 又、真空発生装置としてのバキュームモータの排気口に消音マフラーを装備す れは、洗浄機の使用時における騒音を抑えることができる。 更に、バキュームモータへの供給電流を無段階で調整するための電流調整機構 を設ければ、この電流調整機構による電流調整によりバキュームモータによる真 空発生量を無段階で調節して回収力を調整することができると共に、建物設備の 使用電流に応じてバキュームモータへの供給電流を調整することができ、如何な る使用電流の建物設備でも使用可能となるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る洗浄機の一実施例のシステム構
成を示す概略図
【図2】 同上実施例のウオンドの構成を示す斜視図
【図3】 同上実施例の洗浄機の本体構造を示す平面図
【図4】 同上実施例の洗浄機の本体構造を示す側面図
【図5】 同上実施例の洗浄機の本体構造を示す正面図
【図6】 同上実施例の給湯器の本体構造を示す平面図
【図7】 同上実施例の給湯器の本体構造を示す側面図
【図8】 同上実施例の給湯器の本体構造を示す正面図
【図9】 従来のスチーム洗浄機の概略図
【符号の説明】
20 洗浄機本体 21 バキュームモータ 21A 消音マフラー 22 回収配管 23 回収タンク 25 フロートスイッチ 26 排液配管 28 排液ポンプ 29 排液コック 32 給湯器 33 洗浄水配管 34 高圧ポンプ 41 回収ホース 42 ウオンド 43 洗浄水ホース 44 スプレーノズル 63 回収調整つまみ 72 水道栓

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄機本体を備え、該本体に、真空発生装
    置と、該真空発生装置に接続されてバキュームが作用す
    る回収通路と、該回収通路に介装される回収タンクと、
    該回収タンク内に配設される液位検出装置と、該回収タ
    ンクに接続された開閉自由な排液通路と、該排液通路に
    介装され前記液位検出装置からの指令に基づいて回収タ
    ンク内の液位を一定に保持するように駆動される排液ポ
    ンプと、本体外部の給水源と接続される洗浄水通路と、
    該洗浄水通路に介装されて水を高圧で圧送する圧力ポン
    プと、を備える一方、前記洗浄機本体に結合され前記回
    収通路と連通する回収ホースと、該回収ホースに接続さ
    れる吸引具と、前記洗浄機本体に結合され前記洗浄水通
    路と連通する洗浄水ホースと、該洗浄水ホースに接続さ
    れて前記吸引具による吸引対象部近傍に洗浄水をジェッ
    ト噴射する噴射具と、を含んで構成されることを特徴と
    する洗浄機。
  2. 【請求項2】前記洗浄機本体外部の給水源は、水道栓を
    介して供給された水を加熱する給湯器である請求項1記
    載の洗浄機。
  3. 【請求項3】前記洗浄機本体外部の給水源は、水道栓で
    ある請求項1記載の洗浄機。
  4. 【請求項4】前記噴射具に介装され、ジェット噴射水の
    噴射の断・続と噴射量調節を行う手動操作可能なバルブ
    を設けてなる請求項1〜3のうちいずれか一つに記載の
    洗浄機。
  5. 【請求項5】前記真空発生装置はバキュームモータから
    なり、該バキュームモータへの供給電流を無段階で調整
    するための電流調整機構を備え、該電流調整機構による
    電流調整によりバキュームモータによる真空発生量を調
    節して回収力を調整し得るように構成してなる請求項1
    〜3のうちいずれか一つに記載の洗浄機。
  6. 【請求項6】前記真空発生装置は排気口に消音マフラー
    を装備してなる請求項1〜5のうちいずれか一つに記載
    の洗浄機。
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JP9884591U Pending JPH0548858U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 洗浄機

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