JPH0548390Y2 - - Google Patents

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JPH0548390Y2
JPH0548390Y2 JP8672088U JP8672088U JPH0548390Y2 JP H0548390 Y2 JPH0548390 Y2 JP H0548390Y2 JP 8672088 U JP8672088 U JP 8672088U JP 8672088 U JP8672088 U JP 8672088U JP H0548390 Y2 JPH0548390 Y2 JP H0548390Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電気コネクタ等の端子を電線に圧着す
るための圧着工具に関するものである。
(従来の技術) 作業現場等に持ち込んで端子と電線とを圧着す
るための圧着工具が種々提案されている。
第5図はこのような従来の圧着工具の一例を示
した平面図、第6図は電線と圧着された端子の一
例を示す斜視図である。以下、これらの図に従つ
て従来の技術を説明する。
端子10は、電線20と圧着される圧着部11
と、他の端子等と結合部12とから構成されてい
る。電線20は電気信号を伝達する導体芯線21
と、芯線21の周囲を覆う絶縁外皮22とからな
る。また端子10の圧着部11は、電線20の外
皮22に覆われた部分が圧着される外皮圧着部1
1aと電線の絶縁外皮が取り除かれた先端が圧着
される芯線圧着部11bとから構成されている。
端子10がその先端10aを先頭にして圧着部
11が圧着アンビル32上に配置されるように、
第5図に示す圧着工具30の開口31内に挿入さ
れる。その後、電線20が端子10の圧着部11
内に挿入される。この状態で、圧着工具30のレ
バー33を操作すると、圧着アンビル32と、開
口31を挟んで圧着アンビル32と対向する位置
に配置された圧着ダイ34とが相対的に移動し、
端子10と電線20とが圧着され、第6図に示す
状態となる。
(考案が解決しようとする課題) ここで、圧着前の端子10を開口31内に挿入
するとき、どの深さまで挿入するかは作業者の指
先での調整に任されていたため、作業者の不注意
等により端子10の圧着部11が圧着アンビル3
2とずれて配置されることがあり、その結果圧着
不良を生ずるという問題点があつた。
またこの問題点を避けるために、ストツパを設
け、端子10を挿入したときその先端等と当接
し、端子10の位置決めを行なうように工夫され
た圧着工具もある。
しかし、端子10は電線20と圧着される際、
端子10に塑性変形が生じ、端子10がその長さ
方向に伸びるため、上記ストツパを設けると端子
10の伸びを押えられ、端子10に捩れや曲がり
等の不良変形が生じてしまうという問題点があつ
た。
本考案は、上記問題点に鑑み、端子10の挿入
時に正確に位置決めすることができるとともに、
上記不良変形の生ずることのない圧着工具を提供
することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、電線と圧着される圧着部を備えた端
子が挿入される開口と、該開口の片側を配置さ
れ、所定位置に挿入された端子の圧着部を支える
圧着アンビルと、上記開口を挟んで圧着アンビル
と対向する位置に配置され、該圧着アンビルと協
働して端子の圧着部と該圧着部に挿入された電線
とを圧着する圧着ダイと、上記圧着を行なうため
に圧着アンビルと圧着ダイとを相対的に移動させ
るレバーとを備えた圧着工具に関するものであ
る。
上記目的を達成するための本考案の手段は、上
記圧着工具において、端子が上記所定位置まで挿
入されたときに該端子に当接する当接位置と該当
接位置から退避した退避位置との間を移動し得る
当接部材と、該当接部材を当接位置に付勢するバ
ネ部材と、上記レバーの操作と連動して、圧着前
に当接部材に係合し、該当接部材をバネ部材によ
るバネ力に抗して退避位置に退避させる当接解除
部材とを備えたことである。
(作用) 上記当接部材は端子が圧着工具の所定位置に挿
入されたときに当接する当接位置と、この当接位
置から退避した退避位置との間を移動することが
でき、通常はバネ部材で該当接位置に付勢されて
いるため、端子を圧着工具内に挿入する際には、
端子が所定位置まで挿入されると当接部材に当接
して正確に位置決めされる。
また、圧着のためにレバーが操作されると、当
接解除部材により、圧着前にバネ部材のバネ力に
抗して当接部材を退避位置に退避させるように構
成したため、圧着の際には端子がその長さ方向に
自由に伸びることができ、端子に捩れや曲がり等
の不良変形が生じることが防止される。
(実施例) 以下本考案の実施例について、図面を参照して
説明する。
第1A図、第1B図、第1C図は、本考案の圧
着工具の一実施例を示すそれぞれ全体平面図、圧
着操作前の部分拡大平面図、および圧着操作後の
部分拡大平面図である。端子および電線は、図の
裏面から表面に向かう方向に挿入される。
また第2図は、第1A図〜第1C図に示す一実
施例の主要部を、一部を切欠いて示す部分拡大斜
視図、第3図は、第2図のX−X′に沿つて示す
断面図である。
以下これらの図を参照して本考案の一実施例に
ついて説明する。
この圧着工具100は圧着の際に端子10と電
線20とが挿入されるヘツド部110と操作部1
30とから構成されている。
操作部130には2本の手動レバー131,1
32があり、該2本のレバー131,132を支
点133を中心にして第1A図に示す矢印A,
A′方向に回動操作することにより、ヘツド部1
10において端子10と電線20との圧着が行な
われる。また、操作部130にはラチエツト機構
134が備えられており、2本のレバー131,
132を矢印A,A′方向に操作したとき圧着が
完全に行なわれるまでその操作が継続されるよう
に、操作開始後は、レバー131とレバー132
とが所定距離まで近づくまで、2つのレバー13
1,132が開かないように構成されている。
ヘツド部110は、第2図、第3図に示すよう
に、圧着工具100を第1A図に示すようにヘツ
ド部110を上方に向けて置いたときに、所定位
置に挿入された端子10の下部に位置する(端子
10の前端側では、一部端子10の前方及び上方
にも位置する)下部ブロツク110aと、該端子
10の上部に位置する上部ブロツク110bと、
両ブロツク110a,110bに挟まれた端子1
0を挿入する開口110cとから構成されてい
る。この実施例では、サイズの異なる2種類の端
子10の圧着を行なうことができるように2つの
開口110cが設けられている。
上部ブロツク110bはヘツド部110の基体
110dに固設されている。下部ブロツク110
aは、所定位置に挿入された端子10のそれぞれ
外皮圧着部11aと芯線圧着部11bを下部から
支える圧着ダイ114a,114bと、交換可能
に設けられた交換ブロツク115とから構成され
ている。第1A図に示す手動レバー131,13
2が矢印A,A′方向に回動操作されると、下部
ブロツク110aが端子10および電線20を乗
せた状態で上昇する。
交換ブロツク115は挿入されてきた端子10
の結合部12の下面および側面をガイドするガイ
ド部材117と、先端が半球状に形成されバネ力
により下方に付勢されて、挿入された端子10の
結合部12を上から押える結合部押圧部材118
と、所定位置に挿入された端子10の先端と当接
する当接位置と端子10との当接が解除される退
避位置との間を、ピン119を中心に回動できる
ように設けられた当接部材120と、該当接部材
120を当接位置に付勢するバネ部材121とで
構成されている。交換ブロツク115は、端子1
0の形状に合わせて多数用意され、圧着アンビル
114a,114bと一体的に動作するようにビ
ス116により固定される。
上部ブロツク110bは、開口110cを挟ん
で圧着アンビル114a,114b上にそれぞれ
配置された圧着ダイ122a,122bと、圧着
時に端子10を上から押える端子固定部材123
と、バネ124により下方に付勢され、端子10
を下方に押す端子押圧部材125とから構成され
ている。
圧着ダイ122a,122bは、レバー13
1,132(第1A図参照)が回動操作されたと
きに、圧着アンビル114a,114bとの間に
端子10の外皮圧着部11a、芯線圧着部11b
を挟んで、端子10と電線20とを圧着するため
のものである。端子固定部材123は、圧着の際
には、端子10の圧着部11に強い力がかかるた
め、端子10の圧着部11と結合部12との間で
該端子10が結合部押圧部材118のバネ力に抗
して折れ曲がつていまうことを防止するため、圧
着時に端子10の結合部の上部をガイド部材11
7に押し付けておくためのものである。
端子押圧部材125は、圧着後、レバー13
1,132(第1A図参照)が開きこれに連動し
て下部ブロツク110aが上部ブロツク110b
から離れる際に、端子10が上部ブロツク110
b側に張り付いてしまうのを避けるために、端子
10を下方に押す作用をなすものである。
また上部ブロツク110bには、第1A図〜第
1C図に示すピン126が固設されている。この
ピン126は、レバー131,132の操作と連
動して、圧着前に当接部材120のアーム120
a(第2図参照)と係合し、当接部材120をバ
ネ部材121によるバネ力に抗して退避位置に退
避させる当接解除部材としての作用を担つてい
る。レバー131,132が開いているときは、
第1B図に示すようにピン126は当接部材12
0のアーム120aから離れた位置にあり、この
ため当接部材120は、バネ部材121により端
子10が挿入されたときに該端子10と当接して
該端子10が位置決めされるとともに、レバー1
31,132を回動操作して圧着を行なうと、第
1C図に示すように該圧着の行なわれる直前にピ
ン126が当接部材120のアーム120aに当
接して当接部材120を退避位置まで回動させ
る。この結果圧着の際には当接部材120は端子
10と当接しておらず、したがつて端子10は圧
着により前方に伸びることができ、端子の捩れや
曲がり等の不良変形の生ずることが防止される。
第4図は、本考案の圧着工具の他の実施例の主
要部を一部を切り欠いて示す斜視図である。前述
した実施例と対応する部材には第1A図〜第3図
と同一の番号を付して示し、相違点を除き説明は
省略する。
この図の端子10′は、第2図又は第6図に示
す端子10の結合部2に挿入され、該端子10と
電気的に結合するピン状の結合部12′を有して
いる。このため、当接部材120は端子10′の
先端ではなく図に示すように途中の凸部13に当
接するように構成されている。また前述した実施
例と比べ当接部材120と結合部当接部材118
との位置が、入れ替わつている。
尚、ここでは上記2実施例について本考案を説
明したが、本考案は上記実施例以外にも種々に構
成し得ることはいうまでもない。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように、本考案の圧着工具
は、当接位置と退避位置との間を移動は得る当接
部材と、該当接部材を当接位置に付勢するバネ部
材とを有しているため、端子の挿入時には該端子
を正確に位置決めすることができる。
また、レバーの操作と連動して圧着前に当接部
材に係合し、該当接部材をバネ部材によるバネ力
に抗して退避位置に退避させる当接解除部材を有
しているため、圧着の際には端子と当接部材との
当接が解除され、端子がその長さ方向に自由に伸
びることができ、端子に捩れや曲がり等の不良変
形が生じてしまうことが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1A図、第1B図、第1C図は、本考案の圧
着工具の一実施例を示す、それぞれ全体平面図、
圧着操作前の部分拡大平面図、および圧着操作後
の部分拡大平面図、第2図は、第1A図〜第1C
図に示す一実施例の主要部を一部を切欠いて示し
た部分拡大斜視図、第3図は、第2図のX−
X′に沿う断面図、第4図は、本考案の他の実施
例の主要部を一部を切欠いて示した斜視図、第5
図は、従来の圧着工具の一例を示した平面図、第
6図は電線と圧着された端子の一例を示す斜視図
である。 10,10′……端子、20……電線、100
……圧着工具、120……当接部材、121……
バネ部材、122a,122b……圧着ダイ、1
26……ピン(当接解除部材)、131,132
……レバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電線に接続される端子を圧着アンビルと圧着ダ
    イの間に挿入し、レバーの操作により前記圧着ア
    ンビルと前記圧着ダイを押圧して前記電線に前記
    端子を圧着接続する圧着工具において、 前記端子が所定位置まで挿入されたときに前記
    端子に当接する当接位置と該当接位置から退避し
    た退避位置との間を移動し得る当接部材と、 該当接部材を前記当接位置に付勢するバネ部材
    と、 前記レバーの操作と連動して、圧着前に前記当
    接部材に係合し、該当接部材を前記バネ部材によ
    るバネ力に抗して前記退避位置に退避させる当接
    解除部材と を具えることを特徴とする圧着工具。
JP8672088U 1988-06-30 1988-06-30 Expired - Lifetime JPH0548390Y2 (ja)

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JP8672088U JPH0548390Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30

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JPH028889U JPH028889U (ja) 1990-01-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4791920B2 (ja) * 2006-09-20 2011-10-12 日本圧着端子製造株式会社 手動圧着工具
EP2728681B1 (en) * 2012-11-01 2016-07-06 Pressmaster AB Locator and wire stop device, hand operated crimping tool, method for positioning and retaining a connector, and system

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