JPH0548290U - 発熱保温シート - Google Patents

発熱保温シート

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JPH0548290U
JPH0548290U JP10468791U JP10468791U JPH0548290U JP H0548290 U JPH0548290 U JP H0548290U JP 10468791 U JP10468791 U JP 10468791U JP 10468791 U JP10468791 U JP 10468791U JP H0548290 U JPH0548290 U JP H0548290U
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sheet
heat
heating element
yarn
planar
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JP10468791U
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邦雄 田中
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通電中に、スパーク、燃え上がりの懸念のな
い、電気的に取扱い性の優れた発熱保温シートを得る。 【構成】 面状発熱体を内装した面状袋体によって構成
される発熱保温シートにおいて、該面状袋体の一方の内
表面と面状発熱体の一方の表面とを面接着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は発熱保温シートに関する。更に詳しくは、本考案は生コンクリートの 固化促進、養生のための保温融雪マットなどに有用な発熱保温シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
寒冷地における建設工事現場において、生コンクリートの固化促進を図ること は、重要な課題とされている。このため、一般にはコンクリート養生シートが使 用されている(実開昭63―128689号公報)。このシートは、図1に示す ように、非導電性基布(通常は織編物)の一方向に糸条発熱体2を所定間隔をも って配し且つ該糸条発熱体に交差する少なくとも一対の電極3,3′を設けてな る面状発熱体を、図2に示すように防水性且つ電気絶縁性のシートからなる面状 袋体5に内装し、通電により発熱させるようにしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案者は、寒冷地における建設工事現場でコンクリート養生シートを用いた 、生コンクリートの固化促進及び養生のための保温の実験を重ねていく過程で、 これまで想像だにしなかった重大な事象に遭遇した。この事象とは、通電中のコ ンクリート養生シートが時として、スパークしたり燃え上がるということである 。
【0004】 このような事象は、安全対策を充分に講じていない発熱体では時々生ずる現象 である。現場は見張りをおかずに放置されるだけに、二次火災といった公共の安 全に及ぼす影響は計り知れないからである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、上述の由々しき問題は、図3に示すように、面状袋体5の一 方の内表面8と面状発熱体4の一方の表面9(図2)とを面接着することによっ て排除される。
【0006】 以下、本考案を図3により説明する。同図は本考案の発熱保温シートの側面断 面図であり、面状袋体5の一方の内表面8と面状発熱体の一方の表面9(図2) とが面接着され、両者は一体的に挙動するようになっている。この場合、発熱保 温シートは矢印で示される図面下方の方向に発熱する片面発熱シートとして示さ れている。このことから、面状発熱体4の他方の面と面状袋体の他方の内表面と の間には断熱材6を介在させ、矢印方向への放熱を確保することが好ましい。断 熱材6としては図示したように、ポリエステル繊維などの不織布6a、その上に アルミニウムのような金属箔6b(熱反射板として機能)を積層するのがよい。 この場合、金属箔6bと面状袋体の接触面は形態安定性を確保する意味では、 面接着しておくのも有用である。このことは、同様に金属箔6bと不織布6aと の接触面、あるいは不織布6aと面状発熱体4との接触面についても言えること である。
【0007】 これらの面接着は、いずれも低融点合成ポリマーからなるホットメルトフイル ム、ホットメルト不織布などをそれぞれの接触界面に介在させた状態でホットプ レスすることによって容易になし得る。
【0008】 勿論、養生シートの両面から発熱効果を得たい場合は、図3において断熱材6 を取り去り、面状発熱体4の両面を面状袋体のそれぞれの内表面と面接着しても よい。
【0009】 本考案において、面状発熱体4は、非導電性の基布(織物、編物等)の経また は緯方向に糸状発熱体を1〜10本程度密に織りまたは編み込んだ部分を1ユニ ットとして、これを図1に示すように、所定間隔をもって配したものをいう。
【0010】 ここで、糸条発熱体としては、天然繊維、合成繊維糸の表面にカーボンなどの 導電膜を形成したもの、共に有限長の合成繊維と金属細線とを混紡・撚糸などが 挙げられる。ただ、養生シートは、折りたたみ、拡布の工程が繰り返されるので 、良好な柔軟性、屈曲耐久性が要求される。この点カーボン膜は屈曲作用に対し てはもろいが、上記の混紡・撚糸は屈曲耐久性の面で特に好ましい。その中にあ っても、特に以下のような糸条発熱体が特に好ましい。
【0011】 糸条発熱体 直径が4〜30μm、繊維長100〜800mmの範囲にあるステンレススチー ルからなる不連続繊維を糸全重量に対して20〜60重量%と、非導電性繊維か らなる不連続繊維を糸全重量に対して80〜40重量%とを用いて形成した混紡 糸であって、該混紡糸の断面における該ステンレススチールからなる不連続繊維 の本数が20本以上であり、且つ該混紡糸の下撚係数K1 が6,500〜13, 500の範囲にあるもの複数本を用いて合糸し、これに上撚を付与してコード糸 を形成し、該上撚が該下撚の撚方向とは反対方向の撚を有し、該上撚係数K2 と 下撚係数K1 が下記式; 0.570 K1 +5,800 ≧K2 ≧0.0285K1 +6,300 を満足し、該コード糸の電気抵抗値が0.05〜10Ω/cmの範囲にあり、該抵 抗値変動係数CV%がCV≦10を満足するような発熱性コード糸。
【0012】 このコード糸において、重要なことは、撚係数K1 ,K2 の範囲である。該撚 係数K1 が6,500未満では発熱体コードの電気抵抗値の変動率が大となり、 一方、該撚係数K1 が13,500を超えると撚にトルクが増大し取扱い性が低 下するので好ましくない。ここで、撚係数Kは、
【0013】
【数1】 で求められる。
【0014】 このコード糸は、更に複数体引揃えて、該下撚とは反対方向の上撚が付与され ていることが重要である。しかも該上撚係数K2 は、前記式(1)を満足して付 与されていることが必要である。本考案の発熱体では下撚と上撚のバランスは特 に重要である。すなわち、通常合成繊維等の熱可塑性繊維では撚のトルク発生を 防止するため撚止めセットを行うが、ステンレススチールを使用するものでは熱 セットをすることができず、撚のバランスが重要である。このような発熱コード は、電気抵抗値が線抵抗値で示して0.05〜10オーム/cmの範囲にあるもの が実用的に好ましく、該線抵抗値が10Ω/cmを超えるものは発熱密度の十分な ものが得られず、また、0.05オーム/cm未満では発熱量が過大となり危険で ある。さらに該発熱コードでは前記のような撚バランスとすることにより、抵抗 値の変動係数CV%を低くすることができ、CV≦10(%)のものが得られる 。
【0015】 一方、電極線3,3′としては、銅、錫合金などの導電性金属の細線やリボン 状箔を巻きつけた物などが挙げられる。
【0016】 本考案において、面状発熱体4を内装するための面状袋体を構成するシートは 、前記面状発熱体に対して防水機能と共に外損に対する保護機能を有し、且つ面 状発熱体に対して絶縁機能を持つ必要があり、通常は合成繊維からなる基布に合 成樹脂を被覆加工したものが用いられる。このような防水性、電気絶縁性を与え るためのシート材料としては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリエステルな どの軟質合成樹脂、シリコンゴムなどのエラストマーが使用できる。被覆加工手 段としてはコーティングやラミネートなど直接、被覆したり、所定の厚さの袋体 を用いて封入する間接な被覆のいずれを適用してもよく、具体的な使用状況に応 じて適宜適用することができる。
【0017】 本考案において、面状発熱体はワット密度0.01〜0.10ワット/cm2 の 範囲の発熱性能をもつものが好ましい。このようなワット密度を有する発熱体は 糸条発熱体の構成、織物における配列等を適宜選定することにより容易に得られ る。一例として、幅200cm、長さ300cmの大きさのものについて説明する。
【0018】 糸条発熱体の製造 直径12ミクロンの太さを有するステンレススチールの連続繊維を900本束 ねたものにポリパラフェニレンイソフタルアミド長繊維(単糸繊度が1.5デニ ール)を7,000本束ねたものをシート状に重ね合わせて牽切装置に供給し、 該牽切域で不連続なスレンレススチール繊維(平均繊維長が810mm)とポリパ ラフェニレンイソフタルアミド繊維からなる不連続繊維との混合繊維束とし、同 時に20倍にドラフトして混紡率が50:50重量%で、不連続ステンレススチ ール繊維が約75本含まれる繊維束とした(合計繊度は500デニール)。
【0019】 該繊維束に圧空ノズルにより集束性を付与し、しかる後に下撚:360T/m (K=8050)を付与して単糸とし、該単糸4本を合糸して上撚:180T/ m(K=8050;上撚係数と下撚係数との比=1:1)を付与して糸条発熱体 を得た。この糸条発熱体の電気抵抗値は0.8Ω/cmであった。
【0020】 面状発熱体の製造 非導電性繊維からなる糸として、ポリエチレンテレフタレート繊維の500デ ニール(単糸鮮度5デニール)を用意し、該糸状:非導電繊維2:6(本)の配 列方法で8本/cmの密度で配列したものを経糸に使用し、緯糸にはポリエチレン テレフタレート繊維の500デニールを用い、緯密度17本/cmで緯入れして織 成した。該緯糸打ち込み時に電極糸としてそれぞれ300cmごとに銅箔糸を26 本、約1.5cmの長さで打ち込んだ。得られた発熱体入りの織物を緯巾200cm となるようにカットし、一方経方向は電極部分で切断し、長さ300cm×巾20 0cm面積の布帛を作成した。
【0021】 次に、この面状発熱布の電極部分を図4に示すように一方の電極を2分割、他 方の電極を3分割して4つの群に区分された緯糸群が直列につながれた直列回路 を形成した。各経糸群中に区分された緯糸群に存在する糸状発熱体の本数は50 ×2本である。
【0022】 ここで、糸条発熱体(2000d×2本)の抵抗は80オーム/2=40オー ム/mであるから、4区分された経糸群(各群50本)の総抵抗RはR=40× 3/50×4=9.6オーム、100Vにおいて電流は10.42アンペアであ るので、ワット数は1042ワットであるからワット密度は1042ワット/6 0000cm2 =0.017W/cm2 となる。
【0023】 養生シートの製造 ポリエチレンテレフタレートフィラメント糸(250デニール、48fil) からなる目付(150g/m2 )の織物を基布として用い、塩化ビニールと該基 布とを一体的に複合させた材料を前記の面状発熱体の両側から重ね合わせ面状発 熱体と前記複合材料との間にセラミック混入ホットメルトウレタンフイルムを積 層し外部より圧力と熱を加えプレスし、一体化したシート状物を得た。
【0024】 その際、面状発熱体の一方の側には、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレ ート)不織布からなる断熱材(目付200g/m2 )とアルミ箔(厚さ0.2mm )とを図3に示すように積層した。
【0025】
【作用】
本考案者は、建設現場においてコンクリート養生シートを用いて生コンクリー トの固化促進の検討を重ねていくうちに予想外の現象を確認した。それは、養生 シートに通電中に時として養生シートが局所的にスパークし、極端な場合は燃え 上がるという現象である。そして、この燃え上がりの程度は+電極に近くなる程 強くなることが判明した。これらの原因について究明するため、種々検討した所 、意外にも、隣り合う(あるいはその近傍の)糸条発熱体同士の接触に因ること が明るみになった。
【0026】 周知のように、コンクリート養生シートは面積が大で、且つ従来のものにあっ ては、面状発熱体と、これを覆うシートとは独立独歩に挙動する。
【0027】 しかるに、コンクリート養生シートを拡布、敷設する過程でシート内の面状発 熱体に“遊び”および“弛み”が生じて局所的に折れたたみ部が生じて、本来電 気取扱上起ってはならない糸条発熱体同士の接触つまり短絡が生じていたわけで ある。この接触部分が+電極に近ければ近い程、+電極と接触部分までの距離が 短くなり、したがって電気的には(I)電気抵抗が可及的に小さくなり、これに 伴って電流は過大に流れる。ここに、W=I2 Rで示されることからWが過大に 大きくなり、発煙、燃焼の因となっていたわけである。
【0028】 そこで、本考案では、面状発熱体にまつわる上述の“遊び”、折れ曲りを防止 するために、これを外殻となるシートと面接着させるものである。
【0029】
【効果】
本考案によれば、スパーク、燃え上がりの懸念のない発熱保温シートが提供さ れる。このことには電気取扱上、安全確保という点で大きな意義があることは多 言を要しない。
【0030】 また、糸条発熱体として、合成繊維と金属細線とからなる混紡撚糸を採用すれ ば、その卓越した屈曲耐久性が如何なく発揮され、実用性に富んだコンクリート 養生シートが実現される。
【0031】 また、本考案の発熱保温シートは積雪地において、その機能を如何なく発揮す る。特に、降雪の多い地方では、数mにも屋根に積る雪の重量に耐えるため、家 屋はより強固に(例えば柱の寸法を大きくするなどして)、造る必要がある。こ の点、本考案の発熱保温シートを屋根に覆せておくことにより、融雪を促進し、 雪を積らせる確率が大幅に減少する。さらに、雪国においては、信号灯に積った 雪により赤、青、オレンジの各色が確認し難いことは我々がしばしば経験してい るところである。この点、本考案の発熱保温シートを信号灯上部に配設して融雪 すれば、積雪による交通安全上の障害も確実に排除されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】面状発熱体の平面図。
【図2】従来の発熱保温シートの側面断面図。
【図3】本考案に係る発熱保温シートの側面断面図。
【図4】面状発熱体の他の例を示す平面図。
【符号の説明】
1 非導電性の基布 2 糸条発熱体 3,3′ 電極 4 面状発熱体 5 防水性且つ電気絶縁性の面状袋体 6 断熱材 7 固着部 8 面状袋体の一方の内表面 9 面状発熱体の一方の表面 10 面状袋体の一方の外表面

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非導電性の基布に糸状発熱体を所定間隔
    をもって配し且つ該糸条発熱体に交差する少なくとも一
    対の電極体を設けてなる面状発熱体を防水性且つ電気絶
    縁性のシートからなる面状袋体の内部に内装し、その際
    該袋体の一方の内表面と該面状発熱体の一方の表面とを
    面接着してなることを特徴とする発熱保温シート。
  2. 【請求項2】 該袋体の一方の内表面と該面状発熱体の
    一方の表面とを熱融着性バインダーシートを介して面接
    着してなる請求項1記載の発熱保温シート。
  3. 【請求項3】 該袋体の他方の内表面と該面状発熱体の
    他方の表面との間には、断熱保温剤を介在させてなる請
    求項1又は2記載の発熱保温シート。
JP10468791U 1991-11-27 1991-11-27 発熱保温シート Pending JPH0548290U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019183449A (ja) * 2018-04-05 2019-10-24 岐阜工業株式会社 コンクリート養生用袋体および覆工コンクリートの養生方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH027892B2 (ja) * 1980-05-09 1990-02-21 Saint Gobain Vetrotex

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