JPH0548281A - 電子機器装置の筺体構造 - Google Patents

電子機器装置の筺体構造

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JPH0548281A
JPH0548281A JP22351591A JP22351591A JPH0548281A JP H0548281 A JPH0548281 A JP H0548281A JP 22351591 A JP22351591 A JP 22351591A JP 22351591 A JP22351591 A JP 22351591A JP H0548281 A JPH0548281 A JP H0548281A
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JP
Japan
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housing
port
face
electronic equipment
electronic device
Prior art date
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Pending
Application number
JP22351591A
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English (en)
Inventor
Masashi Matsui
昌司 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0548281A publication Critical patent/JPH0548281A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の設置の仕方、誤った装置の取扱いにか
かわらず、冷却のための吸気口、排気口が塞がれること
のない電子機器装置の筐体構造の提供。 【構成】 1.筺体の外装面のうち、吸気口が設けられ
る面または排出口が設けられる面を斜面とし、そして、
この斜面が、電子機器装置を設置する机上面又は床面な
どの面に対する平行面及び垂直面にならないようにす
る。2.筺体の外装面のうち、吸気口が設けられる面ま
たは排出口が設けられる面を曲面とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器装置の筺体構
造に係り、特にIC、電源など発熱体を搭載する電子機
器装置内の冷却に好適な筺体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器装置では、装置内にIC、電源
など発熱体を多数搭載しており、ICやハードディスク
などの信頼性を高めるため、装置内の熱を装置外へ除去
し、発熱体を許容温度値以下に冷却する必要がある。そ
こで電子機器装置では、冷たい空気を導入する吸気口
と、発熱体の熱により熱くなった空気を排出する排気口
が設けられる。例えば、図6から図8に示すように、装
置側面より空気を吸い込み、側面に排出す方式、装置上
面より空気を吸い込み、底面へ排出す方式、装置側面よ
り空気を吸い込み、底面へ排出する方式など(例えば、
実開昭60ー176595号公報)があり、更に当然こ
れらの例の吸気口、排気口が逆の場合がある。又、これ
らの装置を利用するユーザは、装置の設置スペース等の
条件より、装置を横置きにして使用したり、縦置きにし
て使用する場合があり、更に複数台の装置を並べたり、
壁際に設置したり、さまざまな設置状態がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式では、次のような問題点がある。まず第1の問
題点として、吸気口、排気口が装置上面にある場合その
装置上面にユーザがうっかり物を置いてしまうと、吸
気、排気ができなくなってしまう。第2の問題点とし
て、吸気口、排気口が装置底面にある場合、床面や机上
面などの装置設置面と装置底面との間に、吸気・排気用
の空間を確保する必要があり、装置底面に脚などを取付
け、空気確保のため装置を持ち上げている。しかしなが
ら、ユーザがうっかり脚を取付け忘れると、吸気・排気
ができなくなってしまう。第3の問題点として、吸気
口、排気口が装置側面にある場合、装置側面の横に他の
装置をならべたり、物を置いたり、壁などがある場合、
吸気、排気ができなくなってしまう。このように従来の
方式では、ユーザの使い方によっては、装置内の冷却が
できなくなってしまう場合があるという問題があった。
本発明の目的は、かかる従来方式の問題点を解決し、確
実に装置内の冷却ができる筺体構造を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、電子機器装
置の筺体外装面のうち、冷却空気の吸入又は排出を行う
面に、電子機器装置を設置する机上面又は床面などの面
に対し平行面及び垂直面でない斜面を設け、その斜面に
吸気口又は排気口を設ることにより達成することができ
る。又、上記冷却空気の吸入又は排出を行う面を曲面と
することにより達成することができる。
【0005】
【作用】装置上面又は側面に物を置いても、斜面部、曲
面部に吸気口、排気口があるため、吸気、排気用の空間
が確保され、装置内の冷却は可能である。又、装置底面
に吸気口、排気口がある場合、装置底面が斜面を含む面
又は曲面であるため、装置が不安定となり倒れてしま
う。そこで、ユーザは装置を安定して設置させるために
必ず装置に装置倒れ防止用脚を取付けなければならず、
吸気、排気に必要な空間が確保され、装置内の冷却はよ
り効率良く行われる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明の一実施例を示す装置の斜視図であり、図2は、
図1の装置を縦置きに設置した場合の断面図、図3は、
図1の装置を横置きに設置した場合の断面図であり、1
は装置の筐体、2は筐体外装面における斜面、3は筐体
外装面に設けられた吸気口、4は装置内部に設けられた
ファン、5は筐体外装面に設けられた排気口、6は装置
縦置き用脚、7はFD挿入口である。
【0007】図2において、装置を縦置きに設置した場
合、筐体1の上面部の斜面2に設けた吸気口3より空気
を装置内に吸気し、装置内を冷却し、ファン4により筐
体1の底面部に設けた排気口5より、装置縦置き用脚6
によって、筐体1の底面下部に確保された空間に排気さ
れる。図3において、装置を横置きに設置した場合、図
2の縦置き設置時と同様、筐体1の側面部の斜面2に設
けた吸気口3より空気を装置内に吸気し、装置内を冷却
し、ファン4により、筐体1のもう一方の側面に設けた
排気口5より外へ排気される。
【0008】装置の縦置き設置時、筐体1の上面へ、ユ
ーザが物を置いたとしても、吸気口3は、斜面2に設け
られているため、吸気口3は塞がれない。又、排気口5
を有する底面は斜面などにより構成されているため、装
置縦置き用脚6なしで、装置を直接机上面などに設置す
ると不安定となり、倒れてしまう。したがって、装置を
縦置きに設置しようとする場合には、必ず装置縦置き用
脚6を取付けるようになり、排気に必要な空間は、筐体
1の底面下部に常に確保される。装置の横置き設置時、
装置の横に物を置いた場合や、壁の横に装置を設置した
場合、吸気口2や排気口5は筐体1の斜面に設けられて
いるため、吸気口2、排気口5は塞がれない。
【0009】この実施例によれば、ユーザが装置の上や
横に物を置いたり、装置を壁のすぐ横に設置した場合で
も装置内の冷却は可能となる効果があり、装置を縦置き
に設置しようとした場合でも、筐体1の斜面部に設けた
吸気口又は排気口より空気の出入りは可能であるが、更
に装置縦置き用脚を取付けることにより、装置内の冷却
が効率良く行われるという効果がある。
【0010】又、図4は、他の実施例を示す装置の斜視
図であり、図5は、図4の装置の断面図であり、図1乃
至図3と同様な部分には同じ符号を付してある。図4、
図5に示すように、吸気口3、排気口5を有する面が曲
面8となっている。しかし、この場合でも図1の実施例
と同様な効果が得られることは言うまでもない。さら
に、吸気口3と排気口5の内の一方を上記図1乃至図3
を用いて説明した斜面とし、他方を上記図4を用いて説
明した曲面としてもよい。
【0011】本実施例では、吸気口、排気口が実質上装
置の対面にあるものについて述べているが、装置のどの
面にあっても本実施例を適用できる。例えば、上面から
吸気して側面に排気するようにしてもよい。但し、吸気
口、排気口の部分に斜面または曲面を有している必要が
ある。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、電子機器装置内の冷却
に対するユーザの誤った取扱いを補い、更に誤った取扱
いを防止することができる筺体構造であるから、装置内
の冷却を確実に行うことができる。又、あらゆる設置状
態に対して、装置内冷却が可能なため、ユーザは装置の
冷却に係る設置上の制約を受けず、自由に装置の設置に
おけるレイアウトが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す装置の斜視図である。
【図2】図1の装置を縦置きに設置した場合の断面図で
ある。
【図3】図1の装置を横置きに設置した場合の断面図で
ある。
【図4】本発明の他の実施例を示す装置の斜視図であ
る。
【図5】図4の装置の断面図である。
【図6】従来例を示す装置の斜視図である。
【図7】従来例を示す装置の斜視図である。
【図8】従来例を示す装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 斜面 3 吸気口 4 ファン 5 排気口 6 装置縦置き用脚 7 FD挿入口 8 曲面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器装置内を冷却するため、空気の
    吸入口及び排出口を有する電子機器装置の筺体におい
    て、筺体外装面のうち、吸気口を備える面又は排気口を
    備える面の一方又は双方を、電子機器装置を設置する机
    上面又は床面などの面に対し平行面及び垂直面でない斜
    面としたことを特徴とする電子機器装置の筺体構造。
  2. 【請求項2】 電子機器装置内を冷却するため、空気の
    吸入口及び排出口を有する電子機器装置の筺体におい
    て、筺体外装面のうち、吸気口を備える面又は排気口を
    備える面の一方又は双方を曲面としたことを特徴とする
    電子機器装置の筺体構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の電子機器
    装置の筺体構造において、倒れ防止用脚を設けると共に
    該倒れ防止用脚が装置底面部に吸気、排気に必要な空間
    を確保するようにしたことを特徴とする電子機器装置の
    筺体構造。
JP22351591A 1991-08-08 1991-08-08 電子機器装置の筺体構造 Pending JPH0548281A (ja)

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