JPH0547906A - 板状物保持手段およびそれを用いた装置 - Google Patents

板状物保持手段およびそれを用いた装置

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JPH0547906A
JPH0547906A JP19961791A JP19961791A JPH0547906A JP H0547906 A JPH0547906 A JP H0547906A JP 19961791 A JP19961791 A JP 19961791A JP 19961791 A JP19961791 A JP 19961791A JP H0547906 A JPH0547906 A JP H0547906A
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wafer
plate
semiconductor wafer
single crystal
crystal sapphire
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JP19961791A
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Haruo Amada
春男 天田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体ウェハなどの板状物を清浄かつ高純度
な状態で保持し、精度良く姿勢制御できる板状物保持手
段およびそれを用いた装置を提供する。 【構成】 半導体ウェハのホトエッチング工程に用いら
れるホトレジストベーキング処理装置であって、半導体
ウェハ1は、単結晶サファイア製ピンプレート2を介し
てヒータ埋込み型のヒータブロック3に設置されてい
る。そして、半導体ウェハ1上には、この半導体ウェハ
1の表面に半導体素子回路パターンをパターンニングす
るホトレジスト膜4が塗布されている。また、半導体ウ
ェハ1を支持するウェハ支持突起部5は、0.1mm×0.
1mmの正方形形状をし、0.1mmの高さに形成され、
この接触面の面粗さがRa値0.1μm以下に精密加工さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板状物のハンドリング
技術および保持技術に関し、特に半導体製造業、液晶基
板製造業、磁気ディスク製造業をはじめ、多層配線基板
製造業などにおける半導体ウェハ、液晶基板、磁気ディ
スク、多層配線基板などの板状物のハンドリングおよび
保持において、半導体ウェハなどの板状物を清浄かつ高
純度な状態でハンドリングまたは保持し、精度良く姿勢
制御することができる板状物保持手段およびそれを用い
た装置に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体製造業をはじめ、液晶基板
製造業、磁気ディスク製造業、多層配線基板製造業で
は、半導体ウェハ、液晶基板、磁気ディスク、多層配線
基板など、種々の板状物をハンドリングまたは保持し、
姿勢制御する技術が多用されている。
【0003】半導体製造業についてみると、半導体製品
の集積度は年々高まり、設計ルール0.5μmプロセスの
16MbitDRAM(DynamicRandom Access Memor
y)LSIが開発されている。この0.5μmプロセスL
SI製品を品質良く製造するには、最小パターンサイズ
の1/10に相当する0.05μmサイズのウェハへの付
着異物管理を行なわなければならない。
【0004】例えば、半導体ウェハ上に半導体素子をパ
ターンニングするホトレジスト処理工程についてみる
と、ウェハ表面の付着異物の問題と共に、ウェハ裏面へ
の付着異物の問題が重要な課題となっている。
【0005】前者のウェハ表面への付着異物の問題は、
ウェハ表面に付着した異物が、直接半導体素子パターン
の外観不良(配線ショート、断線不良)に結び付くとい
う問題である。
【0006】一方、後者のウェハ裏面の付着異物に関し
ては、下記の問題点が明らかになっている。
【0007】(1).半導体ウェハ上に塗布したホトレジス
ト膜に半導体素子パターンを光転写する縮小投影露光装
置において、ウェハ裏面に異物が付着した状態で露光ス
テージのウェハホルダ上に半導体ウェハを真空吸着する
と、ウェハ裏面への付着異物部分でウェハが局所変形
し、露光処理時にこのウェハ変形部位が焦点結像面ズレ
を起こし解像不良を生じる。
【0008】(2).バッチ式ウェット処理装置であるホト
レジスト除去処理装置や各種洗浄処理装置では、ウェハ
裏面に付着した異物が処理液を介してウェハ表面に転写
付着し、半導体素子パターンの外観不良や金属汚染の問
題が生じる。
【0009】なお、このウェハ裏面への付着異物低減対
策の公知例としては、特開昭63−107117号公報
に示されるように、ベーク装置のヒータ本体に分離可能
なプレートを取り付け、そのプレートを定期的に取外し
洗浄する技術がある。これにより、常に清浄な状態に保
ったプレート上に半導体ウェハを真空吸着しベーク処理
することができる。
【0010】さらに、縮小投影露光装置については、特
公昭60−155147号公報および特開平1−129
438号公報に示されるように、露光ステージウェハホ
ルダの真空吸着構造として、真空吸着した半導体ウェハ
を±0.5μm以下の平坦度で吸引固定し、ウェハ裏面の
付着異物などの介在による平坦度の低下防止を狙った真
空吸着固定台が開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
な従来技術においては、半導体ウェハにおける付着異物
の低減対策としては十分なものとは言えず、そこで本発
明者は、半導体製造業におけるホトレジスト処理工程で
用いられるホトレジスト処理装置について、半導体ウェ
ハ裏面の付着異物発生要因を明らかにする目的から、半
導体ウェハ裏面への付着異物発生要因分析を行なった。
【0012】この結果、半導体ウェハとの接触面積の大
きい順にウェハ裏面への付着異物数が多いことが明らか
になった。例えば、ホトレジスト処理装置についてみる
と、各種ベーク処理部のヒータ面から転写付着したウ
ェハ裏面の付着異物数(約80%)、塗布処理部のス
ピンチャック面から転写付着したウェハ裏面の付着異物
数(約15%)、ウェハ搬送部のウェハ支持ピン面か
ら転写付着したウェハ裏面の付着異物数(約5%)の順
に多くなっている。さらに、半導体ウェハ面の欠陥検査
装置によるウェハ裏面の付着異物マップ図と半導体ウェ
ハ支持部の形状が一致していることが明らかになった。
【0013】この評価したホトレジスト処理装置は、そ
の各種ベーク処理部のヒータ面に取外し可能な石英プレ
ートを設け、その石英プレート上に半導体ウェハを吸着
して加熱する方式である。さらに、塗布部の半導体ウェ
ハ吸着スピンチャックは、取外し可能な高純度のポリエ
ーテル・エーテルケトン(Poly-ether Ether Ketone)
材で構成し、また半導体ウェハ搬送部は取外し可能な石
英ピンで構成したものである。
【0014】この場合に、それらのベーク処理部の石英
プレート、塗布部のスピンチャック、半導体ウェハ搬送
部の石英ピンは定期的に取外し洗浄している。このよう
に、各種半導体ウェハの保持部材を定期的に洗浄してい
るが、石英材、ポリエーテル・エーテルケトン材などの
材料を用いている制約から洗浄に用いられる薬液が限定
され、かつプラズマクリーニングなどができないため
に、異物の種類によっては完全に除去することができ
ず、清浄な状態が得られないという問題がある。
【0015】この結果、前述したように、ウェハハンド
リング過程で半導体ウェハへの接触面積に比例して、ウ
ェハ保持部材から半導体ウェハ裏面に異物が転写付着す
る。
【0016】これは、処理している半導体ウェハ自体に
より持ち込まれた異物が、半導体ウェハの保持部材に付
着し、次にハンドリングされる半導体ウェハの裏面接触
部に転写付着されることが明らかになった。
【0017】さらに、本発明者は縮小投影露光装置につ
いて、ウェハ裏面への付着異物による解像不良の発生度
合いについて分析した。
【0018】たとえば、公知の特開平1−129438
号公報で示されている露光ステージウェハホルダの真空
吸着構造では、短期間的にはウェハ裏面への付着異物介
在による真空吸着時の半導体ウェハの平坦度低下は防止
できるものの、半導体ウェハと真空吸着部との接触面積
を低減した分、半導体ウェハ吸着時の半導体ウェハと真
空吸着部との接触面圧が高くなる。そのために、長時間
使用した場合、部分的にウェハホルダの真空吸着部が摩
耗して真空吸着時の半導体ウェハの平坦度が低下する。
この結果、露光処理時に焦点結像面ズレを起こし、解像
不良を生じる問題が明らかになった。
【0019】また、新たな問題として、半導体ウェハの
保持部材を石英材やポリエーテル・エーテルケトン材な
どの絶縁物で構成すると、半導体ウェハのハンドリング
時にウェハ保持部材に静電気が生じて蓄積される。この
蓄積された静電気により、ミクロな塵埃がウェハ保持部
材に吸着され、蓄積されることが明らかになった。
【0020】そこで、本発明の目的は、板状物を保持す
る保持部材として、機械的強度に優れ、かつ化学的に極
めて安定で、耐酸性、耐アルカリ性、耐プラズマ性に優
れた単結晶サファイア材料を用い、板状物を清浄かつ高
純度な状態でハンドリングおよび保持することができる
板状物保持手段およびそれを用いた装置を提供すること
にある。
【0021】また、本発明の他の目的は、保持部材の表
面に電気伝導性膜を形成し、静電気の発生を防止するこ
とができる板状物保持手段およびそれを用いた装置を提
供することにある。
【0022】さらに、本発明の他の目的は、板状物と保
持部材との接触面積を低減し、保持部材から板状物への
転写異物を低減することができる板状物保持手段および
それを用いた装置を提供することにある。
【0023】また、本発明のさらに他の目的は、板状物
吸着面の平坦度を高精度に加工し、精度良く姿勢制御す
ることができる板状物保持手段およびそれを用いた装置
を提供することにある。
【0024】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0025】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0026】すなわち、本発明の板状物保持手段は、単
結晶サファイア材料で構成した保持部材を介して、板状
物を保持するものである。
【0027】また、本発明の他の板状物保持手段は、単
結晶サファイア材料で構成した部材に、エピタキシャル
シリコン膜成長をさせた保持部材を介して、板状物を保
持するものである。
【0028】この場合に、前記保持部材の板状物との接
触面形状を、点接触面形状、線接触面形状、またはそれ
らの組合せ形状とするようにしたものである。
【0029】また、前記保持部材の接触面を、0.5μm
以下の平坦度、かつRa値0.1μm以下の面粗さに加工
するようにしたものである。
【0030】さらに、本発明の装置は、前記板状物保持
手段を用い、前記板状物の取扱いまたは処理を行うもの
である。
【0031】
【作用】前記した板状物保持手段によれば、保持部材が
単結晶サファイア材料で構成されることにより、板状物
を清浄かつ高純度な状態でハンドリングし、精度良く姿
勢制御して保持することができる。
【0032】すなわち、単結晶サファイアは機械的強度
に優れ、硬さが半導体シリコンウェハの約7倍あり、耐
摩耗性に優れている。例えば、半導体ウェハ製造装置の
半導体ウェハのハンドリング部材やウェハ保持部材とし
て、主に用いられている石英、アルミナセラミックスと
本発明で用いている単結晶サファイアについて比較する
と下記の通りである。
【0033】
【表1】
【0034】特に、単結晶サファイアは硬く、曲げ強度
が強いことから、精密研削加工、精密研磨加工、精密ラ
ッピング加工によりμmオーダの形状加工が可能であ
り、0.5μm以下の平坦度が得られ、その上加工面粗さ
もRa値で0.1μm以下が可能である。これにより、板
状物と保持部材との接触面の面粗さを0.1μm以下に加
工し、接触面の凹凸を小さくして凹凸部への異物の蓄積
を防止することができるので、板状物をハンドリングま
たは保持する際に、保持部材から板状物に転写付着する
異物を低減することができる。
【0035】また、この場合に保持部材の接触面形状が
点接触面形状、線接触面形状、またはそれらの組合せ形
状とされることにより、板状物への接触面積を低減する
ことができる。これにより、保持部材に付着している異
物が板状物に転写付着する異物数を低減することができ
る。
【0036】一方、単結晶サファイアはAl2 3 を主
成分とした単結晶であり、化学的に極めて安定で、耐酸
性、耐アルカリ性、耐プラズマ性に優れている。これに
より、保持部材を酸性薬液、アルカリ性薬液による洗浄
処理、またはプラズマ処理によるクリーニングなど、種
々の方法で洗浄することができるので、板状物と保持部
材との接触面に付着した異物の完全除去が可能である。
特に、前述したように接触面の面粗さが0.1μm以下に
形成されていることから、接触面の凹凸が小さく接触面
に付着した異物が除去され易い相乗効果が期待できる。
【0037】さらに、前記した他の板状物保持手段によ
れば、保持部材にエピタキシャルシリコン膜が成長され
ることにより、保持部材の静電気発生を防止することが
できる。これにより、板状物をハンドリングまたは保持
する際に、保持部材に生じる静電気によるミクロな塵埃
が保持部材の接触面に付着することを防止し、塵埃付着
による異物蓄積の防止が可能である。
【0038】また、前記した板状物保持手段を用いた装
置によれば、板状物の平坦度を0.5μm以下に姿勢制御
することができるので、平坦度が要因となる処理不良を
防止することができる。
【0039】さらに、保持部材への付着異物、さらに保
持部材から板状物に転写する付着異物数を低減すること
ができるので、異物に影響されないクリーンな処理を行
うことができる。
【0040】
【実施例1】図1は本発明の板状物保持手段およびそれ
を用いた装置の一実施例であるホトレジストベーキング
処理装置の要部を示す概略断面図である。
【0041】まず、図1により本実施例のホトレジスト
ベーキング処理装置の要部構成を説明する。
【0042】本実施例のホトレジストベーキング処理装
置は、たとえば半導体ウェハ製造装置におけるホトエッ
チング工程に用いられ、半導体ウェハ(板状物)1は、
機械的加工精度および化学的特性に優れた単結晶サファ
イア材料で構成された単結晶サファイア製ピンプレート
(保持部材)2を介して、ヒータ埋込み型のヒータブロ
ック3に設置されている。そして、半導体ウェハ1上に
は、この半導体ウェハ1の表面に半導体素子回路パター
ンをパターンニングするホトレジスト膜4が塗布されて
いる。
【0043】一方、単結晶サファイア製ピンプレート2
には、半導体ウェハ1を支持するウェハ支持突起部5が
設けられている。このウェハ支持突起部5は、図示して
いないが同心円上等間隔に3箇所に設けられている。そ
して、このウェハ支持突起部5は、半導体ウェハ1を支
持する接触面形状として、たとえば0.1mm×0.1mm
の正方形形状をし、0.1mmの高さに形成されている。
【0044】この寸法の狙いは、単結晶サファイア製ピ
ンプレート2と半導体ウェハ1との接触面積の低減を狙
い0.1mm×0.1mmの正方形形状とし、ヒータブロッ
ク3から単結晶サファイア製ピンプレート2を介して半
導体ウェハ1への熱伝達効率を高める目的で、ウェハ支
持突起部5の高さを0.1mmの寸法に形成したものであ
る。
【0045】さらに、半導体ウェハ1とウェハ支持突起
部5との接触面の凹凸を小さくする目的から、ウェハ支
持突起部5の接触面の面粗さはRa値0.1μm以下に精
密加工されている。
【0046】ヒータブロック3には、単結晶サファイア
製ピンプレート2を真空吸着するための真空吸着穴6が
設けられている。この単結晶サファイア製ピンプレート
2を真空吸着する方式は、単結晶サファイア製ピンプレ
ート2の脱着を容易に可能とし、単結晶サファイア製ピ
ンプレート2の洗浄性向上を図ることを狙ったものであ
る。
【0047】次に、本実施例の作用について、半導体ウ
ェハ1上のホトレジスト膜4をベーキングする方法につ
いて説明する。
【0048】まず、ヒータブロック3上に単結晶サファ
イア製ピンプレート2を真空吸着穴6により真空排気
し、真空吸着する。この状態で、半導体ウェハ1上に塗
布されたホトレジスト膜4をベーキング処理する所定温
度、例えば90℃の温度に加熱する。
【0049】そして、ヒータブロック3の温度が所定の
ベーキング処理温度に到達すると、ウェハハンドラ(図
示せず)により、ホトレジスト膜4が塗布された半導体
ウェハ1をハンドリングし、単結晶サファイア製ピンプ
レート2上にセットする。この状態で、所定時間、例え
ば240secの時間処理すると、ホトレジスト膜4の
ベーキングが終了し、ウェハハンドラによって別の処理
モジュールにハンドリングされる。
【0050】従って、本実施例のホトレジストベーキン
グ処理装置によれば、半導体ウェハ1の保持部材が単結
晶サファイア材料で構成されることにより、単結晶サフ
ァイアの機械的加工精度および化学的特性によって半導
体ウェハ1を清浄かつ高純度な状態で保持することがで
きる。
【0051】また、ウェハ支持突起部5の接触面形状
が、0.1mm×0.1mmの正方形形状とされることによ
り、半導体ウェハ1との接触面積を低減し、単結晶サフ
ァイア製ピンプレート2から半導体ウェハ1に転写する
異物を低減することができる。
【0052】特に、接触面の面粗さが0.1μm以下に精
密加工されるので、接触面の凹凸を小さくして異物の蓄
積を防止し、より一層転写付着する異物の低減が可能と
なる。
【0053】さらに、ウェハ支持突起部5の接触面積の
低減に加えて、高さが0.1mmの寸法に形成されること
により、半導体ウェハ1に対するヒータブロック3から
の熱伝達効率を高めることができるので、ベーキング処
理の加熱効率が良く、その上接触面積の低減によって転
写付着異物数の少ないクリーンな加熱処理が可能とな
る。
【0054】
【実施例2】図2は本発明の板状物保持手段およびそれ
を用いた装置の他の実施例である縮小投影露光装置の単
結晶サファイア製ウェハホルダを示す概略断面図、図3
および図4は本実施例におけるウェハホルダを示す平面
図および正面図である。
【0055】本実施例の縮小投影露光装置は、たとえば
半導体ウェハ製造装置におけるホトエッチング工程にお
いて、実施例1のベーキング後の露光処理に用いられ、
未露光なホトレジスト膜4aが塗布された半導体ウェハ
(板状物)1aが、単結晶サファイア材料で構成された
単結晶サファイア製ウェハホルダ(保持部材)7上に真
空吸着されている。そして、単結晶サファイア製ウェハ
ホルダ7は、露光ステージ8上にワンタッチで固定さ
れ、この露光ステージ8は露光ステージ駆動部9によ
り、3次元に位置・姿勢制御される。
【0056】一方、露光ステージ8の上方には、図示し
ないUV光光源よりUV光10が照射される構造になっ
ている。このUV光10は、レチクル支持台11にセッ
トされたレチクル12を透過し、さらにレチクル12上
に描写された半導体素子回路パターンを縮小投影レンズ
13により縮小し、単結晶サファイア製ウェハホルダ7
に吸着した半導体ウェハ1a上のホトレジスト膜4aに
結像し、このホトレジスト膜4aが露光される。
【0057】露光ステージ8には、上下動する半導体ウ
ェハ1aのウェハ受渡しピン駆動部14が内蔵され、ウ
ェハ受渡しピン15により、半導体ウェハ1aの受渡し
が行われている。
【0058】さらに、単結晶サファイア製ウェハホルダ
7について、図3および図4により説明する単結晶サフ
ァイア製ウェハホルダ7には、半導体ウェハ1aを真空
吸着するためのウェハ真空吸着口16が設けられてい
る。また、半導体ウェハ1aを所定の真空力で吸着する
目的で、半導体ウェハ1aの外周裏面部を接触させ、真
空リーク防止を図る0.1mm幅の外周リング17が設け
られている。
【0059】一方、半導体ウェハ1aを受渡しするウェ
ハ受渡しピン駆動部14のウェハ受渡しピン15の逃げ
穴であるウェハ受渡しピン逃げ穴18が設けられてい
る。このウェハ受渡しピン逃げ穴18の外周には、半導
体ウェハ1aを真空吸着した際の真空リーク防止を目的
とする0.1mm幅のウェハ受渡しピン逃げ穴リング19
が設けられている。
【0060】さらに、単結晶サファイア製ウェハホルダ
7には、半導体ウェハ1aを真空吸着した際に、半導体
ウェハ1aの平坦度を0.5μm以下に制御する目的か
ら、外周リング17、ウェハ受渡しピン逃げ穴リング1
9の間のスペースに、0.1mm×0.1mmの正方形接触
面をしたウェハ支持突起部20が複数配列されている。
【0061】以上のように、前述した外周リング17、
ウェハ受渡しピン逃げ穴リング19、ウェハ支持突起部
20で構成された図4に示すウェハ吸着面21は、平坦
度0.5μm以下に精密加工されると共に、接触面の面粗
さはRa値0.1μm以下に精密加工されている。
【0062】次に、本実施例の作用について、半導体ウ
ェハ1a上のホトレジスト膜4aにレチクル12上に描
写された半導体素子回路パターンを露光処理する方法に
ついて説明する。
【0063】まず、ウェハハンドラ(図示せず)によ
り、未露光の半導体ウェハ1aを露光ステージ8上にハ
ンドリングすると、半導体ウェハ1aのウェハ受渡しピ
ン駆動部14が上昇し、半導体ウェハ1aをウェハ受渡
しピン15により受け取る。
【0064】そして、ウェハ受渡しピン15を下降し、
単結晶サファイア製ウェハホルダ7上に受け渡す。その
後、単結晶サファイア製ウェハホルダ7のウェハ真空吸
着口16より真空排気し、所定の吸着力で半導体ウェハ
1aを真空吸着する。
【0065】さらに、単結晶サファイア製ウェハホルダ
7のウェハ吸着面21に半導体ウェハ1aを完全密着さ
せ、ウェハ吸着面21の平坦度に倣い姿勢制御する。こ
の状態で、露光ステージ駆動部9により露光ステージ8
を3次元に位置制御すると共に、UV光10を照射し、
単結晶サファイア製ウェハホルダ7に真空吸着された半
導体ウェハ1a上のホトレジスト膜4aに、レチクル1
2上に描写された半導体素子回路パターンを露光する。
【0066】従って、本実施例の縮小投影露光装置によ
れば、半導体ウェハ1aの保持部材が単結晶サファイア
材料で構成され、かつウェハ支持突起部20が0.1mm
×0.1mmの正方形接触面、この接触面粗さが0.1μm
以下に精密加工されることにより、実施例1と同様に半
導体ウェハ1を清浄かつ高純度な状態で保持することが
でき、半導体ウェハ1に転写する異物を低減することが
可能となる。
【0067】さらに、ウェハ支持突起部20が複数配列
され、ウェハ吸着面21が0.5μm以下の平坦度に精密
加工されるので、半導体ウェハ1aの平坦度が0.5μm
以下に姿勢制御され、平坦度不良によるパターン転写の
解像不良発生を防止することができる。
【0068】
【実施例3】図5は本発明の板状物保持手段およびそれ
を用いた装置のさらに他の実施例であるホトレジスト塗
布処理装置の単結晶サファイア製スピンチャックの要部
を示す概略断面図である。
【0069】本実施例のホトレジスト塗布処理装置は、
たとえば半導体ウェハ製造装置におけるホトエッチング
工程において、実施例1および2のベーキングおよび露
光前の塗布処理に用いられ、半導体ウェハ(板状物)1
b上に、滴下ノズル22よりホトレジスト液23が滴下
され、回転塗布される。そして、単結晶サファイア材料
で構成された単結晶サファイア製スピンチャック(保持
部材)24上に、半導体ウェハ1bが真空吸着されてい
る。
【0070】半導体ウェハ1bを真空吸着しているウェ
ハ吸着面25は、実施例2の図3に示す単結晶サファイ
ア製ウェハホルダ7のウェハ吸着面21と同様に、0.1
mm幅の外周リングと0.1mm×0.1mmの正方形の接
触面形状をしたウェハ支持突起部が複数配列され、0.5
μm以下の平坦度、かつRa値0.1μm以下の面粗さに
精密加工された半導体ウェハ吸着面形状に形成されてい
る。
【0071】さらに、この単結晶サファイア製スピンチ
ャック24の表面層部には、静電気発生を防止する目的
から、電気伝導性シリコン膜26がエピタキシャル成長
されている。
【0072】次に、本実施例の処理方法について説明す
ると、単結晶サファイア製スピンチャック24に半導体
ウェハ1bを真空吸着して、所定の回転数、例えば10
00rpmの回転数に回転させながら、滴下ノズル22
からホトレジスト液23を所定量滴下し、半導体ウェハ
1b上にホトレジスト膜4bを形成する。
【0073】従って、本実施例のホトレジスト塗布処理
装置によれば、半導体ウェハ1bの保持部材が単結晶サ
ファイア材料で構成され、かつ0.1mm×0.1mmの正
方形形状で、面粗さが0.1μm以下に接触面に精密加工
されることにより、実施例1および2と同様に半導体ウ
ェハ1bを清浄かつ高純度な状態で保持し、半導体ウェ
ハ1bへの転写異物数を低減することが可能となり、そ
の上半導体ウェハ1bを0.5μm以下の平坦度に姿勢制
御して塗布処理を行うことができる。
【0074】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例1〜3に基づき具体的に説明したが、本発明は前記
各実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0075】たとえば、前記各実施例においては、半導
体ウェハ製造装置におけるホトレジスト処理装置と縮小
投影露光装置について説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、真空中で処理するドライエ
ッチング処理装置、プラズマCVD処理装置、光CVD
処理装置、イオン打込み処理装置など、種々の処理にお
ける半導体ウェハのハンドリングおよび保持手段として
広く適用可能である。
【0076】また、保持手段も真空力による保持手段に
限定されることなく、メカニカル的な保持手段をはじ
め、静電気力、磁気力などの電気的保持手段など、種々
な変形が可能である。
【0077】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその利用分野である半導体ウェハ製造
装置に適用した場合について説明したが、これに限定さ
れるものではなく、他の板状物を扱う液晶基板製造業、
磁気ディスク製造業をはじめ、多層配線基板製造業など
における装置についても広く適用可能である。
【0078】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0079】(1).単結晶サファイア材料で構成した保持
部材を介して板状物を保持することにより、単結晶サフ
ァイアの化学的な安定性、耐酸性、耐アルカリ性、耐プ
ラズマ性などの特性を利用し、板状物を清浄かつ高純度
な状態でハンドリングまたは保持することが可能とな
る。
【0080】(2).前記(1) により、単結晶サファイア材
料の化学的特性により、酸性薬液、アルカリ性薬液によ
る洗浄処理、またはプラズマ処理によるクリーニングと
それらの組合せ処理が可能となるので、保持部材の接触
面に付着した異物を完全に除去することができる。特
に、面粗さ効果を併用することにより、異物の除去効率
を高めることができるので、より一層クリーンなハンド
リングまたは保持が可能となる。
【0081】(3).単結晶サファイア材料で構成した部材
に、エピタキシャルシリコン膜成長をさせた保持部材を
介して板状物を保持することにより、エピタキシャルシ
リコン膜の電気伝導性によって静電気の発生を防止する
ことができるので、板状物をハンドリングまたは保持す
る際に、保持部材に生じる静電気によるミクロな塵埃付
着における異物蓄積の防止が可能となる。
【0082】(4).保持部材の板状物との接触面形状を、
点接触面形状、線接触面形状、またはそれらの組合せ形
状とすることにより、板状物への接触面積を低減するこ
とができるので、ミクロな接触面積によって板状物に転
写付着する異物数の低減が可能となる。
【0083】(5).保持部材の板状物との接触面を、0.5
μm以下の平坦度、かつRa値0.1μm以下の面粗さに
加工することにより、接触面の凹凸を小さくして異物の
蓄積を防止することができるので、板状物をハンドリン
グまたは保持する際に、保持部材から板状物に転写付着
する異物の低減が可能となる。
【0084】(6).前記(5) により、板状物の平坦度を0.
5μm以下に姿勢制御することができるので、平坦度が
要因となる処理不良の防止が可能となる。
【0085】(7).前記保持手段を用い、板状物の取扱い
または処理、たとえば半導体ウェハの縮小投影露光装置
に適用すると、露光ステージのウェハホルダに吸着され
た半導体ウェハの平坦度を0.5μm以下に姿勢制御する
ことができるので、平坦度不良によるパターン転写の解
像不良発生を防止することができる。特に、面粗さ効果
を併用することにより、異物による半導体ウェハの平坦
度不良防止効果により、パターン転写の解像不良防止効
果をより一層拡大することができる。
【0086】(8).半導体ウェハのホトレジスト処理装置
に適用した場合には、ミクロな接触面形状で、ミクロな
高さのウェハ支持突起部の保持部材を加熱処理装置のヒ
ータブロック上に適用することにより、ベーキング処理
の加熱効率が良くなり、その上ヒータ面からの転写付着
異物数の少ないクリーンな加熱処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板状物保持手段およびそれを用いた装
置の実施例1であるホトレジストベーキング処理装置の
要部を示す概略断面図である。
【図2】本発明の板状物保持手段およびそれを用いた装
置の実施例2である縮小投影露光装置の単結晶サファイ
ア製ウェハホルダを示す概略断面図である。
【図3】実施例2における縮小投影露光装置の単結晶サ
ファイア製ウェハホルダを示す平面図である。
【図4】実施例2における縮小投影露光装置の単結晶サ
ファイア製ウェハホルダを示す正面図である。
【図5】本発明の板状物保持手段およびそれを用いた装
置の実施例3であるホトレジスト塗布処理装置の単結晶
サファイア製スピンチャックの要部を示す概略断面図で
ある。
【符号の説明】
1,1a,1b 半導体ウェハ(板状物) 2 単結晶サファイア製ピンプレート(保持部材) 3 ヒータブロック 4,4a,4b ホトレジスト膜 5 ウェハ支持突起部 6 真空吸着穴 7 単結晶サファイア製ウェハホルダ(保持部材) 8 露光ステ−ジ 9 露光ステ−ジ駆動部 10 UV光 11 レチクル支持台 12 レチクル 13 縮小投影レンズ 14 ウェハ受渡しピン駆動部 15 ウェハ受渡しピン 16 ウェハ真空吸着口 17 外周リング 18 ウェハ受渡しピン逃げ穴 19 ウェハ受渡しピン逃げ穴リング 20 ウェハ支持突起部 21 ウェハ吸着面 22 滴下ノズル 23 ホトレジスト液 24 単結晶サファイア製スピンチャック(保持部材) 25 ウェハ吸着面 26 電気伝導性シリコン膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01L 21/22 M 9278−4M

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単結晶サファイア材料で構成した保持部
    材を介して、板状物を保持することを特徴とする板状物
    保持手段。
  2. 【請求項2】 単結晶サファイア材料で構成した部材
    に、エピタキシャルシリコン膜成長をさせた保持部材を
    介して、板状物を保持することを特徴とする板状物保持
    手段。
  3. 【請求項3】 前記保持部材の前記板状物との接触面形
    状を、点接触面形状、線接触面形状、またはそれらの組
    合せ形状とすることを特徴とする請求項1または2記載
    の板状物保持手段。
  4. 【請求項4】 前記保持部材の前記板状物との接触面
    を、0.5μm以下の平坦度、かつRa値0.1μm以下の
    面粗さに加工することを特徴とする請求項1または2記
    載の板状物保持手段。
  5. 【請求項5】 前記請求項1、2、3または4記載の板
    状物保持手段を用い、前記板状物の取扱いまたは処理を
    行うことを特徴とする装置。
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