JPH05462U - インクリボン構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】印字ヘッドとリボン案内の間に挿入する部分の
インクリボンの上部にインクリボン筺体からコの字形状
のインクリボン案内構造を設け、インクリボン筺体から
インクリボンが引き出されることを防ぎ、インクリボン
装着性を向上させる。 【構成】インクリボン１の印字ヘッドと接触する部分１
ａは、インクリボン筺体２より露出している。印字ヘッ
ドと接触する部分１ａの上部には、インクリボン筺体か
らコの字形状のインクリボン案内構造２ａが設けられて
いることを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ドットプリンタのインクリボン構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のドットプリンタのインクリボン構造は、図４のような構造であった。つ まり、インクリボン１１は、インクリボン筺体１２から印字ヘッドに挿入する部 分すべてが該インクリボン筺体１２から露出していた。インクリボンをプリンタ に装着する際は、印字ヘッド部の斜面を利用して、インクリボンを印字ヘッドと プラテンの間に挿入しインクリボンを装着していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、前述の従来の技術では、インクリボンを印字ヘッドの斜部を利用して 、印字ヘッドとリボン案内の間に挿入する際、印字ヘッドとプラテン間の隙間が 少ないため、インクリボンがインクリボン筺体から引き出されてしまうという問 題を有していた。又、インクリボンの装着性を向上するために、印字ヘッドとリ ボン案内の隙間を大きくした場合は、印字ヘッドとプラテンの距離が離れるため 、印字ヘッドのピン折れが発生しやすいなどの問題点を有する。本考案は、この ような問題を解決するもので、その目的とするところはドットプリンタのインク リボンの装着性を向上させる構造を提供するところにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、ドットプリンタのインクリボン構造において、印字ヘッドとリボン 案内の間に挿入するインクリボンの上部にインクリボン筺体からコの字形状のイ ンクリボン案内を設けたことを特徴とする。

【０００５】

【実施例】

以下、本考案の実施例を図面に基ずいて説明する。図１は本考案のインクリボ ン構造を示す斜視図である。図２は、本考案のインクリボンの詳細を示す部分断 面図である。インクリボン１は、インクリボン筺体２に収納されている。インク リボン１の印字ヘッドと接触する部分１ａは、インクリボン筺体２より露出して いる。印字ヘッドと接触する部分１ａの上部には、インクリボン筺体からコの字 形状のインクリボン案内形状２ａが設けられている。図３は、本考案のインクリ ボンをプリンタに取り付けた状態を示す斜視図である。インクリボン２は、プラ テン４と印字ヘッド３の隙間に印字ヘッドの斜めの部分３ａに沿って挿入される 。インクリボン１上部をコの字形状の案内形状で押さえているので、インクリボ ン１がインクリボン筺体より引き出されることなく、インクリボンの装着をする ことができる。

【０００６】

【考案の効果】

以上述べたように本考案によれば、ドットプリンタのインクリボン構造におい て、印字ヘッドとリボン案内の間のインクリボンの上部にインクリボン筺体から コの字形状をインクリボン案内構造を設けたので、インクリボンを挿入する際に 、インクリボンの上部コの字形状でインクリボンをガイドしているので、インク リボンがインクリボン筺体から、外に引き出されることもなくインクリボンの挿 入をすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のインクリボン構造を示す斜視図。

【図２】本考案のインクリボンの詳細を示す部分断面
図。

【図３】本校案のインクリボンをプリンタに取り付けた
状態を示す斜視図。

【図４】従来例のインクリボン構造を示す斜視図。

【符号の説明】

１ インクリボン １ａ インクリボンの印字ヘッドと接触する部分 ２ インクリボン筺体 ２ａ インクリボン案内形状 ３ 印字ヘッド ４ プラテン

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】ドットプリンタのインクリボン構造におい
   て、印字ヘッドとリボン案内の間に挿入する部分のイン
   クリボンの上部にインクリボン筺体からコの字形状のイ
   ンクリボン案内を設けたことを特徴とするインクリボン
   構造。