JPH0546233A - 自動機械における稼働診断システム - Google Patents
自動機械における稼働診断システムInfo
- Publication number
- JPH0546233A JPH0546233A JP3205032A JP20503291A JPH0546233A JP H0546233 A JPH0546233 A JP H0546233A JP 3205032 A JP3205032 A JP 3205032A JP 20503291 A JP20503291 A JP 20503291A JP H0546233 A JPH0546233 A JP H0546233A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- automatic machine
- storage device
- processing
- automatic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
Landscapes
- General Factory Administration (AREA)
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Numerical Control (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の自動機械の稼働状態を一個所において
集中的に監視でき、また遠隔地においても問題点の診断
ができ、迅速な解決、修理等の対応が可能なシステムを
提供する。 【構成】 自動機械の加工性能に関係する特徴的な変数
を検出する検出器(X,Y,G) と、上記検出器で検出した信
号を記憶する第1の記憶装置(20)と、上記第1の記憶装
置に記憶された信号を設定基準値等と比較演算処理する
処理装置(21)と、上記処理装置の演算値を記憶する第2
の記憶装置(24)と、上記第2の記憶装置に記憶された演
算値を変調等して発信する発信装置(25)とを上記各自動
機械に備え、上記各自動機械の発信装置から発信する信
号を有線もしくは無線で伝送する情報伝達手段(26,28〜
32) を設け、上記情報伝達手段によって伝送される信号
を遠隔地において受信する受信装置(27,33〜38) を設け
たことを特徴とする。 【効果】 上記受信装置(27,33〜38) によって多数の自
動機械の稼働状態を一個所で集中的に監視することがで
き、遠隔地においも診断することができる。
集中的に監視でき、また遠隔地においても問題点の診断
ができ、迅速な解決、修理等の対応が可能なシステムを
提供する。 【構成】 自動機械の加工性能に関係する特徴的な変数
を検出する検出器(X,Y,G) と、上記検出器で検出した信
号を記憶する第1の記憶装置(20)と、上記第1の記憶装
置に記憶された信号を設定基準値等と比較演算処理する
処理装置(21)と、上記処理装置の演算値を記憶する第2
の記憶装置(24)と、上記第2の記憶装置に記憶された演
算値を変調等して発信する発信装置(25)とを上記各自動
機械に備え、上記各自動機械の発信装置から発信する信
号を有線もしくは無線で伝送する情報伝達手段(26,28〜
32) を設け、上記情報伝達手段によって伝送される信号
を遠隔地において受信する受信装置(27,33〜38) を設け
たことを特徴とする。 【効果】 上記受信装置(27,33〜38) によって多数の自
動機械の稼働状態を一個所で集中的に監視することがで
き、遠隔地においも診断することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放電加工機とかインジェ
クションの如き長時間稼働する自動機械の稼働状態の診
断システムに関する。
クションの如き長時間稼働する自動機械の稼働状態の診
断システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来放電加工機等において、オペレータ
ーはキーボードによって所望の加工条件を設定、記憶さ
せ、それに基づいて放電加工を行わせるよう制御し、且
つ随時加工状態を検出してCRT等に表示する手段を設
け、加工期間中オペレーターは各機械に付いてその稼働
状態を監視することを通例としている。その場合、一人
のオペレーターによって加工条件の設定不良や加工状
態、故障等を監視し対応できるのは自動機械1〜2台程
度に限られ、極めて非能率的なものであった。また、機
械の作動不良、故障等に対してはサービスマンの出張サ
ービスを受けるまで待たなければならず迅速な対応がで
きない欠点があった。
ーはキーボードによって所望の加工条件を設定、記憶さ
せ、それに基づいて放電加工を行わせるよう制御し、且
つ随時加工状態を検出してCRT等に表示する手段を設
け、加工期間中オペレーターは各機械に付いてその稼働
状態を監視することを通例としている。その場合、一人
のオペレーターによって加工条件の設定不良や加工状
態、故障等を監視し対応できるのは自動機械1〜2台程
度に限られ、極めて非能率的なものであった。また、機
械の作動不良、故障等に対してはサービスマンの出張サ
ービスを受けるまで待たなければならず迅速な対応がで
きない欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の欠点を改良するためなされたものであり、複数の自
動機械を1個所において集中的に監視でき、また遠隔地
においても問題点の診断ができ、迅速な解決、修理等の
対応が可能なシステムを提供することを目的とする。
来の欠点を改良するためなされたものであり、複数の自
動機械を1個所において集中的に監視でき、また遠隔地
においても問題点の診断ができ、迅速な解決、修理等の
対応が可能なシステムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、物品を加
工するため長時間稼働する各種自動機械における稼働診
断システムにおいて、上記自動機械の加工性能に関係す
る特徴的な変数を検出する検出器と、上記検出器で検出
した信号を記憶する第1の記憶装置と、上記第1の記憶
装置に記憶された信号を設定基準値等と比較演算処理す
る処理装置と、上記処理装置の演算値を記憶する第2の
記憶装置と、上記第2の記憶装置に記憶された演算値を
変調等して発信する発信装置とを上記各自動機械に備
え、上記各自動機械の発信装置から発信する信号を有線
もしくは無線で伝送する情報伝達手段を設け、上記情報
伝達手段によって伝送される信号を遠隔地において受信
する受信装置を設けたことを特徴とする自動機械におけ
る稼働診断システムによって達成し得る。
工するため長時間稼働する各種自動機械における稼働診
断システムにおいて、上記自動機械の加工性能に関係す
る特徴的な変数を検出する検出器と、上記検出器で検出
した信号を記憶する第1の記憶装置と、上記第1の記憶
装置に記憶された信号を設定基準値等と比較演算処理す
る処理装置と、上記処理装置の演算値を記憶する第2の
記憶装置と、上記第2の記憶装置に記憶された演算値を
変調等して発信する発信装置とを上記各自動機械に備
え、上記各自動機械の発信装置から発信する信号を有線
もしくは無線で伝送する情報伝達手段を設け、上記情報
伝達手段によって伝送される信号を遠隔地において受信
する受信装置を設けたことを特徴とする自動機械におけ
る稼働診断システムによって達成し得る。
【0005】
【作用】上記のように本発明は放電加工器とかインジェ
クションの如き自動機械の各々に、上記自動機械の加工
性能に関係する特徴的な変数を検出する検出器と、上記
検出器で検出した信号を記憶する第1の記憶装置と、上
記第1の記憶装置に記憶された信号を設定基準値等と比
較演算処理する処理装置と、上記処理装置の演算値を記
憶する第2の記憶装置と、上記第2の記憶装置に記憶さ
れた演算値を変調等して発信する発信装置とを上記各自
動機械に備え、上記各自動機械の発信装置から発信する
信号を有線もしくは無線で伝送する情報伝達手段を設
け、上記情報伝達手段によって伝送される信号を遠隔地
において受信する受信装置を設けて成るものであるか
ら、上記受信装置によって多数の自動機械を1個所で集
中的に監視することができ、各自動機械の稼働状態を遠
隔地において診断することができる。
クションの如き自動機械の各々に、上記自動機械の加工
性能に関係する特徴的な変数を検出する検出器と、上記
検出器で検出した信号を記憶する第1の記憶装置と、上
記第1の記憶装置に記憶された信号を設定基準値等と比
較演算処理する処理装置と、上記処理装置の演算値を記
憶する第2の記憶装置と、上記第2の記憶装置に記憶さ
れた演算値を変調等して発信する発信装置とを上記各自
動機械に備え、上記各自動機械の発信装置から発信する
信号を有線もしくは無線で伝送する情報伝達手段を設
け、上記情報伝達手段によって伝送される信号を遠隔地
において受信する受信装置を設けて成るものであるか
ら、上記受信装置によって多数の自動機械を1個所で集
中的に監視することができ、各自動機械の稼働状態を遠
隔地において診断することができる。
【0006】
【実施例】以下、図面に示した実施例を参照しつゝ本発
明を具体的に説明する。図1は放電加工機を示し、電極
1と被加工体2の対向間隙にポンプ3から加工液を供給
し、加工電源4から加工パルスを供給して放電加工す
る。加工中の間隙状態はZ軸モータ5によってサーボさ
れ、X軸モータ6及びY軸モータ7によって位置制御さ
れる。この場合の加工性能に関係する特徴的な変数は、
ポンプ3による加工液の液圧、加工電源4による供給パ
ルスのパルス幅τon、休止幅τoff 、電流波高値Ip 、
Z軸モータ5によるサーボ送り状態、X軸モータ6及び
Y軸モータ7による位置制御状態であり、これらの変数
が検出器により電気信号として取り出される。
明を具体的に説明する。図1は放電加工機を示し、電極
1と被加工体2の対向間隙にポンプ3から加工液を供給
し、加工電源4から加工パルスを供給して放電加工す
る。加工中の間隙状態はZ軸モータ5によってサーボさ
れ、X軸モータ6及びY軸モータ7によって位置制御さ
れる。この場合の加工性能に関係する特徴的な変数は、
ポンプ3による加工液の液圧、加工電源4による供給パ
ルスのパルス幅τon、休止幅τoff 、電流波高値Ip 、
Z軸モータ5によるサーボ送り状態、X軸モータ6及び
Y軸モータ7による位置制御状態であり、これらの変数
が検出器により電気信号として取り出される。
【0007】図2はワイヤカット放電加工機で、ワイヤ
電極8はリール9から供給され、電極ガイド間を駆動モ
ータとブレーキ10の作用で所定張力と速度をもって移動
させ、この移動するワイヤ電極8に被加工体11を対向せ
しめ、その対向部分にポンプ3によって加工液を供給し
つゝ加工電源4により加工パルスを印加して放電加工す
る。加工中にX軸モータ6及びY軸モータ7をNC制御
して所要の加工形状の送りを与えることにより形状カッ
トする。このワイヤカット放電加工では、加工性能に関
係する特徴的な変数として、ブレーキ10によるワイヤ電
極の張力及び移動速度、ポンプ3による液圧、加工電源
4から供給するパルスのτon、τoff 、Ip 、X軸モー
タ6及びY軸モータ7による送り速度等を採用し、これ
らを所定の検出器で検出する。また、ワイヤ電極ガイド
や通電ピン等の摩耗によるトルク変化等も加工性能に関
係する特徴的な変数として採用し、これらを検出する歪
計SMSやピエゾ等の検出器を設けて検出することも可
能である。
電極8はリール9から供給され、電極ガイド間を駆動モ
ータとブレーキ10の作用で所定張力と速度をもって移動
させ、この移動するワイヤ電極8に被加工体11を対向せ
しめ、その対向部分にポンプ3によって加工液を供給し
つゝ加工電源4により加工パルスを印加して放電加工す
る。加工中にX軸モータ6及びY軸モータ7をNC制御
して所要の加工形状の送りを与えることにより形状カッ
トする。このワイヤカット放電加工では、加工性能に関
係する特徴的な変数として、ブレーキ10によるワイヤ電
極の張力及び移動速度、ポンプ3による液圧、加工電源
4から供給するパルスのτon、τoff 、Ip 、X軸モー
タ6及びY軸モータ7による送り速度等を採用し、これ
らを所定の検出器で検出する。また、ワイヤ電極ガイド
や通電ピン等の摩耗によるトルク変化等も加工性能に関
係する特徴的な変数として採用し、これらを検出する歪
計SMSやピエゾ等の検出器を設けて検出することも可
能である。
【0008】また、図3はエンプラ等のインジェクショ
ンを示し、ホッパ12から供給される原料をスクリュー13
で練りながらヒータ14により加熱し、先端に設けたチャ
ンバに送り込み、所定容量になるとシリンダ15が働き金
型16へ高圧で射出する。このような射出成形における特
徴的変数は、スクリュー13による混合状態や、ヒータ14
による加熱温度、シリンダ15の圧力、金型16部分の射出
圧力等々であるが、これらはエンコーダ、温度、圧力セ
ンサ等の各種検出器によって各サイクル毎に順次検出さ
れる。
ンを示し、ホッパ12から供給される原料をスクリュー13
で練りながらヒータ14により加熱し、先端に設けたチャ
ンバに送り込み、所定容量になるとシリンダ15が働き金
型16へ高圧で射出する。このような射出成形における特
徴的変数は、スクリュー13による混合状態や、ヒータ14
による加熱温度、シリンダ15の圧力、金型16部分の射出
圧力等々であるが、これらはエンコーダ、温度、圧力セ
ンサ等の各種検出器によって各サイクル毎に順次検出さ
れる。
【0009】各機械にはこのような検出器の他に、図4
に示すような検出信号の処理、発信装置を設けておく。
図4中、X、Y、Gは上記の如き各種変数を検出する検
出器であり、検出器X及びYからの出力信号は波形成形
器17により波形成形し、また検出器Gからの出力信号は
はインバータ18を介してインターフェース19に入力す
る。インターフェース19から取り出された信号は一旦レ
ジスタ20(第1の記憶装置)に貯えられ、これをCPU
の処理装置21により所定の順序にしたがって順次基準値
と比較演算処理する。RAM22には機械の正常作動時の
目標基準値がメモリーしてあり、上記レジスタ20に貯蔵
した信号を基準値と比較対比し、その差異等に関する演
算値がレジスタ24(第2の記憶装置)に貯蔵される。こ
の処理は所定のサイクルで繰り返して行われる。23はタ
イミングパルス発振器である。レジスタ24の記憶内容は
インターフェース25(発信装置)を通して出力する。
に示すような検出信号の処理、発信装置を設けておく。
図4中、X、Y、Gは上記の如き各種変数を検出する検
出器であり、検出器X及びYからの出力信号は波形成形
器17により波形成形し、また検出器Gからの出力信号は
はインバータ18を介してインターフェース19に入力す
る。インターフェース19から取り出された信号は一旦レ
ジスタ20(第1の記憶装置)に貯えられ、これをCPU
の処理装置21により所定の順序にしたがって順次基準値
と比較演算処理する。RAM22には機械の正常作動時の
目標基準値がメモリーしてあり、上記レジスタ20に貯蔵
した信号を基準値と比較対比し、その差異等に関する演
算値がレジスタ24(第2の記憶装置)に貯蔵される。こ
の処理は所定のサイクルで繰り返して行われる。23はタ
イミングパルス発振器である。レジスタ24の記憶内容は
インターフェース25(発信装置)を通して出力する。
【0010】図5は各自動機械の発信装置25からモデム
(Modulater/Demodulater)26等の情報伝達手段により電
話回線を通して遠隔地に設置してある受信装置27に信号
伝送する回路の実施例である。このようにして受信装置
27に伝送された信号はホストコンピュータに集められ常
時機械の監視が行なわれる。
(Modulater/Demodulater)26等の情報伝達手段により電
話回線を通して遠隔地に設置してある受信装置27に信号
伝送する回路の実施例である。このようにして受信装置
27に伝送された信号はホストコンピュータに集められ常
時機械の監視が行なわれる。
【0011】図6は1本のラインをタイムシェアリング
( time-sharing 時分割)して多くのデータを伝送しよ
うとするもので、複数の自動機械の信号伝送に有効であ
る。伝送しようとするデータA、B、C、D、Eを一旦
シフトレジスタなどのメモリ28に記憶し、マルチプレク
サ29でタイムシェアリング処理して伝送する。30はクロ
ックパルス発振器、31はラインドライバ、32はライン、
33はラインレシーバで、この1本のラインを時分割して
利用する。34はクロックパルスのドライバ、35はライ
ン、36はレシーバで、伝送されるクロックパルスを受信
側のデマルチプレクサ37に供給してタイムシェアリング
を作動させる。38は受信メモリで各々データA、B、
C、D、Eを出力する。デジタルロジックによる演算な
どのデータ処理は極めて短時間に完了する。アウトプッ
トしたデータはプリントアウトしたり、CRTに表示し
て監視する。
( time-sharing 時分割)して多くのデータを伝送しよ
うとするもので、複数の自動機械の信号伝送に有効であ
る。伝送しようとするデータA、B、C、D、Eを一旦
シフトレジスタなどのメモリ28に記憶し、マルチプレク
サ29でタイムシェアリング処理して伝送する。30はクロ
ックパルス発振器、31はラインドライバ、32はライン、
33はラインレシーバで、この1本のラインを時分割して
利用する。34はクロックパルスのドライバ、35はライ
ン、36はレシーバで、伝送されるクロックパルスを受信
側のデマルチプレクサ37に供給してタイムシェアリング
を作動させる。38は受信メモリで各々データA、B、
C、D、Eを出力する。デジタルロジックによる演算な
どのデータ処理は極めて短時間に完了する。アウトプッ
トしたデータはプリントアウトしたり、CRTに表示し
て監視する。
【0012】なお、上記図4で説明した信号の処理と発
信は、CPU21により検出信号を基準値等と比較演算し
て一致もしくは所定範囲で近似するときは信号を発信せ
ず、不一致の場合にのみ信号波を発信伝達するようにし
てもよく、また発信情報は直列に伝送してもよく、情報
を所定密度に圧縮して伝送するようにしてもよい。伝送
されてくるこれらの信号を受信側で監視することによ
り、多数の自動機械の、また遠隔地にある自動機械の稼
働状況や故障状態を容易かつ確実に把握することができ
る。
信は、CPU21により検出信号を基準値等と比較演算し
て一致もしくは所定範囲で近似するときは信号を発信せ
ず、不一致の場合にのみ信号波を発信伝達するようにし
てもよく、また発信情報は直列に伝送してもよく、情報
を所定密度に圧縮して伝送するようにしてもよい。伝送
されてくるこれらの信号を受信側で監視することによ
り、多数の自動機械の、また遠隔地にある自動機械の稼
働状況や故障状態を容易かつ確実に把握することができ
る。
【0013】したがって、例えばサービスセンタにおい
て受信された自動機械の加工状態等に関するデータから
問題点を診断して、遠隔地のオペレーターやユーザーに
加工条件の設定不良とか故障個所等の問題解決のための
アドバイスを行なうことができ、また交換部品の発送を
することもでき、機械の停止時間を最小にするための体
制を整えることができる。
て受信された自動機械の加工状態等に関するデータから
問題点を診断して、遠隔地のオペレーターやユーザーに
加工条件の設定不良とか故障個所等の問題解決のための
アドバイスを行なうことができ、また交換部品の発送を
することもでき、機械の停止時間を最小にするための体
制を整えることができる。
【0014】なお、上記はデータ伝送に電話回線を使っ
たオンライン伝送や比較的短い距離の工場間のケーブル
伝送等について説明したが、フォトカプラによる伝送ラ
インを利用することができ、このデータ伝送システムに
よれば、入/出力間を電気的に完全に分離することがで
き、且つ応答速度が速いという利点が得られる。しかも
伝導ラインのノイズカットが行なわれ、コンピュータ端
末器のデータ伝送に極めて好適である。また高周波発信
器により無線で送信することも可能である。
たオンライン伝送や比較的短い距離の工場間のケーブル
伝送等について説明したが、フォトカプラによる伝送ラ
インを利用することができ、このデータ伝送システムに
よれば、入/出力間を電気的に完全に分離することがで
き、且つ応答速度が速いという利点が得られる。しかも
伝導ラインのノイズカットが行なわれ、コンピュータ端
末器のデータ伝送に極めて好適である。また高周波発信
器により無線で送信することも可能である。
【0015】
【発明の効果】このように本発明は、放電加工器とかイ
ンジェクションの如き自動機械の各々に、上記自動機械
の加工性能に関係する特徴的な変数を検出する検出器
と、上記検出器で検出した信号を記憶する第1の記憶装
置と、上記第1の記憶装置に記憶された信号を設定基準
値等と比較演算処理する処理装置と、上記処理装置の演
算値を記憶する第2の記憶装置と、上記第2の記憶装置
に記憶された演算値を変調等して発信する発信装置とを
上記各自動機械に備え、上記各自動機械の発信装置から
発信する信号を有線もしくは無線で伝送する情報伝達手
段を設け、上記情報伝達手段によって伝送される信号を
遠隔地において受信する受信装置を設けて成るものであ
るから、上記受信装置によって多数の自動機械を1個所
で集中的に監視することができ、各機械の稼働状態を遠
隔地において診断することができる。したがって多数の
並列運転されている機械を1人で監視することができ、
また遠隔地のサービスセンターから機械の加工状態を監
視し、問題点を診断してオペレーターやユーザーに加工
条件の不良とか故障個所等の問題解決のためのアドバイ
スを行なうことができ、また修理のための交換部品の準
備や発送をすることができ、これにより機械の停止時間
を最小にする体制を整えることができる。
ンジェクションの如き自動機械の各々に、上記自動機械
の加工性能に関係する特徴的な変数を検出する検出器
と、上記検出器で検出した信号を記憶する第1の記憶装
置と、上記第1の記憶装置に記憶された信号を設定基準
値等と比較演算処理する処理装置と、上記処理装置の演
算値を記憶する第2の記憶装置と、上記第2の記憶装置
に記憶された演算値を変調等して発信する発信装置とを
上記各自動機械に備え、上記各自動機械の発信装置から
発信する信号を有線もしくは無線で伝送する情報伝達手
段を設け、上記情報伝達手段によって伝送される信号を
遠隔地において受信する受信装置を設けて成るものであ
るから、上記受信装置によって多数の自動機械を1個所
で集中的に監視することができ、各機械の稼働状態を遠
隔地において診断することができる。したがって多数の
並列運転されている機械を1人で監視することができ、
また遠隔地のサービスセンターから機械の加工状態を監
視し、問題点を診断してオペレーターやユーザーに加工
条件の不良とか故障個所等の問題解決のためのアドバイ
スを行なうことができ、また修理のための交換部品の準
備や発送をすることができ、これにより機械の停止時間
を最小にする体制を整えることができる。
【図1】本発明に係る稼働診断システムを利用し得る放
電加工機の実施例図である。
電加工機の実施例図である。
【図2】本発明に係る稼働診断システムを利用し得るワ
イヤカット放電加工機の実施例図である。
イヤカット放電加工機の実施例図である。
【図3】本発明に係る稼働診断システムを利用し得るイ
ンジェクションの実施例図である。
ンジェクションの実施例図である。
【図4】本発明に係る稼働診断システムの信号処理装置
の一実施例である。
の一実施例である。
【図5】本発明に係る稼働診断システムの情報伝達手段
の一実施例である。
の一実施例である。
【図6】タイムシェアリングによる情報伝達手段の実施
例である。
例である。
1 電極 2 被加工体 3 ポンプ 4 加工電源 5,6,7 モータ 17 波形成形器 18 インバータ 19 インターフェイス 20 レジスタ(第1の記憶装置) 21 CPU 22 RAM 23 クロック 24 レジスタ(第2の記憶装置) 25 インターフェイス(発信装置) 26 モデム 27 受信装置
Claims (3)
- 【請求項1】 物品を加工するため長時間稼働する各種
自動機械における稼働診断システムにおいて、上記自動
機械の加工性能に関係する特徴的な変数を検出する検出
器(X,Y,G) と、上記検出器で検出した信号を記憶する第
1の記憶装置(20)と、上記第1の記憶装置に記憶された
信号を設定基準値等と比較演算処理する処理装置(21)
と、上記処理装置の演算値を記憶する第2の記憶装置(2
4)と、上記第2の記憶装置に記憶された演算値を変調等
して発信する発信装置(25)とを上記各自動機械に備え、
上記各自動機械の発信装置から発信する信号を有線もし
くは無線で伝送する情報伝達手段(26,28〜32) を設け、
上記情報伝達手段によって伝送される信号を遠隔地にお
いて受信する受信装置(27,33〜38) を設けたことを特徴
とする自動機械における稼働診断システム。 - 【請求項2】 上記比較演算処理装置(21)が各検出器の
信号を所定の順序にしたがってサイクル処理することを
特徴とする請求項1に記載の自動機械における稼働診断
システム。 - 【請求項3】 上記受信装置(33〜38)が各自動機械か
らの信号をタイムシェアリングで受信、監視することを
特徴とする請求項1に記載の自動機械における稼働診断
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3205032A JPH0546233A (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | 自動機械における稼働診断システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3205032A JPH0546233A (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | 自動機械における稼働診断システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0546233A true JPH0546233A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16500314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3205032A Pending JPH0546233A (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | 自動機械における稼働診断システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546233A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000210800A (ja) * | 1999-01-27 | 2000-08-02 | Komatsu Ltd | 産業機械のモニタ方法およびその装置 |
JP2002287816A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-04 | Yaskawa Electric Corp | 遠隔調整及び診断装置 |
-
1991
- 1991-08-15 JP JP3205032A patent/JPH0546233A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000210800A (ja) * | 1999-01-27 | 2000-08-02 | Komatsu Ltd | 産業機械のモニタ方法およびその装置 |
JP2002287816A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-04 | Yaskawa Electric Corp | 遠隔調整及び診断装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7735374B2 (en) | Equipment comprising at least one rotary member and means for measuring vibrational frequencies of said member to determine its wear condition, corresponding control unit and method | |
US6237479B1 (en) | Servo press controller | |
CN111175596B (zh) | 状态判定装置以及状态判定方法 | |
US5274546A (en) | Diagnosis system of numerical control apparatus | |
CN115635365A (zh) | 加工判断系统、加工判断方法 | |
IT9021304A1 (it) | Metodo ed apparecchio per rilevare guasti prevedibili in sistemi azionati a pressione di un fluido | |
US6418768B2 (en) | Method and apparatus for producing a crimp connection | |
JPH0546233A (ja) | 自動機械における稼働診断システム | |
KR930010165B1 (ko) | 모터구동제어장치 및 그 운전방법 | |
CN117048021A (zh) | 一种碳纤维填充增强ptt制备系统及制备方法 | |
JP7399108B2 (ja) | モーションコントローラ | |
JPS6024915A (ja) | 成形機の監視方法 | |
EP0919894B1 (en) | Controller for industrial machine | |
CN210939955U (zh) | 义齿雕铣设备控制系统 | |
JP3783191B2 (ja) | モータ電力異常検知装置 | |
JP3285701B2 (ja) | 型内圧力測定装置 | |
KR101473580B1 (ko) | 절삭 가공 장치의 상태 진단 방법 | |
Ou et al. | Design of automotive brakejoint size detection system based on TIA Portal | |
WO2023026419A1 (ja) | 制御装置及び制御方法 | |
EP0401376B1 (en) | System for diagnosing cnc | |
JP2598693B2 (ja) | 故障監視装置 | |
KR100216795B1 (ko) | 공작기계의 절삭감지시스템 | |
JPS6384914A (ja) | 実測値のトレンド表示方法 | |
US20240319700A1 (en) | Method and device for automated parameterisation of an IO-Link device | |
KR102727816B1 (ko) | 모션컨트롤러 및 성형기 |