JPH054611U - アンテナ構造 - Google Patents

アンテナ構造

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JPH054611U
JPH054611U JP5726991U JP5726991U JPH054611U JP H054611 U JPH054611 U JP H054611U JP 5726991 U JP5726991 U JP 5726991U JP 5726991 U JP5726991 U JP 5726991U JP H054611 U JPH054611 U JP H054611U
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loop
wire
antenna
loop antenna
induction
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JP5726991U
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雅晴 今井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 埋設された誘導ループ線を介してゴルフ場管
理センターとの間で信号の送受を行なうために各電磁誘
導式ゴルフカートに実装されるアンテナの利得特性の向
上を図る。 【構成】 電磁誘導式ゴルフカートの下面にて誘導ルー
プ線41を中心軸としてその両側に分割配置される第1
ループアンテナ部11と第2ループアンテナ部21とで
構成され、各アンテナ部11,21は、前記誘導ループ
線41と平行する一対の長線部13又は23と、これら
長線部13又は23を各別に連結する短線部14又は2
4とで形成される1巻以上の囲枠状のアンテナ線部1
2,22を備え、これらアンテナ線部12,22のそれ
ぞれには、前記誘導ループ線41近傍に位置して隣り合
う長線部13,23相互の電磁結合を可能とする給電部
15,25が配設されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はアンテナ構造に係り、さらに詳しくは、ゴルフ場内に埋設されている 誘導ループ線を介してゴルフ場管理センターと各電磁誘導式ゴルフカートとの間 で信号の送受を行なうために個々の電磁誘導式ゴルフカートの側に実装されるア ンテナ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、ゴルフ場では、ゴルフバック等のゴルフ用具のための搬送手段として電 磁誘導式ゴルフカートが採用されるようになってきている。
【0003】 そして、この種の電磁誘導式ゴルフカートは、通常、地面に誘導ループ線を埋 設し、この誘導ループ線を介してゴルフ場管理センターとの間で信号の送受を行 い、必要な情報を交換することができるようになっている。
【0004】 この場合、電磁誘導式ゴルフカートには、誘導ループ線との間で電磁結合方式 により信号の送受を行なうためのアンテナが実装されており、この種のアンテナ は、通常、フェライトにより形成されたものが用いられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、この種の電磁誘導式ゴルフカートを誘導制御したりするために送ら れる電波は、電波法等の関係法令との関係もあって微弱なものが用いられており 、したがって、電磁誘導式ゴルフカートに実装されるアンテナも利得特性の優れ たものが要求されるに至る。
【0006】 しかし、フェライトにより形成された従来タイプのアンテナを用いる場合には 、電流の飽和を招いてその出力を上げることができないため利得特性に劣る不都 合があるほか、素材単価が高くコストアップを招く不具合もあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、従来技術にみられた上記課題に鑑みてなされたものであり、その構 成上の特徴は、ゴルフ場内に埋設された誘導ループ線を介してゴルフ場管理セン ターと電磁誘導式ゴルフカートとの間での信号送受を可能とするために電磁誘導 式ゴルフカートの側に実装されるアンテナ構造において、このアンテナ構造は、 電磁誘導式ゴルフカートの下面を介して前記誘導ループ線を中心軸としてその両 側に分割配置される第1ループアンテナ部と第2ループアンテナ部とで構成され 、これら第1ループアンテナ部と第2ループアンテナ部とのそれぞれは、前記誘 導ループ線と平行する一対の長線部とこれら長線部相互間を各別に連結する短線 部とで1巻き以上となって巻回形成される囲枠状のアンテナ線部を備えるととも に、これらアンテナ線部のそれぞれには、前記誘導ループ線近傍に位置して隣り 合う長線部相互の電磁結合を可能とする給電部を配設したことにある。
【0008】
【作用】
このため、電磁誘導式ゴルフカートの下面を介して前記誘導ループ線を中心軸 としてその両側に分割配置される第1ループアンテナ部と第2ループアンテナ部 とのそれぞれは、電磁誘導式ゴルフカートの下面に1巻き以上となって巻回され る囲枠状のアンテナ線部を備えて形成することができ、しかも、前記誘導ループ 線近傍に位置して隣り合う長線部相互を電磁結合させることができるので、必要 にして十分な利得特性を得ることができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
【0010】 図1は、本考案に係るアンテナ構造の基本パターンの一例を示すものであり、 ゴルフ場に埋設されている誘導ループ線41を介してゴルフ場管理センターと図 3に示すような電磁誘導式ゴルフカート42との間で信号の送受を行なう際に用 いられ、その全体は、電磁誘導式ゴルフカート42の下面43を介して前記誘導 ループ線41を中心軸としてその両側に好ましくは等分割され、場合によっては 不等分割して配置される第1ループアンテナ部11と第2ループアンテナ部21 とで構成されている。
【0011】 この場合、第1ループアンテナ部11と第2ループアンテナ部21とのそれぞ れは、前記誘導ループ線41と平行する一対の長線部13,13又は23,23 とこれら長線部13,13又は23,23相互間を各別に連結する短線部14, 14又は24,24とからなるアンテナ線部12とアンテナ線部22とが1巻き もしくはそれ以上の複数巻きとなって巻回される囲枠状に形成されている。
【0012】 また、第1ループアンテナ部11と第2ループアンテナ部21とにおいてアン テナ線部12,22を構成しているそれぞれの長線部13又は23と短線部14 又は24との長さは、これが実装される電磁誘導式ゴルフカート42の下面43 に確保される底面積との関係で適宜設定され、例えば、前記下面43における縦 長さ(電磁誘導式ゴルフカート42の進退方向)を長線部13又は23の長さと し、短線部14又は24の側を折曲して少なくとも前記下面43における横長さ と同等、もしくはそれ以上の長さにするなど、必要に応じてその長さを適宜定め ることができる。
【0013】 図2は、2巻きのもとで巻回することにより囲枠状となったアンテナ線部12 ,22を有して形成される第1ループアンテナ部11と第2ループアンテナ部2 1との配線構造の一例を示す説明図である。 同図によれば、各ループアンテナ部11,21を構成するアンテナ線部12, 22における長線部13又は23と短線部14又は24とのそれぞれは、直径が 0.75mm程度の導体芯線31を絶縁被覆してなる2本の被覆導線32を一組とし 、これらを二組用いることで2巻きとなるように板厚が1.5 〜2.0 mmで板幅が 15mm前後のアルミニウム板材33上に離間配置し、その全体を熱収縮性被覆樹脂 34を用いて被覆することで形成されているものが用いられている。
【0014】 しかし、各ループアンテナ部11,21の配線構造は、上記図示例に限られる ものではなく、アンテナ線部12,22を構成している長線部13又は23と短 線部14又は24とのそれぞれを1本の被覆導線を例えば2巻きとなるようにア ルミニウム板材33上に2本離間配置して形成したりするなど、必要に応じ適宜 の配線構造を採用することができる。
【0015】 また、このような配線構造のもとで形成される第1ループアンテナ部11と第 2ループアンテナ部21とのそれぞれには、前記誘導ループ線41近傍に位置し て隣り合う一方の側の長線部13と他方の側の長線部23とが相互に電磁結合す るように電流を流すことができる給電部15,25が配設されている。
【0016】 また、誘導ループ線41近傍に位置して隣り合う一方の側の長線部13と他方 の側の長線部23とのそれぞれは、地面44からの地上高が4〜8cmの範囲、 好ましくは5〜6cmの範囲内に位置するようにして配置するのが望ましい。
【0017】 一方、図4〜図6は、第1ループアンテナ部11のアンテナ線部12と第2ル ープアンテナ部21のアンテナ線部22との全体で形成されるアンテナ形状のパ ターン例を模式的に示すものである。
【0018】 このうち、図4は電磁誘導式ゴルフカート42の進退方向からみて略T字状を 呈するパターンのものを、図5は略コ字状、を呈するパターンのものを、図6は 一方の側が略V字状で他方の側が略T字状を呈するパターンのものが示されてお り、このほか、図示は省略してあるが、略V字状や略Y字状を呈するものなど、 要は短線部14又は24の側に十分な長さを確保することができる適宜のパター ンで折曲させてあるものであればよい。
【0019】 本考案はこのようにして構成されているので、電磁誘導式ゴルフカート42の 下面43を介して前記誘導ループ線41を中心軸とし、その両側に沿わせて等分 割され、もしくは不等分割されて配置される第1ループアンテナ部11と第2ル ープアンテナ部21とのそれぞれは、電磁誘導式ゴルフカート42の下面43に 確保される底面積との関係のもとで十分な長さを確保して1巻き以上に巻回され る囲枠状のアンテナ線部12,22を有して形成することができる。
【0020】 したがって、第1ループアンテナ部11と第2ループアンテナ部21とのアン テナ線部12,22のそれぞれには、この種電磁誘導式ゴルフカート42が実装 するアンテナとして必要にして十分な長さを確保することができる。 しかも、前記誘導ループ線41近傍に位置して隣り合う長線部13,23相互 は、電磁結合させることができるので、必要な利得特性を得ることができる。
【0021】 さらに、第1ループアンテナ部11と第2ループアンテナ部21とを構成して いるアンテナ線部12,22におけるそれぞれの長線部13又は23と短線部1 4又は24とが図2に示すように2本の被覆導線32を一組とし、これらを二組 用いることで例えば2巻き囲枠状に形成されている場合には、2本の被覆導線3 2相互のほか、二組相互の間でも電磁結合させることができ、第1ループアンテ ナ部11と第2ループアンテナ部21におけるアンテナ線部12,22自体の利 得特性を改善することもできる。
【考案の効果】
【0022】 以上述べたように本考案によれば、電磁誘導式ゴルフカートの下面を介して前 記誘導ループ線を中心軸としてその両側に分割配置される第1ループアンテナ部 と第2ループアンテナ部とのそれぞれは、電磁誘導式ゴルフカートの下面に確保 される底面積との関係で確保される十分な長さを有する1巻き以上に巻回された 囲枠状に形成することができ、しかも、前記誘導ループ線近傍に位置して隣り合 う長線部相互を電磁結合させることができるので、必要にして十分な利得特性を 得ることができる。
【0023】 また、第1ループアンテナ部と第2ループアンテナ部とは、素材コストの高い フェライトを用いることなく形成することができ、全体コストの低減に寄与させ ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るアンテナ構造の基本パターンの一
例を示す説明図。
【図2】本考案に係るアンテナ構造における配線構造の
一例を示す要部拡大説明図。
【図3】電磁誘導ゴルフカートへの本考案のアンテナ構
造の実装状態を示す説明図。
【図4】本考案に係るアンテナ構造の代表的なパターン
例を示す説明図。
【図5】本考案に係るアンテナ構造の他のパターン例を
示す説明図。
【図6】図4に示すパターンの変形例を示す説明図。
【符号の説明】
11 第1ループアンテナ部 12 アンテナ線部 13 長線部 14 短線部 15 給電部 21 第2ループアンテナ部 22 アンテナ線部 23 長線部 24 短線部 25 給電部 31 導体芯線 32 被覆導線 33 アルミニウム板材 34 熱収縮性被覆樹脂 41 誘導ループ線 42 電磁誘導ゴルフカート 43 下面

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ゴルフ場内に埋設された誘導ループ線を
    介してゴルフ場管理センターと電磁誘導式ゴルフカート
    との間での信号送受を可能とするために電磁誘導式ゴル
    フカートの側に実装されるアンテナ構造において、この
    アンテナ構造は、電磁誘導式ゴルフカートの下面を介し
    て前記誘導ループ線を中心軸としてその両側に分割配置
    される第1ループアンテナ部と第2ループアンテナ部と
    で構成され、これら第1ループアンテナ部と第2ループ
    アンテナ部とのそれぞれは、前記誘導ループ線と平行す
    る一対の長線部とこれら長線部相互間を各別に連結する
    短線部とで1巻き以上となって巻回形成される囲枠状の
    アンテナ線部を備えるとともに、これらアンテナ線部の
    それぞれには、前記誘導ループ線近傍に位置して隣り合
    う長線部相互の電磁結合を可能とする給電部を配設した
    ことを特徴とするループアンテナ。
JP5726991U 1991-06-26 1991-06-26 アンテナ構造 Pending JPH054611U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006011571A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Nohmi Bosai Ltd Icタグ付きステッカー

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JPS6024866A (ja) * 1983-07-20 1985-02-07 三洋電機株式会社 ゴルフ場の情報伝送システム
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