JPH0545979Y2 - - Google Patents

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JPH0545979Y2
JPH0545979Y2 JP1499184U JP1499184U JPH0545979Y2 JP H0545979 Y2 JPH0545979 Y2 JP H0545979Y2 JP 1499184 U JP1499184 U JP 1499184U JP 1499184 U JP1499184 U JP 1499184U JP H0545979 Y2 JPH0545979 Y2 JP H0545979Y2
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JP
Japan
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ultrasonic
transducers
sensor
propagation time
electrical
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JP1499184U
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JPS60127557U (ja
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  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は流体の中を超音波が伝播するときの速
度を測定し、その測定結果を基にして流体そのも
のの流れ速度を検出する超音波流速計を較正する
ときに用いる較正装置に関するものである。
本考案の目的は、とくに流動している気体の速
度を測定する装置、例えば気象観測用として広く
使われている超音波風向風速計や、各種工場の製
造プラントに設けられた管路を流れる空気などの
ガス体の流速を測定し、その測定結果を用いて流
量を算出する超音波流量計の較正を行うときに用
い作動が正常であるかどうか、感度は正しいかど
うかなどを簡単にチエツクできる簡便で取扱い易
い較正用の装置を提供しようとするものである。
本考案の趣旨を理解する便宜上、実施例の説明
に先立つて超音波風向風速計を例にとり、その中
で風速の測定に関する部分の仕組の概要に就いて
触れることにする。
一定距離を隔てて超音波送受波器を対向して配
設し、例えばX軸測定用とかY軸測定用の送受波
器群を組にして構成したプローブを測定個所に設
置し、対向した送受波器間における超音波伝播時
間を測定する。この場合、超音波の伝播方向に沿
つて風の風速成分があれば、見掛け上の伝播速度
は早くなり、反対に風速成分が超音波の伝播方向
に逆らつていれば、見掛け上の伝播速度は遅くな
る。
そこで一方の送受波器から反対側の送受波器に
向かつて超音波を送出して伝播時間を測定し、次
に逆の方向に就いて伝播時間を測定する。
超音波の伝播方向に風速成分がある順方向に就
いて伝播時間をt1(s)、送方向の伝播時間t2(s)
とし、流体の流速V(m/s)との関係を求める
と t1=L/(C+V) ……(1) t2=L/(C−V) ……(2) (1)と(2)式から V=L/((t2−t1)/(t1×t2)) 但し、Lは送受波器間の距離m、Cは静止気体
中の超音波の伝播時間(m/s)である。
Lは一定で既知であるから、伝播時間を測定し
てその数値を基にして(3)式の計算をすると、Cの
値とは無関係に、したがつて周囲温度の影響を受
けないで流体の流速Vを求めることができる。
(従来技術と問題点) この測定原理に立脚した装置は、超音波の送出
と検出、伝播時間の測定、その他必要とする計算
などを系統的にかつ自動的に所定のプログラムに
従つて行うように構成されている。
すなわち測定値の処理は、すべて電子制御され
ており、したがつて測定値が正しいかどうかのチ
エツクは、検定用の風洞内に持ち込んで既知の風
速と対比してみるより他の手段がない。
(考案の目的) 本考案はかかる現状に鑑み、現場においてユー
ザーが簡単に較正を行うため、風が吹いている状
態を想定し、対向した送受波器間においてあだか
も風の影響があつて超音波の伝播時間が見掛上変
わつているかの如きパルスの発生と受信の関係を
疑似的に作り出すようにしたものである。
(考案の実施例) 第1図は実施例の構成の説明図、第2図は送受
のパルスの関係を示す。
1と2は超音波送受波器、10と20は、それ
ぞれ超音波送受波器を支持するアーム、30はア
ームの固定座であり、これらでプローブが構成さ
れている。
3は音響−電気変換用のセンサー、4は電気−
音響変換用のセンサーであり、両者は超音波送受
波器1と2と接しているか、極めて近接して配置
してある。
いま超音波送受波器1が駆動されて(駆動系は
図示を省略)超音波を発生すると、センサー3は
これを受けて電気パルスP1(第2図参照)に変換
され、増幅器5で増幅されたあと、遅延回路6に
よつて所定の時間Tだけ遅延され、発振器7に印
加されてセンサー4を通して超音波のパルスP2
を発生する。超音波送受波器2はパルスP2を受
けこれを電気パルスに変換する。反対方向もこれ
に順ずる。
ここで遅延回路6の遅延時間Tは、超音波送受
波器1と2の間隔、想定する風の速度、風の方向
すなわち順か逆かなどで適宜に設定すれば、前記
のパルスP1からT時間遅れたパルスP2の関係は、
実際に測定を行う場合における超音波パルスの送
受と同じになり、したがつて遅延時間を所定の価
に設定することによつて任意の風速に就て較正す
ることができる。
以上の説明で明らかな通り本考案は、簡単な電
気的手段で所定の風速を測定するときの状態を人
工的につくることができるから、現場において必
要に応じてユーザーが簡単に較正することができ
るので極めて実用性に優れ効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の構成の説明図。第2図は作動
の説明図。 1,2……超音波送受波器、3,4……センサ
ー、5……増幅器、6……遅延回路、7……発振
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一定距離を隔てて超音波送受波器を対向して配
    設し、該送受波器1と2間における超音波伝播時
    間を測定して流速を求める装置の較正に用いるも
    のであつて、前記送受波器1と2それぞれの前面
    に接して又は極めて近接して音響→電気又は電気
    →音響変換センサーが配設されており、一方のセ
    ンサー3(又は4)には遅延回路6と発振回路7
    とが直接に接続され、該発振回路7はもう一方の
    センサー4(又は3)に接続されていることを特
    徴とする超音波流速計用の較正装置。
JP1499184U 1984-02-07 1984-02-07 超音波流速計用の較正装置 Granted JPS60127557U (ja)

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JP1499184U JPS60127557U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 超音波流速計用の較正装置

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JP1499184U JPS60127557U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 超音波流速計用の較正装置

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Publication Number Publication Date
JPS60127557U JPS60127557U (ja) 1985-08-27
JPH0545979Y2 true JPH0545979Y2 (ja) 1993-11-30

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JP1499184U Granted JPS60127557U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 超音波流速計用の較正装置

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JPS60127557U (ja) 1985-08-27

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