JPH0545570U - 測定装置 - Google Patents

測定装置

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JPH0545570U
JPH0545570U JP9481591U JP9481591U JPH0545570U JP H0545570 U JPH0545570 U JP H0545570U JP 9481591 U JP9481591 U JP 9481591U JP 9481591 U JP9481591 U JP 9481591U JP H0545570 U JPH0545570 U JP H0545570U
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JP
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power supply
circuit
measuring device
power
measured
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Application number
JP9481591U
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English (en)
Inventor
邦雄 松下
由一 真鍋
孝典 角田
吉村  隆志
浩司 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku Research Institute Inc
Shikoku Electric Power Co Inc
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Shikoku Research Institute Inc
Shikoku Electric Power Co Inc
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0545570U publication Critical patent/JPH0545570U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被測定対象に接続された計器用変圧器の二次出
力電圧を電源として作動する測定装置を提供する。 【構成】被測定対象に接続された計器用変圧器PTの二
次出力電圧を電源として入力する電源入力端子P1,P
2と、電源回路4の入力端間に、リアクトル2,3を接
続する。 【作用】測定装置1内に構成されている電源回路4およ
び測定回路5により生じる高調波成分などがリアクトル
2,3により抑制され、計器用変圧器PTの二次出力波
形は被測定対象である母線電圧の波形と相似となる。こ
れによりたとえば高調波分析等を正しく行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、被測定対象から電源供給を受けて測定を行う測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電力系統の測定を行う測定装置は、AC100V50/60Hzの商 用電源またはDC110V等を電源として動作するように設計されている。した がって被測定対象の付近に前記電源が設けられていない場合には、延長ケーブル を用いて電源を引き回すか、発電機を用いて、発電機から電源供給を受けるよう にしている。また、場合によっては、一次電池または二次電池を電源として、商 用電源のない場所でも動作可能とした測定装置が用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、延長ケーブルを用いて電源を引き回す方法では、安全性に問題があ り、発電機を用いる方法では、発電機を含めた測定装置全体の規模が大きくなっ て、機動性に欠けるだけでなく、安全性および信頼性の面で問題がある。さらに 、一次電池を電源とする測定装置では、電池交換のメンテナンスを必要とし、電 力あたりのコストが嵩み、長時間測定には不利である。二次電池を電源とする測 定装置では、充電回路を設けるためにコスト高になること、商用電源と共用する 場合に電源回路部が二種類必要となること、充電時間が必要であるためにやはり 長時間測定に不利であることなどの問題があった。
【0004】 商用電源または電池電源を用いずに、被測定対象に計器用変圧器を設け、その 計器用変圧器の二次出力を測定装置の電源として使用することも考えられるが、 測定装置自体が負荷となって、被測定対象の状態を変化させてしまう。そのため 、たとえば系統の高調波分析を行うような場合に、分析結果に大きな誤差が生じ る。
【0005】 この考案の目的は、被測定対象に悪影響を与えずに、計器用変圧器の二次出力 電圧を電源として用いることのできる測定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案の測定装置は、被測定対象に接続された計器用変圧器の二次出力電圧 を電源として入力する電源入力端子を備え、 整流回路と定電圧化回路を含み、測定回路各部へ電源電圧を供給する電源回路 を内蔵し、 この電源回路の入力端と前記電源入力端子間にリアクトルを挿入したことを特 徴とする。
【0007】
【作用】
この考案の測定装置では、電源入力端子に、計器用変圧器の二次出力電圧が供 給され、その電圧がリアクトルを介して電源回路の入力端に供給される。電源回 路は、整流回路と定電圧化回路を含んでいて、計器用変圧器の二次側に接続され た負荷として作用する。しかし、電源入力端子と電源回路の入力端間に挿入され ているリアクトルが高調波を抑制し、計器用変圧器の二次出力電圧の波形に影響 を与える(歪みを発生させる)ことが殆どない。そのため、計器用変圧器の二次 出力電圧から被測定対象のたとえば高調波成分等を正しく測定することができる ようになる。
【0008】 また、この考案の測定装置では、延長ケーブルにより電源を引き回す方法や、 発電機を用いる方法に比較して安全性および信頼性が高まり、また電池を用いる ものに比較して測定に要する費用も抑えられ、しかもたとえば一週間単位等の長 時間にわたる測定も可能となる。
【0009】
【実施例】
この考案の実施例である測定装置の構成および接続状態を図1に示す。図1に おいて、PTはV結線された計器用変圧器であり、その一次側が母線に接続され ている。図中1はこの考案に係る測定装置であり、P1,P2が電源入力端子、 M1,M2が測定電圧入力端子である。測定装置1には電源回路4、測定回路5 、ICメモリ6および液晶表示体7を設けるとともに、電源回路4の入力端と電 源入力端子P1,P2間にそれぞれリアクトル2,3を挿入している。電源回路 4はリアクトル2,3を介して計器用変圧器PTの二次出力電圧を入力して+5 V,+12V,−12Vの電源電圧を発生し、測定回路5の各部へ供給する。測 定回路5は電源回路4の出力電圧を電源として、測定電圧入力端子M1,M2の 電圧波形を一定時間間隔でサンプリングし、A/D変換するとともに高調波分析 する。そして、各次数における高調波成分を表示体7へ数値表示またはグラフイ ック表示し、また、ICメモリ6に書き込む。ICメモリ6は他のデータ処理装 置に接続されてその記憶データが利用される。
【0010】 このように、電源入力端子と電源回路の入力端間にリアクトル2,3を挿入し たことにより、電源回路4および測定回路5に流れる電流により生じる高調波成 分、および測定回路5内に設けられているクロックジェネレータから発生される 高周波ノイズ成分がリアクトル2,3により十分抑制される。その結果、計器用 変圧器PTの二次出力には、被測定対象である母線の電圧波形がそのまま現れる ことになり、測定回路はこれを正しく高調波分析することになる。
【0011】 しかも液晶表示パネル7には、バックライトを使用せず、また測定回路5の使 用IC数を削減して、その消費電力を低く抑えている。このように測定装置全体 の消費電力を抑えたことにより、計器用変圧器PTの容量に比較して二次側負荷 容量を十分に低くすることができ、高調波の発生をさらに抑えることができる。
【0012】
【考案の効果】
この考案によれば、被測定対象に接続された計器用変圧器の二次出力電圧を電 源として用いることができ、しかも計器用変圧器に歪み電流が流れず、被測定対 象の電圧波形を歪ませることなく正しく測定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例である測定装置およびその接
続状態を示す図である。
【符号の説明】
1−測定装置 2,3−リアクトル PT−計器用変圧器 P1,P2−電源入力端子 M1,M2−測定電圧入力端子
フロントページの続き (72)考案者 真鍋 由一 香川県高松市屋島西町2109番地8 株式会 社四国総合研究所内 (72)考案者 角田 孝典 京都府京都市右京区梅津高畝町47番地 日 新電機株式会社内 (72)考案者 吉村 隆志 京都府京都市右京区梅津高畝町47番地 日 新電機株式会社内 (72)考案者 白井 浩司 京都府京都市右京区梅津高畝町47番地 日 新電機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定対象に接続された計器用変圧器の二
    次出力電圧を電源として入力する電源入力端子を備え、 整流回路と定電圧化回路を含み、測定回路各部へ電源電
    圧を供給する電源回路を内蔵し、 この電源回路の入力端と前記電源入力端子間にリアクト
    ルを挿入したことを特徴とする測定装置。
JP9481591U 1991-11-19 1991-11-19 測定装置 Pending JPH0545570U (ja)

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JP9481591U JPH0545570U (ja) 1991-11-19 1991-11-19 測定装置

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JP9481591U JPH0545570U (ja) 1991-11-19 1991-11-19 測定装置

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JPH0545570U true JPH0545570U (ja) 1993-06-18

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ID=14120556

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JP9481591U Pending JPH0545570U (ja) 1991-11-19 1991-11-19 測定装置

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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH01295664A (ja) * 1988-05-20 1989-11-29 Fuji Electric Co Ltd 電力変換装置

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