JPH0544755Y2 - - Google Patents

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JPH0544755Y2
JPH0544755Y2 JP16259388U JP16259388U JPH0544755Y2 JP H0544755 Y2 JPH0544755 Y2 JP H0544755Y2 JP 16259388 U JP16259388 U JP 16259388U JP 16259388 U JP16259388 U JP 16259388U JP H0544755 Y2 JPH0544755 Y2 JP H0544755Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は燃料タンク内に設ける燃料ポンプに取
付けられ、燃料タンク内の燃料残量を検出するの
に好適に用いられるインタンク式燃料ポンプ用燃
料ゲージに関する。
〔従来の技術〕
第3図ないし第5図に従来技術のインタンク式
燃料ポンプ用燃料ゲージを示す。
図において、1は燃料Fを収容する燃料タンク
を示し、該燃料タンク1の上面側には取付穴1A
が穿設され、該取付穴1Aは取付カバー2によつ
て閉塞されている。3は上端側が該取付カバー2
に溶接等の手段を用いて固着され、燃料タンク1
内に垂下されたブラケツトを示し、該ブラケツト
3の下端側は略L字形状に折曲げられ、後述の燃
料ポンプ4を片持ち支持するようになつている。
4は燃料タンク1内にブラケツト3を介して設け
られた燃料ポンプを示し、該燃料ポンプ4はモー
タ部4Aとポンプ部4Bとを内蔵し、フイルタ4
Cから吸込んだ燃料Fを吐出口4Dから燃料配管
5内に吐出させるようになつている。
6は燃料ポンプ4の外側に位置し、該燃料ポン
プ4にブラケツト3を介して設けられた燃料ゲー
ジを示し、該燃料ゲージ6は第4図、第5図にも
示す如く、略長方形のケース部7Aと軸受部7B
とを有し、ブラケツト3に取付ねじ(図示せず)
等を介して固定されたゲージ本体7と、セラミツ
ク等の絶縁性材料を用いて長方形の平板状に形成
され、該ゲージ本体7のケース部7A内に固定さ
れた基板8と、該基板8上に例えば厚膜抵抗材料
等を印刷、焼成することにより弓形状に形成され
た抵抗体9と、該抵抗体9と同様に基板8上に形
成され、該抵抗体9から第4図に示す如く複数本
に分岐して直線状に伸びた導電性セグメント10
と、後述のフロート14に追従すべく基端側が後
述のアーム15と共にゲージ本体7の軸受部7B
に支軸11を介して回動可能に取付けられ、先端
側にセグメント10の表面に接触して摺動する接
点12が設けられたスライダ13とからなり、該
スライダ13は導電性の金属薄板をプレス成形す
ることによつて形成されている。
14は燃料タンク1内の燃料Fの液面上を浮動
するフロート、15は該フロート14が先端に取
付けられ、基端側がゲージ本体7の軸受部7Bに
支軸11を介して回動可能に支持されたアームを
示し、該アーム15の基端側にはスライダ13が
一体的に固着され、該アーム15はスライダ13
と共にフロート14に追従して第4図中の矢示A
方向に揺動されるようになつている。そして、ス
ライダ13の接点12はアーム15の揺動に応じ
てセグメント10上を摺動し、該セグメント10
を介して抵抗体9を短絡させ、該抵抗体9による
電気抵抗をその揺動角に応じて変化させるように
なつている。また、ゲージ本体7のケース部7A
には第4図に示す如く上、下方向に離間して一対
の突起7C,7Dが突設され、該突起7C,7D
はアーム15と当接することにより、その揺動範
囲を規制するようになつている。
このように構成される従来技術では、例えば抵
抗体9の一端側が電源と接続され、他端側がアー
スと接続され、スライダ13の基端側が液面検出
用のリード線(図示せず)と接続される。そし
て、燃料タンク1内の燃料残量が変化するに応じ
てフロート14と共にアース15が第4図中の矢
示A方向に揺動するから、スライダ13の先端に
設けた接点12はセグメント10上を摺動し、そ
の接触位置でセグメント10を介して抵抗体9を
短絡させ、燃料残量に応じた検出信号(電圧信
号)を前記液面検出用のリード線から出力させ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来技術では、燃料ゲージ
6が燃料ポンプ4と共にブラケツト3によつて片
持ち支持されているに過ぎないから、車両の振動
等によつて燃料ゲージ6が燃料ポンプ4と共に燃
料タンク1内で振動することがある上に、燃料ポ
ンプ4のモータ部4A等の振動が燃料ゲージ6に
伝えられる。また、燃料ゲージ6のスライダ13
はばね性を有する金属薄板材によつて形成され、
その先端側は自由端となつて接点12をそのばね
力でセグメント10上に押付けているに過ぎな
い。
このため従来技術では、スライダ13の接点1
2がアーム15と共に前記振動により第5図中の
矢示B方向に揺動して、該接点12がセグメント
10から瞬間的に離間することにより瞬断を起こ
すことがあり、この間に検出エラーが発生する上
に、接点12が矢示B方向に揺動するときに該接
点12がセグメント10を叩いたりして過電流が
流れ、該セグメント10および接点12を早期に
摩耗させる等の欠点がある。
本考案は上述した従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、本考案はスライダの接点が瞬断して検
出エラーが発生するのを防止できる上に、接点等
の寿命を向上させることができるようにしたイン
タンク式燃料ポンプ用燃料ゲージを提供するもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
上述した課題を解決するために本考案が採用す
る構成の特徴は、基板を、抵抗体と導通する第1
の導電性セグメントが形成された主基板部と、該
主基板部から支軸の軸方向に離間し、前記第1の
導電性セグメントと対面する位置に該第1の導電
性セグメントと導通する第2の導電性セグメント
が形成された副基板部とから構成し、スライダの
先端側には前記第1、第2の導電性セグメントに
対して摺動する第1、第2の接点を設けたことに
ある。
〔作用〕
上記構成により、外部からの振動によつてスラ
イダの各接点が支軸の軸方向に揺動したとして
も、該各接点のうちいずれかが第1、第2の導電
性セグメントに接触し続けて、瞬断してしまうの
を確実に防止できる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図および第2図に
基づいて説明する。なお、実施例では前述した第
3図ないし第5図に示す従来技術と同一の構成要
素に同一の符号を付し、その説明を省略するもの
とする。
図中、21はゲージ本体7のケース部7A内に
設けられた基板を示し、該基板21は従来技術で
述べた基板8と同様の材料を用いて形成されるも
のの、該基板21は第2図にも示す如く、幅広い
面積をもつて長方形状に形成された主基板部21
Aと、該主基板部21Aの先端から上向きに立設
され、ケース部7Aの壁面に沿つて支軸11(第
4図、第5図参照)の軸方向に伸長した細長い長
方形状の連結部21Bと、該連結部21Bの先端
から主基板部21Aと平行に延設され、該主基板
部21Aに対し支軸11の軸方向の離間した細長
い長方形状の副基板部21Cとから構成されてい
る。
22は主基板部21Aの表面上に形成された抵
抗体を示し、該抵抗体22は従来技術で述べた抵
抗体9と同様に形成されている。23は該抵抗体
22と同様に主基板部21A上に形成された第1
の導電性セグメントを示し、該セグメント23は
従来技術で述べたセグメント10とほぼ同様に抵
抗体22から複数本に分岐して直線状に伸び、そ
の先端側は後述の導電性薄膜25と接続されてい
る。
24は第1の導電性セグメント23と対面する
ように基板21の副基板部21Cに形成された第
2の導電性セグメントを示し、該セグメント24
は副基板部21Cの裏面側に形成され、第1の導
電性セグメント23と同様に直線状に伸長してい
る。25,25,……は第1の導電性セグメント
23と第2の導電性セグメント24との間を接続
した導電性薄膜を示し、該各薄膜25は基板21
の主基板部21A、連結部21Bおよび副基板部
21Cに亘り、第2図に部分的に例示する如く、
例えば線状に伸長するように形成され、その両端
側が導電性セグメント23,24の先端と接続さ
れている。なお、該各薄膜25に替えて、導電性
セグメント23,24を直接的に連結部21Bの
位置等で互いに接続させるようにしてもよい。
さらに、26は基端側がアーム15と共にゲー
ジ本体7の軸受部7Bに支軸11を介して回動可
能に取付けられたスライダを示し、該スライダ2
6は従来技術で述べたスライダ13とほぼ同様に
金属薄板材をプレス成形することによつて形成さ
れるものの、該スライダ26の先端側には第1の
接点保持部26Aと、該保持部26Aの内側部分
をU字形状に切欠き、上側に折曲げることによつ
て形成された第2の接点保持部26Bとが設けら
れ、該保持部26A,26Bには第1の接点27
と第2の接点28とがカシメ等の手段を用いて固
着されている。そして、該接点27,28は保持
部26A,26B等のばね力によつてセグメント
23,24に図示の如く接触し、該セグメント2
3,24上を摺動するようになつている。
本実施例によるインタンク式燃料ポンプ用燃料
ゲージは上述の如き構成を有するもので、その基
本的な動作については従来技術によるものと格別
差異はない。
然るに本実施例では、基板21の主基板部21
Aの先端側に連結部21Bを介して副基板部21
Cを設け、該副基板部21C、主基板部21Aを
支軸11の軸方向に離間させると共に、これらに
それぞれセグメント23,24を形成して、スラ
イダ26の先端側に設けた接点27,28をセグ
メント23,24にそれぞれ摺動接触させる構成
としたから、外部からの振動によつてスライダ2
6が第1図中の矢示B方向に揺動したとしても、
接点27,28のうち例えば接点27がセグメン
ト23から瞬間的に離間するときには、接点28
がセグメント24に接触し続け、該接点28がセ
グメント24から離間するときには、接点27が
セグメント23に接触し続けるようになり、接点
27,28が共にセグメント23,24から離間
したりするのを確実に防止できる。
従つて本実施例では、従来技術で述べた如く、
接点27,28がセグメント23,24に対して
瞬断されるのを効果的に防止でき、接点27,2
8のいずれかでセグメント23,24を短絡させ
続けることにより、液面検出用の信号をスライダ
26の基端側から出力し続けることができ、検出
エラーが発生する等の問題を解消できる。また、
これによつて接点27,28とセグメント23,
24との間で過電流が流れるのを防止でき、これ
らが早期に摩耗する等の問題を解消でき、接点2
7,28およびセグメント23,24の寿命を向
上させうる等、種々の効果を奏する。
〔考案の効果〕
以上詳述した通り、本考案によれば、基板を主
基板部と、該主基板部から支軸の軸方向に離間し
た副基板部とから構成して、それぞれに抵抗体と
導通した導電性セグメントを設け、スライダの先
端側には該各導電性セグメントに摺動接触する第
1、第2の接点を設けたから、外部からの振動に
よつてスライダが支軸の軸方向で揺動したとして
も、各接点のいずれかが導電性セグメントに接触
し続けて瞬断を効果的に防止でき、各接点や導電
性セグメントの寿命を向上できる等、種々の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の実施例を示し、
第1図は燃料ゲージの要部を拡大して示す縦断面
図、第2図は基板およびスライダの組立て状態を
示す斜視図、第3図ないし第5図は従来技術を示
し、第3図は燃料タンク内を示す縦断面図、第4
図は第3図中に示す燃料ゲージの斜視図、第5図
は第4図中の矢示V−V方向断面図である。 1……燃料タンク、2……取付カバー、3……
ブラケツト、4……燃料ポンプ、6……燃料ゲー
ジ、7……ゲージ本体、11……支軸、14……
フロート、21……基板、21A……主基板部、
21C……副基板部、22……抵抗体、23,2
4……導電性セグメント、25……導電性薄膜、
26……スライダ、27,28……接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料タンク内にブラケツトを介して設けられる
    燃料ポンプと、該燃料ポンプの外側に位置して該
    燃料ポンプに設けられたゲージ本体と、該ゲージ
    本体内に設けられ、抵抗体と導通する導電性セグ
    メントが形成された基板と、前記燃料タンク内の
    燃料の液面上を浮動するフロートに追従すべく、
    基端側が前記ゲージ本体に支軸を介して回動可能
    に取付けられ、先端側に該基板の導電性セグメン
    ト上を摺動する接点が設けられたスライダとから
    なるインタンク式燃料ポンプ用燃料ゲージにおい
    て、前記基板は、抵抗体と導通する第1の導電性
    セグメントが形成された主基板部と、該主基板部
    から前記支軸の軸方向に離間し、前記第1の導電
    性セグメントと対面する位置に該第1の導電性セ
    グメントに導通する第2の導電性セグメントが形
    成された副基板部とから構成し、前記スライダの
    先端側には前記第1、第2の導電性セグメントに
    対して摺動する第1、第2の接点を設けたことを
    特徴とするインタンク式燃料ポンプ用燃料ゲー
    ジ。
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