JPH0544742U - 運搬装置 - Google Patents

運搬装置

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JPH0544742U
JPH0544742U JP3320891U JP3320891U JPH0544742U JP H0544742 U JPH0544742 U JP H0544742U JP 3320891 U JP3320891 U JP 3320891U JP 3320891 U JP3320891 U JP 3320891U JP H0544742 U JPH0544742 U JP H0544742U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
attached
release bar
main body
transport
Prior art date
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Pending
Application number
JP3320891U
Other languages
English (en)
Inventor
喜一郎 森田
Original Assignee
土佐鋼業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 土佐鋼業株式会社 filed Critical 土佐鋼業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 〔目的〕 到達側は無人で荷降ろしのできる運搬装置を
得る。 〔構成〕 装置本体1に早掛け8の解除バー4を取り付
け、到達側に取り付けたストッパー16に解除バー4が
当たると早掛けのフック14が開き、間伐材aを自動的
に落下させて荷降ろしを行う。 〔効果〕 搬送側の1人の作業員で間伐材aの搬送がで
きるので、作業者不足と人件費の削減に有効である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として間伐材をワイヤーロープを利用して山から林道まで搬送す るための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ワイヤーロープを利用して山から林道まで間伐材を搬送する場合、搬送側には 間伐材を台付ワイヤーにて搬器に掛ける作業を行う作業員が1人と、到達側には ロープから間伐材を解いて降ろす作業を行う1人の計2人の作業員が必要である 。
【0003】 この場合、搬送側の作業員を除くことはできないが、到達側の作業員は一旦ロ ープを解いて間伐材を降ろした後は次の荷が来るまでは何もしないで待機してい る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このため、労働効率が悪いと共に近年は労働者不足のためにこの作業員の確保 が大変難しい。特に、間伐材は価格が低迷していることから、人件費を節約する ために、そのまま山に放置してしまう例も多い。
【0005】 本考案は斯る点に鑑みて提案されるもので、到達側にいた作業員を無くし、搬 送されて来た間伐材を自動的に降ろすことの出来る装置を提供するのが目的であ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の構成は次のとおりである。
【0007】 搬送側と到達側間にワイヤーロープを張り、このワイヤーロープに対して搬送 装置本体を滑走自在に取り付けると共に搬送装置本体の搬送側と到達側に牽引ロ ープの両端を結んでこの牽引ロープを搬送側と到達側にループ状に掛け渡し、駆 動ウインチによりこの牽引ロープを走行自在に構成したこと、 搬送装置本体には衝撃によりスライドする解除バーを取り付けると共にこの解 除バーにより駆動されるリンク機構を取り付けてこのリンク機構の動端を搬送装 置本体に取り付けた早掛けの止め輪の遊端側に連結したこと、 前記ワイヤーロープの到達側にはワイヤーロープの任意の位置に固定自在であ って、前記解除バーの先端が当たる位置にストッパーを取り付けたこと、 を特徴とする運搬装置。
【0008】
【作用】
搬送側においては、間伐材に搬送用のロープを掛け、これを早掛けに掛けて止 め輪を閉じる。搬送装置本体は、牽引ロープにより引かれてワイヤーロープ上を 滑走しながら移動し、到達側に到着すると、解除バーがストッパーに当たり、こ の解除バーはその衝撃で後退(スライド)する。解除バーが後退すると、リンク 機構が作動して早掛けの止め輪が約180°開く。この結果、搬送用のロープが 外れて間伐材は下に落下する。このようにして間伐材を降ろし、あとはトラック 等で運搬する。なお、搬送用のロープは早掛けに紐で結んでおくことにより、間 伐材を降ろしたあとは早掛けと一緒に戻すことが可能である。
【0009】
【実施例】
符号の1は鉄板を加工した搬送装置本体にして、この上部には図1及び図3に 示すようにワイヤーロープ3に掛かる滑車2が取り付けられていると共にワイヤ ーロープ3に平行にスライド自在に解除バー4が取り付けられている。5は解除 バー4の当接部、6は装置本体1の両端に取り付けたシャックルにしてこのシャ ックル6にはエンドレスタイプの牽引ワイヤー7の端が夫々結ばれている。
【0010】 8はリンク機構にして、このリンク機構8の駆動板9の上端は前記解除バー4 に連結され、支軸10を間にして下端は被動板11の上端に連結され、この被動 板11の動端11′は早掛け12の止め輪15に連結されている。10′は駆動 板9の右回転を規制するストッパーピンである。
【0011】 12は支軸13により装置本体1に回動自在に取り付けられた早掛けにして、 この早掛け12のフック14は図2に示すように止め輪15に下方から引っ掛け て閉じたままとなし、止め輪15を上方に引き上げると外れて180°下方に開 く構造である。15′は止め輪15を早掛け12に回動自在に止めている軸であ る。
【0012】 16はワイヤーロープ3の到達側において、任意の箇所に取り付けられるスト ッパーにして、このストッパー16は図4に示すようにワイヤーロープ3を堅く 噛持するロックカム17、17′と、このロックカム17、17′を緊締及び解 除するレバー18付のナット18aから成っており、当接板5が当たった際の衝 撃ではズレない。なお、実施例の場合、この緊締装置は2ケ所についている。
【0013】 次に、上記装置を使用しての間伐材搬送例を説明する。先ず、図8に示すよう に搬送側20と到達側21間にワイヤーロープ3を張り、このワイヤーロープ3 に装置本体1を取り付けると共に牽引ワイヤー7の両端を夫々シャックル6に結 ぶ。次に図1に示すように、間伐材aを両端に輪をつけた搬送用ロープ19で束 ね、このロープ19をフック14に掛けてこのフック14を止め輪15で閉じた ままにする。このようにして間伐材aを装置本体1に吊設したのち、ウインチに より牽引ロープ7を矢印方向に引いて装置本体1をワイヤーロープ3に沿って到 達側21(林道側)まで滑走させる。装置本体1が到達側21に到達すると図5 に示すように解除バー4の当接部5がストッパー16に当り、解除バー4が後退 し、リンク機構8が矢印のように作動を始め、更に進むと図6に示すようにリン ク機構8の被動板11の動端11′が早掛け12の止め輪15を引き上げる。こ の結果、フック14が開き、間伐材aを結んでいた搬送用ロープ19が外れ、間 伐材aは落下する。なお、間伐材aを束ねていた搬送用ロープ19の元輪19′ と早掛け12は紐22で結ばれているため、搬送用ロープ19は図7に示すよう に解けるのみで落下はしない。
【0014】 このようにして、間伐材aを落下させると、装置本体1及び搬送用ロープ19 は牽引ワイヤー7により搬送側20に戻り、再び同じようにして間伐材aの搬送 を行う。
【0015】 なお、実施例は間伐材aについて説明したが、椎茸の原木とかその他の木材或 いは石材、資材等を1人で搬送する場合にも利用できることは勿論であり、本考 案の範囲内である。
【0016】
【考案の効果】
本考案は以上のように搬送側に1人の作業員が居るのみで、到達側は無人で荷 降ろしができる。この結果、作業員不足の折、大変有効であると共に特に価格の 出ない間伐材の場合に人件費が半減するので、柱又はタル木として利用価値のあ る間伐材を山に放置する例も少なくなることが予測される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る装置本体の正面図。
【図2】早掛けの説明図。
【図3】滑車と解除バーを示す側面図。
【図4】ストッパーの側面図。
【図5】早掛けが開く寸前の説明図。
【図6】早掛けが開き、搬送用ロープが解けて間伐材が
落下し始めている状態の説明図。
【図7】早掛けと搬送用ロープの関係を示す説明図。
【図8】間伐材搬送状態の説明図。
【符号の説明】
1 装置本体 3 ワイヤーロープ 4 解除バー 8 リンク機構 12 早掛け 14 フック 15 止め輪 16 ストッパー 19 搬送用ロープ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送側と到達側間にワイヤーロープを張
    り、このワイヤーロープに対して搬送装置本体を滑走自
    在に取り付けると共に搬送装置本体の搬送側と到達側に
    牽引ロープの両端を結んでこの牽引ロープを搬送側と到
    達側にループ状に掛け渡し、駆動ウインチによりこの牽
    引ロープを走行自在に構成したこと、 搬送装置本体には衝撃によりスライドする解除バーを取
    り付けると共にこの解除バーにより駆動されるリンク機
    構を取り付けてこのリンク機構の動端を搬送装置本体に
    取り付けた早掛けの止め輪の遊端側に連結したこと、 前記ワイヤーロープの到達側にはワイヤーロープの任意
    の位置に固定自在であって、前記解除バーの先端が当た
    る位置にストッパーを取り付けたこと、 を特徴とする運搬装置。
  2. 【請求項2】 搬送用ロープを吊紐で早掛けの一部に結
    んで回収できるように構成して成る請求項1記載の運搬
    装置。
JP3320891U 1991-05-14 1991-05-14 運搬装置 Pending JPH0544742U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3320891U JPH0544742U (ja) 1991-05-14 1991-05-14 運搬装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3320891U JPH0544742U (ja) 1991-05-14 1991-05-14 運搬装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0544742U true JPH0544742U (ja) 1993-06-15

Family

ID=12380044

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JP3320891U Pending JPH0544742U (ja) 1991-05-14 1991-05-14 運搬装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5291241A (en) * 1976-01-27 1977-08-01 Shiyuuichi Akizuki Device for transporting and dropping articles automatically at cable crane
JPS60156229A (ja) * 1984-01-23 1985-08-16 東北電力株式会社 分散型発電設備の系統停止時解列・保護装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5291241A (en) * 1976-01-27 1977-08-01 Shiyuuichi Akizuki Device for transporting and dropping articles automatically at cable crane
JPS60156229A (ja) * 1984-01-23 1985-08-16 東北電力株式会社 分散型発電設備の系統停止時解列・保護装置

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