JPH0544620A - 配電キヤツプ用電極 - Google Patents
配電キヤツプ用電極Info
- Publication number
- JPH0544620A JPH0544620A JP19772591A JP19772591A JPH0544620A JP H0544620 A JPH0544620 A JP H0544620A JP 19772591 A JP19772591 A JP 19772591A JP 19772591 A JP19772591 A JP 19772591A JP H0544620 A JPH0544620 A JP H0544620A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- distributing
- cap
- flat plate
- high voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】配電器用配電キャップの内部に一体成形される
電極に、樹脂によって成形される時に発生する気泡の付
着を防止する。又、特別な製作技術を採用せずに生産性
を向上させることも目的としている。 【構成】図1において、図示していない機関への高圧配
電を配電キャップ6の電極62を平板中央部の穴の構造
とすることによって、長い期間確実とし、より信頼性の
高いものとすることができる。
電極に、樹脂によって成形される時に発生する気泡の付
着を防止する。又、特別な製作技術を採用せずに生産性
を向上させることも目的としている。 【構成】図1において、図示していない機関への高圧配
電を配電キャップ6の電極62を平板中央部の穴の構造
とすることによって、長い期間確実とし、より信頼性の
高いものとすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関用配電器に用
いられる配電キャップの電極に関し、電極を樹脂により
一体成形する場合に生ずる気泡が、キャップ内部の電極
に接触すると、絶縁性能が低下する為、電極に気泡が接
するのを防止した配電キャップ用電極に関する。
いられる配電キャップの電極に関し、電極を樹脂により
一体成形する場合に生ずる気泡が、キャップ内部の電極
に接触すると、絶縁性能が低下する為、電極に気泡が接
するのを防止した配電キャップ用電極に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の配電キャップ用電極は、実
公昭60−19986 号公報に示されたものがある。電圧入力
部と出力部を丸棒材により連結する形状となっている。
公昭60−19986 号公報に示されたものがある。電圧入力
部と出力部を丸棒材により連結する形状となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、配電キャップの電極は丸棒状のものであり、電極製
作時に、複数の行程を行なうため、生産性が良くなかっ
た。
は、配電キャップの電極は丸棒状のものであり、電極製
作時に、複数の行程を行なうため、生産性が良くなかっ
た。
【0004】本発明は、従来技術に比べ配電キャップの
電極を簡略化された平板形状とし、製作行程が簡略化で
き、なおかつ平板電極製作時に平板部に穴を設けること
により一体成形する時の樹脂の流れの変化を極小に抑
え、発生する気泡が配電キャップの内部の電極に接する
ことを防止することができ、内燃機関への高電圧電流の
配電に十分に耐えられる絶縁性を備えつけさせることが
できる。
電極を簡略化された平板形状とし、製作行程が簡略化で
き、なおかつ平板電極製作時に平板部に穴を設けること
により一体成形する時の樹脂の流れの変化を極小に抑
え、発生する気泡が配電キャップの内部の電極に接する
ことを防止することができ、内燃機関への高電圧電流の
配電に十分に耐えられる絶縁性を備えつけさせることが
できる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、配電キャップの電極の平板形状部に一
体成形時に樹脂の流れの変化を極小にする様に穴を設け
たものである。
に、本発明では、配電キャップの電極の平板形状部に一
体成形時に樹脂の流れの変化を極小にする様に穴を設け
たものである。
【0006】
【作用】以上の様に構成した本発明によれば、内燃機関
への高電圧電流を配電するのに長期間十分に耐えられる
配電キャップを供給することができる。且つ、従来技術
による配電キャップの電極形状に比べ簡略化されてお
り、特別な製作技術を使用しなくても済むことから、生
産性に優れ長寿命で絶縁性の良い配電器用配電キャップ
を供給することができる。
への高電圧電流を配電するのに長期間十分に耐えられる
配電キャップを供給することができる。且つ、従来技術
による配電キャップの電極形状に比べ簡略化されてお
り、特別な製作技術を使用しなくても済むことから、生
産性に優れ長寿命で絶縁性の良い配電器用配電キャップ
を供給することができる。
【0007】
【実施例】以下図面に基づき本発明を説明する。
【0008】図1において、シャフト1はハウジング2
に回転自在に取り付けられ、シャフト1にはロータプレ
ート3,配電ロータ4が取り付けられシャフト1と共に
回転する。又、ハウジング2には、信号検出装置5,配
電キャップ6が固定されている。ここでシャフト1は、
図示しない機関の回転に同期して回転し、ロータプレー
ト3,信号検出装置5により適正な点火時期信号を発生
する。図示していない点火コイルに誘起された高電圧
は、配電キャップ6のセンターターミナル61に伝えら
れる。この高電圧が電極平板部62を伝わり、カーボン
ポイント63から配電ロータ4の電極41に伝えられ、
キャップ42,配電キャップ側電極64に放電され、図
示しない機関の各気筒の点火プラグに高電圧が印加され
る。図2において、図示しない点火プラグより伝えられ
る高電圧は、配電キャップ6のセンターターミナル61
から電極平板部62を伝わりカーボンポイント63をへ
て確実に配電ロータ4に高電圧を伝えなければならな
い。それには、配電キャップ6の一体成形時に生ずる気
泡が配電キャップ6の内部の電極に接すると絶縁性が低
下してしまう為、気泡が電極に接触しない様にしなけれ
ばならない。配電キャップ6の成形時に樹脂の流れをで
きる限り変えない様にすることで電極への気泡の接触を
避けられるため平板部62に穴65を設ける。
に回転自在に取り付けられ、シャフト1にはロータプレ
ート3,配電ロータ4が取り付けられシャフト1と共に
回転する。又、ハウジング2には、信号検出装置5,配
電キャップ6が固定されている。ここでシャフト1は、
図示しない機関の回転に同期して回転し、ロータプレー
ト3,信号検出装置5により適正な点火時期信号を発生
する。図示していない点火コイルに誘起された高電圧
は、配電キャップ6のセンターターミナル61に伝えら
れる。この高電圧が電極平板部62を伝わり、カーボン
ポイント63から配電ロータ4の電極41に伝えられ、
キャップ42,配電キャップ側電極64に放電され、図
示しない機関の各気筒の点火プラグに高電圧が印加され
る。図2において、図示しない点火プラグより伝えられ
る高電圧は、配電キャップ6のセンターターミナル61
から電極平板部62を伝わりカーボンポイント63をへ
て確実に配電ロータ4に高電圧を伝えなければならな
い。それには、配電キャップ6の一体成形時に生ずる気
泡が配電キャップ6の内部の電極に接すると絶縁性が低
下してしまう為、気泡が電極に接触しない様にしなけれ
ばならない。配電キャップ6の成形時に樹脂の流れをで
きる限り変えない様にすることで電極への気泡の接触を
避けられるため平板部62に穴65を設ける。
【0009】上記の構造により、図示されていない機関
への高電圧の配電が長期間に渡り確実に行なわれる様に
するものである。又、配電キャップ6の電極62を平板
形状とすることにより、特別な製作作業をすることが必
要なくなるため生産性を向上させることができる。
への高電圧の配電が長期間に渡り確実に行なわれる様に
するものである。又、配電キャップ6の電極62を平板
形状とすることにより、特別な製作作業をすることが必
要なくなるため生産性を向上させることができる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、長い期間に渡り配電キ
ャップの絶縁性を保持することにより確実に内燃機関へ
の高電圧配電を行なうことができる。更に、配電キャッ
プ成形時に行なう気泡が電極に接しない様にする特別な
製作技術を使用する必要がないので配電キャップの生産
性を向上させることができる。以上の様な効果から、よ
り信頼性の高い配電キャップを供給することができるも
のである。
ャップの絶縁性を保持することにより確実に内燃機関へ
の高電圧配電を行なうことができる。更に、配電キャッ
プ成形時に行なう気泡が電極に接しない様にする特別な
製作技術を使用する必要がないので配電キャップの生産
性を向上させることができる。以上の様な効果から、よ
り信頼性の高い配電キャップを供給することができるも
のである。
【図1】本発明を組み込んだ配電器の全体縦断図面であ
る。
る。
【図2】本発明を組み込んだ配電キャップの電極を示す
図である。
図である。
1…シャフト、2…ハウジング、3…ロータヘッド、4
…配電ロータ、5…信号検出装置、6…配電キャップ。
…配電ロータ、5…信号検出装置、6…配電キャップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋田 淳一 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内
Claims (1)
- 【請求項1】配電器の金属製ベースに取り付けられる配
電キャップの一体成形された電極の形状において、配電
キャップに埋設している平板状の電極に穴を設けたこと
を特徴とする配電キャップ用電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19772591A JPH0544620A (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 配電キヤツプ用電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19772591A JPH0544620A (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 配電キヤツプ用電極 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0544620A true JPH0544620A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16379310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19772591A Pending JPH0544620A (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 配電キヤツプ用電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0544620A (ja) |
-
1991
- 1991-08-07 JP JP19772591A patent/JPH0544620A/ja active Pending
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