JPH0544151U - 握力鍛練器兼用のダンベル - Google Patents
握力鍛練器兼用のダンベルInfo
- Publication number
- JPH0544151U JPH0544151U JP10415891U JP10415891U JPH0544151U JP H0544151 U JPH0544151 U JP H0544151U JP 10415891 U JP10415891 U JP 10415891U JP 10415891 U JP10415891 U JP 10415891U JP H0544151 U JPH0544151 U JP H0544151U
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- Japan
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- metal rods
- dumbbell
- side walls
- holes
- grip strength
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 握力鍛練器とダンベルを単一体で構成すると
ともに、安全に使用できるようにする。 【構成】 板状材2を略倒U字形に弯曲させた枠体1の
両側壁1a,1bの前後部に通孔3,3を形成し、これ
らの通孔内へ適宜巾の間隔Sを設けしめた少なくとも2
本の金属棒4,4の両端部4a,4bを該両端部間に弾
性材2′を介在させて挿通することにより上記両側壁1
a,1b間に支持させる。
ともに、安全に使用できるようにする。 【構成】 板状材2を略倒U字形に弯曲させた枠体1の
両側壁1a,1bの前後部に通孔3,3を形成し、これ
らの通孔内へ適宜巾の間隔Sを設けしめた少なくとも2
本の金属棒4,4の両端部4a,4bを該両端部間に弾
性材2′を介在させて挿通することにより上記両側壁1
a,1b間に支持させる。
Description
【0001】
本考案は、握力の鍛練器を兼用させたダンベルに関する。
【0002】
握力鍛練器は、手の掌内に握りしめた器物に対して握持力を強弱させる動作を 反覆して行うことにより握力を鍛えるようにしたもので、通常、器物本体を手の 掌にあてがった状態で該本体に弾機を介して備えしめた可動体を指の曲げ動作に より弾性力に抗して本体がわへ引きよせるようにしているのである。また、ダン ベルは、手に握りしめるようにした重量物を上げ下げすることで主として腕の筋 力を強化させるための用具で、然してこのダンベルには種々形体のものが知られ ているが、基本的には短い金属棒の両端におもりを設けたものが用いられている 。
【0003】
ところで、前記した握力鍛練器とダンベルは、何れも手に持って扱えるように した運動器具の一種に属しているのであるが、前者の握力鍛練器は手指の握力に より当該器物の一部又は全体を変形させるのに対し、後者のダンベルは使用時に 変形しないのである。したがって両者は夫々構造と使用目的が相違すると共に、 兼用されることがないのである。また、ダンベルは通常金属材で形成されている ため取扱い時に落下させたりすると危険が伴うのである。
【0004】 本考案は、このような用途の異なる握力鍛練器とダンベルを単一体で構成する と共に、落下させたような際の危険をなくすことにより、子供や老人にも安全に 、かつ容易に使用できるようにすることを課題とする。
【0005】
すなわち、本考案の請求項1に記載の考案(以下、第1考案と称す)は、弾性 変形が可能な板状材を略倒U字形に弯曲させて形成した枠体の両側壁に、上記枠 体の弯曲軸線に沿った前後方向の位置に少なくとも2個の通孔を左右相対向して 形成し、この各通孔内に夫々金属棒の両端部を挿通することにより、これらの金 属棒を適宜巾の間隔を設けて上記両側壁間に支持させたことを特徴とする。
【0006】 さらに、請求項2に記載の考案(以下、第2考案と称す)は、板状材を略倒U 字形に弯曲させた枠板の両側壁に、上記枠体の弯曲軸線に沿った前後方向へ長く した長孔を左右相対向して形成し、この長孔内に少なくとも2本の金属棒の両端 部を該両端部間に弾機を介設して挿通することにより、これらの金属棒を適宜巾 の間隔を設けて上記両側壁間に支持させたことを特徴とする。
【0007】
上記構成の第1考案によれば、親指を各金属棒の下面に当てがって他の4本指 を枠体の弯曲内面と上記金属棒との間に差し入れることにより前後の金属棒を手 の掌内に握りしめ、この状態で前後の金属棒を互いに引き寄せる方向へ強く握り しめると、これら金属棒間の間隔が狭められて各金属棒の両端部間における両側 壁の板状材部分が弾性に抗して圧縮せしめられるのであり、次いで握持力を弱め ると上記圧縮部分の弾性復元力によって前後の金属棒が旧の間隔位置に戻るので ある。したがって上記握持力を反覆して強弱させることで握力の鍛練が行える。 また、上記金属棒を握りしめた手を上下させたり、前後へ動かすことでダンベル として用いうるのである。
【0008】 さらに、第2考案によれば、前後の金属棒を手の掌内で強く握りしめると、こ れらの金属棒が弾機に抗して互いに引き寄せられて間隔が狭められるのであり、 次いで握持力を弱めると上記弾機の復元反力により前後の金属棒が旧の間隔位置 に戻ることになるので、この強弱握持動作を反覆することにより握持鍛練が行え 、また、上記握持状態で手を上下させることでダンベルとして用いうるのである 。
【0009】
以下、本考案を図の実施例にもとづいて説明する。
【0010】 図1〜図3において、1は握力鍛練器を兼用したダンベルAの枠体で、該枠体 1は、例えばウレタンゴムのように全体が弾性変形しうる板状材2を、正面から みて略倒U字形に弯曲することにより両側壁1a,1bが形成され、さらにこの 両側壁1a,1bには上記枠体1の弯曲軸線X−X(図3)に沿った前後方向の 位置に複数(図例では2個)の通孔3,3が左右相対向して形成されていると共 に、これら前後の通孔3,3内に夫々金属棒4,4が小径状とした両端部4a, 4bを挿通することにより上記各金属棒4,4間に適宜巾の間隔Sを設けしめて 支持されている。5は上記金属棒4,4の間隔S内へ必要に応じて着脱しうるよ う介在させた補強用の弾性体である。なお、金属棒4,4は、鉛のような棒状材 で形成して外周面に樹脂塗装の化粧被膜4cを施しておくと手触りを良好ならし めるのである。
【0011】 以上のような構成によれば、図1の状態で金属棒4,4の下面に親指をあてが うと共に、他の4本指を該金属棒と枠体1の弯曲内面との間から差し入れて前後 の金属棒4,4を手の掌内に握りしめた状態で、これら金属棒4,4に対する前 後からの握持力を反覆して強弱させると、上記各金属棒間に間隔Sが設けられて いることにより両端部4a,4b間における両側壁1a,1bの板状材部分2′ が圧縮されたり,反撥復元することにより握力をリズミカルに鍛練しうるのであ り、さらに上記金属棒4,4を握りしめて手を上下動し、あるいは腕を屈伸させ ることでダンベルとして用いうるのである。
【0012】 ところで、上記実施例にかかるものは、枠体1を構成する板状材2が容易に弾 性変形するからであって、かかる弾性変形を充分に期待できない板状材を用いる ときは握力鍛練に支障を来たすのである。
【0013】 図4は、これに対処する本考案の第2実施例を示すもので、すなわち、適宜の 柔軟性を有する合成樹脂製の板状材12を略倒U字形に弯曲させた枠体11の両 側壁11a,11bに、該枠体11の弯曲軸線に沿って前後方向に長くした長孔 13を左右相対向して形成し、この長孔内の前後部に複数(図例では2本)の金 属棒14,14における上下面を平行に欠截して形成した両端部14a,14b を挿通すると共に、該長孔13内の上記両端部間へ弾機15を介設させることに より、これらの金属棒14,14が適宜巾の間隔Sを設けしめて上記両側壁11 a,11b間に支持されているのである。これによれば、金属棒14,14を前 後から握りしめた状態で握持力を強めると、該金属棒の両端部14a,14b間 に介設された弾機15が圧縮されて間隔Sを挟めるように接近するのであり、さ らにこの握持力を弱めると弾機15の復元力により上記金属棒14が旧位置に戻 されるので、この動作を反覆して行うことにより握力を鍛練しうるのである。
【0014】
以上の記載によって明らかなように、本考案の第1考案によれば、枠体が弾性 変形可能で、さらに該枠体の両側壁に設けた前後の通孔に適宜巾の間隔を設けた 金属棒の両端部を挿通して支持させているので、これら前後の金属棒に対する握 持力を反覆して強弱させることにより握力の鍛練が行えるのである。また、上記 金属棒を握りしめた状態で手を上下したり、腕の屈伸を行うことでダンベルとし て使用しうるのであり、しかも金属棒は両端部が弯曲させた枠体の両側壁に支持 されているため安全に使用できるのである。
【0015】 また、第2考案によれば、適宜巾の間隔を設けた前後の金属棒の両端部を枠体 の両側壁に形成した長孔内に弾機を介設して挿通支持させているので、これら前 後の金属棒に対する握持力を反覆して強弱させることにより握力を鍛練しうるの であり、しかもダンベルとして安全に使用しうるのである。
【図1】 本考案にかかるダンベルの正面図。
【図2】 図1の側面図。
【図3】 図1のB−B線断面図。
【図4】 他の実施例を示す正面図。
1,11 枠体 1a,1b,11a,11b 両側壁 2,12 板状材 3 通孔 4,14 金属棒 4a,4b,14a,14b 両端部 13 長孔 S 間隔
Claims (2)
- 【請求項1】 弾性変形が可能な板状材を略倒U字形に
弯曲させて形成した枠体の両側壁に、上記枠体の弯曲軸
線に沿った前後方向の位置に少なくとも2個の通孔を左
右相対向して形成し、この各通孔内に夫々金属棒の両端
部を挿通することにより、これらの金属棒を適宜巾の間
隔を設けて上記両側壁間に支持させたことを特徴とする
握力鍛練器兼用のダンベル。 - 【請求項2】 板状材を略倒U字形に弯曲させた枠板の
両側壁に、上記枠体の弯曲軸線に沿った前後方向へ長く
した長孔を左右相対向して形成し、この長孔内に少なく
とも2本の金属棒の両端部を該両端部間に弾機を介設し
て挿通することにより、これらの金属棒を適宜巾の間隔
を設けて上記両側壁間に支持させたことを特徴とする握
力鍛練器兼用のダンベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10415891U JPH0544151U (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 握力鍛練器兼用のダンベル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10415891U JPH0544151U (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 握力鍛練器兼用のダンベル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0544151U true JPH0544151U (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=14373258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10415891U Pending JPH0544151U (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 握力鍛練器兼用のダンベル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0544151U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5630958B2 (ja) * | 1975-12-15 | 1981-07-17 |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP10415891U patent/JPH0544151U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5630958B2 (ja) * | 1975-12-15 | 1981-07-17 |
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