JPH0544136B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0544136B2 JPH0544136B2 JP62251064A JP25106487A JPH0544136B2 JP H0544136 B2 JPH0544136 B2 JP H0544136B2 JP 62251064 A JP62251064 A JP 62251064A JP 25106487 A JP25106487 A JP 25106487A JP H0544136 B2 JPH0544136 B2 JP H0544136B2
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- Japan
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- arc tube
- light emitting
- electrodeless discharge
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Links
- 230000005672 electromagnetic field Effects 0.000 description 8
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 4
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 2
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は、電磁波によつて発光させる無電極放
電ランプに関する。
電ランプに関する。
[背景技術]
最近、電磁波によつて発光させる無電極放電ラ
ンプを用いた光源装置が開発されており、無電極
放電ランプの形状としては、第4図に示すように
種々の形状のものがあり、透明石英等で形成され
た発光管1内には希ガスと発光物質が封入されて
いる。
ンプを用いた光源装置が開発されており、無電極
放電ランプの形状としては、第4図に示すように
種々の形状のものがあり、透明石英等で形成され
た発光管1内には希ガスと発光物質が封入されて
いる。
ところで、かかる無電極放電ランプは、始動時
に発光管1内にプラズマが存在しないため、電磁
波エネルギーが発光管1に吸収されにくく、点灯
させにくいという問題がある。そこで、第5図に
示すように、発光管1に始動用補助電極2を封入
したランプが開発されている。かかるランプに電
磁波を印加した場合、始動用補助電極2に電界の
集中が起こり、電磁波エネルギーが注入される。
その結果、始動用補助電極2が発熱し、発光管1
との封着部にクラツクが入り、発光管1がリーク
し、点灯不能に至る。たとえ、リークに至らなく
て発光管1内で放電が起こり、発光するに至つて
も、始動用補助電極2により発光管1内の電磁界
の均一性が乱され、均一な発光に至らない。
に発光管1内にプラズマが存在しないため、電磁
波エネルギーが発光管1に吸収されにくく、点灯
させにくいという問題がある。そこで、第5図に
示すように、発光管1に始動用補助電極2を封入
したランプが開発されている。かかるランプに電
磁波を印加した場合、始動用補助電極2に電界の
集中が起こり、電磁波エネルギーが注入される。
その結果、始動用補助電極2が発熱し、発光管1
との封着部にクラツクが入り、発光管1がリーク
し、点灯不能に至る。たとえ、リークに至らなく
て発光管1内で放電が起こり、発光するに至つて
も、始動用補助電極2により発光管1内の電磁界
の均一性が乱され、均一な発光に至らない。
[発明の目的]
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、始動が容易で、しか
も、均一は発光が得られる無電極放電ランプを提
供するにある。
その目的とするところは、始動が容易で、しか
も、均一は発光が得られる無電極放電ランプを提
供するにある。
[発明の開示]
本発明は、発光管内に封入した発光物質を電磁
波によつて発光させる無電極放電ランプにおい
て、上記発光管を同一空間から成る細管部と発光
部とで形成すると共に、上記細管部の閉塞端に始
動用補助電極を配設し、該始動用補助電極を始動
用高圧パルス発生器に接続したことを特徴とす
る。
波によつて発光させる無電極放電ランプにおい
て、上記発光管を同一空間から成る細管部と発光
部とで形成すると共に、上記細管部の閉塞端に始
動用補助電極を配設し、該始動用補助電極を始動
用高圧パルス発生器に接続したことを特徴とす
る。
以下、本発明を第1図に示す一実施例に基づい
て説明する。透明石英等で形成される発光管10
は細管部11と、その細管部11より充分に大き
い容積を有する球状の発光部12とより成り、細
管部11と発光部12とは同一気密空間を形成し
ており、その気密空間には発光物質が封入されて
いる。そして、電磁波による加熱を受けにくく、
発光部12内の電磁界分布に影響を与えない場
所、つまり、細管部11の閉塞端には始動用補助
電極13が気密封着された状態で配置されてお
り、その一端は細管部11内に突出し、他端は外
部の始動用高圧パルス発生器に接続される。
て説明する。透明石英等で形成される発光管10
は細管部11と、その細管部11より充分に大き
い容積を有する球状の発光部12とより成り、細
管部11と発光部12とは同一気密空間を形成し
ており、その気密空間には発光物質が封入されて
いる。そして、電磁波による加熱を受けにくく、
発光部12内の電磁界分布に影響を与えない場
所、つまり、細管部11の閉塞端には始動用補助
電極13が気密封着された状態で配置されてお
り、その一端は細管部11内に突出し、他端は外
部の始動用高圧パルス発生器に接続される。
このように構成された無電極放電ランプにおい
て、ランプ始動時に、始動用高圧パルス発生器よ
り始動用補助電極13に高圧パルス電圧が印加さ
れると、細管部11内の始動用補助電極13の近
傍で電離が起こる。電離で生成されたイオンや電
子が細管部11内を拡散し、発光部12内に到達
する。発光部12には既に電磁波が印加されてい
るので、その空間内にイオンや電子が入つてくる
と容易に放電に移行する。この動作は、再始動時
も同様である。
て、ランプ始動時に、始動用高圧パルス発生器よ
り始動用補助電極13に高圧パルス電圧が印加さ
れると、細管部11内の始動用補助電極13の近
傍で電離が起こる。電離で生成されたイオンや電
子が細管部11内を拡散し、発光部12内に到達
する。発光部12には既に電磁波が印加されてい
るので、その空間内にイオンや電子が入つてくる
と容易に放電に移行する。この動作は、再始動時
も同様である。
次に、本発明に係る無電極放電ランプを用いた
光源装置について説明する。第2図は電磁波とし
てマイクロ波を用いた例を示し、第3図は電磁波
として高周波電源に接続されたコイルから発生す
る電磁界を用いた例を示す。
光源装置について説明する。第2図は電磁波とし
てマイクロ波を用いた例を示し、第3図は電磁波
として高周波電源に接続されたコイルから発生す
る電磁界を用いた例を示す。
第2図において、20はマイクロ波発生用のマ
グネトロン、21はマグネトロンアンテナ、22
は導波管、23はマイクロ波共振空洞、24は導
波管22とマイクロ波共振空洞23との接合部に
設けられたマイクロ波給電口、25はマイクロ波
共振空洞23の前面に設けられたメツシユ板、2
6はマイクロ波共振空洞23に設けられたランプ
取付口、27は前記始動用補助電極13に接続さ
れる始動用高圧パルス発生器であり、ランプはラ
ンプ取付口26を介して発光管10の発光部12
がマイクロ波共振空洞23内に配置され、細管部
11の閉塞端がマイクロ波共振空洞23の外部に
配置されるように設置されている。
グネトロン、21はマグネトロンアンテナ、22
は導波管、23はマイクロ波共振空洞、24は導
波管22とマイクロ波共振空洞23との接合部に
設けられたマイクロ波給電口、25はマイクロ波
共振空洞23の前面に設けられたメツシユ板、2
6はマイクロ波共振空洞23に設けられたランプ
取付口、27は前記始動用補助電極13に接続さ
れる始動用高圧パルス発生器であり、ランプはラ
ンプ取付口26を介して発光管10の発光部12
がマイクロ波共振空洞23内に配置され、細管部
11の閉塞端がマイクロ波共振空洞23の外部に
配置されるように設置されている。
このように構成することにより、始動用補助電
極13は電磁波の影響を受けず、また、発光部1
2内の電磁界分布に影響を与えない。
極13は電磁波の影響を受けず、また、発光部1
2内の電磁界分布に影響を与えない。
第3図において30は高周波電源で、前記発光
管10の発光部12に巻かれたコイル31に接続
されている。32は始動用高圧パルス発生器で、
前記始動用補助電極13に接続されている。ま
た、始動用補助電極13は電磁界の発生するコイ
ル31から離れた場所に配置されているので、電
磁界の影響を受けにくく、電磁界分布に影響を与
えにくい。
管10の発光部12に巻かれたコイル31に接続
されている。32は始動用高圧パルス発生器で、
前記始動用補助電極13に接続されている。ま
た、始動用補助電極13は電磁界の発生するコイ
ル31から離れた場所に配置されているので、電
磁界の影響を受けにくく、電磁界分布に影響を与
えにくい。
なお、本発明は上記実施例に限定されるもので
ないのは勿論であり、例えば、発光部12は球形
である必要はない。
ないのは勿論であり、例えば、発光部12は球形
である必要はない。
[発明の効果]
本発明は上記のように、発光管内に封入した発
光物質を電磁波によつて発光させる無電極放電ラ
ンプにおいて、上記発光管を同一空間から成る細
管部と発光部とで形成すると共に、上記細管部の
閉塞端に始動用補助電極を配設し、該始動用補助
電極を始動用高圧パルス発生器に接続したことに
より、始動が容易で、しかも、電磁波からの影響
を受けず、発光部内の電磁界分布に影響を与えな
い、つまり、発光部における均一な発光が得られ
る無電極放電ランプを提供することができる。
光物質を電磁波によつて発光させる無電極放電ラ
ンプにおいて、上記発光管を同一空間から成る細
管部と発光部とで形成すると共に、上記細管部の
閉塞端に始動用補助電極を配設し、該始動用補助
電極を始動用高圧パルス発生器に接続したことに
より、始動が容易で、しかも、電磁波からの影響
を受けず、発光部内の電磁界分布に影響を与えな
い、つまり、発光部における均一な発光が得られ
る無電極放電ランプを提供することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す概略断面図、
第2図および第3図はそれぞれ本発明に係る無電
極放電ランプを用いた光源装置を示す概略図、第
4図および第5図はそれぞれ従来例を示す概略断
面図である。 10……発光管、11……細管部、12……発
光部、13……始動用補助電極。
第2図および第3図はそれぞれ本発明に係る無電
極放電ランプを用いた光源装置を示す概略図、第
4図および第5図はそれぞれ従来例を示す概略断
面図である。 10……発光管、11……細管部、12……発
光部、13……始動用補助電極。
Claims (1)
- 1 発光管内に封入した発光物質を電磁波によつ
て発光させる無電極放電ランプにおいて、上記発
光管を同一空間から成る細管部と発光部とで形成
すると共に、上記細管部の閉塞端に始動用補助電
極を配設し、該始動用補助電極を始動用高圧パル
ス発生器に接続したことを特徴とする無電極放電
ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25106487A JPH0195462A (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 無電極放電ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25106487A JPH0195462A (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 無電極放電ランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0195462A JPH0195462A (ja) | 1989-04-13 |
JPH0544136B2 true JPH0544136B2 (ja) | 1993-07-05 |
Family
ID=17217090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25106487A Granted JPH0195462A (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 無電極放電ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0195462A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0742643U (ja) * | 1993-12-30 | 1995-08-11 | 宏文 大塚 | 薬 箱 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0416865U (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-12 | ||
KR100455190B1 (ko) * | 2002-03-16 | 2004-11-08 | 엘지전자 주식회사 | 전자파를 이용한 무전극 조명기기의 보조 점등장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5755057A (en) * | 1980-09-19 | 1982-04-01 | Mitsubishi Electric Corp | Microwave discharge light source |
-
1987
- 1987-10-05 JP JP25106487A patent/JPH0195462A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5755057A (en) * | 1980-09-19 | 1982-04-01 | Mitsubishi Electric Corp | Microwave discharge light source |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0742643U (ja) * | 1993-12-30 | 1995-08-11 | 宏文 大塚 | 薬 箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0195462A (ja) | 1989-04-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070705 Year of fee payment: 14 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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