JPH0544082Y2 - - Google Patents

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JPH0544082Y2
JPH0544082Y2 JP11008888U JP11008888U JPH0544082Y2 JP H0544082 Y2 JPH0544082 Y2 JP H0544082Y2 JP 11008888 U JP11008888 U JP 11008888U JP 11008888 U JP11008888 U JP 11008888U JP H0544082 Y2 JPH0544082 Y2 JP H0544082Y2
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plate
holes
middle plate
hole
guide
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JP11008888U
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は木材類の切削作業に用いるチエンソ
ー用案内板の改良に関する。
(従来技術) チエンソー用案内板がチエンソー全体重量に占
める重量比率は可なり大きいものである。
そこで、チエンソー用案内板を軽量化し、チエ
ーンソーの重量軽減を目的として、本出願人によ
つて一枚の鋼板からなる案内板で、その中央部長
手方向に、適宜の間隔を採つて適宜の大きさで両
面から交互に複数個の有底凹部を設け、該凹部内
に合成樹脂等の軽量充填材を填装した案内板が提
案されている。
一方、実公昭52−21993号公報には、多数の小
孔を中板に穿設し、この中板の小孔に接着材を充
填し、かつ中板表面に接着材を塗布して中板両面
に表板を接着して一体化した案内板が提案されて
いる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記する一枚の鋼板からなる案内板
は、案内板自体から可なり大量の部分が削除され
ることから、案内板の軽量化を図りながら、実際
の使用では強度的にも寿命的にも特に問題は少な
い利点があるが、板面に有底凹部を設けるに当た
つて、充填される軽量充填材が抜出しないように
有底凹部の開口部を狭まくする等の加工面から煩
雑な面がある。
また、多数の小孔を穿設した中板両面に表板を
接着によつて一体化してなる案内板では、中板は
軽量化加工が施されるが、これを挟み込み状とす
る表板に対しては軽量化に対する配慮はなく、案
内板の軽量化に制限を受ける。
この考案は上述の点に鑑みなされたものであつ
て、案内板から可なり大量の部分を削除して軽量
化を図りながら、剛性を高くして実際の使用では
強度的にも寿命的にも全く問題のない案内板を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するためのこの考案の要旨と
するところは、略全面に穴を穿設した中板を両側
から表板で挟んで一体化してなる案内板におい
て、前記中板の穴に対応し、該中板の穴より若干
小さい穴を表板に穿設し、これ等穴全体に合成樹
脂等の軽量充填材を填装したことを特徴とするチ
エンソー用案内板にある。
(作用) 上記構成からなるこの考案によれば、中板はそ
の略全面に穿設した穴により軽量化され、この中
板両面に合体される表板にも穴が穿設されて、案
内板全体としての軽量化は局限まで進められる。
中板の穴に対応して表板に穿設される穴は、中
板の穴より若干小さく、従つて、これ等の穴に填
装される合成樹脂等の軽量充填材の抜出等は完全
に阻止され、機能面からは従来の一枚の鋼板から
なる案内板と変わらず、しかも軽量充填材を填装
するに当たつて、その一部は中板と表板との接合
面に浸透してその接着力によつて剛性を向上す
る。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図はこの考案の一部を欠除した全体図、第
2図は第1図−線における拡大断面図であ
る。
図において、1は中板2の両面に表板3を当て
がい、これ等板材の適所をスポツト熔接等によつ
て一体化してなる案内板で、外周に沿つて案内溝
4を形成している。
5は中板2の中央部長手方向に穿設した穴で、
実施例では適宜の間隔を採つた複数の比較的大き
な円穴からなる。6はこの中板2の穴5に対応
し、該中板2の穴5より若干小さいして表板3に
穿設した穴で、この穴6は両方の表板3に対して
交互に穿設する。
7は中板2及び表板3の各穴5,6内に抜出不
能に填装した合成樹脂等からなる軽量充填材で、
この軽量充填材7の填装固化後は表面を表板3と
面一にしている。
尚、上記する合成樹脂等の軽量充填材7は接着
材としても機能するもので、填装時にその一部が
中板2と表板3との接合面部に浸透固化してこれ
等板材の接合強度を高める。
第3図はこの考案の第2実施例を示す一部を欠
除した案内板の全体図である。
この実施例では、中板2の各穴5間を小幅の削
除部8によつて連通させた構成のもので、この削
除部8によつて軽量化を更に大きくしたものであ
る。
第4図はこの考案の第3実施例を示す一部を欠
除した案内板の全体図である。
この実施例では、中板2の各穴5を横長楕円形
に形成したもので、各穴5を大きくしながら、穴
5から案内溝4間における中板2と表板3との接
合面積を広くし、軽量充填材7が浸透固化しての
接合強度を高めることによつて熱的歪を与えるス
ポツト熔接点の減少を図つたものである。
(効果) 上記するようにこの考案によれば、次のような
効果を奏する。
(1) 中板とその両面に表板を合体してなる案内板
において、中板及び表板それぞれに穴を穿設
し、これ等の穴に合成樹脂等の軽量充填材を填
装して案内板を軽量化を図つたから、チエーン
ソーは重量軽減されて操作性が向上し、また、
外観及び機能面からは従来の一枚の鋼板からな
る案内板と変わらず、取り扱い面からは従来の
案内板と全く変わらない。
(2) 軽量充填材を填装するに当たつて、その一部
は中板と表板との接合面に浸透してその接着力
によつてこれ等板材を接着させるから、板材に
対して熱的歪を与えるスポツト熔接点を少なく
して所要の剛性を得て寿命が延長できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一部を欠除した全体図、第
2図は第1図−線における拡大断面図、第3
図は第2実施例を示す一部を欠除した全体図、第
4図は第3実施例を示す一部を欠除した全体図で
ある。 1……案内板、……中板、3……表板、4…
…案内溝、5……中板の穴、6……表板の穴、7
……軽量充填材、8……削除部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略全面に穴を穿設した中板を両側から表板で挟
    んで一体化してなる案内板において、前記中板の
    穴に対応し、該中板の穴より若干小さい穴を表板
    に穿設し、これ等穴全体に合成樹脂等の軽量充填
    材を填装したことを特徴とするチエンソー用案内
    板。
JP11008888U 1988-08-22 1988-08-22 Expired - Lifetime JPH0544082Y2 (ja)

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JP11008888U JPH0544082Y2 (ja) 1988-08-22 1988-08-22

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JP11008888U JPH0544082Y2 (ja) 1988-08-22 1988-08-22

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Publication Number Publication Date
JPH0231701U JPH0231701U (ja) 1990-02-28
JPH0544082Y2 true JPH0544082Y2 (ja) 1993-11-09

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JP11008888U Expired - Lifetime JPH0544082Y2 (ja) 1988-08-22 1988-08-22

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JP2501223Y2 (ja) * 1990-05-09 1996-06-12 株式会社共立 チェ―ンソ―のガイドバ―
JP2514170Y2 (ja) * 1990-10-24 1996-10-16 株式会社共立 チェ―ンソ―のガイドバ―
JPH04279301A (ja) * 1991-03-08 1992-10-05 Suehiro Seiko Kk チェーンソー用案内板の製造方法及びその案内板
KR20020089417A (ko) * 2000-03-29 2002-11-29 아다치 고교 가부시끼가이샤 가위

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JPH0231701U (ja) 1990-02-28

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