JPH0543777Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0543777Y2 JPH0543777Y2 JP2817089U JP2817089U JPH0543777Y2 JP H0543777 Y2 JPH0543777 Y2 JP H0543777Y2 JP 2817089 U JP2817089 U JP 2817089U JP 2817089 U JP2817089 U JP 2817089U JP H0543777 Y2 JPH0543777 Y2 JP H0543777Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelter
- main
- sub
- floor
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 claims description 7
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 2
- 206010000369 Accident Diseases 0.000 description 1
- 206010039203 Road traffic accident Diseases 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本案は、輸送可能な拡張式手術用シエルターに
関するものである。
関するものである。
（従来の技術）
交通事故や災害等で負傷者が出た場合、従来
は、救急車等で病院まで運び、処置か手術を行つ
て来た。
は、救急車等で病院まで運び、処置か手術を行つ
て来た。
（考案が解決しようとする問題点）
近年の多量輸送時代には一度に多くの負傷者が
出たり、病院設備から遠く離れた場所での事故
（航空事故等）には、従来の方法では、本来助か
るべき人も設備がある場所への輸送中に命を落と
すこともあつた。
出たり、病院設備から遠く離れた場所での事故
（航空事故等）には、従来の方法では、本来助か
るべき人も設備がある場所への輸送中に命を落と
すこともあつた。
（問題点を解決するための手段）
本案は以上の問題を解決するために、上部４隅
に吊り上げ用金具を有する屋根部と、前、後の壁
部及び輸送車の荷台内に載置可能な床部で構成さ
れる主シエルターと、この主シエルターの内部に
左右対称に収納される一対の副シエルターからな
る輸送可能な箱体であつて、この副シエルターは
側壁と、この側壁の内側下部に上下に回動可能に
枢着された床部と、前記主シエルターの屋根部、
前、後壁の内側に近接して屋根部、前、後壁部を
有し、使用時この副シエルターを外方に引き出す
ことによつて前記主シエルターを拡張し、手術に
必要な空調装置、照明器具を内部に装着したこと
を特徴とする輸送可能な拡張式手術用シエルター
を提供する。
に吊り上げ用金具を有する屋根部と、前、後の壁
部及び輸送車の荷台内に載置可能な床部で構成さ
れる主シエルターと、この主シエルターの内部に
左右対称に収納される一対の副シエルターからな
る輸送可能な箱体であつて、この副シエルターは
側壁と、この側壁の内側下部に上下に回動可能に
枢着された床部と、前記主シエルターの屋根部、
前、後壁の内側に近接して屋根部、前、後壁部を
有し、使用時この副シエルターを外方に引き出す
ことによつて前記主シエルターを拡張し、手術に
必要な空調装置、照明器具を内部に装着したこと
を特徴とする輸送可能な拡張式手術用シエルター
を提供する。
（実施例）
以下図面により本案の実施例について説明す
る。
る。
第１図は本案による手術用シエルターを拡張し
た状態の全体斜視図を示し、第２図は第１図の手
術用シエルターを縮小した状態を示し、第３図は
第１図に於ける側壁下部と床部との関係を示し、
第４図は第２図に於ける側壁下部と床部との関係
を示す。
た状態の全体斜視図を示し、第２図は第１図の手
術用シエルターを縮小した状態を示し、第３図は
第１図に於ける側壁下部と床部との関係を示し、
第４図は第２図に於ける側壁下部と床部との関係
を示す。
主シエルター１０は上部の４隅にロープ等で吊
り上げる吊り上げ用金具１２，１２……を４隅に
有する屋根部１４と、前、後の壁部１６，１８
と、トラツク、トレーラ、鉄道貨車の荷台の巾及
長（法律で最大寸法が決められている）以内の寸
法で構成されている床部２０を有している。
り上げる吊り上げ用金具１２，１２……を４隅に
有する屋根部１４と、前、後の壁部１６，１８
と、トラツク、トレーラ、鉄道貨車の荷台の巾及
長（法律で最大寸法が決められている）以内の寸
法で構成されている床部２０を有している。
従つて、床部２０の最大巾を決められているの
で第２図の状態での手術用シエルターの内法巾寸
法は必然的に限定されている。一方、手術は通常
数人で行われ、場合によつては相当な人手を必要
とすることもあるので、手術台の両側には充分な
スペースが必要であるにもかかわらず以上のよう
に不充分なスペースでは満足な手術はできなかつ
た。本案は以上の問題を解決する為に、輸送中は
第２図の状態にしておき、目的地迄輸送して輸送
車から降ろし、手術を始める前に第１図の状態に
して、手術が行なえるよう内法巾を充分大きくす
るよう構成したものである。
で第２図の状態での手術用シエルターの内法巾寸
法は必然的に限定されている。一方、手術は通常
数人で行われ、場合によつては相当な人手を必要
とすることもあるので、手術台の両側には充分な
スペースが必要であるにもかかわらず以上のよう
に不充分なスペースでは満足な手術はできなかつ
た。本案は以上の問題を解決する為に、輸送中は
第２図の状態にしておき、目的地迄輸送して輸送
車から降ろし、手術を始める前に第１図の状態に
して、手術が行なえるよう内法巾を充分大きくす
るよう構成したものである。
副シエルター２２，２２は前記主シエルター１
０の内部に左右対称に収納されていて、この副シ
エルター２２は出入口扉２４を有する側壁２６
と、前記主シエルター１０の屋根部１４の内側に
近接した屋根部２８と、前記主シエルター１０の
前、後壁１６，１８の内側に近接した前壁３０と
後壁３２で構成され、第３図及第４図に示される
ように、副シエルター２２の床部３４は側壁２６
の下部に蝶番３６を介して上下に回動可能に枢着
され、第３図の状態では連結部材３８で水平に保
持されている。連結部材３８の一端４０は前記側
壁２６の下部に垂直に固着されている。そして前
記主シエルター１０の床部２０に固着されたブラ
ケツト４２，４３に枢着されたローラー部材４
６，４８が前記連結部材３８を左右に移動可能に
軸支している。以上の構造であるから第２図のよ
うに副シエルター２２，２２を主シエルター１０
の内部に収納している場合は第４図のように床部
３４は上方に回動され、連結部材３８は主シエル
ター１０の床部２０の内に収納されている。第１
図のように主シエルター１０を拡張するには第３
図に示すように側壁２６を外方に引張すれば連結
部材３８が外方に移動する。そして副シエルター
２２の床部３４を下方に回動して連結部材３８上
に水平状態に支持する。なお、主シエルター及び
副シエルター共に、屋根部、壁部、床部には断熱
材が充填され、天井部には照明装置、シエルター
内には空調設備、電気配線、等手術に必要な諸設
備が装着されている。これらは通常の設備である
から詳細な説明は省略する。
０の内部に左右対称に収納されていて、この副シ
エルター２２は出入口扉２４を有する側壁２６
と、前記主シエルター１０の屋根部１４の内側に
近接した屋根部２８と、前記主シエルター１０の
前、後壁１６，１８の内側に近接した前壁３０と
後壁３２で構成され、第３図及第４図に示される
ように、副シエルター２２の床部３４は側壁２６
の下部に蝶番３６を介して上下に回動可能に枢着
され、第３図の状態では連結部材３８で水平に保
持されている。連結部材３８の一端４０は前記側
壁２６の下部に垂直に固着されている。そして前
記主シエルター１０の床部２０に固着されたブラ
ケツト４２，４３に枢着されたローラー部材４
６，４８が前記連結部材３８を左右に移動可能に
軸支している。以上の構造であるから第２図のよ
うに副シエルター２２，２２を主シエルター１０
の内部に収納している場合は第４図のように床部
３４は上方に回動され、連結部材３８は主シエル
ター１０の床部２０の内に収納されている。第１
図のように主シエルター１０を拡張するには第３
図に示すように側壁２６を外方に引張すれば連結
部材３８が外方に移動する。そして副シエルター
２２の床部３４を下方に回動して連結部材３８上
に水平状態に支持する。なお、主シエルター及び
副シエルター共に、屋根部、壁部、床部には断熱
材が充填され、天井部には照明装置、シエルター
内には空調設備、電気配線、等手術に必要な諸設
備が装着されている。これらは通常の設備である
から詳細な説明は省略する。
（考案の効果）
本案は以上の作用構成からなつている。
１ 手術に必要な設備をシエルタ内に設置してお
き、事故が発生した場合、このシエルタを輸送
（陸上、海上、又は空輸等により）して、現地
で処置に当ることができる。
き、事故が発生した場合、このシエルタを輸送
（陸上、海上、又は空輸等により）して、現地
で処置に当ることができる。
２ 医者は、各種手術器具を準備することなく、
現地へ急行し、処置に当ることができる。
現地へ急行し、処置に当ることができる。
３ このシエルタ式手術システムにより、多くの
負傷者を、現地で処置することができ、助命に
最も重要な初期の対応が可能である。
負傷者を、現地で処置することができ、助命に
最も重要な初期の対応が可能である。
４ 又、このシエルタは拡張式になつている為、
輸送には通常のトラツク、ヘリコプターを使用
することができる一方、現地では拡張して、手
術に必要な十分なスペースを取ることができ
る。
輸送には通常のトラツク、ヘリコプターを使用
することができる一方、現地では拡張して、手
術に必要な十分なスペースを取ることができ
る。
第１図は本案による手術用シエルターを拡張し
た状態の全体斜視図を示し、第２図は第１図の手
術用シエルターを縮小した状態を示し、第３図は
第１図に於ける側壁下部と床部との関係を示し、
第４図は第２図に於ける側壁下部と床部との関係
を示す。 １０……主シエルター、１２……吊り上げ用金
具、１４……屋根部、１６……前壁部、１８……
後壁部、２０……床部、２２……副シエルター、
２６……側壁部、２８……屋根部、３０……前壁
部、３２……後壁部、３４……床部。
た状態の全体斜視図を示し、第２図は第１図の手
術用シエルターを縮小した状態を示し、第３図は
第１図に於ける側壁下部と床部との関係を示し、
第４図は第２図に於ける側壁下部と床部との関係
を示す。 １０……主シエルター、１２……吊り上げ用金
具、１４……屋根部、１６……前壁部、１８……
後壁部、２０……床部、２２……副シエルター、
２６……側壁部、２８……屋根部、３０……前壁
部、３２……後壁部、３４……床部。
Claims (1)
- 上部４隅に吊り上げ用金具を有する屋根部と、
前、後の壁部及び輸送車の荷台内に載置可能な床
部で構成される主シエルターと、この主シエルタ
ーの内部に左右対称に収納される一対の副シエル
ターからなる輸送可能な箱体であつて、この副シ
エルターは側壁と、この側壁の内側下部に上下に
回動可能に枢着された床部と、前記主シエルター
の屋根部、前、後壁の内側に近接して屋根部、
前、後壁部を有し、使用時この副シエルターを外
方に引き出すことによつて前記主シエルターを拡
張し、手術に必要な空調装置、照明器具を内部に
装着したことを特徴とする輸送可能な拡張式手術
用シエルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2817089U JPH0543777Y2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2817089U JPH0543777Y2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02118534U JPH02118534U (ja) | 1990-09-25 |
| JPH0543777Y2 true JPH0543777Y2 (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=31251309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2817089U Expired - Lifetime JPH0543777Y2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0543777Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-13 JP JP2817089U patent/JPH0543777Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02118534U (ja) | 1990-09-25 |
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