JPH0543283Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0543283Y2 JPH0543283Y2 JP9737888U JP9737888U JPH0543283Y2 JP H0543283 Y2 JPH0543283 Y2 JP H0543283Y2 JP 9737888 U JP9737888 U JP 9737888U JP 9737888 U JP9737888 U JP 9737888U JP H0543283 Y2 JPH0543283 Y2 JP H0543283Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tightening
- pedestal
- bolt
- back ring
- washer
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 3
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 6
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 5
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 3
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- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、ボルトの締め忘れ防止機能を具えた
締付装置に関するものである。
締付装置に関するものである。
(従来の技術)
ボルトの締め付け作業は、通常スパナあるいは
トルクレンチで行なわれているが、そのボルトの
締め忘れを防止するものは、従来特になかつた。
トルクレンチで行なわれているが、そのボルトの
締め忘れを防止するものは、従来特になかつた。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら、建設現場等において締め付け個
所が多数ある場合等には、ボルトの締め忘れとい
うミスを看過することがしばしばある。
所が多数ある場合等には、ボルトの締め忘れとい
うミスを看過することがしばしばある。
(課題を解決するための手段)
上述の課題を解決するため本考案においては、
ボルトとナツトよりなる締付装置におけるナツト
との対向面を截頭円錐面状に形成した台座状座金
と、皿型円板の中央部にボルト挿通孔を有し、一
定値以上の締付力が加えられた場合に前記皿型の
外周傾斜部が反転するバツクリングプレートとを
準備すると共に、前記台座状座金の円錐面および
バツクリングプレートの外周傾斜部の外側面の双
方またはいずれか一方に認別容易な塗装を施し、
これら台座状座金およびバツクリングプレートを
ボルトに嵌装してナツトで締めつけることにより
バツクリングプレートを反転させて前記塗装部を
隠蔽するようにしてボルト締め忘れ防止機能を具
えた締付装置を構成する。
ボルトとナツトよりなる締付装置におけるナツト
との対向面を截頭円錐面状に形成した台座状座金
と、皿型円板の中央部にボルト挿通孔を有し、一
定値以上の締付力が加えられた場合に前記皿型の
外周傾斜部が反転するバツクリングプレートとを
準備すると共に、前記台座状座金の円錐面および
バツクリングプレートの外周傾斜部の外側面の双
方またはいずれか一方に認別容易な塗装を施し、
これら台座状座金およびバツクリングプレートを
ボルトに嵌装してナツトで締めつけることにより
バツクリングプレートを反転させて前記塗装部を
隠蔽するようにしてボルト締め忘れ防止機能を具
えた締付装置を構成する。
(作用)
上述のように構成した本考案の締付装置では、
その締め付け完了前には、まだバツクリングプレ
ートが反転していないため、台座状座金の円錐面
およびバツクリングプレートの外周傾斜部の外側
面が共に露出している。したがつて本考案の締付
装置における締め付け完了前には、台座状座金の
円錐面およびバツクリングプレートの外周傾斜部
の外側面の双方またはいずれか一方に施した識別
容易な塗装が外部から見えるので、これによつて
この締付装置の締め付けがまだ完了していないこ
とが一目でわかる。
その締め付け完了前には、まだバツクリングプレ
ートが反転していないため、台座状座金の円錐面
およびバツクリングプレートの外周傾斜部の外側
面が共に露出している。したがつて本考案の締付
装置における締め付け完了前には、台座状座金の
円錐面およびバツクリングプレートの外周傾斜部
の外側面の双方またはいずれか一方に施した識別
容易な塗装が外部から見えるので、これによつて
この締付装置の締め付けがまだ完了していないこ
とが一目でわかる。
またこの締付装置を十分に締め付けて、一定値
以上の締付力が加えられた場合には、バツクリン
グプレートが反転して、その皿型の外周傾斜部が
前記塗装部を隠蔽するから、締め付け完了後は前
記した識別容易な塗装は全く見えなくなる。
以上の締付力が加えられた場合には、バツクリン
グプレートが反転して、その皿型の外周傾斜部が
前記塗装部を隠蔽するから、締め付け完了後は前
記した識別容易な塗装は全く見えなくなる。
したがつて本考案によれば、締め付け個所が多
数ある建設現場等において、たとえボルトの締め
忘れがあつた場合には、一見して認識容易な塗装
によつてその締め忘れミスを発見することができ
る。
数ある建設現場等において、たとえボルトの締め
忘れがあつた場合には、一見して認識容易な塗装
によつてその締め忘れミスを発見することができ
る。
(実施例)
以下、図面について本考案の一実施例を説明す
る。図中1は被締め付け部材、2はこの部材1を
貫通するボルト、2aはそのねじ部、3はねじ部
2aと螺合するナツト、4はナツト3に付属する
ワツシヤである。
る。図中1は被締め付け部材、2はこの部材1を
貫通するボルト、2aはそのねじ部、3はねじ部
2aと螺合するナツト、4はナツト3に付属する
ワツシヤである。
本実施例においては、被締め付け部材1とワツ
シヤ4との間に台座状座金5とばね鋼製のリング
状のバツクリングプレート6とを重合して介挿す
る。
シヤ4との間に台座状座金5とばね鋼製のリング
状のバツクリングプレート6とを重合して介挿す
る。
台座状座金5は第5図に詳細に示すように、ナ
ツト3またはワツシヤ4との対向面5aを截頭円
錐面状に形成すると共に、この円錐面5bに、例
えば赤色塗料あるいは蛍光塗料等の識別容易な塗
装Rを施す。なお5cはボルト挿通孔である。
ツト3またはワツシヤ4との対向面5aを截頭円
錐面状に形成すると共に、この円錐面5bに、例
えば赤色塗料あるいは蛍光塗料等の識別容易な塗
装Rを施す。なお5cはボルト挿通孔である。
またバツクリングプレート6は第6図に詳細に
示すように、皿型円板の中央部にボルト挿通孔6
aを有し、一定値以上の締付力が加えられた場合
に前記皿型の外周傾斜部6bが反転するように
し、この外周傾斜部6bの外側面6cに、例えば
赤色塗料あるいは蛍光塗料等の識別容易な塗装R
を施す。
示すように、皿型円板の中央部にボルト挿通孔6
aを有し、一定値以上の締付力が加えられた場合
に前記皿型の外周傾斜部6bが反転するように
し、この外周傾斜部6bの外側面6cに、例えば
赤色塗料あるいは蛍光塗料等の識別容易な塗装R
を施す。
なおこのバツクリングプレート6は、ボルト2
の締め付けが完了する一定値以上の締付力が加え
られた場合に反転するようにするが、この締め付
けが解除された場合には、再び元の状態に復帰す
るようにするのがよい。
の締め付けが完了する一定値以上の締付力が加え
られた場合に反転するようにするが、この締め付
けが解除された場合には、再び元の状態に復帰す
るようにするのがよい。
また本実施例においては、台座状座金5の円錐
面5bおよびバツクリングプレート6の外周傾斜
部6bの外側面6cの双方に識別容易な塗装Rを
施した場合を示したが、この塗装Rは前記した円
錐面5bおよび外側面6cのいずれか一方に施し
ただけでもよい。
面5bおよびバツクリングプレート6の外周傾斜
部6bの外側面6cの双方に識別容易な塗装Rを
施した場合を示したが、この塗装Rは前記した円
錐面5bおよび外側面6cのいずれか一方に施し
ただけでもよい。
つぎに上述のように構成した本考案装置の作用
を説明する。本考案装置は第1図および第3図に
示すように、被締め付け部材1より突出するボル
ト2に、台座状座金5、バツクリングプレート6
およびワツシヤ4の順に嵌合してから、ナツト3
をねじ部2aに螺合する。
を説明する。本考案装置は第1図および第3図に
示すように、被締め付け部材1より突出するボル
ト2に、台座状座金5、バツクリングプレート6
およびワツシヤ4の順に嵌合してから、ナツト3
をねじ部2aに螺合する。
第1図および第3図は、バツクリングプレート
6がまだ変形しない前の状態を示しているが、こ
の状態からナツト3をさらにねじ込むと、バツク
リングプレート6が次第に変形して、第2図およ
び第4図に示すように、ワツシヤ4がバツクリン
グプレート6と密着するようになると、バツクリ
ングプレート6の皿型の外周傾斜部6bが下方へ
向け反転して、台座状座金5の円錐面5bを隠蔽
する。
6がまだ変形しない前の状態を示しているが、こ
の状態からナツト3をさらにねじ込むと、バツク
リングプレート6が次第に変形して、第2図およ
び第4図に示すように、ワツシヤ4がバツクリン
グプレート6と密着するようになると、バツクリ
ングプレート6の皿型の外周傾斜部6bが下方へ
向け反転して、台座状座金5の円錐面5bを隠蔽
する。
(考案の効果)
上述のように構成した本考案の締付装置では、
その締め付け完了前には、まだバツクリングプレ
ート6が反転していないため、台座状座金5の円
錐面5bおよびバツクリングプレート6の外周傾
斜部6bの外側面6cが共に露出している。した
がつて本考案の締付装置における締め付け完了前
には、台座状座金5の円錐面5bおよびバツクリ
ングプレート6の外周傾斜部6bの外側面6cの
双方またはいずれか一方に施した識別容易な塗装
Rが外部から見えるので、これによつてこの締付
装置の締め付けがまだ完了していないことが一目
でわかる。
その締め付け完了前には、まだバツクリングプレ
ート6が反転していないため、台座状座金5の円
錐面5bおよびバツクリングプレート6の外周傾
斜部6bの外側面6cが共に露出している。した
がつて本考案の締付装置における締め付け完了前
には、台座状座金5の円錐面5bおよびバツクリ
ングプレート6の外周傾斜部6bの外側面6cの
双方またはいずれか一方に施した識別容易な塗装
Rが外部から見えるので、これによつてこの締付
装置の締め付けがまだ完了していないことが一目
でわかる。
またこの締付装置を十分に締め付けて、一定値
以上の締付力が加えられた場合には、バツクリン
グプレート6が反転して、その皿型の外周傾斜部
6bが前記塗装部を隠蔽するから、締め付け完了
後は前記した識別容易な塗装Rは全く見えなくな
る。
以上の締付力が加えられた場合には、バツクリン
グプレート6が反転して、その皿型の外周傾斜部
6bが前記塗装部を隠蔽するから、締め付け完了
後は前記した識別容易な塗装Rは全く見えなくな
る。
したがつて本考案によれば、締め付け個所が多
数ある建設現場等において、たとえボルトの締め
忘れがあつた場合には、一見して識別容易な塗装
によつてその締め忘れミスを発見することができ
るという効果が得られる。
数ある建設現場等において、たとえボルトの締め
忘れがあつた場合には、一見して識別容易な塗装
によつてその締め忘れミスを発見することができ
るという効果が得られる。
第1図は本考案装置の締め付け前の状態を示す
立面図、第2図はその締め付け完了後の状態を示
す立面図、第3図は第1図の一部断面図、第4図
は第2図の一部断面図、第5図aは台座状座金の
立面図、同図bはその平面図、第6図aはバツク
リングプレートの立面図、同図bはその平面図で
ある。 1……被締め付け部材、2……ボルト、3……
ナツト、4……ワツシヤ、5……台座状座金、5
a……対向面、5b……円錐面、6……バツクリ
ングプレート、6b……外周傾斜部、6c……外
側面、R……識別容易な塗装。
立面図、第2図はその締め付け完了後の状態を示
す立面図、第3図は第1図の一部断面図、第4図
は第2図の一部断面図、第5図aは台座状座金の
立面図、同図bはその平面図、第6図aはバツク
リングプレートの立面図、同図bはその平面図で
ある。 1……被締め付け部材、2……ボルト、3……
ナツト、4……ワツシヤ、5……台座状座金、5
a……対向面、5b……円錐面、6……バツクリ
ングプレート、6b……外周傾斜部、6c……外
側面、R……識別容易な塗装。
Claims (1)
- ボルトとナツトよりなる締付装置におけるナツ
トとの対向面を截頭円錐面状に形成した台座状座
金と、皿型円板の中央部にボルト挿通孔を有し、
一定値以上の締付力が加えられた場合に前記皿型
の外周傾斜部が反転するバツクリングプレートと
を準備すると共に、前記台座状座金の円錐面およ
びバツクリングプレートの外周傾斜部の外側面の
双方またはいずれか一方に識別容易な塗装を施
し、これら台座状座金およびバツクリングプレー
トをボルトに嵌装してナツトで締めつけることに
よりバツクリングプレートを反転させて前記塗装
部を隠蔽するようにしたことを特徴とするボルト
締め忘れ防止機能を具えた締付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9737888U JPH0543283Y2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9737888U JPH0543283Y2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0218914U JPH0218914U (ja) | 1990-02-08 |
JPH0543283Y2 true JPH0543283Y2 (ja) | 1993-11-01 |
Family
ID=31322793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9737888U Expired - Lifetime JPH0543283Y2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0543283Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH083695Y2 (ja) * | 1993-04-27 | 1996-01-31 | 若井産業株式会社 | 締結完了シグナル機能付ワッシャ体 |
-
1988
- 1988-07-25 JP JP9737888U patent/JPH0543283Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0218914U (ja) | 1990-02-08 |
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