JPH0543252Y2 - - Google Patents

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JPH0543252Y2
JPH0543252Y2 JP11693187U JP11693187U JPH0543252Y2 JP H0543252 Y2 JPH0543252 Y2 JP H0543252Y2 JP 11693187 U JP11693187 U JP 11693187U JP 11693187 U JP11693187 U JP 11693187U JP H0543252 Y2 JPH0543252 Y2 JP H0543252Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車に搭載されたエンジンにより
駆動される発電機の発電動作制御を行う自動車の
発電機制御装置に関する。
(従来の技術) 自動車に装備される発電機は、その自動車に搭
載されたエンジンにより駆動されて発電動作を行
うようにされており、それによつて得られる発電
電力によつて、自動車に装備されるバツテリの充
電が行われ、さらには、自動車におけるランプ類
等の各種の負荷に対する電力供給がなされる。斯
かるエンジンにより駆動される発電機に対して
は、一般に、エンジンの動作状態にかかわらず略
一定な発電出力電圧値が保たれるようにすべく、
電圧レギユレータが設けられる。電圧レギユレー
タは、通常、発電機のフイールドコイルを流れる
励磁電流をその発電機の出力端子に得られる発電
出力電圧値に応じて断続することにより、発電機
に対する発電動作制御を行うものとされる。
このように電圧レギユレータが設けられ発電機
の発電動作の制御が行われるもとでは、例えば、
発電機からの電力供給がなされるランプ類等がオ
ン状態からオフ状態にされて、発電機に対する負
荷が急激に減少し、それによつて発電機の発電出
力電圧値が基準値以上となると、電圧レギユレー
タにより発電機のフイールドコイルを流れる励磁
電流が制限されて発電出力電圧値が低下せしめら
れ、バツテリの過充電の防止等が図られる。ま
た、逆に、例えば、発電機からの電力供給がなさ
れるランプ類等がオフ状態からオン状態にされ
て、発電機に対する負荷が急激に増大し、それに
よつて発電機の発電出力電圧値が基準値未満にな
ると、電圧レギユレータによる発電機のフイール
ドコイルを流れる励磁電流の制限が解除されて発
電出力電圧値が上昇せしめられ、バツテリの過放
電の防止等が図られる。
斯かる場合、発電機に対する負荷が減少あるい
は増大し、その結果、発電機の発電出力電圧値が
低下あるいは上昇せしめられるに応じて、エンジ
ンに課せられる発電機の駆動に伴われるトルク負
荷も、減少あるいは増加することになる。このよ
うにして、発電機に対する負荷の減少あるいは増
大に起因して、エンジンに課せられるトルク負荷
の変動が来たされると、自動車がトルクシヨツク
を受ける、あるいは、エンジンの作動が不安定な
ものとなる等の不都合が生じる虞がある。特に、
エンジンがアイドリング運転状態にあるもとで、
エンジンに課せられるトルク負荷が急激に変動せ
しめられるような場合には、それに伴つてエンジ
ン回転数の大幅な変動が生じ、アイドリング安定
性が損なわれてしまうことになる。なお、通常、
エンジンがアイドリング運転状態にあるときに
は、吸入空気量等を変化させてエンジン回転数を
目標アイドル回転数に維持するようになす、所
謂、アイドル回転数制御が行われるが、斯かる制
御には応答遅れが伴われるのが常であるので、例
えば、発電機に対する負荷が急激に減少あるいは
増大せしめられてエンジンに課せられるトルク負
荷の急激な変動が来たされ、アイドル回転数の急
激な変動が生じると、それに応じて吸入空気量が
増減されて、アイドル回転数が目標アイドル回転
数に戻されるまでには、ある程度の時間が要され
る。そのため、アイドル回転数制御が行われるエ
ンジンにおいても、発電機に対する負荷が急激に
減少あるいは増大する際には、アイドリング安定
性が損なわれてしまう虞がある。
そこで、このような問題が生じることを防止す
べく、例えば、実開昭58−46842号公報にも開示
されている如くに、電圧レギユレータに組み込ま
れて所定周波数を有する三角波電圧等の交流電圧
を発生する交流電圧発生回路を備え、エンジンが
アイドリング運転状態にあるもとで、発電機に対
する負荷が非作動状態から作動状態に切り換えら
れるときには、電圧レギユレータに組み込まれた
交流電圧発生回路から得られる交流電圧を用い
て、発電機の発電出力電圧値を徐々に上昇させる
ようになし、それにより、エンジンに課せられる
トルク負荷の急激な増大を回避するようになす発
電機制御装置が提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述の如くの従来提案された発
電機制御装置にあつては、エンジンがアイドリン
グ運転状態にあるもとで発電機に対する負荷の急
激な増大が生じたとき、自動車が受けるトルクシ
ヨツクを軽減させ、あるいは、エンジン回転数の
目標アイドル回転数からの変動を低減させること
ができることになる反面、交流電圧発生回路を電
圧レギユレータに組み込むことが要求され、コス
トの上昇をまねくという問題がある。また、電圧
レギユレータは、通常、エンジンに直接取り付け
られる発電機に伴つて設けられるので、それに組
み込まれた交流電圧発生回路は、エンジンからの
振動や熱が加えられる過酷な条件下において高信
頼性をもつて動作する性能を具えることが必要と
され、そのため一層高価なものとなつてしまうこ
とになる。
斯かる点に鑑み、本考案は、自動車に搭載され
たエンジンにより駆動される発電機の発電動作制
御を、発電機に対する負荷の変動に応じて行うに
あたり、比較的安価に得られる構成をもつて、発
電機に対する負荷が急激に変化した場合にも、自
動車が受けるトルクシヨツクの軽減及びエンジン
回転数の不所望な変動の抑制を効果的に行うこと
ができるようにされた自動車の発電機制御装置を
提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本考案に係る自動車
の発電機制御装置は、自動車に搭載されたエンジ
ンにより駆動されて負荷に電力供給を行う発電機
の出力端子における、負荷の状態変動に応じた電
圧の変化を検出する電圧変化検出手段と、電圧変
化検出手段により検出された発電機の出力端子に
おける電圧の変化に応じて、発電機に供給される
励磁電流を制御し、発電機における発電動作の制
御を行う発電動作制御手段とを備えるに加えて、
電圧検出手段により、発電機の出力端子における
電圧の比較的急激な減少もしくは増加が検出され
たとき、発電機から得られる交流電圧もしくはエ
ンジンにより駆動される交流電圧発生手段から得
られる交流電圧を用いて、発電動作制御手段に、
発電機に対する励磁電流の供給を、所定の期間断
続的に行つた後停止もしくは制限する状態、ある
いは、所定の期間断続的に行つた後継続的に行う
状態をとらせる制御を行う励磁電流供給制御手段
が設けられて構成される。
(作用) 上述の如くに構成される本考案に係る自動車の
発電機制御装置においては、発電機に対する負荷
の急激な状態変動が生じると、電圧変化検出手段
によつて発電機の出力端子における電圧の比較的
急激な減少もしくは増加が検出され、その検出出
力に応じて、励磁電流供給制御手段が、発電機か
ら得られる交流電圧もしくはエンジンにより駆動
される交流電圧発生手段から得られる交流電圧を
用いて、発電動作制御手段に、発電機に対する励
磁電流の供給を所定の期間断続的に行つた後継続
的に行う状態、あるいは、発電機に対する励磁電
流の供給を所定の期間断続的に行つた後停止もし
くは制限する状態をとらせる。このように発電機
に対する励磁電流の供給が、継続的に行われるに
先立ち、あるいは、停止もしくは制限されるに先
立ち、所定の期間断続的に行われて発電機の発電
動作が制御されることにより、発電機を駆動する
エンジンに課せられるトルク負荷が徐々に減少も
しくは増大せしめられることになり、その結果、
自動車が受けるトルクシヨツクが軽減され、ま
た、エンジン回転数の不所望な変動が抑制され
る。
そして、斯かる制御は、発電機から得られる交
流電圧もしくはエンジンにより駆動される交流電
圧発生手段から得られる交流電圧が用いられるこ
とにより、比較的安価に得られる構成をもつて行
われることになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は、本考案に係る自動車の発電機制御装
置の一例を、それが適用された発電機及びその周
辺部分とともに示し、第2図は第1図に示される
発電機が付設されたエンジンを示す。
第1図及び第2図において、発電機10は、ロ
ータとステータとを有する既知の構成を有し、ロ
ータにはフイールドコイル11が巻装されてお
り、また、ステータにはY結線された3個のステ
ータコイル12が巻装されている。ロータは、エ
ンジン1のクランクシヤフト2の回転力がベルト
3を介してその回転軸4に伝達され、例えば、ク
ランクシヤフト2の2倍の回転速度で回転せしめ
られる。そして、フイールドコイル11に励磁電
流が流されたもとにおけるロータの回転に伴つ
て、ステータコイル12の夫々に誘起される三相
交流電圧が、ステータコイル12の夫々に接続さ
れたダイオード群13a,13b及び13cのう
ちの、ダイオード群13a及び13bで形成され
る全波整流回路により整流されて得られる発電出
力電圧Voがバツテリ出力端子14に得られ、ま
た、ダイオード群13a及び3cで形成される全
波整流回路により整流されて得られる発電出力電
圧Voがライン出力端子15に得られるようにさ
れている。ライン出力端子15は、発電機10の
内部でイグニツシヨン端子16に接続されてお
り、また、ライン出力端子15及びイグニツシヨ
ン端子16の両者とフイールド端子17とには、
フイールドコイル11の両端が夫々接続されてい
る。
斯かる発電機10のバツテリ出力端子14に
は、バツテリ20が導線21を通じて接続されて
おり、バツテリ20と発電機10のバツテリ出力
端子14との接続点にはランプ類や各種補機類等
の負荷70が負荷スイツチ68を介して接続され
ている。また、イグニツシヨン端子16とバツテ
リ20との間には、イグニツシヨン・スイツチ2
2、チヤージランプ23、ランプ用リレー24及
び逆流防止用ダイオード25が接続され、さら
に、ライン出力端子15とフイールド端子17と
には、本考案に係る自動車の発電機制御装置の一
例を形成する電圧レギユレータ30が接続されて
いる。
電圧レギユレータ30においては、バツテリ2
0と発電機10のバツテリ出力端子14との接続
点に一端が接続された、イグニツシヨン・スイツ
チ22に連動するスイツチ26の他端を、発電機
10のライン出力端子15に接続する、逆流防止
用ダイオード31と抵抗器32との直列接続が設
けられている。また、発電機10のライン出力端
子15と接地電位点との間には、抵抗器33と抵
抗器34とから成る分圧回路が接続されている。
そして、抵抗器33と抵抗器34との間の接続点
(a点)は、ツエナーダイオード35及び抵抗器
36を介してトランジスタ37のベースに接続さ
れるとともに、ツエナーダイオード35を介して
トランジスタ38のベースに接続されている。ツ
エナーダイオード35と抵抗器36及びトランジ
スタ38のベースの両者との接続点は、抵抗器3
9を介して接地されている。
トランジスタ37のエミツタと接地電位点との
間には、充放電コンデンサ40と抵抗器41とが
並列に接続されており、また、トランジスタ37
のコレクタは抵抗器42を介して、逆流防止用ダ
イオード31と抵抗器32との間の接続点Pに接
続されている。トランジスタ37のエミツタと充
放電コンデンサ40及び抵抗器41の両者との接
続点(b点)は、抵抗器43を介してトランジス
タ44のベースに接続されており、トランジスタ
44のコレクタは、抵抗器45を介して接続点P
に接続され、また、トランジスタ44のエミツタ
は、トランジスタ46のベースに接続されてい
る。トランジスタ44のエミツタとトランジスタ
46のベースとの接続点(c点)は、抵抗器47
を介して接地され、また、トランジスタ46のエ
ミツタが接地されるとともに、トランジスタ46
のコレクタが抵抗器48を介して接続点Pに接続
される。なお、トランジスタ46のコレクタタと
ベースとの間には、負帰還コンデンサ49が接続
されている。
そして、トランジスタ46のコレクタタと抵抗
器48との接続点(d点)が、出力トランジスタ
50のベースに接続されている。出力トランジス
タ50は、そのエミツタが接地され、また、その
コレクタがフライホール・ダイオード51を介し
て発電機10のライン出力端子15に接続される
とともに、発電機10のフイールド端子17に直
接接続されるものとなされている。
一方、トランジスタ38においては、そのエミ
ツタが接地されるとともに、そのコレクタが抵抗
器52を介して接続点Pに接続されており、トラ
ンジスタ38のコレクタと抵抗器52との接続点
が、出力トランジスタ53のベースに接続されて
いる。出力トランジスタ53は、そのエミツタが
接地され、また、そのコレクタが、電流制限用抵
抗器54を介して発電機10のフイールド端子1
7に接続されるものとなされている。
さらに、発電機10におけるステータコイル1
2のうちの一個の一端が接続された交流電圧端子
60が、導線61を通じ、コンデンサ62を介し
てb点に接続されている。
発電機10を駆動するエンジン1は、第2図に
示される如く、その吸気通路5において、アクセ
ルペダルに連動するスロツトル弁6が設けられる
とともに、そのスロツトル弁6の下流側部分にサ
ージタンク7が設けられ、さらに、スロツトル弁
6を側路するバイパス通路8が設けられたものと
されている。そして、バイパス通路8には、図示
されないコントロールユニツトによりその開弁作
動量が制御される流量調整弁9が介装されてお
り、コントロールユニツトは、エンジン1がアイ
ドリング運転状態にあるとき、エンジン回転数を
目標アイドル回転数にすべく、流量調整弁9の開
弁作動量に対するフイードバツク制御を行う。
斯かる構成のもとに、イグニツシヨン・スイツ
チ22及びそれに連動するスイツチ26がオン状
態とされると、バツテリ20の電圧が、スイツチ
26を通じ、逆流防止用ダイオード31を介して
接続点Pに印加され、さらに、抵抗32を通じて
発電機10のライン出力端子15に印加される。
接続点Pに印加される電圧は、トランジスタ3
7,38,44及び46に対する電流電圧として
作用し、また、発電機10のライン出力端子15
に印加される電圧は、出力トランジスタ50に対
する電源電圧して作用する。
このようなもとでは、発電機10のライン出力
端子15に得られる電圧が分圧回路を形成する抵
抗器33及び34により分圧されて得られるa点
の電圧Vaは、比較的低いレベルをとるものとさ
れ、ツエナーダイオード35がオフ状態に保たれ
る。そのため、トランジスタ37のベース、b点
及びc点が零レベルとされてトランジスタ37,
38及び46が夫々オフ状態とされ、その結果、
d点、即ち、出力トランジスタ50のベースに接
続点Pの電圧が印加されて、出力トランジスタ5
0がオン状態とされる。また、これとともに、ト
ランジスタ38のベースが零レベルとされてトラ
ンジスタ38がオフ状態とされ、その結果、出力
トランジスタ53のベースに接続点Pの電圧が印
加されて、出力トランジスタ53もオン状態とさ
れる。
斯かる状態で、バツテリ20からランプ用リレ
ー24及び逆流防止用ダイオード25を通じ、発
電機10のイグニツシヨン端子16を介して、さ
らには、バツテリ20からスイツチ26、逆流防
止用ダイオード31及び抵抗32を通じ、発電機
10のライン出力端子15を介して、フイールド
コイル11に供給される励磁電流が、出力トラン
ジスタ50を通じて、さらには、電流制限用抵抗
54及び出力トランジスタ53を通じて流れ、そ
れにより発電機10が発電状態とされる。また、
このとき、ランプ用リレー24がオン状態とされ
て、チヤージランプ23が点燈せしめられる。
そして、発電機10のバツテリ出力端子14に
発電出力電圧Voが得られ、発電機10のバツテ
リ出力端子14からの電力によるバツテリ20の
充電が行われる状態とされる。斯かる状態におい
ては、発電機10のフイールドコイル11に対す
る励磁電流の供給は、発電機10内のダイオード
群13cを通じて行われ、発電機10が発電状態
に維持される。また、ライン出力端子15及びイ
グニツシヨン端子16に発電出力電圧Voが得ら
れることにより、バツテリ20からランプ用リレ
ー24及び逆流防止用ダイオード25を通じての
電流、及び、バツテリ20からスイツチ26、逆
流防止用ダイオード31及び抵抗32を通じての
電流が流れなくなつて、ランプ用リレー24がオ
フ状態とされ、チヤージランプ23が消燈せしめ
られる。
その後、発電機10の発電動作により、バツテ
リ出力端子14、ライン出力端子15及びイグニ
ツシヨン端子16に得られる発電出力電圧Voが
上昇して所定のレベルVzに達すると、ライン出
力端子15に得られる発電出力電圧Voが分圧回
路を形成する抵抗器33及び34により分圧され
て得られるa点の電圧Vaが、比較的高い所定の
レベルVxに達し、そのため、ツエナーダイオー
ド35がオン状態とされる。それにより、トラン
ジスタ37のベースに、略レベルVxよりツエナ
ーダイオード35における電圧降下分だけ低いレ
ベルを有した電圧が印加されて、トランジスタ3
7がオン状態とされる。
それにより、充放電コンデンサ40がトランジ
スタ37を通じて流れる電流により充電されて、
b点の電位が上昇せしめられ、トランジスタ44
のベース電位が高められて、トランジスタ44が
オン状態とされる。従つて、c点の電位、即ち、
トランジスタ46のベース電位が上昇せしめられ
て、トランジスタ46がオン状態とされ、その結
果、d点、即ち、出力トランジスタ50のベース
がトランジスタ46を通じて接地されて、出力ト
ランジスタ50がオフ状態とされる。
また、ツエナーダイオード35がオン状態とさ
れることにより、トランジスタ38のベースに、
略レベルVxよりツエナーダイオード35におけ
る電圧降下分だけ低いレベルを有した電圧が印加
されて、トランジスタ38がオン状態とされる。
それにより、出力トランジスタ53のベースがト
ランジスタ38を通じて接地されて、出力トラン
ジスタ53もオフ状態とされる。
このように、出力トランジスタ50及び53が
ともにオフ状態とされることにより、発電機10
のフイールドコイル11に励磁電流が供給されな
くなり、発電機10の発電動作が停止せしめられ
る。そして、発電機10のバツテリ出力端子14
にはバツテリ20からのレベルVz以上の電圧が
印加され、また、ライン出力端子15及びイグニ
ツシヨン端子16にも、バツテリ20からのレベ
ルVz以上の電圧が、スイツチ26、逆流防止用
ダイオード31及び抵抗32を通じて、及び、イ
グニツシヨン・スイツチ22、ランプ用リレー2
4及び逆流防止用ダイオード25を通じて、
夫々、印加される。
上述の如くにして、発電機10のバツテリ出力
端子14、ライン出力端子15及びイグニツシヨ
ン端子16に印加されるバツテリ20の電圧がレ
ベルVzに達している状態のもとで、例えば、エ
ンジン1がアイドリング運転状態にあるとき、第
3図Aに示される如くに、時点t1で負荷スイツチ
68がオフ状態からオン状態にされたとすると、
バツテリ20から負荷70に電流が供給されて、
バツテリ20の電圧が急激に低下する。その結
果、発電機10のライン出力端子15における電
圧も急激に低下して、第3図Bに示される如く、
抵抗器33及び34から成る分圧回路におけるa
点に得られる電圧VaがレベルVxより低下する。
そのため、ツエナーダイオード35がオフ状態と
され、その結果、トランジスタ37及び38がオ
フ状態とされる。このように、抵抗器33及び3
4から成る分圧回路は、発電機10のライン出力
端子15における電圧の、負荷70の状態変動に
応じた変化を検出する電圧変化検出手段として機
能するものとされている。
トランジスタ38がオフ状態とされることによ
り、出力トランジスタ53がオン状態とされ、そ
れを通じて、発電機10のフイールドコイル11
に電流が流れる。このフイールドコイル11を流
れる電流は、電流制限用抵抗54を通じるものと
されるので、小なるレベルをとるものとされる。
このようにして、発電機10のフイールドコイル
11に小電流が流されることにより、発電機10
が小出力発電動作状態とされる。そして、このと
き発電機10におけるY結線された3個のステー
タコイル12うちの一個に誘起される比較的小な
る振幅を有した交流電圧が、交流電圧端子60か
ら、導線61を通じ、コンデンサ62を介してb
点に供給される。
一方、このとき、トランジスタ37がオフ状態
とされることにより、充放電コンデンサ40に蓄
積された電荷の抵抗器41を通じての放電が開始
され、その結果、第3図Cに示される如くに、発
電機10からの比較的小なる振幅を有した交流電
圧がコンデンサ62を介して重畳されるb点の電
圧Vbが、充放電コンデンサ40の容量値と抵抗
器41の抵抗値とで定められる時定数に従つて次
第に低下していき、充放電コンデンサ40に蓄積
された電荷の放電が完了することにより低下が終
了するものとされる。そして、このb点の電圧
Vbが、トランジスタ44について設定された所
定のレベルVyより低くなるとき、トランジスタ
44がオフ状態とされる。それにより、第3図D
に示される如く、c点の電圧Vcが、b点の電圧
VbがレベルVy以上となるとき高レベルVchをと
り、b点の電圧VbがレベルVyより低くなるとき
零レベルをとるものとされる。このとき、c点に
得られる電圧Vcは、b点の電圧Vbが低下してい
く期間において、発電機10からの比較的小なる
レベルを有した交流電圧の振幅変動に応じて、高
レベルVchと零レベルとを交互にとり、しかも、
高レベルVchをとる期間が徐々に短くされる状態
を経て、継続的に零レベルをとる状態になる。
そして、斯かるc点の電圧Vcの変化により、
トランジスタ46が、c点の電圧Vcが高レベル
Vchをとるときオン状態となり、c点の電圧Vc
が零レベルをとるときオフ状態となるものとされ
る。それによつて、第3図Eに示される如く、d
点の電圧Vdが、トランジスタ46がオン状態と
されるとき零レベルをとり、トランジスタ46が
オフ状態とされるとき高レベルVdhをとるものと
される。このとき、d点に得られる電圧Vdは、
c点の電圧Vcが高レベルVch及び零レベルをと
るに応じて、零レベルと高レベルVdhとを交互に
とり、しかも、零レベルをとる期間が徐々に短く
される状態を経て、継続的に高レベルVdhをとる
状態になる。
このようなd点の電圧Vdの変化により、出力
トランジスタ50が、d点の電圧Vdが零レベル
をとるときオフ状態となり、d点の電圧Vdが高
レベルVdhをとるときオン状態となるものとされ
る。そして、出力トランジスタ50がオン状態と
されるとき、それを通じて発電機10のフイール
ドコイル11に正規のレベルを有した励磁電流が
流され、発電機10が正常出力発電動作状態とさ
れる。従つて、この場合、d点に得られる電圧
Vdが、零レベルと高レベルVdhとを交互にとり、
しかも、零レベルをとる期間が徐々に短くされる
状態を経て、継続的に高レベルVdhをとる状態と
なるに応じて、発電機10が、小出力発電動作状
態と正常出力発電動作状態とを交互にとり、しか
も小出力発電動作状態をとる期間が徐々に短くさ
れる状態を経て、継続的に正常出力発電動作状態
になるものとされる。
発電機10が正常出力発電動作状態をとるもと
においては、発電機10におけるY結線された3
個のステータコイル12うちの一個に誘起される
比較的大なる振幅を有した交流電圧が、交流電圧
端子60から、導線61を通じ、コンデンサ62
を介してb点に供給される。
上述の如くにして、発電機10が、非発電動作
状態から小出力発電動作状態を経て正常出力発電
動作状態へと移行せしめられることにより、第3
図Fにおいて実線で示される如く、エンジン1に
課せられる発電機10の駆動に伴われる負荷トル
クTgは、時点t1以後、比較的緩やかに増大して
いくものとなる。このとき、エンジン回転数が目
標アイドル回転数から変化しようとするが、コン
トロールユニツトにより流量調整弁9の開弁作動
量が変化せしめられて、第3図Gに示される如く
に、エンジン1が発生するトルクTeが、発電機
10の駆動に伴われる負荷トルクTgの増大に応
じて徐々に増大せしめられるので、第3図Hにお
いて実線により示される如く、エンジン回転数N
は、目標アイドル回転数Niからの変動が比較的
小に抑えられるものとされる。
仮に、時点t1において負荷スイツチ68がオフ
状態からオン状態にされたことによるバツテリ2
0の電圧の急激な低下に伴う、発電機10のライ
ン出力端子15の電圧の急激な低下に応じて、直
ちに発電機10の発電動作が開始されるとした場
合には、第3図Fにおいて一点鎖線により示され
る如く、発電機10の駆動に伴なわれる負荷トル
クTg′が時点t1の直後に急激に増大し、トルクシ
ヨツクを発生させる虞があるとともに、コントロ
ールユニツトにより流量調整弁9の開弁作動量が
変化せしめられても、エンジン1における吸入空
気が実際に増量されるまでにある程度の時間が必
要とされるので、エンジン1が発生するトルクが
急激には増大されず、そのため、第3図Hにおい
て一点鎖線により示される如くに、エンジン回転
数N′が目標アイドル回転数Niから大幅に下降し
たものとなる虞がある。
これに対し、上述の如くの電圧レギユレータ3
0による発電機10の発電動作制御が行われるこ
とにより、エンジン1に課せられる発電機10の
駆動に伴われる負荷トルクTgが徐々に増大する
ことになつて、トルクシヨツクの発生及びエンジ
ン回転数の急激な低下が効果的に抑制されること
になる。
また、時点t1における発電機10のライン出力
端子15の電圧の急激な低下に応じて、上述の如
くに発電機10の発電動作制御が行われ、発電機
10が継続的に正常出力発電動作状態をとるもの
とされた後、第3図Aに示される如く、時点t2
おいて負荷スイツチ68がオン状態からオフ状態
に切り換えられると、負荷70に電流が供給され
なくなり、その結果、発電機10のライン出力端
子15における電圧が急激に上昇して、第3図B
に示される如く、抵抗器33及び34から成る分
圧回路におけるa点に得られる電圧Vaが急激に
レベルVx以上に上昇する。そのため、ツエナー
ダイオード35がオン状態とされ、その結果、ト
ランジスタ37及び38が、夫々のベースに電圧
Vaからツエナーダイオード35における電圧降
下分だけ低い電圧が印加されて、オン状態とされ
る。
トランジスタ38がオン状態とされることによ
り、出力トランジスタ53がオフ状態とされ、そ
れを通じて発電機10のフイールドコイル11に
流れていた小電流が遮断される。また、このと
き、トランジスタ37がオン状態とされることに
より、充放電コンデンサ40がトランジスタ37
を流れる電流による充電が開始され、その結果、
第3図Cに示される如くに、発電機10からの比
較的大なる振幅を有した交流電圧がコンデンサ6
2を介して重畳されるb点の電圧Vbが、充放電
コンデンサ40の容量値と抵抗器42の抵抗値等
とで定められる時定数に従つて次第に上昇してい
き、充放電コンデンサ40における充電が完了す
ることにより上昇が終了するものとされる。そし
て、このb点の電圧Vbが、レベルVyに達したと
き、トランジスタ44がオン状態とされる。それ
により、第3図Dに示される如く、c点の電圧
Vcが、b点の電圧VbがレベルVy以下とされて
いるとき零レベルをとり、b点の電圧Vbがレベ
ルVyに達したとき高レベルVchをとるものとさ
れる。このとき、c点に得られる電圧Vcは、b
点の電圧Vbが上昇していく期間に、発電機10
からの比較的大なるレベルを有した交流電圧の振
幅変動に応じて、零レベルと高レベルVchとを交
互にとり、しかも、零レベルをとる期間が徐々に
短くされる状態を経て、継続的に高レベルVchを
とる状態になる。
そして、斯かるc点の電圧Vcの変化により、
トランジスタ46が、c点の電圧Vcが零レベル
をとるときオフ状態となり、c点の電圧Vcが高
レベルVchをとるときオン状態となるものとされ
る。それによつて、第3図Eに示される如く、d
点の電圧Vdが、トランジスタ46がオフ状態と
されるとき高レベルVdhをとり、トランジスタ4
6がオン状態とされるとき零レベルをとるものと
される。このとき、d点に得られる電圧Vdは、
c点の電圧Vcが零レベル及び高レベルVchをと
るに応じて、高レベルVdhと零レベルとを交互に
とり、しかも、高レベルVdhをとる期間が徐々に
短くされる状態を経て、継続的に零レベルVdhを
とる状態になる。
このようなd点の電圧Vdの変化により、出力
トランジスタ50が、d点の電圧Vdが高レベル
Vdhをとるときオン状態となり、d点の電圧Vd
が零レベルをとるときオフ状態となるものとされ
る。そして、出力トランジスタ50がオン状態と
されるとき、それを通じて発電機10のフイール
ドコイル11に正規のレベルを有した励磁電流が
流され、発電機10が通常の発電動作状態とされ
る。従つて、この場合、d点に得られる電圧Vd
が、高レベルVdhと零レベルとを交互にとり、し
かも、高レベルVdhをとる期間が徐々に短くされ
る状態を経て、継続的に零レベルをとる状態とな
るに応じて、発電機10が、正常出力発電動作状
態と非発電動作状態とを交互にとり、しかも正常
出力発電動作状態をとる期間が徐々に短くされる
状態を経て、継続的に非発電動作状態になるもの
とされる。
このため、3図Fにおいて実線で示される如
く、エンジン1に課せられる発電機10の駆動に
伴われる負荷トルクTgは、時点t2以後、比較的
緩やかに減少していくものとなる。このとき、エ
ンジン回転数が目標アイドル回転数から変化しよ
うとするが、コントロールユニツトにより流量調
整弁9の開弁作動量が変化せしめられて、第3図
Gに示される如くに、エンジン1が発生するトル
クTeが、発電機10の駆動に伴われる負荷トル
クTgの減少に応じて徐々に減少せしめられるの
で、第3図Hにおいて実線により示される如く、
エンジン回転数Nは、目標アイドル回転数Niか
らの変動が比較的小に抑えられるものとされる。
仮に、時点t2において負荷スイツチ68がオフ
状態からオン状態にされたことによる発電機10
のライン出力端子15の電圧の急激な低下に応じ
て、直ちに発電機10の発電動作が停止されると
した場合には、第3図Fにおいて一点鎖線により
示される如く、発電機10の駆動に伴なわれる負
荷トルクTg′が時点t2の直後に急激に減少し、ト
ルクシヨツクを発生させる虞があるとともに、コ
ントロールユニツトにより流量調整弁9の開弁作
動量が変化せしめられても、エンジン1が発生す
るトルクが急激には減少せしめられず、そのた
め、第3図Hにおいて一点鎖線により示される如
くに、エンジン回転数N′が目標アイドル回転数
Niから大幅に上昇するものとなる虞がある。
これに対し、上述の如くにして電圧レギユレー
タ30による発電機10の発電動作制御が行われ
ることにより、エンジン1に課せられる発電機1
0の駆動に伴われる負荷トルクTgが徐々に減少
されることになつて、トルクシヨツクの発生及び
エンジン回転数の急激な低下が効果的に抑制され
ることになる。
第4図は、本考案に係る自動車の発電機制御装
置の他の例を、それが適用された発電機及びその
周辺部分とともに示し、この第4図において、第
1図に示される各部に対応する部分は、第1図と
共通の符号が付されて示され、それらについての
重複説明は省略される。
この例が適用された発電機10も、第2図に示
される如くの構成を有するエンジン1に取り付け
られて、そのクランクシヤフト2から得られる回
転力により駆動される。そして、この例は、発電
機10に接続された電圧レギユレータ30′と、
例えば、発電機10におけるロータの回転軸4の
一部分の外周に取り付けられたN磁極とS磁極と
が交互に着磁された回転磁性体80とその近傍に
配されたコイル81により形成される交流電圧発
生部82とを含んで構成されている。
電圧レギユレータ30′においては、一端が接
続点aに接続されたツエナーダイオード35の他
端と接地電位点との間に、充放電コンデンサ40
と抵抗器41とが並列に接続されている。このツ
エナーダイオード35の他端と充放電コンデンサ
40及び抵抗器41の両者との接続点がb点とさ
れ、斯かるb点が抵抗器43を介してトランジス
タ44のベースに接続されている。そして、トラ
ンジスタ44及び46、出力トランジスタ50及
びそれらに対する周囲素子が、第1図に示される
例の場合と同様に接続されている。また、交流電
圧発生部82のコイル81は、その両端が、電圧
レギユレータ30′に設けられた一対の端子83
及び84を通じて、一方がコンデンサ63を介し
てb点に、また、他方が直接に接地電位点に、
夫々接続されるものとされている。
斯かる構成のもとで、エンジン1が作動し、ク
ランクシヤフト2により発電機10におけるロー
タの回転軸4が回転せしめられると、交流電圧発
生部82のコイル81に、交流電圧が誘起され、
その交流電圧がコンデンサ63を通じてb点に供
給される。そして、この例においても、ツエナー
ダイオード35、トランジスタ44及び46、及
び、出力トランジスタ50の夫々についてのオン
状態及びオフ状態をとる動作が、第1図に示され
る例の場合と同様に行われ、a点、b点、c点及
びd点の夫々における電圧Va,Vb,Vc及びVd
が、第5図B,C,D及びEに夫々示される如く
に得られる。その際、第5図Cに示される如く、
b点の電圧Vbは、クランクシヤフト2により発
電機10におけるロータの回転軸4が回転せしめ
られている期間において、常時、交流電圧発生部
82のコイル81からの交流電圧が重畳されるも
のとなされる。
斯かるもとで、負荷スイツチ68が第5図Aに
示される如くに時点t1′及びt2′において切り換え
られるとき、それに伴つて生じる負荷70の状態
変動に起因する、発電機10のライン出力端子1
5の電圧の急激な低下及び上昇の夫々に応じて、
発電機10の発電動作制御が、第1図に示される
例の場合と同様に行われる。それにより、エンジ
ン1に課せられる発電機10の駆動に伴われる負
荷トルクTg、エンジン1が発生するトルクTe及
びエンジン回転数Nが、第5図F,G及びHに
夫々示される如くのものとされ、第1図に示され
る例の場合と同様な作用効果が得られる。
なお、上述された例においては、何れの場合に
も、発電機10のライン出力端子15の電圧の急
激な上昇に応じて、発電機10におけるフイール
ドコイル11に正規のレベル有した励磁電流が所
定の期間継続的に供給される状態がとられた後、
フイールドコイル11に対する正規のレベル有し
た励磁電流の供給が継続的に停止されるようにな
されているが、本考案に係る発電機制御装置は、
フイールドコイル11に対する正規のレベル有し
た励磁電流の供給が継続的に停止されるものとな
されるに代えて、フイールドコイル11に小レベ
ルに制限された励磁電流が継続的に供給されるも
のとなされてもよい。
(考案の効果) 以上の説明から明らかな如く、本考案に係る自
動車の発電機制御装置によれば、発電機に対する
負荷の急激な状態変動が生じた場合に、所定の交
流電圧が用いられて、発電機に対する励磁電流の
供給を所定の期間断続的に行つた後継続的に行う
状態、あるいは、発電機に対する励磁電流の供給
を所定の期間断続的に行つた後停止あるいは制限
する状態がとられて、発電機に対する発電動作制
御が行われ、それにより、発電機を駆動するエン
ジンに課せられるトルク負荷が徐々に増大もしく
は減少せしめられることになり、その結果、自動
車が受けるトルクシヨツクが軽減され、また、エ
ンジン回転数の不所望な変動が抑制される。そし
て、斯かる発電動作制御に用いられる交流電圧
は、例えば、発電機に付設される電圧レギユレー
タに組み込まれるものとされる高価な交流電圧発
生回路等が使用されることなく、発電機から直接
的に得られるもの、もしくは、エンジンにより駆
動される交流電圧発生手段から得られるものとさ
れるので、比較的安価に得られる構成をもつて上
述の発電動作制御を行うことができることにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車の発電機制御装置
の一例をそれが適用された発電機とともに示す構
成図、第2図は第1図に示される発電機をそれが
付設されたエンジンとともに示す概略構成図、第
3図は第1図に示される例の動作説明に供される
タイムチヤート、第4図は本考案に係る自動車の
発電機制御装置の他の例をそれが適用された発電
機とともに示す構成図、第5図は第4図に示され
る例の動作説明に供されるタイムチヤートであ
る。 図中、1はエンジン、10は発電機、11はフ
イールドコイル、12はステータコイル、20は
バツテリ、30及び30′は電圧レギユレータ、
33及び34は抵抗器、35はツエナーダイオー
ド、37,38,44及び46はトランジスタ、
40は充放電コンデンサ、50及び52は出力ト
ランジスタ、62はコンデンサ、82は交流電圧
発生部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車に搭載されたエンジンにより駆動されて
    負荷に電力供給を行う発電機の出力端子におけ
    る、上記負荷の状態変動に応じた電圧の変化を検
    出する電圧変化検出手段と、該電圧変化検出手段
    により検出された上記発電機の出力端子における
    電圧の変化に応じて、上記発電機に供給される励
    磁電流を制御し、上記発電機における発電動作の
    制御を行う発電動作制御手段と、上記電圧検出手
    段により、上記発電機の出力端子における電圧の
    比較的急激な減少もしくは増加が検出されたと
    き、上記発電機から得られる交流電圧もしくは上
    記エンジンにより駆動される交流電圧発生手段か
    ら得られる交流電圧を用いて、上記発電動作制御
    手段に、上記発電機に対する励磁電流の供給を、
    所定の期間断続的に行つた後停止もしくは制限す
    る状態、あるいは、所定の期間断続的に行つた後
    継続的に行う状態をとらせる制御を行う励磁電流
    供給制御手段と、を具備して構成される自動車の
    発電機制御装置。
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