JPH0542532A - 成形材料の混合装置 - Google Patents

成形材料の混合装置

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Publication number
JPH0542532A
JPH0542532A JP20311991A JP20311991A JPH0542532A JP H0542532 A JPH0542532 A JP H0542532A JP 20311991 A JP20311991 A JP 20311991A JP 20311991 A JP20311991 A JP 20311991A JP H0542532 A JPH0542532 A JP H0542532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mixing
molding material
liquid
screw blade
mixing cylinder
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20311991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Saiki
吉則 斉木
Shigeki Yasuhara
茂樹 安原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP20311991A priority Critical patent/JPH0542532A/ja
Publication of JPH0542532A publication Critical patent/JPH0542532A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形材料の付着や繊維の絡みつきのおそれな
く、連続工法で成形材料に液を添加して混合できるよう
にする。 【構成】 導入口1と排出口2を設けた混合シリンダー
3内にその前後方向に回転軸4を設ける。回転軸4の後
部の外周にスクリュー羽根5を設けると共に回転軸4の
先部の外周に多数本の混合ピン6を突出させて設ける。
混合シリンダー3内に液を添加する液打ちノズル7をス
クリュー羽根5を設けた部分と混合ピン6を設けた部分
との間の位置において混合シリンダー3に取り付ける。
スクリュー羽根5で成形材料を送りつつ混合ピン6で混
合をおこなうことができ、混合を連続工法でおこなえ
る。また液の添加はスクリュー羽根5と混合ピン6との
間の位置でなされ、成形材料がスクリュー羽根5に付着
したり、混合ピン6に繊維が絡みついたりしなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形材料の繊維を含む
粉体に液を添加して混合するために用いられる成形材料
の混合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フェノール樹脂成形材料など成形材料を
調製するにあたっては、樹脂の粉体にガラス繊維等の無
機質繊維を30〜70重量%程度配合すると共に溶剤な
どの液体を添加し、これを混合することによっておこな
われている。そしてこのように繊維質を含む粉体に液体
を添加して混合するに際しては、混合槽に粉体や繊維を
仕込むと共に液体を添加して混合するというバッチ方式
でおこなうのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなバ
ッチ方式で混合をおこなうと、前後の連続工程との間の
定量供給を確保するために前後設備が別途必要になって
コストや設備スペース、制御等の種々の問題が生じるお
それがある。このために、混合を連続的におなことがで
きるピンミキサーや平板パドル式連続ミキサー、ショベ
ル式連続ミキサーなどが各種検討されているが、繊維が
ピンに絡み付いたり、攪拌羽根に成形材料の付着物が付
着したりするなどの問題があり、実用化は困難であっ
た。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、成形材料の付着や繊維の絡みつきのおそれなく連
続工法で液を添加して混合をおこなうことができる成形
材料の混合装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る成形材料の
混合装置は、後部に導入口1を先部に排出口2を設けた
混合シリンダー3内にその前後方向に回転軸4を設け、
回転軸4の後部の外周にスクリュー羽根5を設けると共
に回転軸4の先部の外周に多数本の混合ピン6を突出さ
せて設け、混合シリンダー3内に液を添加する液打ちノ
ズル7をスクリュー羽根5を設けた部分と混合ピン6を
設けた部分との間の位置において混合シリンダー3に取
り付けて成ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】回転軸4の後部の外周に設けたスクリュー羽根
5で成形材料を導入口1から排出口2へと混合シリンダ
ー3内を搬送しつつ、回転軸4の先部の外周に多数本の
設けた混合ピン6で混合をおこなうことができ、混合を
連続工法でおこなうことができる。また混合シリンダー
3内に液を添加する液打ちノズル7をスクリュー羽根5
を設けた部分と混合ピン6を設けた部分との間の位置に
おいて混合シリンダー3に取り付けることによって、成
形材料がスクリュー羽根5に付着したり、混合ピン6に
繊維が絡みついたりすることなく液を添加して混合する
ことができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。混合
シリンダー3は前端の開口と後端の開口をエンド板10
a,10bで閉塞した円筒体で作成されるものであり、
その後端部の上部には導入口1が、前端部の下部には排
出口2がそれぞれ設けてある。また混合シリンダー3内
にはその中心を通るように回転軸4が配設してあって、
回転軸4の先端と後端部はそれぞれエンド板10a,1
0bに回転自在に通して支持するようにしてあり、回転
軸4の後端は電動機等に接続してある。この回転軸4の
後部の外周にはスパイラル板状に形成されるスクリュー
羽根5が取り付けてあり、また回転軸4の前部の外周に
は丸棒で形成される多数の混合ピン6が突設してある。
混合ピン6は回転軸4から放射状に突出するように設け
られるものであり、スパイラルの軌跡に沿って配置する
ことによって混合ピン6によっても成形材料を前方に送
る力が働くようにするのが好ましい。そして図1(a)
に示すように、スクリュー羽根5を設けた部分と混合ピ
ン6を設けた部分との境界の部分に対応する位置におい
て、混合シリンダー3の上部には液打ちノズル7が取り
付けてある。この液打ちノズル7は先端にノズル口を設
けて形成されるものであり、先端が混合シリンダー3の
内面から若干突出するように混合シリンダー3を貫通さ
せて取り付けるようにしてある。液打ちノズル7の混合
シリンダー3の内面からの突出寸法は10mm以下に設
定するのが好ましい。
【0008】ここで上記装置の寸法は、混合シリンダー
3の内径をDとすると、D=150mm程度に設定する
のが好ましく、また液打ちノズル7のセンターから排出
口2のセンターまでの距離L1 =2.8×D、端部の混
合ピン6のセンターから排出口2のセンターまでの距離
2 =2.7×D、スクリュー羽根5の終端から排出口
2のセンターまでの距離L3 =2.9×D、導入口1の
センターから排出口2のセンターまでの距離L4 =4.
3×D、混合ピン6の先端の回転軌跡の直径d=0.9
6×D程度に設定するのが好ましい。L2 は液打ちノズ
ル7から添加される液の分散状態によって決定されるも
のであり、L2 が長くなると繊維のほぐれが発生する。
【0009】しかして上記装置を用いてフェノール樹脂
成形材料などの成形材料を混合して調製するにあたって
は、回転軸4を7m/s程度の速度で回転しつつ、導入
口1から例えば、樹脂粉末が20〜30重量部、ガラス
繊維等の繊維を40〜60重量部投入して混合シリンダ
ー3内に供給する。本発明に係る装置では軟化点が60
〜75℃程度の低軟化樹脂の成形材料を混合することが
できる。ここで、図1(b)に示すように、導入口1は
そのセンターが混合シリンダー3の中心から位置ずれす
るように設けてあり、導入口1からの材料がスクリュー
羽根5に食い込まれ易くなるようにしてある。混合シリ
ンダー3に導入された材料はスクリュー羽根5による押
し出し作用で混合シリンダー3内を送られて排出口2へ
と搬送されるものであり、混合ピン6による分散混合作
用で混合することができる。そして材料がスクリュー羽
根5の部分から混合ピン6の部分に移動する際に、液打
ちノズル7からスプレー等されるメタノールやスチレン
等の液が材料に添加される。この液は材料に2〜5%程
度の量で添加されるものであり、液が添加された材料は
混合ピン6による混合作用で成形材料に混合されると共
に分散され、連続的に排出口2から排出されるものであ
る。このように液打ちノズル7から液を添加するにあた
って、液の添加をスクリュー羽根5を設けた部分におい
ておこなうと、液によってスクリュー羽根5が濡れて粉
体がスクリュー羽根の表面に付着し、成形材料がスクリ
ュー羽根の表面で硬化したりするおそれがあり、また液
の添加を混合ピン6を設けた部分においておこなうと、
成形材料の液の添加された部分がだんご状になって特に
その繊維が混合ピン6に絡みつき、成形材料を排出口2
へと送り出すことが困難になるおそれがある。このため
に、本発明ではスクリュー羽根5を設けた部分と混合ピ
ン6を設けた部分との境界の部分に対応する位置におい
て液打ちノズル7を設け、スクリュー羽根5と混合ピン
6の間の箇所で液を成形材料に添加するようにしている
のである。
【0010】また、液打ちノズル7はその先端を混合シ
リンダー3の内面から突出させてあるために、液打ちノ
ズル7から添加される液が混合シリンダー3の内面に付
着することを防ぐことができ、混合シリンダー3の内面
への液の付着に伴う成形材料の付着を防止することがで
きるものである。この液打ちノズル7の混合シリンダー
3の内面からの突出長が長いと、混合シリンダー3内の
成形材料の流れが悪くなって滞留時間が長くなるため
に、成形材料の一部に硬化が発生したりする問題が生じ
る。このために、混合シリンダー3の内面からの液打ち
ノズル7の突出長は10mm以下に設定するのが好まし
い。
【0011】
【発明の効果】上記のように本発明は、後部に導入口を
先部に排出口を設けた混合シリンダー内にその前後方向
に回転軸を設け、回転軸の後部の外周にスクリュー羽根
を設けると共に回転軸の先部の外周に多数本の混合ピン
を突出させて設け、混合シリンダー内に液を添加する液
打ちノズルをスクリュー羽根を設けた部分と混合ピンを
設けた部分との間の位置において混合シリンダーに取り
付けるようにしたので、回転軸の後部に設けたスクリュ
ー羽根で成形材料を導入口から排出口へと混合シリンダ
ー内を搬送しつつ、回転軸の先部に設けた混合ピンで混
合をおこなうことができ、混合を連続工法でおこなうこ
とができるものであり、また液打ちノズルからの液の添
加はスクリュー羽根を設けた部分と混合ピンを設けた部
分との間の位置においてなされ、成形材料がスクリュー
羽根に付着したり、混合ピンに繊維が絡みついたりする
ことなく液を添加して混合することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、(a)は
正面断面図、(b)は側面断面図である。
【符号の説明】
1 導入口 2 排出口 3 混合シリンダー 4 回転軸 5 スクリュー羽根 6 混合ピン 7 液打ちノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後部に導入口を先部に排出口を設けた混
    合シリンダー内にその前後方向に回転軸を設け、回転軸
    の後部の外周にスクリュー羽根を設けると共に回転軸の
    先部の外周に多数本の混合ピンを突出させて設け、混合
    シリンダー内に液を添加する液打ちノズルをスクリュー
    羽根を設けた部分と混合ピンを設けた部分との間の位置
    において混合シリンダーに取り付けて成ることを特徴と
    する成形材料の混合装置。
  2. 【請求項2】 液打ちノズルの先端を混合シリンダーの
    内面から10mm以下の突出長で内方へ突出させること
    を特徴とする請求項1に記載の成形材料の混合装置。
JP20311991A 1991-08-14 1991-08-14 成形材料の混合装置 Withdrawn JPH0542532A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20311991A JPH0542532A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 成形材料の混合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20311991A JPH0542532A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 成形材料の混合装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0542532A true JPH0542532A (ja) 1993-02-23

Family

ID=16468719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20311991A Withdrawn JPH0542532A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 成形材料の混合装置

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JP (1) JPH0542532A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1084808A1 (en) * 1999-09-16 2001-03-21 The Japan Steel Works, Ltd. Continuous mixing feeder
EP1417998A1 (de) * 2002-11-08 2004-05-12 BUSS SMS GmbH Verfahrenstechnik Mischvorrichtung

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1084808A1 (en) * 1999-09-16 2001-03-21 The Japan Steel Works, Ltd. Continuous mixing feeder
EP1417998A1 (de) * 2002-11-08 2004-05-12 BUSS SMS GmbH Verfahrenstechnik Mischvorrichtung
WO2004041420A1 (de) * 2002-11-08 2004-05-21 Buss-Sms-Canzler Gmbh Mischvorrichtung

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981112