JPH0541692Y2 - - Google Patents

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JPH0541692Y2
JPH0541692Y2 JP12567088U JP12567088U JPH0541692Y2 JP H0541692 Y2 JPH0541692 Y2 JP H0541692Y2 JP 12567088 U JP12567088 U JP 12567088U JP 12567088 U JP12567088 U JP 12567088U JP H0541692 Y2 JPH0541692 Y2 JP H0541692Y2
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lid
support plate
grinding tool
dental grinding
container body
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、蓋体が箱状の容器本体との枢着部を
中心として所定角度だけ開かれるとその内部に収
納されているダイヤモンドポイントやカーバイド
バーなどの刃先部を有している歯科用研削具のシ
ヤンク部を支持している支持板がそれ以降は蓋体
と共に蓋体の開き方向に回転せしめられて容器本
体内から突出してきて収納されている歯科用研削
具を容易に取り出すことが出来、また蓋体が閉鎖
された状態では歯科用研削具の刃先部とは離れた
シヤンク部を挟持して刃先部が損傷しないように
保持しておくことが出来る歯科用研削具用収納容
器に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に歯科治療において歯牙の研削を行う場合
には、寸法、形状、材質などがそれぞれ異なつて
いるダイヤモンドポイントやカーバイドバーなど
から成る歯科用研削具の中からその治療内容に合
つたものを選定し、その歯科用研削具を歯科用ハ
ンドピースに取り付けて使用している。
この歯科用研削具が収納されている従来の容器
は、歯科用研削具のシヤンク部については歯科用
ハンドピースのチヤツク部に規格が存在する関係
からその直径はほぼ一定であつて問題はないが、
その長さや刃先部の大きさなどはまちまちである
がために定まつた形状の容器とすることが出来
ず、その結果歯科用研削具をその収納容器内に収
納して運搬すると歯科用研削具同士が収納容器内
で接触して刃先部が損傷したり、歯科用研削具の
刃先部が収納容器の内壁に衝突して刃先部が損傷
したりする問題点があつた。
かかる問題点を解決した歯科用研削具収納容器
として、容器底部に歯科用研削具のシヤンク部が
差し込まれる孔が穿設されており蓋部の内面には
スポンジなどの緩衝材が装着されていて容器底部
の孔に歯科用研削具のシヤンク部を差し込んでか
ら蓋部で蓋をすると歯科用研削具の刃先部は蓋部
の内面の緩衝材により保持されて歯科用研削具の
刃先部を損傷させることなく運搬出来る構造のも
のも存在するが、この容器は歯科用研削具をその
両端で保持する構造のものであるため、歯科用研
削具の長さが異なると収納することが出来ず、特
に長さの異なる複数本の歯科用研削具を収納する
ことが出来ないため、単に歯科用研削具を1本づ
つ販売するだけの包装容器として使用されるだけ
であつて、購入した歯科用研削具をその容器から
取り出した後は廃棄されるだけの非常に不経済な
ものであつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、非常に精密な加工を施した刃先部を
有しているためにその刃先部が運搬中などに他の
物体と接触することがないように確実に保持され
ていることが要求され、またそのシヤンク部の直
径はほぼ1.6mmと非常に細く指がかかり難いため
に出し入れが容易でなく、しかもその長さや形状
などが相違した種々の製品が存在する歯科用研削
具を、蓋体が閉鎖されている場合には移動し得な
いように確実に保持しておくことが出来ると共
に、蓋体を開くと容器本体内に収納されていた歯
科用研削具が容器本体内から突出して来て取り出
し易い状態とすることが出来る使用に便利な歯科
用研削具用収納容器を提供することを課題とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案者らはかかる課題を解決すべく種々検討
した結果、硬質素材から成り少なくとも上部が開
口されている箱状の容器本体の一端に枢着側の中
央部が切欠されている蓋体が開閉自在に枢着され
ていて、歯科用研削具のシヤンク部を挿入し得る
大きさの溝部がその上面に設けられている支持板
が蓋体の前記切欠部両端に回転自在に装着されて
蓋体と容器本体の底部との間に位置する構造と
し、蓋体と支持板との装着部のいずれか一方に突
起部を設けると共に他方にその突起部が挿入され
る凹部を設けてこの凹部が蓋体が所定角度だけ開
かれると突起部と係合して前記支持板が蓋体の開
き方向に回転せしめられる形状に形成すれば蓋体
を所定角度以上開けることにより支持板の溝部に
挿入されている歯科用研削具を出し入れし易い位
置まで支持板を回転せしめることが出来、蓋体の
内側に蓋体が閉鎖された際に支持板の溝部との間
で歯科用研削具のシヤンク部を挟持するための弾
性体を固着させておくことにより蓋体が閉鎖され
た状態では歯科用研削具は確実に保持されて移動
し得ないために刃先部が損傷することがない歯科
用研削具用収納容器とすることが出来ることを究
明して本考案を完成したのである。
以下、図面により本考案に係る歯科用研削具用
収納容器を詳細に説明する。
第1図は本考案に係る歯科用研削具用収納容器
の1実施例を示す斜視図、第2図は第1図におけ
る容器本体を示す斜視図、第3図は第1図におけ
る蓋体を示す斜視図、第4図は第1図における支
持板を示す斜視図、第5図は第1図におけるA−
A線拡大断面図、第6図は第1図において蓋体を
開いた状態を示す斜視図、第7図は第6図におけ
るB−B線拡大断面図である。
図面中、1は例えば硬質プラスチツクの如き硬
質素材から成り少なくとも上部が開口されている
箱状の容器本体、2は容器本体1の一端に開閉自
在に枢着されている蓋体であつて容器本体1の一
端に枢着されている枢着側の中央部が切欠されて
いる。この蓋体2は透明な素材で構成されている
と収納されている歯科用研削具がどのような形状
のものであるかを蓋体2を開けることなく確認出
来て好ましい。3は歯科用研削具のシヤンク部を
挿入し得る大きさの溝部3aがその上面に設けら
れている支持板であり、好ましくはこの溝部3a
に連続して蓋体2の容器本体1への枢着側に歯科
用研削具のシヤンク部を挿入し得る大きさの孔部
3bが穿設されており、この支持板3は蓋体2と
容器本体1の底部1aとの間に位置していて蓋体
2の容器本体1の一端への枢着側中央部の切欠部
両端にその端部が回転自在に装着されている。4
は蓋体2が閉鎖された際に支持板3の溝部3aと
の間で歯科用研削具のシヤンク部を挟持するため
に蓋体2の内側に固着されている弾性体であり、
この弾性体4としてはシリコーンゴムの如き弾性
が大きく且つ摩擦係数の大きな素材が好ましく用
いられる。5は蓋体2の回転軌跡上の容器本体1
の内側に突設されており蓋体2が閉鎖された状態
を維持するために蓋体2が閉鎖されると蓋体2と
係合して蓋体2の開口を防止する蓋止め部であ
り、この蓋止め部5は図示した実施例の如く容器
本体1と蓋体2との枢着部から離れた位置に設け
られていることが好ましい。6は蓋体2の回転軌
跡上の容器本体1に設けられていて蓋体2の開き
過ぎを防止せしめるストツパである。7は蓋体2
と支持板3との装着部のいずれか一方に設けられ
ている突起部であり、この突起部7は蓋体2と支
持板3との両側の装着部に設けられている必要は
無く、図示した実施例の如く片側の装着部に設け
られていれば良い。8は突起部7が設けられてい
ない他方の蓋体2と支持板3との装着部に設けら
れており突起部7が挿入されると共に蓋体2が所
定角度だけ開かれると突起部7と係合して支持板
3を蓋体2の開き方向に回転せしめる形状に成形
されている凹部である。このように蓋体2と支持
板3との装着部に突起部7と凹部8とを設けるに
当つて、突起部7の先端が凹部8の面を摺動しな
がら回転するように構成しておくと、蓋体2を開
いた際に支持板3が蓋体2とあたかも一体を成し
ているのと同様な状態となるので、容器本体1の
底部1aが蓋体2と支持板3との装着部を下方に
して傾斜した状態となつても支持板3が蓋体2側
にその自重により回転して支持板3に支持されて
いる歯科用研削具が支持板3上から脱落するのを
防止出来て好ましいが、このような摺動部分が蓋
体2と支持板3との装着部に設けられていると蓋
体2を開き始める初期から蓋体2と支持板3とが
一体を成して回転してしまつて突起部7と凹部8
とを設けた効果が失われてしまうので、このよう
な場合には蓋体2が閉じられた際に支持板3と摺
動するための突出部分を容器本体1に設けておく
ことが必要になる。
〔作用〕
上述した構造の本考案に係る歯科用研削具用収
納容器は、蓋体2が容器本体1に閉鎖された状態
では支持板3の溝部3aに挿入されている歯科用
研削具のシヤンク部が支持板3の溝部3aとの間
で蓋体2の内側に固着されている弾性体4により
挟持されているために歯科用研削具は容器本体1
に確実に保持されていて容器本体1内で移動する
ことはないのである。そしてこの歯科用研削具の
保持は、容器本体1に蓋止め部5が設けられてい
る場合には蓋止め部5と蓋体2との係合が外され
ない限り確実に維持されるのであり、この蓋止め
部5が容器本体1に設けられていない場合には蓋
体2を開く必要が生じるまでは輪ゴムや粘着テー
プなどで容器本体1に蓋体2を確実に固定せしめ
ておけば容器本体1に蓋止め部5が設けられてい
る場合と同様に維持されるのである。
そして、かかる蓋体2の容器本体1への閉鎖状
態から蓋体2が開き方向に回転せしめられると、
蓋体2が所定角度だけ回転する間は歯科用研削具
を支持している支持板3は全く回転せしめられる
ことなく初期の位置に留まつており、蓋体2が所
定角度を越えて回転すると蓋体2と支持板3との
装着部の一方に設けられている突起部7が蓋体2
と支持板3との装着部の他方に設けられている凹
部8と係合して支持板3が蓋体2の開き方向に蓋
体2と一体をなして回転せしめられて支持板3が
容器本体1内から突出した状態となり、支持板3
に支持されている歯科用研削具が出し入れし易い
位置に位置せしめられるのである。この際、突起
部7は蓋体2と支持板3との装着部に設けられて
いる凹部8と係合する構造であるため露出してい
ないから、容器本体1の底部1aなどに当接する
ことがないので突起部7が損傷するような弊害が
生じないため耐久性に富んでいるのである。
更に、容器本体1に蓋体2の開き過ぎを防止す
るストツパ6が設けられていると、支持板3の過
回転を防止することができるため、支持板3に設
けられている溝部3aに挿入されている歯科用研
削具のシヤンク部が支持板3の溝部3aから脱落
することが防止出来るのであり、この場合支持板
3の溝部3aに連続して蓋体2の容器本体1への
枢着側に歯科用研削具のシヤンク部を挿入し得る
大きさの孔部3bが穿設されていれば歯科用研削
具のシヤンク部が支持板3の溝部3aから脱落す
るに至り角度が孔部3bが穿設されていない場合
に比べてより大きく出来て好ましいのである。
〔考案の効果〕
以上詳述した如き本考案に係る歯科用研削具用
収納容器は、容器本体と蓋体と支持板とから成る
簡単な構造であるので安価に製造できると共に容
易に組立てることが出来、蓋体を閉鎖した状態で
は支持板の溝部に挿入されている歯科用研削具の
シヤンク部が支持板の溝部との間で蓋体の内側に
固着されている弾性体により挟持されているため
に刃先部の形状や長さに関係無く歯科用研削具は
容器本体に確実に保持されていて容器本体内で移
動することはないのである。
そして蓋体を所定角度以上開いた状態にせしめ
ると、支持板が蓋体と共に回転せしめられて歯科
用研削具を容器外に突出せしめることが出来るの
で歯科用研削具の出し入れを容易に行うことが出
来るのである。また蓋体と支持板との装着部にお
いて突起部と凹部とが係合して支持板が回転せし
められる構造となつていて突起部が露出していな
いために突起部が損傷することがないばかりか、
蓋体を開いたときスツキリとしていて外観を損う
ことがないのである。そして容器本体に蓋止め部
が設けられている場合には前記した支持板の溝部
と蓋体の内側に固着されている弾性体とによる歯
科用研削具のシヤンク部の挟持による保持が運搬
中などに開放されて歯科用研削具の刃先部が損傷
する心配を無くすことが出来るのであり、更に容
器本体にストツパが設けられている場合には蓋体
を完全に開いた状態で支持板を一定の位置にせし
めることができるので支持板の過回転により歯科
用研削具が支持板から脱落することを防止出来る
のである。
このように種々の利点を有している本考案に係
る歯科用研削具用収納容器の実用的価値は非常に
大きなものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る歯科用研削具用収納容器
の1実施例を示す斜視図、第2図は第1図におけ
る容器本体を示す斜視図、第3図は第1図におけ
る蓋体を示す斜視図、第4図は第1図における支
持板を示す斜視図、第5図は第1図におけるA−
A線拡大断面図、第6図は第1図において蓋体を
開いた状態を示す斜視図、第7図は第6図におけ
るB−B線拡大断面図である。 図面中、1……容器本体、1a……底部、2…
…蓋体、3……支持板、3a……溝部、3b……
孔部、4……弾性体、5……蓋止め部、6……ス
トツパ、7……突起部、8……凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 硬質素材から成り少なくとも上部が開口され
    ている箱状の容器本体1の一端に枢着側の中央
    部が切欠されている蓋体2が開閉自在に枢着さ
    れていて、歯科用研削具のシヤンク部を挿入し
    得る大きさの溝部3aがその上面に設けられて
    いる支持板3が蓋体2の前記切欠部両端に回転
    自在に装着されて蓋体2と容器本体の底部1a
    との間に位置せしめられており、この蓋体2と
    支持板3との装着部のいずれか一方に突起部7
    が設けられていると共に他方にその突起部7が
    挿入される凹部8が設けられていて、この凹部
    8は蓋体2が所定角度だけ開かれると突起部7
    と係合して支持板3を蓋体2の開き方向に回転
    せしめる形状に形成されており、蓋体2の内側
    には蓋体2が閉鎖された際に支持板3の前記溝
    部3aとで歯科用研削具のシヤンク部を挟持す
    るための弾性体4が固着されていることを特徴
    とする歯科用研削具用収納容器。 2 支持板3の溝部3aに連続して蓋体2の容器
    本体1への枢着側に歯科用研削具のシヤンク部
    を挿入し得る大きさの孔部3bが穿設されてい
    る請求項1に記載の歯科用研削具用収納容器。 3 容器本体1に蓋体2の開口を防止する蓋止め
    部5が設けられている請求項1又は2に記載の
    歯科用研削具用収納容器。 4 蓋体2の回転軌跡上の容器本体1の内面に蓋
    体2の開き過ぎを防止せしめるストツパ6が設
    けられている請求項1から3までのいずれか1
    項に記載の歯科用研削具用収納容器。
JP12567088U 1988-09-28 1988-09-28 Expired - Lifetime JPH0541692Y2 (ja)

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JPH0249511U JPH0249511U (ja) 1990-04-06
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JPH0249511U (ja) 1990-04-06

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