JPH0541678Y2 - - Google Patents

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JPH0541678Y2
JPH0541678Y2 JP16385986U JP16385986U JPH0541678Y2 JP H0541678 Y2 JPH0541678 Y2 JP H0541678Y2 JP 16385986 U JP16385986 U JP 16385986U JP 16385986 U JP16385986 U JP 16385986U JP H0541678 Y2 JPH0541678 Y2 JP H0541678Y2
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JP
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side wall
rotating disk
bed
gap
cylindrical side
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JP16385986U
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JPS6368800U (ja
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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は回転円盤固体培養装置に関するもので
あつて、回転円盤床上に堆積された原料の一部が
その円盤床外周から洩れ出るのを防止することを
目的とするものである。
【従来の技術】
従来の回転円盤固体培養装置においては、円筒
状の側壁の内面に密接摺動する円盤床を設けたも
のが通常であつた。そして、その密接摺動する摺
動部の密接調節手段としては、円筒状側壁の円周
上に一定間隔で調節ねじを設けることが採られて
いた。しかし、この手段によるものは、各調節ね
じ間で円筒状側壁がふくらみを生じて回転円盤床
との間に隙間を形成し、その隙間から原料が脱落
するとか、また、調節ねじによる円筒状側壁の円
盤床の周端面への弾圧力が強すぎると、円筒状側
壁内面の摩耗損傷を招く、というような欠点を有
していた。 そして、その欠点を解消するために提案された
ものが、実公昭60−10395号にみられる回転円盤
の資料落下防止装置である。この装置は第4図の
回転円盤床20と円周状側壁21との接触摺動部
分付近の縦断面図に示す構造である。すなわち、
回転円盤床20上面の外周部に立上り縁22を形
成し、この立上り縁22の内周部において円筒状
側壁21の下部が接触摺動するようにした構造で
ある。 このような構造にして上記実公昭60−10395号
の装置は、たとえ、円筒状側壁21が内部に堆積
した原料により外方へ拡張するような圧力を受け
ても、立上り縁22によりその拡張を防ぎ、ま
た、回転円盤床20と円筒状側壁21との間に間
隙を形成して、円筒状側壁21から原料が洩れ出
ることがあつても、立上り縁22により回転円盤
床20から脱落することがないようにすることを
目的としたものであつた。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の目的は達せられたものの、次の
ような難点を有していたのである。 すなわち、原料が堆積された回転円盤床を回転
することにより、立上り縁22と円筒状側壁21
の接触摺動面間に形成される隙間に原料が侵入
し、これが蓄積し、固化して掃除が困難となる。
また、原料の排出後に第4図中に示すように、円
筒状側壁21と円盤床20とのコーナー部にあつ
た原料が側壁の内面に沿つて未排出物23として
残存し、完全な原料の排出が不可能である。
【課題を解決するための手段】
そこで上記のような従来技術の問題点を解決す
るために、円筒状側壁1とこの側壁1よりやや大
きい回転円盤床2とからなり、その回転円盤床2
の上面と前記側壁1の下端縁との間に隙間4を形
成すると共に、前記側壁下端縁の内周面に回転円
盤床2上面に当接し、かつ内方へ曲折して前記隙
間4を覆う帯状弾性板3を取付けて回転円盤外周
からの原料漏れを防止するようにしてなることを
特徴とする回転円盤固体培養装置を開発したので
ある。
【作用】
このように、回転円盤床2の上面と円筒状側壁
1の下端縁との間に隙間4を形成しているから円
盤床2が上下に振れて回転したとしても、側壁1
の下端縁が円盤床2の上面に接触することがな
く、摩耗による円盤床2の損傷がない。また、前
記隙間4を帯状弾性板3で、この弾性板3が円盤
床2の上面に当接すると共に、内方へ向つて曲折
した状態で覆つているから、側壁1と円盤床2と
の隙間4を完全に塞いで密閉状態にし、かつ、円
盤床2上の原料が堆積した自重による外方への圧
力を、弾性板3に与えても、原料を外部に洩らす
ことがない。更に、帯状弾性板3は側壁部分に取
付けたものであり、第3図に示すように排出口1
1では欠如しているために原料の排出を完全に行
なうことができる。
【実施例】
以下図面によつて本考案の実施例を詳細に説明
する。 第1図は本考案の実施例である回転円盤製麹装
置の縦断面図、第2図は第1図中A部拡大断面図
であり、第3図は排出口付近の平面図である。 第1図に示す回転円盤製麹装置において、符号
1は円筒状の側壁であり、この側壁1の下方に隙
間4を有して多数の通気孔5を有した回転円盤床
2を設けている。これら円筒状側壁1と回転円盤
床2とは同心円状であり、円盤床2が側壁1より
やや大径である。そして、製麹室はその回転円盤
床2により上室2と下室7とに区分されている。 この製麹装置内における温湿風の流れを説明す
ると次の通りである。 空調機8により適当な温度と湿度の空気は送風
ダクト9から下室7に送られ、円盤床2の多数の
通気孔5と、この上に堆積された原料(麹基質)
を通過して上室6に達する。そして、上室6に達
した空気は戻りダクト10に吸込まれて、再度空
調機8に至り、ここで空調されて送風ダクト9か
ら下室7へ送り込まれて循環するのである。 ここで、第2図により本考案の特徴を説明す
る。 本考案の回転円盤固体培養装置は、円筒状側壁
1とこの円筒状側壁1よりやや大きい回転円盤床
2とからなり、この回転円盤床2の上面と前記側
壁1の下端縁との間に隙間4を形成すると共に、
前記側壁下端縁の内周面に回転円盤床2上面に当
接し、かつ、内方へ曲折して前記隙間4を覆う帯
状弾性板3を取付けて回転円盤外周からの原料漏
れを防止するようにしてなる点に特徴を有してい
る。この帯状弾性板3は第3図で明らかなよう
に、原料の排出口11部分を除いて、側壁1の内
周全体に一定間隔をおいて打込まれた多数のねじ
12で取付けられている。そして、円盤床2の内
方へ向つての曲折状態は、弾性体であるから、円
弧を描くように湾曲した状態である。なお、第3
図中の仮想線で示した部材は原料の搬出のための
スクリユー13である。 本考案に用いる帯状弾性板3の材質としては、
軟質なナイロン樹脂や耐摩耗性ゴム等が好適であ
るが、これに限定するものではない。
【考案の効果】
以上詳述したように本考案の回転円盤固体培養
装置は次のように多くの有益な効果を奏するもの
である。 円盤床上に堆積した原料の自重により円筒状
側壁に対して外方への圧力が加わつても、その
側壁外部へ原料が洩れることがない。 原料の排出時において従来のように側壁と円
盤床とのコーナー部に原料が残留することがな
く完全な排出ができる。 上記及びにより、装置の掃除が容易でメ
ンテナンスの手間が節減できると共に製品品質
が高まる。 回転円盤床と円筒状側壁との直接接触がない
ために、従来品のように摩耗による回転円盤床
の損傷がなく、メンテナンス費用が大きく削減
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は回転円盤製麹装置の縦断面図、第2図
は第1図中A部拡大断面図、第3図は排出口付近
の平面図である。第4図は従来例の回転円盤製麹
装置における回転円盤床と円筒状側壁との接触摺
動部分を示す縦断面図である。 1……円筒状側壁、2……回転円盤床、3……
帯状弾性板、4……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒状側壁1と回転円盤床2とからなり、該回
    転円盤床2の上面と前記側壁1の下端縁との間に
    隙間4を形成すると共に、前記側壁下端縁の内周
    面に回転円盤床2上面に当接しかつ内方へ曲折し
    て前記隙間4を覆う帯状弾性板3を取付けて回転
    円盤外周からの原料漏れを防止するようにしてな
    ることを特徴とする回転円盤固体培養装置。
JP16385986U 1986-10-24 1986-10-24 Expired - Lifetime JPH0541678Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16385986U JPH0541678Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16385986U JPH0541678Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6368800U JPS6368800U (ja) 1988-05-09
JPH0541678Y2 true JPH0541678Y2 (ja) 1993-10-21

Family

ID=31092448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16385986U Expired - Lifetime JPH0541678Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24

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JP (1) JPH0541678Y2 (ja)

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JPS6368800U (ja) 1988-05-09

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