JPH054134B2 - - Google Patents

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JPH054134B2
JPH054134B2 JP60174823A JP17482385A JPH054134B2 JP H054134 B2 JPH054134 B2 JP H054134B2 JP 60174823 A JP60174823 A JP 60174823A JP 17482385 A JP17482385 A JP 17482385A JP H054134 B2 JPH054134 B2 JP H054134B2
Authority
JP
Japan
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catalyst
component
ruthenium
alumina
barium
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60174823A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6238239A (ja
Inventor
Koichi Fuje
Masahiko Aoyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JGC Corp
Original Assignee
JGC Corp
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Publication date
Application filed by JGC Corp filed Critical JGC Corp
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Publication of JPS6238239A publication Critical patent/JPS6238239A/ja
Publication of JPH054134B2 publication Critical patent/JPH054134B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は炭化水素の水蒸気改質に使用される触
媒のなかにあつて、白金族金属成分とアルカリ土
類金属成分をアルミナ担体に担持させた触媒の改
良に関する。 白金族金属を活性金属成分として含有する水蒸
気改質用触媒は、古くから知られている。例えば
特公昭39−29435号公報には、典型的にはアルミ
ナである耐火性無機酸化物に、白金族金属成分を
担持させた水蒸気改質用触媒が記載され、この触
媒にアルカリ金属又はアルカリ土類金属の化合物
を存在せしめると、触媒に沈着する炭素量が減少
する旨も記載されている。また特開昭49−11795
号公報によれば、白金族金属成分、特にルテニウ
ム成分を酸化亜鉛又は亜鉛化合物と共にアルミナ
に担持させた触媒は、従前の白金族金属含有水蒸
気改質用触媒より高活性であるとされている。こ
のほか、特開昭51−52991号公報には、共沈法に
よつて製造され、随意にアルカリ金属又はアルカ
リ土類金属の化合物を添加できるニツケル−ルテ
ニウム−アルミナの3成分系触媒が教示されてお
り、また特公昭52−2922号公報には、ニツケル及
び/又はコバルトと白金族金属とアルカリ土類金
属と担体を含有する水蒸気改質用触媒が紹介され
ている。 以上の通り、白金族金属成分とアルカリ土類金
属成分をアルミナ等の担体に担持させた水蒸気改
質用触媒は、観念的には公知であるが、従来技術
は白金族金属グループとアルカリ土類金属グルー
プに属する各金属をほとんど同列に扱い、とりわ
け如何なる白金族金属と如何なるアルカリ土類金
属との組合せが、水蒸気改質触媒にとつて最適で
あるかについては、全く検討が行われていない。 本発明者等はこのような現状に鑑みて、観念的
には公知である上記の水蒸気改質用触媒につい
て、そこで使用可能であるとされて来た各金属種
の水蒸気改質反応に対する作用を改めて検討した
結果、白金族金属グループのなかにあつてはルテ
ニウムが最も触媒活性に優れ、しかもルテニウム
の触媒活性はアルカリ土類金属グループのなかか
ら唯一つ選択されるバリウムと組合せることによ
つて、一段と向上することを解明した。 而して本発明に係る炭化水素の水蒸気改質用触
媒は、アルミナ担体に白金族金属成分としてルテ
ニウムを、アルカリ土類金属成分としてバリウム
を担持させたことを特徴とする。従つて当然のこ
とながら、ルテニウムを使用してもバリウム以外
のアルカリ土類金属を使用したり、あるいはバリ
ウムを使用してもルテニウム以外の白金族金属を
使用した場合には、本発明の触媒に匹敵する程の
高活性触媒を得ることができない。 本発明の触媒に於て、ルテニウム成分の含有量
は元素状金属換算でアルミナの0.01〜20重量%、
好ましくは0.1〜10重量%の範囲にあり、バリウ
ム成分の含有量はBaO換算でアルミナの0.1〜12
重量%にあることを可とする。このような触媒は
当業界で慣用の触媒製造方法で製造することがで
き、例えば、予め調製されたアルミナにルテニウ
ム化合物及びバリウム化合物の水溶液を含浸させ
る方法、あるいはアルミナ前駆物とバリウム成分
を共沈させてバリウム含有アルミナ担体を調製
し、これにルテニウム成分を含浸で担持させる方
法等により、本発明の触媒は製造可能である。つ
まり、本発明はアルミナと所定量のルテニウム成
分及びバリウム成分からなる触媒が得られる限
り、その製造手段を問わない。 また、本発明の触媒を炭化水素の水蒸気改質に
使用するに際しては、従来の白金族金属含有触媒
を使用する場合と同様な反応条件が採用可能であ
つて、そこに格別な制限が付されることはない。
しかし、本発明の触媒は水蒸気改質操作の初期段
階に於て、そしてまた水蒸気改質を低圧条件で実
施する場合に、特に優れた効果を発揮する。ちな
みに、従来のルテニウム含有水蒸気改質用触媒
は、圧力10〜30Kg/cm2、温度400〜450℃という通
常の反応条件下での定常運転では、炭素析出も少
なく安定した活性を示すが、運転開始直後に於て
初期劣化が大きく、また低圧に於ける反応速度の
低下が大きいという欠点がある。然るにルテニウ
ム成分及びバリウム成分を併有する本発明の触媒
によれば、上記欠点が大幅に改善される。 比較例 1 アルミナ担体にルテニウム、パラジウム、白金
及びロジウムのいずれかを元素状金属換算で
0.5wt%担体させた4種の触媒を調製し、それぞ
れの触媒をA、B、C及びDとした。 比較例 2 CaOとして10wt%のカルシウム成分を含むア
ルミナ担体に、元素状金属換算で0.5wt%のパラ
ジウム成分を担持させて触媒Eを調製した。 比較例 3 BaOとして2wt%のバリウム成分を含有するア
ルミナ担体に、元素状金属換算で0.5wt%のパラ
ジウム成分を担持させて触媒Fを調製した。 比較例 4 CaOとして10wt%のカルシウム成分を含むア
ルミナ担体に、元素状金属換算で0.5wt%のルテ
ニウム成分を担持させて触媒Gを調製した。 比較例 5 MgOとして10wt%のマグネシウム成分を含む
アルミナ担体に、元素状金属換算で0.5wt%のパ
ラジウム成分を担持させて触媒Hを調製した。 比較例 6 MgOとして10wt%のマグネシウム成分を含む
アルミナ担体に元素状金属換算で0.5wt%のルテ
ニウム成分を担持させて触媒Iを調製した。 比較例 7 BaOとして0.05wt%のバリウム成分を含むア
ルミナ担体に、元素状金属換算で0.5wt%のルテ
ニウムを担持させて触媒Jを調製した。 実施例 1 BaOとして2wt%のバリウム成分を含むアルミ
ナ担体に、元素状金属換算で0.5wt%のルテニウ
ム成分を担持させて触媒Kを調製した。 実施例 2 元素状金属換算で0.5wt%のルテニウムを含有
する触媒Aに、BaOとして2wt%のバリウム成分
を担持させて触媒Lを調製した。 実施例 3 BaOとして0.1wt%のバリウム成分を含むアル
ミナ担体に、元素状金属換算で0.5wt%のルテニ
ウムを担持させて触媒Mを調製した。 実施例 4 BaOとして2wt%のバリウム成分を含むアルミ
ナ担体に、元素状金属換算で2.0wt%のルテニウ
ム成分を担持させて触媒Nを調製した。 〔触媒活性の評価〕 上記の比較例及び実施例で得た触媒A〜Mを用
いてn−ヘキサンの水蒸気改質反応を行い、反応
開始5時間後に於けるn−ヘキサンの転化率にて
各触媒の活性を評価した。実験条件は次の通りで
ある。 使用原料:n−ヘキサン(試薬1級)7.8ml/hr スチーム添加比:4.5モル/1炭素原子 圧力:10Kg/cm2・G 反応温度:500℃ 触媒量:0.1g 結果を次表に示す。
【表】 上表から明らかな如く、アルカリ土類金属成分
を含まない触媒A〜Dでは、ルテニウム成分を含
む触媒Aが最も活性が高い。一方、アルカリ土類
金属成分含有触媒E〜Mについて言えば、パラジ
ウムに対するアルカリ土類金属成分の添加は、若
干の活性向上が認められるだけで、特定なアルカ
リ土類金属を添加した場合にのみ活性が格別に向
上することはなく、活性レベルも触媒Aの1/3程
度にすぎない。これとは対照的にルテニウムに対
するアルカリ土類金属成分の添加は、アルカリ土
類金属成分がカルシウム又はマグネシウムである
場合、添加効果が殆ど認められないものの、バリ
ウムである場合には著しく活性が向上する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アルミナ担体に元素状金属換算でアルミナの
    0.01〜20重量%のルテニウム、BaO換算でアルミ
    ナの0.1〜12重量%のバリウムを担持させたこと
    を特徴とする水蒸気改質用触媒。
JP60174823A 1985-08-08 1985-08-08 炭化水素の水蒸気改質用触媒 Granted JPS6238239A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60174823A JPS6238239A (ja) 1985-08-08 1985-08-08 炭化水素の水蒸気改質用触媒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60174823A JPS6238239A (ja) 1985-08-08 1985-08-08 炭化水素の水蒸気改質用触媒

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6238239A JPS6238239A (ja) 1987-02-19
JPH054134B2 true JPH054134B2 (ja) 1993-01-19

Family

ID=15985286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60174823A Granted JPS6238239A (ja) 1985-08-08 1985-08-08 炭化水素の水蒸気改質用触媒

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JP (1) JPS6238239A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1301836A (ja) * 1969-02-06 1973-01-04
JPS50126005A (ja) * 1974-03-25 1975-10-03
JPS5614340A (en) * 1979-07-13 1981-02-12 Hitachi Ltd Communication control system

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1301836A (ja) * 1969-02-06 1973-01-04
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JPS5614340A (en) * 1979-07-13 1981-02-12 Hitachi Ltd Communication control system

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Publication number Publication date
JPS6238239A (ja) 1987-02-19

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