JPH054127U - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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JPH054127U
JPH054127U JP5832691U JP5832691U JPH054127U JP H054127 U JPH054127 U JP H054127U JP 5832691 U JP5832691 U JP 5832691U JP 5832691 U JP5832691 U JP 5832691U JP H054127 U JPH054127 U JP H054127U
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JP
Japan
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transparent
sound
speaker device
plate
sounding
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Pending
Application number
JP5832691U
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English (en)
Inventor
浩一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP5832691U priority Critical patent/JPH054127U/ja
Publication of JPH054127U publication Critical patent/JPH054127U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 眼鏡1の半透明樹脂ガラス7には、透明発音
部材8を付設する。これは、透明電極10, 11間に圧電セ
ラミック9を挟んだ振動体である。透明電極10,11は、
受信部であるジャック14に導電部を介して導通する。発
音部材8は、ジャック14から入力した音声出力信号によ
って発音する。 【効果】 聴者は、耳を閉塞せず聞き取れる。この時、
聞きとり専用機器が不用になり、眼鏡を装着するだけで
よい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば視力を補って目の焦点位置を調節するための度付きレンズ、 調節機能を有さない半透明ガラスから成る外光の透過率低減のためのサングラス やゴーグルあるいは直風を回避するための二輪乗車用ヘルメットのフード等、人 の目視動作においてその視線前方を遮って配置する透明もしくは半透明の透視部 を有する眼鏡を利用したスピーカ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、テレビジョン受信器、ラジオ受信器、CDあるいはカセットテープの 据置き型再生装置、携帯用ステレオ装置等の音響機器は、音声出力信号をスピー カに伝達して発音させる構成であるが、小さな音声であっても聞き取りを容易に するため、このスピーカを聴者の近くに配置可能なヘッドホン(スピーカ)の使 用が増加している。
【0003】 このヘッドホンは、聴者の頭部に発音体を保持した円弧状のホルダを係止し、 前記発音部材を聴者の耳元に配置し、さらにこの発音部材および耳を柔軟性カバ ーで覆う構造が一般的である。また、イヤーホン(スピーカ)は、発音部材を聴 者の耳内に挿入係止する構造が一般的である。そして、ヘッドホンおよびイヤー ホンは、いずれも音響機器の音声出力信号を受信するため、音響機器側の出力用 ジャックに電気コードを介して接続するためのプラグを有するコード接続タイプ (例えば実開平2-4398号公報参照)と、音響機器側の出力用発信器の信号を無線 にて受信するためのコードレス受信器を有するコードレス接続タイプ(例えば特 開平3-66295 号公報、実開平2-26184 号公報参照)とが知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例では、音響機器の音声を耳元で発音させるため、聴 者の周囲音を聞きとりにくくしてしまうという問題点を有していた。特に、近年 、携帯用ステレオ装置の普及率の上昇に伴い、屋外,公衆の場で音響機器を使用 する聴者が増加しており、例えば一般道路やスキー場等様々な動きのある場所で 音による緊急警戒情報を認知できずに危険な状態となりやすい。
【0005】 また、眼鏡を装着した聴者にとって、ヘッドホンあるいはイヤーホンは、聴者 の頭,耳等共通の部位にこれらの機器を係止しなければならないため、使用に不 便であった。
【0006】
【考案の目的】
本考案は、前記従来例の問題点に着目して考えられたものであり、音響機器の 音声を聴者の近くで発音させる際に、周囲音を聞きとりやすくすると共に聴者の 使用を簡便にすることができるスピーカ装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案は眼鏡の透視部に透明もしくは半透明の発音 部材を配設したものである。
【0008】
【作用】
本考案によれば、聴者が眼鏡を装着することにより、あえてスピーカを別に装 着しなくとも近くにスピーカが配置される。
【0009】
【実施例】
図1乃至図5は、本考案のスピーカ装置の一実施例を適用した眼鏡を示す。
【0010】 すなわち、眼鏡1は、透視部2を中空にした右側フレーム3および左側フレー ム4と、両フレーム3,4の中央側を連結する連結部5と、両フレーム3,4の それぞれ外側に小ネジ等を介して所定角度範囲内を回動自在に結合されたアーム 6と、前記透視部2を透視可能に閉塞して前記フレーム3,4に嵌着される半透 明樹脂ガラス7と、この半透明樹脂ガラス7の前面に貼設された透明発音体8と を主要構成部品としたサングラスである。尚、本考案における眼鏡は、視力を補 って目の焦点位置を矯正するいわゆる度付きレンズから成る板状部材を透視部に 配設したものに限らず、視力を補う作用をもたずに光の透過率を低減させるため の板状部材を透視部に配設した前記サングラスも含み、要するに、視線前方を透 明もしくは半透明部材で透視可能に遮るものを総称する。
【0011】 前記発音体8は、化学成分のうち少なくとも元素記号Pb,La,Zr,Ti 等を主要成分として含んで成る公知の透明圧電セラミック板9の両面に透明電極 膜10, 11をコーティングして透明な薄いシート状に構成され、この電極膜10, 11 に電圧をかけると圧電共振効果により振動音を発生する(例えば特開昭60-61721 号公報,同57-94901号公報, 同58-57202号公報, 同63-237311 号公報参照)。
【0012】 前記右側フレーム3の外側には、左右の発音部材8が共通アースをとることに より、透明電極膜10, 11から引き廻された導電部12A, 12B, 12Cが近接配置さ れた接続端子12が形成され、前記アーム6の基端部の中空筒状外周面には、前記 接続端子12の導電部12A, 12B, 12Cとそれぞれ独立して摺接する導通部13A, 13B, 13Cから成る接続端子13が形成され、アーム6の先端側(耳にひっ掛ける 部分)には、板バネ状の3つの導電部14A, 14B, 14Cを収納配設したジャック 14が形成され、アーム6の線状部分内側面には、接続端子13とジャック14とを導 通させる3本の導電部15A, 15B, 15Cを互いに絶縁状態で平行に印刷形成する ための凹型長溝部15が伸長形成されている。
【0013】 一方、携帯用ステレオ装置等の音響機器16は、音声出力信号を伝達するための コード17と、前記ジャック14に接続するための三端子プラグ18とを有している。
【0014】 次に、本実施例の作用について説明する。
【0015】 聴者が音響機器16の音声を近くで聞く場合、プラグ18をジャック14に挿入する とともに眼鏡1を装着することにより、導電部14A−15A−13Aを介して右側発 音部材8の透明電極膜10と、導電部14B−15B−13Bを介して左側発音体8の透 明電極膜10と、導電部14C−15C−13Cを介して両発音体8の透明電極膜11にそ れぞれ接続されているので、音声出力信号は両発音部材8に入力され、聴者はこ の発音部材8から音声を聞くことができる。
【0016】 従って、本実施例のスピーカ装置は、聴者が眼鏡1を装着することによって同 時に耳を塞ぐことなく音声を聞くことができるから、音響装置の音声を聞きなが ら周囲音も聞くことができるため、屋外,公衆場で音響機器を使用する際にも、 周囲状況を聴覚を通して注意することができる。また、聴者は、従来例の如く聞 きとり専用の器具を用いずに眼鏡を装着するだけで済むため、使用に便利である 。
【0017】 図6は本考案の他の実施例を適用した眼鏡を示す。 すなわち眼鏡21は、透視部22を中空にしたフレーム23と、このフレーム23に嵌 着して前記透視部22を透視可能に閉塞する1枚の腕曲状の半透明樹脂板24と、こ の半透明樹脂板24の後面に付設された2枚の前記発音部材8とを主要構成部品と したゴーグルである。
【0018】 フレーム23の側端部には、周知のコードレス受信機25が収納配設されており、 音響機器26内蔵の発信機27の信号を前記受信機25で受信し、音声出力信号に変換 して図示しない導電部を介して発音部材8に入力するようになっている。尚、28 はゴーグル装着用の弾性ベルトである。
【0019】 従って、本実施例のスピーカ装置であれば、聴者(例えばスキーヤー)は眼鏡 21を装着すると共に腰には音響機器26を保持することによって、耳を塞ぐことな く音声を聞くことができるため、公衆(ゲレンデ)での事故(スキーヤー同士の 衝突)を聴覚を通して未然に防ぐことができると共に、帽子をかぶったとしても 聞きとり専用機器を必要としないため、使用に便利である。
【0020】 尚、前記各実施例では、透視部に配設する板状部材を半透明板にしているが、 透明板,視力を補うための焦点位置を調節する調節するレンズ板,液晶素子によ って透光制御を行う光学的透過光量調整板(例えば実開昭63-180831 号公報参照 ),偏光板を組み合わせて成る三次元表示装置用板(例えば実開平2-35115 号公 報参照)等種々のものを適用することができ、平板状に限らず円弧状や肉厚が一 様でない波状等適宜選定してよく、もちろん板状部材を介することなく透視部に 直接発音部材を配設してもよい。
【0021】 また、眼鏡は、サングラスやゴーグル以外にも、視力矯正用の眼鏡,二輪車用 ヘルメットのフード,鼻眼鏡,片眼鏡、保護眼鏡,柄付眼鏡等、視線を透視可能 に遮る位置に配置されるものであればよい。
【0022】 また、音響機器は、携帯用CDプレーヤーやカセットテーププレーヤ等のステ レオ装置に限らず、据置型,テレビジョン受信機,ラジオ,あるいは拡声機等任 意に選定すればよい。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のスピーカ装置は、眼鏡の透視部に透明もしくは半 透明の発音部材を配設したことにより、聴者は周囲音を聞きとりやすくなるばか りでなく、聞きとりのための専用機器を用いずに済むので取り扱いが簡便になる 等、実用価値は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の全体斜視図である。
【図2】図1の要部平断面図である。
【図3】図1のアームの要部拡大側断面図である。
【図4】図1のフレームおよび透視部の正面図である。
【図5】図4のA部拡大正面図である。
【図6】本考案の他の実施例の全体斜視図である。
【符号の説明】
1,21 眼鏡 2,22 透視部 3 右側フレーム(フレーム) 4 左側フレーム(フレーム) 7 半透明樹脂ガラス(板状部材) 8 発音部材 14 ジャック(受信部) 23 フレーム 24 半透明樹脂板(板状部材) 25 受信機(受信部)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡の透視部に透明もしくは半透明の発
    音部材を配設することを特徴とするスピーカ装置。
  2. 【請求項2】 フレームに保持する透光性の板状部材で
    前記透視部を構成し、前記板状部材に前記発音部材を付
    設することを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記発音部材に音声出力用の信号を供給
    する受信部を、前記眼鏡のフレームもしくはアームに配
    設することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    スピーカ装置。
  4. 【請求項4】 前記発音部材を少なくとも元素記号P
    b,La,Zr,Tiの各成分を含んで成る透明セラミ
    ック材料にて構成することを特徴とする請求項1、請求
    項2又は請求項3に記載のスピーカ装置。
JP5832691U 1991-06-28 1991-06-28 スピーカ装置 Pending JPH054127U (ja)

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JP5832691U JPH054127U (ja) 1991-06-28 1991-06-28 スピーカ装置

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JP5832691U Pending JPH054127U (ja) 1991-06-28 1991-06-28 スピーカ装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS643383B2 (ja) * 1979-12-29 1989-01-20 Japan Broadcasting Corp
JPH0368299A (ja) * 1989-08-07 1991-03-25 Komatsu Koki Kk 音響受信眼鏡

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS643383B2 (ja) * 1979-12-29 1989-01-20 Japan Broadcasting Corp
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