JPH0541023A - デイスク演奏装置 - Google Patents

デイスク演奏装置

Info

Publication number
JPH0541023A
JPH0541023A JP3181281A JP18128191A JPH0541023A JP H0541023 A JPH0541023 A JP H0541023A JP 3181281 A JP3181281 A JP 3181281A JP 18128191 A JP18128191 A JP 18128191A JP H0541023 A JPH0541023 A JP H0541023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
disc
memory
pickup
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3181281A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Yokogawa
文彦 横川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP3181281A priority Critical patent/JPH0541023A/ja
Publication of JPH0541023A publication Critical patent/JPH0541023A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】MCAV方式によるディスクによって動画の連
続再生をなすことができると共にバッファメモリの記憶
容量を小さくすることができるディスク演奏装置を提供
する。 【構成】所定時間に1回転する回転速度にてディスクを
回転駆動し、このディスクからピックアップによって読
み取られたビデオ信号をメモリに書き込むと共に読み出
すようにし、メモリに所定時間以上の映像再生処理時間
を要する第1所定数画面分のビデオ信号が蓄積されたと
きピックアップの信号読取点を読取方向において所定数
トラックだけ遡る位置にジャンプさせると共にジャンプ
直後からピックアップの信号読取点がジャンプ指令の発
せられた位置に再び到達するまでの期間に亘ってメモリ
へのビデオ信号の書き込みを停止させる。 【効果】上記第1所定数画面分のビデオ信号を記憶し得
る程度の記憶容量の小なるバッファメモリによってMC
AV方式によるディスクに記録されている動画の連続再
生をなすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、ディスクに記録された動画の再
生をなすディスク演奏装置に関する。
【0002】
【背景技術】従来、動画の記録再生をなすための光ディ
スクとしてCAV方式によるディスク及びCLV方式に
よるディスクが知られている。CAV方式は、ディスク
の回転速度が一定になるようにディスクの回転駆動を行
って信号を記録再生する方式である。このCAV方式に
よるディスクにおいては、ランダムアクセスが容易であ
るという長所がある反面、ディスク周縁端に近い部分の
記録密度が低く、再生時間が短いという欠点があった。
また、CLV方式は、ディスクに対するピックアップの
相対速度が一定になるようにディスクの回転駆動を行っ
て信号を記録再生する方式である。このCLV方式によ
るディスクにおいては、ディスク全面に亘って記録密度
が一定であり、再生時間を長くすることができるという
長所がある反面、ディスク半径方向におけるピックアッ
プの位置に応じて回転速度を変化させなければならず、
ディスクを回転駆動するスピンドルモータの応答時間が
長いことからランダムアクセスに時間がかかるという欠
点があった。
【0003】一方、データの記録再生をなすための光デ
ィスクとしてMCAV方式によるディスクが既に考案さ
れている。このMCAV方式によるディスクは、図15
に示す如く環状に画定された複数のバンドを有し、各バ
ンド内の記録トラックのデータレートが外周にいくほど
高くなっている。MCAV方式においては、ディスクの
回転速度が一定でありながら、外周ほどデータレートが
高いので、記録密度を高くすることができ、CLV方式
と同等の記録容量が得られる。また、ランダムアクセス
を行うに当たってディスクの回転速度を変化させる必要
がなく、各バンドに対応して回路を切り換えてクロック
を生成するPLL回路の同期引き込みに要する回路応答
時間が付加されるだけなので、ランダムアクセスはCA
V方式と同程度に短時間でなすことができる。
【0004】そこで、このMCAV方式によるディスク
によって動画の連続再生をなすようにすることが検討さ
れた。ところがMCAV方式によるディスクによって動
画の連続再生をなす場合には、ディスクから読み取られ
るデータのデータ転送レートとディスクから読み取られ
たデータをアナログ映像信号に変換する際のデータ転送
レートとが一致しないため、ディスク演奏装置にバッフ
ァメモリを設けることが考えられた。この場合、バッフ
ァメモリの記憶容量を1枚のディスクに記録されている
信号全てを記憶し得る程度に大にすればバッファメモリ
の制御は容易であるが、装置の小型化が困難になると共
に製造コストが高くなるので、バッファメモリの記憶容
量を可能な限り小にすることが望ましいのである。
【0005】
【発明の目的】本発明は、MCAV方式によるディスク
によって動画の連続再生をなすことができると共にバッ
ファメモリの記憶容量を小さくすることができるディス
ク演奏装置を提供することを目的とする。
【0006】
【発明の構成】本発明によるディスク演奏装置は、角速
度が一定になるようにディスクを回転駆動しながらディ
スクの回転中心を取り囲むように形成された複数の記録
トラックの各々に対してデータ転送レートをディスク中
心からの距離に応じた値に設定してビデオ信号の記録を
なす方式によるディスクを演奏するディスク演奏装置で
あって、所定時間に前記ディスクが1回転する回転速度
にて前記ディスクを回転駆動するスピンドルサーボと、
前記ディスクに記録されている信号を読み取るピックア
ップと、前記所定時間以上の映像再生処理時間を要する
第1所定数画面分のビデオ信号を記憶し得る記憶容量を
有するメモリと、前記メモリに前記ピックアップから出
力されたビデオ信号を書き込むと共に書き込まれたビデ
オ信号を順次読み出すメモリ制御手段と、前記メモリに
前記記憶容量に等しい量のビデオ信号が蓄積されたとき
前記ピックアップの信号読取点を読取方向において所定
数トラックだけ遡る位置にジャンプさせる指令を発する
と共に前記ジャンプ指令発生直後から前記ピックアップ
の信号読取点が前記ジャンプ指令の発せられた位置に再
び到達するまでの期間に亘って前記メモリへのビデオ信
号の書き込みを停止させる指令を発する指令発生手段と
を備えている。
【0007】
【発明の作用】本発明によるディスク演奏装置において
は、所定時間にディスクが1回転する回転速度にてディ
スクが回転し、このディスクからピックアップによって
読み取られたビデオ信号がメモリに書き込まれると共に
読み出され、メモリに所定時間以上の映像再生処理時間
を要する第1所定数画面分のビデオ信号が蓄積されたと
きピックアップの信号読取点が読取方向において所定数
トラックだけ遡る位置にジャンプすると共にジャンプ直
後からピックアップの信号読取点がジャンプ指令の発せ
られた位置に再び到達するまでの期間に亘ってメモリへ
のビデオ信号の書き込みが停止される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図1乃至図14
を参照して詳細に説明する。図1において、ディスク1
は、スピンドルモータ2によって回転駆動される。この
ディスク1は、例えば図2に示すサンプルドサーボフォ
ーマットを採用した光ディスクである。
【0009】図2に示した光ディスクにおいては、中央
孔30の周囲に環状の記録部31が設けられている。こ
の記録部31には、渦巻き状にトラックTが形成され、
このトラックの1周分すなわち1周回トラックは、例え
ば32のセクタ(SC1 )〜(SC32)に区画されてい
る。各周回トラックにおける各セクタ(SC1 )〜(S
C32)の各々は、その始端部にアドレス情報ブロック
(AD)が配置されると共に、このアドレス情報ブロック
に続いてトラックTに沿って配列される例えば43個の
ブロック(BL1 )〜(BL43)を含んでいる。これら
ブロック(BL1)〜(BL43)の各々は、その始端部
にサーボ情報領域(ARs)が設けられると共に、それ
に続く情報書込領域(ARd)が設けられている。サー
ボ情報領域(ARs)には、トラック中心軸(Kc)を
挟んで外周側と内周側にずらして配置されたトラッキン
グ情報ピット(Qa)、(Qb)と、トラック中心軸
(Kc)上に配置されたクロック情報ピット(Qc)と
が、トラック中心軸(Kc)に沿って所定の相互間隔を
持って予め形成されている。これらトラッキング情報ピ
ット(Qa)、(Qb)及びクロック情報ピット(Q
c)は、図3の如く各トラック(Tn-1 )、(Tn )、
(Tn+1 )を拡大して示すと、それぞれトラック中心軸
と直交する方向すなわちディスク1の径方向に直線状に
配列されている。
【0010】図1においてディスク1を駆動するスピン
ドルモータ2の回転数の制御は、スピンドルサーボ回路
9によってなされている。スピンドルサーボ回路9は、
例えば後述するクロック・タイミング信号発生回路8か
ら出力されるタイミング信号によって、スピンドルモー
タ2の回転角速度誤差を検出してスピンドルモータ2の
駆動回路10を帰還制御することにより、1フレーム期
間すなわち1画面分の映像の再生に要する時間にディス
ク1が1回転するようにディスク1の回転角速度を制御
する構成となっている。
【0011】ディスク1の回転に伴ってディスク1に記
録されている信号がピックアップ3によって読み取られ
る。ピックアップ3から出力されるいわゆるRF信号
は、再生回路4に供給される。再生回路4は、RF信号
を増幅するRFアンプと、後述するクロック・タイミン
グ信号発生回路8から出力されるタイミング信号によっ
てトラッキング情報ピット(Qb)とクロック情報ピッ
ト(Qc)間の無ピット領域の読取出力を検出してフォ
ーカスエラー信号を生成する回路とからなっている。こ
の再生回路4から出力されたフォーカスエラー信号はサ
ーボ回路5に供給され、RF信号は2値化回路6及びA
/Dコンバータ7に供給される。2値化回路6は、例え
ば微分回路と、この微分回路による微分出力波形につい
てのゼロクロス検出をなすゼロクロス検出回路とからな
っている。この2値化回路6によってディスク1の記録
面に形成されているピットの有無に応じたパルスが得ら
れる。
【0012】2値化回路6の出力は、クロック・タイミ
ング信号発生回路8に供給される。クロック・タイミン
グ信号発生回路8は、クロック情報ピット(Qc)によ
るパルスに同期した所定周波数の基本クロックを発生
し、後述するシステムコントローラ15の出力データの
示す変換比で基本クロックの周波数を変換して得たパル
スをチャンネルクロックφ2 として出力する。更に、ク
ロック・タイミング信号発生回路8は、トラッキング情
報ピット(Qb)によるパルスとクロック情報ピット
(Qc)によるパルス間の時間間隔によりセグメント同
期信号を発生し、各セクタのヘッダ領域に設けられてい
るシンクマークピットによるパルスによってセクタ同期
信号を発生し、これらセグメント同期信号及びセクタ同
期信号に基づいて各種のタイミング信号を発生する。
【0013】一方、A/Dコンバータ7においては、R
F信号がディジタル信号に変換される。このA/Dコン
バータ7の出力は、サンプリングエラー生成回路11及
び復調回路12に供給される。サンプリングエラー生成
回路11は、クロック・タイミング信号発生回路8から
出力されたタイミング信号によってトラッキング情報ピ
ット(Qa)、(Qb)の各々に対応するRF信号のレ
ベルを検出し、これら検出したレベルによってトラッキ
ングエラー信号を生成するように構成されている。この
サンプリングエラー生成回路11から出力されたトラッ
キングエラー信号は、サーボ回路5に供給される。サー
ボ回路5は、トラッキングエラー信号に応じてピックア
ップ3の対物レンズをディスク1の径方向に移動させる
アクチュエータを駆動するトラッキングサーボアンプ
と、フォーカスエラー信号に応じてピックアップ3の対
物レンズをディスク1の記録面に対して垂直な方向に移
動させるアクチュエータを駆動するフォーカスサーボア
ンプとからなっている。
【0014】復調回路12は、チャンネルクロックφ2
によってA/Dコンバータ7の出力の復調処理をなすよ
うに構成されている。この復調回路12の出力データ
は、バッファメモリ13及びアドレスデコーダ14に供
給される。アドレスデコーダ14は、各セクタのヘッダ
領域に設けられているアドレスピットに対応するディジ
タルデータを例えば4/15復調回路によって復調処理
してセクタアドレス及びトラックアドレスを表すデータ
を出力するように構成されている。このアドレスデコー
ダ14の出力データは、システムコントローラ15に供
給される。
【0015】バッファメモリ13のアドレス制御は、メ
モリ制御回路17によってなされる。メモリ制御回路1
7は、バッファメモリ13の書込時のアドレスを発生す
る書込アドレスカウンタと、バッファメモリ13の読出
時のアドレスを発生する読出アドレスカウンタとを有
し、システムコントローラ15からの書込開始指令に応
答してチャンネルクロックφ2 によって書込アドレスカ
ウンタのカウント値を順次変化させて復調回路12の出
力データをバッファメモリ13に順次書き込み、システ
ムコントローラ15からの読出開始指令に応答してマス
タクロック発生回路19から出力されるマスタクロック
φ3 によって読出アドレスカウンタのカウント値を順次
変化させてバッファメモリ13の記憶データを順次読み
出すように構成されている。
【0016】バッファメモリ13から読み出されたデー
タは、信号処理回路20に供給されてエラー訂正処理が
なされると共に画像圧縮処理されたデータを元に戻す復
号処理がなされる。このバッファメモリ13から出力さ
れた映像データは、D/Aコンバータ21によってアナ
ログ映像信号に変換され、出力端子22に供給される。
【0017】システムコントローラ15は、プロセッ
サ、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータで
形成されている。システムコントローラ15にはアドレ
スデコーダ14の出力の他、メモリ制御回路17におけ
る書込及び読出アドレスカウンタのカウント値及び操作
部(図示せず)のキー操作によって発せられる各種指令
が供給される。システムコントローラ15は、ROMに
予め格納されているプログラムに従って動作するプロセ
ッサによってサーボ回路5、クロック・タイミング信号
発生回路8及びメモリ制御回路17にデータや各種指令
を供給する。
【0018】以上の構成におけるシステムコントローラ
15におけるプロセッサの動作を図4のフローチャート
を参照して説明する。メインルーチン等の実行中に操作
部(図示せず)のキー操作によって再生スタート指令が
発せられると、プロセッサはステップS1に移行してサ
ーボ回路5にオン指令を供給して各種サーボ装置の立ち
上げを行う。次いで、プロセッサはメモリ制御回路17
に書込開始指令を供給してバッファメモリ13への読取
データの書込を開始させ(ステップS2)、アドレスデ
コーダ14の出力によって読取中のトラックの属するバ
ンドの判別をなすと共にバンドが変化したか否かを判定
する(ステップS3)。ステップS3において、バンド
が変化したと判定されたときは、プロセッサはクロック
・タイミング信号発生回路8にステップS3によって判
別されたバンドに応じた変換比を表すデータを供給して
クロックの周波数を変化させ(ステップS4)、メモリ
制御回路17からの書込及び読出アドレスデータ間の差
によって1フレーム分のデータが蓄積されたか否かを判
定する(ステップS5)。ステップS3において、バン
ドが変化してないと判定されたときは、プロセッサは直
ちにステップS5に移行する。
【0019】ステップS5において、1フレーム分のデ
ータが蓄積されてないと判定されたときは、プロセッサ
は操作部(図示せず)のキー操作によって再生ストップ
指令が発せられたか否かを判定する(ステップS6)。
ステップS6において、再生ストップ指令が発せられて
ないと判定されたときは、プロセッサは再びステップS
3に移行する。ステップS6において、再生ストップ指
令が発せられたと判定されたときは、プロセッサはメモ
リ制御回路17に書込停止指令を供給してバッファメモ
リ13への読取データの書込を停止させ(ステップS
7)、後述するステップS21に移行する。
【0020】ステップS5において、1フレーム分のデ
ータが蓄積されたと判定されたときは、プロセッサはメ
モリ制御回路17に読出開始指令を供給してバッファメ
モリ13に書き込まれているデータの読出を開始させ
(ステップS8)、ステップS3及びS4と同様のステ
ップS9及びS10を実行し、メモリ制御回路17から
の書込及び読出アドレスデータ間の差によってバッファ
メモリ13に2フレーム分のデータが蓄積されたか否か
を判定する(ステップS11)。ステップS11におい
て、2フレーム分のデータが蓄積されてないと判定され
たときは、プロセッサは操作部(図示せず)のキー操作
によって再生ストップ指令が発せられたか否かを判定す
る(ステップS12)。ステップS12において、再生
ストップ指令が発せられてないと判定されたときは、プ
ロセッサは再びステップS9に移行し、ストップ指令が
発せられたと判定されたときは、メモリ制御回路17に
書込停止指令及び読出停止指令を供給してバッファメモ
リ13への読取データの書込及び読出を停止させ(ステ
ップS13)、後述するステップS21に移行する。
【0021】ステップS11において、2フレーム分の
データが蓄積されたと判定されたときは、プロセッサは
メモリ制御回路17に書込停止指令を供給してバッファ
メモリ13への読取データの書込を停止させ(ステップ
S14)、サーボ回路5にジャンプ指令を供給してピッ
クアップ3の情報読取点を読取方向において1トラック
だけ遡る位置にジャンプさせる(ステップS15)。こ
ののち、プロセッサはステップS3及びS4と同様のス
テップS16及びS17を実行し、メモリ制御回路17
からの書込及び読出アドレスデータ間の差によってバッ
ファメモリ13に蓄積されているデータ(未だ読み出さ
れてないデータ)が1フレーム分に減少したか否かを判
定する(ステップS18)。ステップS18において、
バッファメモリ13に蓄積されているデータ(未だ読み
出されてないデータ)が1フレーム分に減少してないと
判定されたときは、プロセッサは操作部(図示せず)の
キー操作によって再生ストップ指令が発せられたか否か
を判定する(ステップS19)。ステップS19におい
て、再生ストップ指令が発せられてないと判定されたと
きは、プロセッサは再びステップS16に移行する。ス
テップS19において、再生ストップ指令が発せられた
と判定されたときは、プロセッサはメモリ制御回路17
に読出停止指令を供給してバッファメモリ13の読出を
停止させ(ステップS20)、サーボ回路5にオフ指令
を供給して各種サーボループをオフにし(ステップS2
1)、ステップS1に移行する直前に実行していたルー
チンの実行を再開する。
【0022】ステップS18において、バッファメモリ
13に蓄積されているデータ(未だ読み出されてないデ
ータ)が1フレーム分に減少したと判定されたときは、
プロセッサはメモリ制御回路17に書込開始指令を供給
してバッファメモリ13への読取データの書込を開始さ
せ(ステップS22)、再びステップS9に移行する。
【0023】以上の制御動作によって行われる再生動作
を図5乃至図8を参照して説明する。まず、1トラック
すなわち1周分のトラックに対して2フレーム分のビデ
オ信号が記録されているバンドの記録情報を再生する場
合は、図5及び図6に示す如くなる。ステップS1及び
S2によってディスク1に記録されているビデオ信号の
読取動作が開始され、ピックアップ3の情報読取点が図
5の点P1 から移動を開始し、ピックアップ3からビデ
オ信号が出力される。このピックアップ3によって読み
取られたビデオ信号がA/Dコンバータ7によってディ
ジタルデータに変換されてバッファメモリ13に順次書
込まれる。ピックアップ3の情報読取点が図5の点P2
に到達すると、図6(a)に斜線で示す如くバッファメ
モリ13に1フレーム分のデータが蓄積され、ステップ
S5及びS8によって読出開始指令がメモリ制御回路1
7に供給され、バッファメモリ13からデータが順次読
み出される。メモリ制御回路17に供給される書込クロ
ックの周波数は読出クロックの周波数より高いので、バ
ッファメモリ13に蓄積されるデータの量が大となる。
ピックアップ3の情報読取点が図5の点P3 に到達する
と、バッファメモリ13に蓄積されているデータの量が
図6(b)に示す如く2フレームになり、ステップS1
1、S14及びS15によってバッファメモリ13への
データの書込が停止されると共にピックアップ3の情報
読取点が図5の点P3 からP2 にジャンプする。このジ
ャンプ動作によってピックアップ3の情報読取点が図5
の点P2 に到達した時点においてバッファメモリ13に
蓄積されているデータは、ジャンプ動作がなされる期間
において読出のみがなされているので、図6(c)に斜
線で示す如く2フレーム分より若干少なくなる。
【0024】こののち、ピックアップ3の情報読取点が
図5の点P2 から点P3 に再び到達する。そうすると、
このピックアップ3の情報読取点が点P2 から点P3 に
到達するまでの期間すなわちディスク1が1回転する間
に、バッファメモリ13から1フレーム分のデータの読
出のみがなされ、バッファメモリ13に蓄積されている
データが図6(d)に斜線で示す如く1フレーム分に減
少する。そうすると、ステップS18及びS22によっ
てバッファメモリ13へのデータの書込が再開される。
【0025】以降、同様にしてピックアップ3の情報読
取点が図5の点P3 からP4 、P3、P4 、P5 、P4
、P5 、P6 の順に順次到達し、バッファメモリ13
に蓄積されているデータは図6(e)〜図6(k)の各
々に斜線で示す如く変化する。このように、1周分のト
ラックに対して2フレーム分のビデオ信号が記録されて
いるバンドにおいては、バッファメモリ13において図
6(a)〜図6(i)に示されている状態が繰り返さ
れ、バッファメモリ13から連続したデータが常時読み
出され、動画の連続再生がなされるのである。
【0026】次に、中間のバンドすなわち例えば1周分
のトラックに対して1フレーム+1/3フレーム分のビ
デオ信号が記録されているバンドにおける再生動作は、
図7及び図8に示す如くなる。ステップS1及びS2に
よってディスク1に記録されているビデオ信号の読取動
作が開始され、ピックアップ3の情報読取点が図7の点
Q1 から移動を開始し、ピックアップ3からビデオ信号
が出力される。このピックアップ3によって読み取られ
たビデオ信号がA/Dコンバータ7によってディジタル
データに変換されてバッファメモリ13に順次書込まれ
る。ピックアップ3の情報読取点が図7の点Q1 から点
Q2 に到達すると、このピックアップ3の情報読取点が
点Q1 から点Q2 に到達するまでの期間すなわちディス
ク1が3/4回転する間に、バッファメモリ13に1フ
レーム分のデータの書込のみがなされるので、図8
(a)に斜線で示す如くバッファメモリ13に1フレー
ム分のデータが蓄積される。そうすると、ステップS5
及びS8によって読出開始指令がメモリ制御回路17に
供給され、バッファメモリ13からデータが順次読み出
される。
【0027】メモリ制御回路17に供給される書込クロ
ックの周波数は読出クロックの周波数より高いので、バ
ッファメモリ13に蓄積されるデータの量が大となる。
ピックアップ3の情報読取点が図7の点Q2 から点Q3
に到達すると、このピックアップ3の情報読取点が点Q
2 から点Q3 に到達するまでの期間すなわちディスク1
が1回転する間に、バッファメモリ13に1+1/3フ
レーム分のデータが書き込まれると共に1フレーム分の
データが読み出されるので、バッファメモリ13に蓄積
されているデータの量が図8(b)に示す如く1+1/
3フレームになる。こののち、ピックアップ3の情報読
取点が図7の点Q3 から点Q4 に到達すると、このピッ
クアップ3の情報読取点が点Q3 から点Q4 に到達する
までの期間すなわちディスク1が1回転する間に、バッ
ファメモリ13に1+1/3フレーム分のデータが書き
込まれると共に1フレーム分のデータが読み出されるの
で、バッファメモリ13に蓄積されているデータの量が
図8(c)に示す如く1+2/3フレームになる。この
のち、更にピックアップ3の情報読取点が図7の点Q4
から点Q5 に到達すると、このピックアップ3の情報読
取点が点Q4 から点Q5 に到達するまでの期間すなわち
ディスク1が1回転する間に、バッファメモリ13に1
+1/3フレーム分のデータが書き込まれると共に1フ
レーム分のデータが読み出されるので、バッファメモリ
13に蓄積されているデータの量が図8(d)に示す如
く2フレームになる。
【0028】そうすると、ステップS11、S14及び
S15によってバッファメモリ13へのデータの書込が
停止されると共にピックアップ3の情報読取点が図7の
点Q5 からQ4 にジャンプする。このジャンプ動作によ
ってピックアップ3の情報読取点が点P4 に到達した時
点においてバッファメモリ13に蓄積されているデータ
は、ジャンプ動作がなされる期間において読出のみがな
されているので、図8(e)に斜線で示す如く2フレー
ム分より若干少なくなる。
【0029】こののち、ピックアップ3の情報読取点が
図7の点Q4 から点Q5 に再び到達する。そうすると、
このピックアップ3の情報読取点が点Q4 から点Q5 に
到達するまでの期間すなわちディスク1が1回転する間
に、バッファメモリ13から1フレーム分のデータの読
出のみがなされるので、バッファメモリ13に蓄積され
ているデータが図8(f)に斜線で示す如く1フレーム
分に減少する。そうすると、ステップS18及びS22
によってバッファメモリ13へのデータの書込が再開さ
れる。
【0030】以降、同様にしてピックアップ3の情報読
取点が図7の点Q5 からQ6 、Q7、Q8 、Q7 、Q8
、Q9 、Q10、Q9 、Q10の順に順次到達し、バッフ
ァメモリ13に蓄積されているデータは図8(g)〜図
8(p)の各々に斜線で示す如く変化する。このよう
に、1周分のトラックに対して1フレーム+1/3フレ
ーム分のビデオ信号が記録されているバンドにおいて
は、バッファメモリ13において図8(a)〜図8
(o)に示されている状態が繰り返され、バッファメモ
リ13から連続したデータが常時読み出され、動画の連
続再生がなされるのである。
【0031】尚、上記実施例においてはフレーム単位で
データを制御するのが容易なためバッファメモリ13に
2フレーム分のデータが蓄積された時点でジャンプする
ようになされていたが、フィールド単位或いはライン単
位でデータの制御が可能な場合は、バッファメモリ13
に1トラック分のデータが蓄積された時点でジャンプす
るようにしてもよい。
【0032】また、上記実施例においては、入力データ
レートの方が出力データレートよりも高いというという
前提に基づいてシーケンス制御を行っているので、仮に
最内周のバンドにおいて1トラックにちょうど1画面分
のデータが記録されているとした場合には、ディスクの
回転速度が通常のCAVディスクと同等の値である毎分
1800回転より低下しないように制御する必要があ
る。或いは、同一のアルゴリズムで行う場合には最内周
のバンドの1トラックのデータ量を1画面分以上にして
おいてもよい。
【0033】また、上記実施例においては、再生動作を
開始した直後において、バッファメモリ13に1フレー
ム分のデータが蓄積された時点でバッファメモリ13か
らのデータ読出を開始したが、基本的に入力データレー
トの方が出力データレートを上回るために、1フレーム
分より少ない若干のデータがバッファメモリ13に蓄積
された時点でデータ読出を開始してもよい。すなわち、
図4におけるステップS5において、バッファメモリ1
3に1フレーム分より少ない所定量のデータが蓄積され
たか否かを判定するようにしてもよい。そうすることに
より、バッファメモリ13の記憶容量を2フレーム分す
なわち最外周のバンドの1トラックの記録データ量に等
しくすることができる。
【0034】図9及び図10は、バッファメモリ13の
記憶容量を2フレーム分にした場合において、1トラッ
ク(1周分のトラック)に対して2フレーム分のビデオ
信号が記録されているバンドの記録情報を再生するとき
の動作を示す図である。この場合は、ピックアップ3の
情報読取点は、図9の点R1 から、点R2 、R3 に順次
到達し、ピックアップ3の情報読取点が点R2 に到達し
た時点で図10(a)に示す如くバッファメモリ13に
1フレーム分より少ない所定量のデータが蓄積され、バ
ッファメモリ13からのデータ読出が開始される。そし
て、ピックアップ3の情報読取点が点R2 から点R3 に
到達するまでの過程において、図10(b)に示す如く
バッファメモリ13の蓄積データの量が増加し、ピック
アップ3の情報読取点が点R3に到達した時点で図10
(c)に示す如くバッファメモリ13に2フレーム分の
データが蓄積される。そうすると、バッファメモリ13
への書込が停止されると共にピックアップ3の情報読取
点が図9の点R3 からR4 にジャンプする。このジャン
プ動作によってピックアップ3の情報読取点が点R4 に
到達した時点においてバッファメモリ13に蓄積されて
いるデータは、ジャンプ動作がなされる期間において読
出のみがなされているので、図10(d)に斜線で示す
如く2フレーム分より若干少なくなる。
【0035】こののち、ピックアップ3の情報読取点が
図9の点R4 から点R3 に再び到達する。そうすると、
このピックアップ3の情報読取点が点R4 から点R3 に
到達するまでの期間すなわちディスク1が1回転する間
に、バッファメモリ13から1フレーム分のデータの読
出のみがなされるので、バッファメモリ13に蓄積され
ているデータが図10(e)に斜線で示す如く1フレー
ム分に減少する。そうすると、バッファメモリ13への
データの書込が再開される。
【0036】以降、同様にしてピックアップ3の情報読
取点が図9の点R3 からR5 、R3、R5 、R6 、R5
の順に順次到達し、バッファメモリ13に蓄積されてい
るデータは図10(f)〜図10(j)の各々に斜線で
示す如く変化し、バッファメモリ13から連続したデー
タが常時読み出され、動画の連続再生がなされる。この
ように、2フレーム分の記憶容量のバッファメモリ13
によっても動画の連続再生が可能であるが、この場合は
フレームの途中でのデータの追加が可能となるようにデ
ィスク1から読み取られるデータを例えばライン単位で
識別できるようなフォーマットにする必要がある。或い
は、データディスクのようにセクタを設け、トラックア
ドレスとセクタアドレスとによってデータ量を制御する
ことを考えてもよい。すなわち、1フレームのデータ量
とセクタ当りのデータ量とをデータとして、あと1セク
タ分のデータが蓄積されれば、バッファメモリ13の蓄
積データの合計が2フレーム分になる時点でバッファメ
モリ13へのデータの書込を停止し、最終入力セクタを
記憶してジャンプし、その後ピックアップの情報読取点
が最終入力セクタ+1セクタに到達した時点でバッファ
メモリ13へのデータの書込を再開するようにすること
が考えられる。
【0037】図11は、バッファメモリ13の記憶容量
が1フレーム分である場合のシステムコントローラ15
におけるプロセッサの制御動作を示すフローチャートで
ある。同図において、メインルーチン等の実行中に操作
部(図示せず)のキー操作によって再生スタート指令が
発せられると、プロセッサはステップS31に移行して
サーボ回路5にオン指令を供給して各種サーボ装置の立
ち上げを行う。次いで、プロセッサはメモリ制御回路1
7に書込開始指令を供給してバッファメモリ13への読
取データの書込を開始させ(ステップS32)、メモリ
制御回路17に読出開始指令を供給してバッファメモリ
13からの読取データの読出を開始させる(ステップS
33)。こののち、プロセッサはステップS9〜S22
と同様のステップS34〜S47を実行する。尚、ステ
ップS36においては、プロセッサはバッファメモリ1
3に1フレーム分のデータが蓄積されたか否かを判定
し、ステップS43においては、プロセッサはバッファ
メモリ13の蓄積データが無くなったか否かを判定す
る。
【0038】以上の制御動作によって、例えば1トラッ
ク(1周分のトラック)に対して2フレーム分のビデオ
信号が記録されているバンドの記録情報を再生する場合
になされる再生動作について図12及び図13を参照し
て説明する。この場合は、ピックアップ3の情報読取点
は、図12の点U1 から移動を開始してディスク1が一
回転する間に点U2 に到達する。図13(a)に示す如
くピックアップ3の情報読取点の移動開始時にバッファ
メモリ13へのデータの書込及び読出がほぼ同時に開始
される。ピックアップ3の情報読取点が点U2 に到達し
た時点で図13(b)に示す如くバッファメモリ13に
1フレーム分データが蓄積され、ステップS36、S3
9及びS40によってバッファメモリ13への書込が停
止されると共にピックアップ3の情報読取点が図12の
点U2 からU1にジャンプする。このジャンプ動作によ
ってピックアップ3の情報読取点が点U1 に到達した時
点においてバッファメモリ13に蓄積されているデータ
は、ジャンプ動作がなされる期間において読出のみがな
されているので、図13(c)に斜線で示す如く1フレ
ーム分より若干少なくなる。
【0039】こののち、ピックアップ3の情報読取点が
図12の点U1 から点U2 に再び到達する。そうする
と、このピックアップ3の情報読取点が点U1 から点U
2 に到達するまでの期間すなわちディスク1が1回転す
る間に、バッファメモリ13から1フレーム分のデータ
の読出のみがなされるので、バッファメモリ13に蓄積
されているデータが図13(d)に示す如く0になる。
そうすると、ステップS43及びS47によってバッフ
ァメモリ13へのデータの書込が再開される。
【0040】こののち、ピックアップ3の情報読取点が
図12の点U2 からU3 に到達し、バッファメモリ13
に蓄積されているデータは図13(e)に斜線で示す如
く1フレーム分となる。以上の如き動作が繰り返され、
バッファメモリ13から連続したデータが常時読み出さ
れ、動画の連続再生がなされる。
【0041】以上の如く、フレーム単位でデータ量の制
御を行うときは、3フレームのバッファメモリによって
連続再生が可能である。また、データ量の制御及びデー
タの読取の最小単位が1フレーム未満で可能のときは、
1フレーム以上のデータバッファがあれば連続再生が可
能であり、1フレーム分のデータが蓄積された時点でジ
ャンプ動作を行えばよい。
【0042】尚、MCAVディスクのバンドの切換わり
時においては、クロックの周波数の切換等の若干の操作
が必要である。従って、バンドの切換が起きた時、そこ
が動画画面データの途中であるよりは、動画画面データ
が終了し、次の動画画面データの最初となる切換わりポ
イントである方が好ましい。よって、1バンドのデータ
量が1動画画面のデータ量の整数倍となるようにするこ
とが望ましい。例えば、第Kバンドの1トラックの収録
フレーム数をtk とし、このバンドのトラック数をnk
とすると、tk ×nk が整数となるようにトラック数を
選択すればよい。
【0043】図14は、ディスク1の他の例を示す図で
あり、奇数トラック(T2k+1)、(T2k+3)または偶数
トラック(T2k)、(T2k+2)のみにトラッキング情報
ピット(Qa)、(Qb)が形成され、かつ偶数トラッ
ク(T2k)、(T2k+2)に奇偶判別用ピット(Qd)が
形成されていることを除いて、各部は図2と同様に形成
されている。かかるディスクのトラッキングサーボは、
ピックアップの情報読取点が奇数トラック上に位置する
ときと偶数トラック上に位置するときとでエラー信号の
極性を切り換えることにより図2のディスクと同様にな
すことができる。この図14のディスクにおいてはトラ
ック密度を図2のディスクの2倍にしてもトラッキング
サーボを誤りなくなすことができ、従って記録密度を図
2のディスクの2倍にすることが可能である。
【0044】以上、画像圧縮されてないデータが記録さ
れているMCAVディスクを演奏する場合について説明
したが、本発明は画像圧縮されたデータが記録されてい
るMCVAディスクを演奏する場合も適用することがで
き、その場合も図1に示されている装置を使用し、圧縮
データのデコードをなすと共に図4または図11のフロ
ーチャートに示されている制御と同様の制御をなせばよ
い。ただし、この場合は、バッファメモリ13の記憶容
量をディスクの1回転の所要時間より長い映像再生処理
時間を要する第1所定数画面分のビデオ信号に対応する
画像圧縮データを記憶し得る大きさとし、このバッファ
メモリ13の全てのアドレスにデータが蓄積されたとき
ジャンプがなされるようにすればよい。また、MPEG
フォーマットの如く複数画面を単位として画像圧縮伸長
を行う場合は、バッファメモリ13の記憶容量を複数画
面分のディジタルデータ信号の読取に要する時間以上の
映像再生処理時間を要する第2所定数画面分のビデオ信
号を記憶し得る大きさにすれば、複数画面分のディジタ
ルデータ信号の読取に要する時間がディスクの1回転の
所要時間より長い場合でも動画の連続再生が可能とな
る。
【0045】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によるディスク
演奏装置においては、所定時間にディスクが1回転する
回転速度にてディスクが回転し、このディスクからピッ
クアップによって読み取られたビデオ信号がメモリに書
き込まれると共に読み出され、メモリに所定時間以上の
映像再生処理時間を要する第1所定数画面分のビデオ信
号が蓄積されたときピックアップの信号読取点が読取方
向において所定数トラックだけ遡る位置にジャンプする
と共にジャンプ直後からピックアップの信号読取点がジ
ャンプ指令の発せられた位置に再び到達するまでの期間
に亘ってメモリへのビデオ信号の書き込みが停止される
ので、上記第1所定数画面分のビデオ信号を記憶し得る
程度の記憶容量の小なるバッファメモリによってMCA
V方式によるディスクに記録されている動画の連続再生
をなすことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】ディスク1のフォーマットを示す図である。
【図3】ディスク1のフォーマットを示す図である。
【図4】図1の装置のシステムコントローラ15のプロ
セッサの動作を示すフロ―図である。
【図5】図1の装置のピックアップ3の信号読取点の動
作を示す図である。
【図6】図1の装置のバッファメモリ13の記憶状態を
示す図である。
【図7】図1の装置のピックアップ3の信号読取点の動
作を示す図である。
【図8】図1の装置のバッファメモリ13の記憶状態を
示す図である。
【図9】図1の装置のピックアップ3の信号読取点の動
作を示す図である。
【図10】図1の装置のバッファメモリ13の記憶状態
を示す図である。
【図11】図1の装置のシステムコントローラ15のプ
ロセッサの動作の他の例を示すフロ―図である。
【図12】図1の装置のピックアップ3の信号読取点の
動作を示す図である。
【図13】図1の装置のバッファメモリ13の記憶状態
を示す図である。
【図14】ディスク1のフォーマットの他の例を示す図
である。
【図15】MCAVディスクのバンドを示す図である。
【主要部分の符号の説明】
1……ディスク 3……ピックアップ 5……サーボ回路 8……クロック・タイ
ミング信号発生回路 13……バッファメモリ 15……システムコント
ローラ 17……メモリ制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/93 C 4227−5C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角速度が一定になるようにディスクを回
    転駆動しながらディスクの回転中心を取り囲むように形
    成された複数の記録トラックの各々に対してデータ転送
    レートをディスク中心からの距離に応じた値に設定して
    ビデオ信号の記録をなす方式によるディスクを演奏する
    ディスク演奏装置であって、所定時間に前記ディスクが
    1回転する回転速度にて前記ディスクを回転駆動するス
    ピンドルサーボと、前記ディスクに記録されている信号
    を読み取るピックアップと、前記所定時間以上の映像再
    生処理時間を要する第1所定数画面分のビデオ信号を記
    憶し得る記憶容量を有するメモリと、前記メモリに前記
    ピックアップから出力されたビデオ信号を書き込むと共
    に書き込まれたビデオ信号を順次読み出すメモリ制御手
    段と、前記メモリに前記記憶容量に等しい量のビデオ信
    号が蓄積されたとき前記ピックアップの信号読取点を読
    取方向において所定数トラックだけ遡る位置にジャンプ
    させる指令を発すると共に前記ジャンプ指令発生直後か
    ら前記ピックアップの信号読取点が前記ジャンプ指令の
    発せられた位置に再び到達するまでの期間に亘って前記
    メモリへのビデオ信号の書き込みを停止させる指令を発
    する指令発生手段とを備えたことを特徴とするディスク
    演奏装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスクは、サンプルドサーボ方式
    によるディスクであることを特徴とする請求項1記載の
    ディスク演奏装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスクのサーボバイト数とアドレ
    スフォーマットは、各トラックに共通であることを特徴
    とする請求項2記載のディスク演奏装置。
  4. 【請求項4】 前記ディスクは、トラッキングサーボ用
    のウォブルドピットが奇数トラック又は偶数トラックの
    みに形成されている倍密度記録方式によるディスクであ
    ることを特徴とする請求項1または2記載のディスク演
    奏装置。
  5. 【請求項5】 前記ビデオ信号は、画像圧縮されたディ
    ジタルデータ信号からなることを特徴とする請求項1記
    載のディスク演奏装置。
  6. 【請求項6】 前記ディスクのデータ転送レートが互い
    に同一の複数の記録トラック全体に1画面分のビデオ信
    号の整数倍の信号が記録されていることを特徴とする請
    求項1記載のディスク演奏装置。
  7. 【請求項7】 前記ビデオ信号は、複数画面を単位とし
    て画像圧縮がなされたディジタルデータ信号からなり、
    かつ前記メモリは、前記複数画面分のディジタルデータ
    信号の読取に要する時間以上の映像再生処理時間を要す
    る第2所定数画面分のビデオ信号を記憶し得る記憶容量
    を有することを特徴とする請求項1記載のディスク演奏
    装置。
JP3181281A 1991-07-22 1991-07-22 デイスク演奏装置 Pending JPH0541023A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3181281A JPH0541023A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 デイスク演奏装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3181281A JPH0541023A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 デイスク演奏装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0541023A true JPH0541023A (ja) 1993-02-19

Family

ID=16097951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3181281A Pending JPH0541023A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 デイスク演奏装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0541023A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996027881A1 (fr) * 1995-03-08 1996-09-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede et dispositif de reproduction des donnees a partir d'un disque, procede de regularisation de la rotation d'un disque et generateur de signaux de synchronisation pour la reproduction

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996027881A1 (fr) * 1995-03-08 1996-09-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede et dispositif de reproduction des donnees a partir d'un disque, procede de regularisation de la rotation d'un disque et generateur de signaux de synchronisation pour la reproduction
US5956307A (en) * 1995-03-08 1999-09-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Device end method for reproducing data from disk, method for controlling rotation of disk, and reproduction clock generating device
US6069854A (en) * 1995-03-08 2000-05-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Disk reproducing device, a disk reproducing method, a disk rotation control method, and a regenerative clock signal generating device
US6304531B1 (en) 1995-03-08 2001-10-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Disk reproducing device a disk reproducing method a disk rotation control method and a regenerative clock signal generating device
US6445657B2 (en) 1995-03-08 2002-09-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Disk reproducing device, a disk reproducing method, a disk rotation control method, and a regenerative clock signal generating device
US6529456B2 (en) 1995-03-08 2003-03-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Disk reproducing device, a disk reproducing method, a disk rotation control method, and a regenerative clock signal generating device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2679568B2 (ja) 光ディスクのアクセス方法及び装置
KR100239615B1 (ko) 화상 압축 기록 매체 재생 장치
JPS6377278A (ja) 静止画記録再生装置
JPH07115619A (ja) ビデオ信号再生装置
JPH0541023A (ja) デイスク演奏装置
US5675694A (en) Video disk, recording apparatus of video disk, and its reproducing apparatus
KR940012329A (ko) 비디오 디스크 플레이어의 양면연속 재생방법
JP2864666B2 (ja) 画像記録方法と記録媒体再生装置と記録媒体再生方法
JP3089497B2 (ja) 記録再生装置及び再生装置
KR100427528B1 (ko) 디스크 재생 시스템
JPH08329661A (ja) 記録再生装置および記録再生方法
JP2765370B2 (ja) ディスク記録装置及び再生装置
KR910001337B1 (ko) 장시간용 정각속도 디스크의 플레이어회로
JPS63169887A (ja) 両面再生ビデオデイスクプレ−ヤ
JPH07226027A (ja) ディスク記録再生装置
JP3410459B2 (ja) 再生方法
JP3038749B2 (ja) 記録装置
KR100545800B1 (ko) 이중 트랙 구조를 갖는 광디스크와, 광디스크 장치에서의데이터 기록 및 재생방법
JP3110353B2 (ja) 情報再生方法
JP3410458B2 (ja) 再生装置
JPH08315500A (ja) 情報記録再生装置
JPH05342768A (ja) ディスク記録及び再生装置
JPH07111635A (ja) 静止画再生装置
JPS6242348B2 (ja)
JPH09115247A (ja) 音声・映像データ記録・再生装置およびその方法