JPH0540844U - 光ロードセル - Google Patents

光ロードセル

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Publication number
JPH0540844U
JPH0540844U JP10021191U JP10021191U JPH0540844U JP H0540844 U JPH0540844 U JP H0540844U JP 10021191 U JP10021191 U JP 10021191U JP 10021191 U JP10021191 U JP 10021191U JP H0540844 U JPH0540844 U JP H0540844U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
tension
load cell
optical
winding shafts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10021191U
Other languages
English (en)
Inventor
康一 熊谷
正秀 辻井
春樹 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Filing date
Publication date
Application filed by THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD. filed Critical THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority to JP10021191U priority Critical patent/JPH0540844U/ja
Publication of JPH0540844U publication Critical patent/JPH0540844U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 落雷に強い光ロードセルを実現する。 【構成】 適宜間隔離して配置した2本の巻軸1、2に
光ファイバ3を重ならないように巻付け、両巻軸1、2
を相対的に離れる方向に引いて同光ファイバ3に延び張
力を与え、そのときの光ファイバ3の伝送ロス増に基ず
く張力変位から張力を測定可能とした。また、前記光フ
ァイバ3とは別に前記の延び張力は加わらないが雰囲気
温度の変化により伝送ロスが変化する参照用ファイバ4
を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案の光ロ−ドセルは例えば、送電線の張力を測定する張力計や、石油タン クの重量を計測する重量計等に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】
送電線の張力を計測するには従来は張力計として歪ゲ−ジが組込まれたロード セルを使用し、張力によるその歪ゲ−ジの歪量をホイーストンブリッジ等の電気 回路で抵抗変化に変換し、その抵抗変化を読み取って張力変位に換算していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
送電線の張力計測に歪ゲ−ジを用いると、時として雷が落ちて歪ゲ−ジが破損 したり、サ−ジ電流等の流入により測定システム全体が破損したりすることがあ った。
【0004】 本考案の目的はロードセルのセンサ−に電気絶縁性の光ファイバを用いること により、落雷があってもセンサ−が破損しないようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のうち請求項1の光ロ−ドセルは、図1に示すように適宜間隔離して配 置した2本の巻軸1、2に光ファイバ3を重ならないように巻付け、両巻軸1、 2を相対的に離れる方向に引いて同光ファイバ3に延び張力を与え、そのときの 光ファイバ3の伝送ロス増に基ずく張力変位から張力、荷重等を測定可能とした ものである。
【0006】 本考案のうち請求項2の光ロ−ドセルは、図1に示すように適宜間隔離して配 置した2本の巻軸1、2に光ファイバ3を重ならないように巻付け、両巻軸1、 2を相対的に離れる方向に引いて同光ファイバ3に延び張力を与え、そのときの 光ファイバ3の伝送ロス増に基ずく張力変位から張力、荷重等を測定可能とし、 前記光ファイバ3とは別に前記延び張力は加わらないが雰囲気温度の変化により 伝送ロスが変化する参照用ファイバ4を設けたものである。
【0007】
【作用】
本考案のうち請求項1の光ロ−ドセルでは、巻軸1、2を互いに反対方向に引 くと、巻軸1、2が取付けられている枠体11及びケース16が延び(歪み)、 その延びにつれて光ファイバ3が巻付けられている巻軸1、2が延び(0.2〜 0.3mm程度)、その延びにより光ファイバ3に張力が付与されて光ファイバ 3の伝送ロスが増加する。この伝送ロス増に基ずく張力変位から張力を測定する ことができる。
【0008】 本考案のうち請求項2の光ロ−ドセルでは、請求項1の光ロ−ドセルと同様に 張力を測定することができ、その上、張力は加わらないが雰囲気温度の変化によ り伝送ロスが変化する参照用ファイバ4を設けたので、雰囲気温度の変化により 参照用ファイバ4の伝送ロスが増加し、その分だけ光ファイバ3の伝送ロス増か ら差し引くことにより、光ファイバ3の伝送ロス増のうち張力の付与による伝送 ロス増だけを正確に検知することができる。
【0009】
【実施例】
本考案の光ロ−ドセルの一実施例を図1に示す。図1において1、2は巻軸で あり、これは横長方形の枠体11内に適宜間隔離して平行に配置してある。
【0010】 3は前記巻軸1、2に重ならないように巻付けた光ファイバであり、その両端 を後記する枠体11及びケース12の外部に引出して、その一端(入射端)13 から光を入射でき、他端(出射端)14から光を出射できるようにしてある。 この光ファイバ3は樹脂が被覆されている被覆光ファイバでも、樹脂が被覆さ れていない裸ファイバでもよい。被覆ファイバの場合は張力がかかると樹脂があ るためファイバの長手方向と径方向、周囲方向に力が分散するので、裸ファイバ の場合より精度の高い測定が難しいが、実用上特に支障はない。
【0011】 15、16は枠体11の長手方向両側面17、18に固定された把手であり、 これは枠体11を収納してある箱状のケース12の長手方向両側面17、18を 貫通してその両側面17、18に固定してある。
【0012】 前記の枠体11及びケース12は本考案の光ロードセルを張力計等に組込んで 使用する場合に、同枠体11及びケース12に加わる張力に耐え得るように強度 に優れた金属で製作し、しかも、把手15、16を互いに反対方向に引いたとき に多少歪む(延びる:0.2〜0.3mm程度)ようにしてある。
【0013】 図1の4は前記光ファイバ3と別の参照用光ファイバであり、これには前記光 ファイバ3と同じものが使用される。この参照用光ファイバ4はそれが雰囲気温 度の上昇により延びたり歪んだりしたときの伝送ロスを検出するためのものであ るため、ケース12が歪んでも同参照用光ファイバ4は歪まないようにする必要 がある。このため、この参照用光ファイバ4は前記ケース12の内側に接着剤や テープ等で落下しない程度に軽く取付けて、ケース12が雰囲気温度の上昇によ り歪んだり、把手15、16を互いに反対方向に引くことによりケース12が歪 んだりしても歪まないようにしてある。
【0014】 また、同参照用光ファイバ4の両端20、21をケース12の外側に引き出し て、その一端(入射端)20から入射した基準光を他端(出射端)21から取り 出して、雰囲気温度の上昇により参照用光ファイバ4が歪んだ場合の伝送ロスの 変化を検出できるようにしてある。この伝送ロスの変化を検出することにより、 光ファイバ3の伝送ロスの変化が、把手15、16を互いに反対方向に引くこと により枠体11及びケース16が歪んだことに起因するものか、それとも雰囲気 温度の上昇に起因するものかを判別することができ、精度の高い計測が可能とな るようにしてある。
【0015】
【考案の効果】
本考案の光ロードセルは次のような効果がある。 .求項1、請求項2の光ロードセルは張力検出センサ−として光ファイバ を使用してあるので落雷に対して強いものとなる。 .請求項2の光ロ−ドセルは参照光ファイバ4が設置されているので、温度 変化の影響を受けることなく、光ファイバ3の光伝送ロスのうち同光ファイバ3 に付与された張力に基づく光伝送ロスだけを正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の光ロードセルの一例を示す平面図であ
る。
【図2】図1の光ロードセルの側面図である。
【符号の説明】
1、2 巻軸 3 光ファイバ 4 参照用ファイバ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜間隔離して配置した2本の巻軸1、
    2に光ファイバ3を重ならないように巻付け、両巻軸
    1、2を相対的に離れる方向に引いて同光ファイバ3に
    延び張力を与え、そのときの光ファイバ3の伝送ロス増
    に基ずく張力変位から張力を測定可能としたことを特徴
    とする光ロ−ドセル。
  2. 【請求項2】 適宜間隔離して配置した2本の巻軸1、
    2に光ファイバ3を重ならないように巻付け、両巻軸
    1、2を相対的に離れる方向に引いて同光ファイバ3に
    延び張力を与え、そのときの光ファイバ3の伝送ロス増
    に基ずく張力変位から張力を測定可能とし、前記光ファ
    イバ3とは別に前記延び張力は加わらないが雰囲気温度
    の変化により伝送ロスが変化する参照用ファイバ4を設
    けたことを特徴とする光ロ−ドセル。
JP10021191U 1991-11-08 1991-11-08 光ロードセル Pending JPH0540844U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10021191U JPH0540844U (ja) 1991-11-08 1991-11-08 光ロードセル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10021191U JPH0540844U (ja) 1991-11-08 1991-11-08 光ロードセル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0540844U true JPH0540844U (ja) 1993-06-01

Family

ID=14267969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10021191U Pending JPH0540844U (ja) 1991-11-08 1991-11-08 光ロードセル

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JP (1) JPH0540844U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002535667A (ja) * 1999-01-29 2002-10-22 ドイッチェ テレコム アーゲー 距離の変化を検出するためのセンサおよび方法

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JP2002535667A (ja) * 1999-01-29 2002-10-22 ドイッチェ テレコム アーゲー 距離の変化を検出するためのセンサおよび方法

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