JPH0540521U - ドア装置 - Google Patents

ドア装置

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Publication number
JPH0540521U
JPH0540521U JP8974191U JP8974191U JPH0540521U JP H0540521 U JPH0540521 U JP H0540521U JP 8974191 U JP8974191 U JP 8974191U JP 8974191 U JP8974191 U JP 8974191U JP H0540521 U JPH0540521 U JP H0540521U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
water supply
door body
accommodation space
drainage
Prior art date
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Pending
Application number
JP8974191U
Other languages
English (en)
Inventor
伸治 三好
Original Assignee
新日軽株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 新日軽株式会社 filed Critical 新日軽株式会社
Priority to JP8974191U priority Critical patent/JPH0540521U/ja
Publication of JPH0540521U publication Critical patent/JPH0540521U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】サンルーム等の所定室内の有効利用と快適なト
イレ使用とを並立させることができるようにする。 【構成】所定室(1)内とこれに隣接する収容空間
(5)とを開閉可能なドア本体(11)と、このドア本
体(11)に閉鎖時に収容空間(5)に収容されるよう
に取り付けられた便器部(21)と、この便器部(2
1)の所定部位と収容空間(5)に設けられた給排水接
続部(35,36)とをドア本体(11)の開閉運動を
許容するように連結する給排水機構(31)とを備えた
構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はドア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の一般住宅等においては、ゆとりの時代を反映して機能性を重要視しつつ も快適で開放的な居住スペース作りが求められるようになってきている。
【0003】 例えば、快適性の向上等を図る一方策として、サンルームの設置が除々に普及 しつつある。このサンルームは、ガラス等の透明部材により外部光線(太陽光線 )が積極的に摂取されるように構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記した一般住宅等におけるトイレットは、とかく機能性のみが重 要視され,目につきにくく,かつ日の当たらない箇所に設置されるのが一般的で ある。そのため、トイレットにおいて、快適かつ開放的な気分で排泄(以下、「 トイレ使用」と称する。)することが困難である。
【0005】 このことは、サンルーム等を積極的に設置することにより快適性の向上を追及 する現今住宅においては看過できない問題である。
【0006】 そこで、快適かつ開放的にトイレ使用できるように、トイレットの設置スペー スを拡大することが考えられる。しかし、トイレットは、一日の内で使用される 時間はわずかであり,しかも最近の土地価格高騰等を考慮すると、積極的にトイ レットの設置スペースを拡大することは他の住宅部分(例えばサンルーム)の設 置スペースを減少させることにもつながり問題があるといえる。
【0007】 本考案の目的は、上記事情に鑑み,サンルーム等の所定室内の有効利用と快適 なトイレ使用とを並立させることができるドア装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、所定室内とこれに隣接する収容空間とを開閉可能なドア本体と、 このドア本体に閉鎖時に収容空間に収容されるように取り付けられた便器部と 、この便器部の所定部位と前記収容空間に設けられた給排水接続部とを前記ドア 本体の開閉運動を許容するように連結する給排水機構とを備えたことを特徴とす る。
【0009】
【作用】
本考案では、トイレ使用時には、ドア本体を開放することにより,便器部を収 容空間に収容された状態よりサンルーム等の所定室内へ引き出す。この際、給排 水機構は、ドア本体の開放運動を許容するので,損傷したり,異常変形したりし て給排水等に支障が生じることはない。したがって、サンルーム等の所定室内で 快適にトイレ使用することができる。
【0010】 また、トイレ未使用時には、ドア本体を閉鎖することにより,便器部を所定室 内に引き出された状態より収容空間に収容する(なお、この際も、給排水機構は 、ドア本体の閉鎖運動を許容するので,損傷したり,異常変形したりすることは ない。)。これにより、所定室内を便器部に妨げられることなく有効利用できる 。
【0011】 その結果、サンルーム等の所定室内の有効利用と快適なトイレ使用とを並立さ せることができる。
【0012】
【実施例】
本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
【0013】 本実施例に係るドア装置10は、図1および図2に示す如く,ドア本体11, 便器部21および給排水機構31を含み構成されている。
【0014】 ここで、ドア本体11は、所定室(本実施例ではサンルーム1)内とこれに隣 接する収容空間5とを開閉可能に設けられている。
【0015】 本実施例では、ドア本体11は、サンルーム1と,このサンルーム1と隣設す る収容空間5との間に支点12を中心として約90°回動可能に設けられている 。また、ドア本体11には、図1中実線で示す如く,便器部21が当該ドア本体 11閉鎖時に収容空間5に収容されるように取り付けられている。また、便器部 21は、腰掛け型の便器22と貯水タンク23とを含み構成されている。より具 体的には、便器22と貯水タンク23とは、図2に示す如く,支持部材24を介 してドア本体11に取り付けられている。この支持部材24には、キャスター2 6付きの脚部25が設けられている。
【0016】 また、給排水機構31は、便器部21の所定部位と収容空間5に設けられた給 排水接続部(本実施例では給水主管35,排出主管36)とを連結しかつ当該給 排水接続部(35,36)と協働してドア本体11の開閉運動を許容する構成と されている。
【0017】 より具体的には、給排水機構31は、貯水タンク23に給水するための給水管 32と,便器22から排泄物を水とともに排出するための排出管33とから構成 されている。この給水管32の一端部は、貯水タンク23に接続されており,そ の他端部は給水主管35に回転継手37を介して接続されている。また、排出管 33の一端部は、便器22に接続されており,その他端部は排出主管36に接続 されている。
【0018】 なお、前記した収容空間5は、便器部21を収容可能な範囲で極力体積が小さ くなるように形成されている。このように収容空間5の設置スペースの節約を図 った分だけ、サンルーム1を設置スペースを拡大して一段と有効利用することが できる。また、サンルーム1には、トイレ使用に備えて洗面所3が設けられてい る。さらに、図1において、2は、サンルーム1内に太陽光線を積極的に取り入 れるための透明部材(ガラス部材)である。
【0019】 次に作用について説明する。 トイレ使用する場合には、ドア本体11を図1中実線で示す位置より図中反時 計回り方向に90°回動させることにより開放して,便器部21を図中実線で示 す如く収容空間5に収容された状態より図中2点鎖線で示す如くサンルーム1内 へ引き出す。この際、便器部21に接続された給排水機構31(給水管32,排 出管33)は、給排水接続部(給水主管35,排出主管36)と協働してドア本 体11の開放運動を許容するので,損傷したり異常変形したりすることなく,給 排水等に支障が生じることはない。 したがって、サンルーム1で快適かつ開放的な気分でトイレ使用することがで きる。
【0020】 また、トイレ未使用時には、ドア本体11を図1中2点鎖線で示す位置より図 中時計回り方向に90°回動させることにより閉鎖して,便器部21を収容空間 5に収容する[この際も、給排水機構31は、給排水接続部(35,36)と協 働してドア本体11の閉鎖運動を許容するので,損傷したり異常変形したりする ことはない。]。これにより、サンルーム1を便器部21等に妨げられることな く有効利用できる。
【0021】 その結果、サンルーム1の有効利用と快適なトイレ使用とを並立させることが できる。
【0022】 しかして、この実施例によれば、サンルーム1内とこれに隣接する収容空間5 とを開閉可能なドア本体11と、このドア本体11に閉鎖時に収容空間5に収容 されるように取り付けられた便器部21と、この便器部21の所定部位と収容空 間5に設けられた給排水接続部(35,36)とをドア本体11の開閉運動を許 容するように連結する給排水機構31とを備えた構成としたので、サンルーム1 の有効利用と快適なトイレ使用とを並立させることができる。
【0023】 また、収容空間5の設置スペースを、便器部21を収容可能な範囲で極力小さ くしたので、その分サンルーム1を設置スペースを拡大して一段と有効利用を図 ることができる。
【0024】 また、ドア本体11を、支点12を中心として回動させる構成としたので、便 器部21のサンルーム1への引き出し,収容空間5への収容を一段と迅速かつ容 易に行うことができる。
【0025】 また、ドア本体11をキャスター26付きの脚部25を用いて回動させる構成 としたので、便器部21のサンルーム1への引き出し,収容空間5への収容を一 段と容易に行うことができる。
【0026】 さらに、便器部21を支持部材24を用いてドア本体11に取り付ける構成と したので、構造強度を増大させることができ耐久性の向上を図ることができる。
【0027】 なお、上記実施例においては、トイレ使用時に、便器部21を、ドア本体11 を収容空間5より回動させてサンルーム1にセットする構成としたが、快適なト イレ使用が確約できればサンルーム1以外の室内にセットする構成としてもよい 。
【0028】
【考案の効果】
本考案によれば、サンルーム内とこれに隣接する収容空間とを開閉可能なドア 本体と、このドア本体に閉鎖時に収容空間に収容されるように取り付けられた便 器部と、この便器部の所定部位と収容空間に設けられた給排水接続部とをドア本 体の開閉運動を許容するように連結する給排水機構とを備えた構成としたので、 サンルームの有効利用と快適なトイレ使用とを並立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】一実施例のドア装置の要部を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 サンルーム(所定室) 5 収容空間 10 ドア装置 11 ドア本体 21 便器部 31 給排水機構 35 給水主管(給排水接続部) 36 排水主管(給排水接続部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定室内とこれに隣接する収容空間とを
    開閉可能なドア本体と、 このドア本体に閉鎖時に収容空間に収容されるように取
    り付けられた便器部と、 この便器部の所定部位と前記収容空間に設けられた給排
    水接続部とを前記ドア本体の開閉運動を許容するように
    連結する給排水機構と、 を備えたことを特徴とするドア装置。
JP8974191U 1991-10-31 1991-10-31 ドア装置 Pending JPH0540521U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8974191U JPH0540521U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 ドア装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8974191U JPH0540521U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 ドア装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0540521U true JPH0540521U (ja) 1993-06-01

Family

ID=13979191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8974191U Pending JPH0540521U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 ドア装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0540521U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021157443A1 (ja) * 2020-02-03 2021-08-12 株式会社Lixil 収納式トイレ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021157443A1 (ja) * 2020-02-03 2021-08-12 株式会社Lixil 収納式トイレ

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