JPH0540440Y2 - - Google Patents

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JPH0540440Y2
JPH0540440Y2 JP11130088U JP11130088U JPH0540440Y2 JP H0540440 Y2 JPH0540440 Y2 JP H0540440Y2 JP 11130088 U JP11130088 U JP 11130088U JP 11130088 U JP11130088 U JP 11130088U JP H0540440 Y2 JPH0540440 Y2 JP H0540440Y2
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membrane
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support
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ring
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、液体中の微粒子数濃度(個数/
ml)を、顕微鏡で目視カウントする直顕法で使用
するための例えば直径0.1μmの微細直孔を無数に
備えた高分子フイルムのメンブレンを洗浄するた
めのメンブレンの保持具に関する。
〈従来の技術〉 直顕法で使用する市販のメンブレンに付着した
汚染粒子数は意外に多く、例えば直径37mmのメン
ブレンで104〜106個/数であることが実測されて
いる。
このように多数の汚染粒子が付着したメンブレ
ンを使用して測定対象液を濾別し、メンブレンの
表面に捕捉された液体中の微粒子を顕微鏡で目視
カウントしても、カウントした微粒子がメンブレ
ンに付着していたものか、液体中から捕捉された
ものかの区別がつけ難く、液体中の微粒子の数を
正確に示すことにはならない。
このためメンブレンに付着する汚染粒子を、電
子顕微鏡などで目視カウントする前にメンブレン
から洗浄して除去することが試みられている。
〈考案が解決しようとする課題〉 従来の洗浄、除去はフロン、超純水、その他無
機塩類の水溶液で行うものであるが、いずれも顕
著な効果が得られていない。
その主な理由はメンブレン自体が厚さ5μm程
度の非常に薄いポリカーボネート製で取扱い操作
が極めて難かしく、その上、静電気を帯びて洗浄
する器具やピンセツトに付着したり、巻付いたり
して充分に洗浄が行えないからである。
又、洗浄水に洗浄剤を使用すると、洗浄剤中の
微粒子が新たにメンブレンに付着する虞もある。
〈課題を解決するための手段〉 そこで本考案ではメンブレンが器具に付着した
り、巻付いたりするのを防止し、一枚宛、展開状
態で洗浄するために、メンブレンの洗浄用保持具
がメンブレンを上面に載せる通水性の支持床を内
周に支持した支持台と、該支持台の内周に嵌合
し、通水床の上面に載つたメンブレンの周縁部を
支持床の上面に押圧する押圧リングと、前記支持
台の外周に螺合し、上記押圧リングを下圧し、該
押圧リングを介してメンブレンの周縁部を支持床
の上面に加圧する加圧操作リングとからなること
を特徴とする。
〈実施例〉 図示の一実施例において、1は円筒形の支持台
で、劃壁2から互いに反対方向に突出する上下二
つの円筒壁3と4を備えている。上部円筒壁3の
内周は上段部5と、それよりも内径が少し小さい
下段部6になつて居り、上記上段部5の段上には
通水性の支持床7がピツタリと嵌合する。この支
持床7の厚さは上段部5の高さよりも少し薄い。
そして、上部円筒壁3は外周に雄ねじ8を有す
る。又、下部円筒壁4は劃壁2の中心から下向き
に延びる中心筒9を囲んでいる。この中心筒9の
中空部は劃壁2を貫き、前述した下端部6の底の
中心に上端が開口する。
10は、外径が支持台の上部筒壁3より少し小
さく、内径は前記下段部6にほゞ等しい押圧リン
グで、下面には上部円筒壁3の上に重なる環状の
切欠き11を備え、これにより切欠き11の内側
に形成された環状の下向き突出部12は上段部4
の内周に嵌合し、その下段面は支持床7の周縁部
に上から当接することができる。
13は上部円筒壁3の外周の雄ねじ8に螺合す
る雌ねじ14を内周に備えた袋ナツト形の加圧操
作リングであり、その上端部内周から内向きに張
り出した鍔15の内径は前記押圧リング10の内
径にほゞ等しい。従つて、この加圧操作リング1
3を支持台1の上部円筒壁3の外にねじ込んで行
くと、前記鍔15の下面は押圧リング13の上面
に当接し、押圧リングの環状の下向き突出部12
を支持床7の周縁部上に押付けることができる。
これらの支持台1、押圧リング10、加圧操作
リング13は、粒子の汚染を受けにくゝ、又、粒
子が付着しても容易に洗い落せる材質、例えば四
弗化エチレン樹脂で成形することが好ましい。
尚、メンブレンは種々な直径のものがある。
従つて、円筒壁3の上段部4の内径ないし支持
床7の外径はメンブレンMの直径に応じて定め
る。
メンブレンMを保持するには、上段部4の内周
で囲まれた支持床7上にメンブレンの一枚を展開
し、それから押圧リング10を上部筒壁3上に重
ねてその下向き突出部12の下面でメンブレンの
周縁部を支持床7の周縁部上に抑え、次いで加圧
操作リング13を上部円筒壁3の外に上からねじ
込んで締付け、前述したように下向き突出部12
でメンブレンの周縁部を支持床7の周縁部上に押
し付ける(第2図)。
これによりメンブレンは支持床上に張られて動
かなくなるので、どのようにして洗浄しても巻込
みや、他の器具への付着の心配なく、充分に洗浄
が行える。
最も効果的な洗浄方法は第3図に示すように全
体をひつくり返してメンブレンを下に向け、中心
筒9に操作用のパイプ材16を連結し、底に超音
波振動子17を備え、且つ超純水が底に供給され
る洗浄槽18中に浸漬し、超音波の振動エネルギ
でメンブレンに付着した汚染粒子をメンブレンか
ら離し、離れた汚染粒子を上向流する超純水で槽
外ににオーバーフローで排出することである。
そして洗浄が終つたら洗浄槽から引上げ、加圧
操作リング、押圧リングを外してメンブレンを取
出す。
又、第4図に示すように加圧操作リング、押圧
リングを外したのち、押圧リングの代りに給液筒
19を有するキヤツプ20を嵌め、このキヤツプ
を加圧操作リングで同様に締付け、試料液を給液
筒19から供給してメンブレンで濾過するように
すれば、メンブレンに手などを触れて汚染するこ
となく液中の微粒子をメンブレンに捕捉でき、電
子顕微鏡などを使い直顕法で液中の微粒子数濃度
を目視カウントできる。
〈考案の効果〉 本考案によれば製造工程その他でメンブレンに
付着している汚染粒子を洗浄して除去でき、直顕
法による目視カウントの精度を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は分解状態の断面図、第2図は組立て状態の断面
図、第3図は洗浄状態の説明図、第4図は洗浄済
のメンブレンに液中の微粒子を捕捉させている状
態の断面図で、図中、1は支持台、7は支持床、
10は押圧リング、13は加圧操作リングを示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メンブレンを上面に載せる通水性の支持床を内
    周に支持した支持台と、該支持台の内周に嵌合
    し、通水床の上面に載つたメンブレンの周縁部を
    支持床の上面に押圧する押圧リングと、前記支持
    台の外周に螺合し、上記押圧リングを下圧し、該
    押圧リングを介してメンブレンの周縁部を支持床
    の上面に加圧する加圧操作リングとからなること
    を特徴とするメンブレンの洗浄用保持具。
JP11130088U 1988-08-26 1988-08-26 Expired - Lifetime JPH0540440Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11130088U JPH0540440Y2 (ja) 1988-08-26 1988-08-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11130088U JPH0540440Y2 (ja) 1988-08-26 1988-08-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0233346U JPH0233346U (ja) 1990-03-02
JPH0540440Y2 true JPH0540440Y2 (ja) 1993-10-14

Family

ID=31349225

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JP11130088U Expired - Lifetime JPH0540440Y2 (ja) 1988-08-26 1988-08-26

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JPH0233346U (ja) 1990-03-02

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