JPH0540178Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0540178Y2 JPH0540178Y2 JP1986130650U JP13065086U JPH0540178Y2 JP H0540178 Y2 JPH0540178 Y2 JP H0540178Y2 JP 1986130650 U JP1986130650 U JP 1986130650U JP 13065086 U JP13065086 U JP 13065086U JP H0540178 Y2 JPH0540178 Y2 JP H0540178Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- wall board
- appearance
- flat
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 8
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 6
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004049 embossing Methods 0.000 description 2
- 239000010425 asbestos Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229910052895 riebeckite Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
本考案は、家屋の外壁部分に鎧下見張り状の外
観に葺かれる壁板であつて、一枚の壁板が複数枚
の壁板の外観を有するものに関する。
観に葺かれる壁板であつて、一枚の壁板が複数枚
の壁板の外観を有するものに関する。
従来のこの種の壁板であつては、第3図に示す
ように、壁板本体1の表面に2本の溝部2を形成
して溝部2の上下に単本の壁板の外観を有する分
割部3を形成し、壁板本体1の上端及び下端に設
けられた雄接続部5と雌接続部6とを接続すると
溝部2と同じ外観を呈するようにしてあり、一枚
の壁板を施工すると三枚の壁板を施工したかのよ
うな外観を出すことができ施工を容易にしてあつ
た。 しかしながら、この従来の壁板にあつては、溝
部2の溝幅が狭い上に溝部2間の分割部3の表面
が平滑であつたので、離れて見ると分割部3と溝
部2との区別がつきにくく、くつきりとした鎧下
見張り状の外観がでにくかつた。また、分割部3
の表面が平坦で外観が単調であるために重厚感が
得られなかつた。更に、外観が単調であるために
雄接続部5と雌接続部6との接続部分が目立ち易
かつた。
ように、壁板本体1の表面に2本の溝部2を形成
して溝部2の上下に単本の壁板の外観を有する分
割部3を形成し、壁板本体1の上端及び下端に設
けられた雄接続部5と雌接続部6とを接続すると
溝部2と同じ外観を呈するようにしてあり、一枚
の壁板を施工すると三枚の壁板を施工したかのよ
うな外観を出すことができ施工を容易にしてあつ
た。 しかしながら、この従来の壁板にあつては、溝
部2の溝幅が狭い上に溝部2間の分割部3の表面
が平滑であつたので、離れて見ると分割部3と溝
部2との区別がつきにくく、くつきりとした鎧下
見張り状の外観がでにくかつた。また、分割部3
の表面が平坦で外観が単調であるために重厚感が
得られなかつた。更に、外観が単調であるために
雄接続部5と雌接続部6との接続部分が目立ち易
かつた。
本考案は叙上のような技術的背景に鑑みて為さ
れたものであり、その目的とするところは施工し
た時にくつきりとした重厚な外観を得ることがで
き、しかも接続部分の目立ちにくい壁板を提供す
ることにある。
れたものであり、その目的とするところは施工し
た時にくつきりとした重厚な外観を得ることがで
き、しかも接続部分の目立ちにくい壁板を提供す
ることにある。
本考案の壁板は、壁板本体1の表面に横方向に
沿つて深い溝部2を凹設し、溝部2間の分割部3
の表面に溝幅が変化した複数本の浅い溝状のエン
ボス4を横方向に沿つて刻設し、壁板本体1の上
下端に前記溝部2と同じ外観に接続される雄接続
部5と雌接続部6を設けた壁板において、溝部2
の底面には壁板本体の表面と並行な平面部7を形
成し、この平面部7から下方の分割部3へ向けて
緩やかな傾斜の傾斜部8を形成し、この傾斜部8
の端には傾斜の急なテーパ9を設け、平面部7と
傾斜部8とテーパ9とをそれぞれ平坦に形成して
成ることを特徴とするものである。しかして、雄
接続部5と雌接続部6とを接続するようにして施
工すると、一枚の壁板により複数枚の壁板の外観
を得られて壁板の施工枚数が少なくなり、施工手
間が軽減されるものである。しかも、一枚の壁板
にあたる分割部3の表面に溝幅の変化するストラ
イプ状のエンボス4を施してあるので、壁板の外
観に変化がついて重厚感を得ることができるもの
である。また、分割部3にストライプ状のエンボ
ス4からなる模様が施されることにより分割部3
と溝部2との区別がつき易く、溝部2が目立つて
くつきりとした外観を得ることができるものであ
る。更に、分割部3に変化のある模様が施される
ことにより雄接続部5と雌接続部6との接続部分
に目が行きにくく、接続部分が目立ちにくいもの
である。 以下本考案の実施例を添付図に基いて詳述す
る。第1図には一枚の壁板Aを一部破断して示し
てある。この壁板Aは石綿セメント板や繊維強化
セメント板などにより形成されており、家屋の外
壁に施工されて鎧下見張り状の外観を呈するもの
であり、図示例では一枚の壁板Aにより外観状は
三枚の壁板に見えるようになつている。即ち、板
厚12mm程度の略長方形状をした壁板Aの表面には
等間隔に深い溝部2が形成されており、溝部2間
には外観状一枚の壁板にあたる分割部3が形成さ
れ、一番上の溝部2の上には雄接続部5が設けら
れ、一番下の分割部3の裏面には雌接続部6が設
けられている。分割部3の表面全面には溝幅の変
化する複数本の浅い溝状のエンボス4が刻設され
ており、エンボス4は壁板本体1の横幅全体に亘
つていてストライプ模様を形成している。このエ
ンボス4の溝幅は連続的に徐々に変化していても
良いが、第1図のように区分的に変化していても
よく、またランダムに変化するなどデザイン上の
観点より適宜設計することができる。また、溝部
2の底面には壁板本体1の表面と並行な平面部7
が形成されており、平面部7から下方の分割部3
へ向けて緩やかな傾斜の傾斜部8が形成されてお
り、傾斜部8の端には傾斜の急なテーパ9が設け
られており、平面部7と傾斜部8とテーパ9とは
夫々平坦に形成されている。従つて、分割部3と
溝部2とは、細かなストライプ状の質感ないし外
観と滑らかな質感ないし外観とのコントラストを
なし、溝部2が目立ち、施工後にはくつきりとし
た外観を呈する。 しかして、施工する場合には第1図に想像線で
示すように、下段の壁板Aの雄接続部5と上段の
壁板Aの雌接続部6とを接続するものであり、雄
接続部5と雌接続部6とを接続するとこの接続部
分は溝部2と同じ外観を呈するものであり、少な
い施工枚数で、しかも壁板Aと壁板Aとを本来の
鎧下見張りのように重ね合わせることなく施工で
き、施工し易いものである。また、この壁板Aは
溝部2の溝深さは従来のものとほぼ同じである
が、溝幅を従来のものよりも広くしてあるので、
溝幅に多少のばらつきがあつても目立たず、溝幅
が広いので一層溝部2がはつきりして重厚感が得
られるものである。更に、溝部2の縁にテーパ9
を形成してあるので、溝部2が深く見え、一層重
厚感が得られる。
沿つて深い溝部2を凹設し、溝部2間の分割部3
の表面に溝幅が変化した複数本の浅い溝状のエン
ボス4を横方向に沿つて刻設し、壁板本体1の上
下端に前記溝部2と同じ外観に接続される雄接続
部5と雌接続部6を設けた壁板において、溝部2
の底面には壁板本体の表面と並行な平面部7を形
成し、この平面部7から下方の分割部3へ向けて
緩やかな傾斜の傾斜部8を形成し、この傾斜部8
の端には傾斜の急なテーパ9を設け、平面部7と
傾斜部8とテーパ9とをそれぞれ平坦に形成して
成ることを特徴とするものである。しかして、雄
接続部5と雌接続部6とを接続するようにして施
工すると、一枚の壁板により複数枚の壁板の外観
を得られて壁板の施工枚数が少なくなり、施工手
間が軽減されるものである。しかも、一枚の壁板
にあたる分割部3の表面に溝幅の変化するストラ
イプ状のエンボス4を施してあるので、壁板の外
観に変化がついて重厚感を得ることができるもの
である。また、分割部3にストライプ状のエンボ
ス4からなる模様が施されることにより分割部3
と溝部2との区別がつき易く、溝部2が目立つて
くつきりとした外観を得ることができるものであ
る。更に、分割部3に変化のある模様が施される
ことにより雄接続部5と雌接続部6との接続部分
に目が行きにくく、接続部分が目立ちにくいもの
である。 以下本考案の実施例を添付図に基いて詳述す
る。第1図には一枚の壁板Aを一部破断して示し
てある。この壁板Aは石綿セメント板や繊維強化
セメント板などにより形成されており、家屋の外
壁に施工されて鎧下見張り状の外観を呈するもの
であり、図示例では一枚の壁板Aにより外観状は
三枚の壁板に見えるようになつている。即ち、板
厚12mm程度の略長方形状をした壁板Aの表面には
等間隔に深い溝部2が形成されており、溝部2間
には外観状一枚の壁板にあたる分割部3が形成さ
れ、一番上の溝部2の上には雄接続部5が設けら
れ、一番下の分割部3の裏面には雌接続部6が設
けられている。分割部3の表面全面には溝幅の変
化する複数本の浅い溝状のエンボス4が刻設され
ており、エンボス4は壁板本体1の横幅全体に亘
つていてストライプ模様を形成している。このエ
ンボス4の溝幅は連続的に徐々に変化していても
良いが、第1図のように区分的に変化していても
よく、またランダムに変化するなどデザイン上の
観点より適宜設計することができる。また、溝部
2の底面には壁板本体1の表面と並行な平面部7
が形成されており、平面部7から下方の分割部3
へ向けて緩やかな傾斜の傾斜部8が形成されてお
り、傾斜部8の端には傾斜の急なテーパ9が設け
られており、平面部7と傾斜部8とテーパ9とは
夫々平坦に形成されている。従つて、分割部3と
溝部2とは、細かなストライプ状の質感ないし外
観と滑らかな質感ないし外観とのコントラストを
なし、溝部2が目立ち、施工後にはくつきりとし
た外観を呈する。 しかして、施工する場合には第1図に想像線で
示すように、下段の壁板Aの雄接続部5と上段の
壁板Aの雌接続部6とを接続するものであり、雄
接続部5と雌接続部6とを接続するとこの接続部
分は溝部2と同じ外観を呈するものであり、少な
い施工枚数で、しかも壁板Aと壁板Aとを本来の
鎧下見張りのように重ね合わせることなく施工で
き、施工し易いものである。また、この壁板Aは
溝部2の溝深さは従来のものとほぼ同じである
が、溝幅を従来のものよりも広くしてあるので、
溝幅に多少のばらつきがあつても目立たず、溝幅
が広いので一層溝部2がはつきりして重厚感が得
られるものである。更に、溝部2の縁にテーパ9
を形成してあるので、溝部2が深く見え、一層重
厚感が得られる。
本考案は、叙述のごとく一枚の壁板にあたる分
割部の表面に溝幅の変化する浅い溝状の複数本の
エンボスを施してあるので、壁板の外観に変化の
ある模様がついて重厚感を得ることができるもの
である。また、分割部にストライプ状のエンボス
からなる模様が施されることにより分割部と溝部
との区別がつき易く、溝部が目立つてくつきりと
した重厚感のある外観を得ることができるもので
ある。更に、分割部に変化のある模様が施される
ことにより雄接続部と雌接続部との接続部分に目
が行きにくく、接続部分が目立ちにくいものであ
る。特に、溝部の底面には壁板本体の表面と並行
な平面部を形成し、この平面部から下方の分割部
へ向けて緩やかな傾斜の傾斜部を形成し、この傾
斜部の端には傾斜の急なテーパを設け、平面部と
傾斜部とテーパとをそれぞれ平坦に形成してある
ので、分割部と溝部とが、細かなストライプ状の
質感ないし外観と滑らかな質感ないし外観とのコ
ントラストをなし、溝部が目立ち、施工後にはく
つきりとした外観を呈するという効果がある。
割部の表面に溝幅の変化する浅い溝状の複数本の
エンボスを施してあるので、壁板の外観に変化の
ある模様がついて重厚感を得ることができるもの
である。また、分割部にストライプ状のエンボス
からなる模様が施されることにより分割部と溝部
との区別がつき易く、溝部が目立つてくつきりと
した重厚感のある外観を得ることができるもので
ある。更に、分割部に変化のある模様が施される
ことにより雄接続部と雌接続部との接続部分に目
が行きにくく、接続部分が目立ちにくいものであ
る。特に、溝部の底面には壁板本体の表面と並行
な平面部を形成し、この平面部から下方の分割部
へ向けて緩やかな傾斜の傾斜部を形成し、この傾
斜部の端には傾斜の急なテーパを設け、平面部と
傾斜部とテーパとをそれぞれ平坦に形成してある
ので、分割部と溝部とが、細かなストライプ状の
質感ないし外観と滑らかな質感ないし外観とのコ
ントラストをなし、溝部が目立ち、施工後にはく
つきりとした外観を呈するという効果がある。
第1図は本考案の一実施例を示す一部破断した
斜視図、第2図は同上の一部を拡大した斜視図、
第3図は従来例の一部破断した斜視図である。 1……壁板本体、2……溝部、3……分割部、
4……エンボス、5……雄接続部、6……雌接続
部。
斜視図、第2図は同上の一部を拡大した斜視図、
第3図は従来例の一部破断した斜視図である。 1……壁板本体、2……溝部、3……分割部、
4……エンボス、5……雄接続部、6……雌接続
部。
Claims (1)
- 壁板本体の表面に横方向に沿つて深い溝部を凹
設し、溝部間の分割部の表面に溝幅が変化した複
数本の浅い溝状のエンボスを横方向に沿つて刻設
し、壁板本体の上下端に前記溝部と同じ外観に接
続される雄接続部と雌接続部を設けた壁板におい
て、溝部の底面には壁板本体の表面と並行な平面
部を形成し、この平面部から下方の分割部へ向け
て緩やかな傾斜の傾斜部を形成し、この傾斜部の
端には傾斜の急なテーパを設け、平面部と傾斜部
とテーパとをそれぞれ平坦に形成して成る壁板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986130650U JPH0540178Y2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986130650U JPH0540178Y2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6334837U JPS6334837U (ja) | 1988-03-05 |
JPH0540178Y2 true JPH0540178Y2 (ja) | 1993-10-13 |
Family
ID=31028352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986130650U Expired - Lifetime JPH0540178Y2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540178Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102733541A (zh) * | 2011-03-31 | 2012-10-17 | 日吉华株式会社 | 建筑板 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5792255A (en) * | 1980-11-29 | 1982-06-08 | Matsushita Electric Works Ltd | Building material |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52132105U (ja) * | 1976-04-02 | 1977-10-07 |
-
1986
- 1986-08-26 JP JP1986130650U patent/JPH0540178Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5792255A (en) * | 1980-11-29 | 1982-06-08 | Matsushita Electric Works Ltd | Building material |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102733541A (zh) * | 2011-03-31 | 2012-10-17 | 日吉华株式会社 | 建筑板 |
JP2012211472A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Nichiha Corp | 建築板 |
US9200449B2 (en) | 2011-03-31 | 2015-12-01 | Nichiha Corporation | Building board |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6334837U (ja) | 1988-03-05 |
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