JPH0539475Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0539475Y2
JPH0539475Y2 JP1987109329U JP10932987U JPH0539475Y2 JP H0539475 Y2 JPH0539475 Y2 JP H0539475Y2 JP 1987109329 U JP1987109329 U JP 1987109329U JP 10932987 U JP10932987 U JP 10932987U JP H0539475 Y2 JPH0539475 Y2 JP H0539475Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
pressure medium
spiral
rising
connecting pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987109329U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6415137U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987109329U priority Critical patent/JPH0539475Y2/ja
Publication of JPS6415137U publication Critical patent/JPS6415137U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0539475Y2 publication Critical patent/JPH0539475Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は圧力検出装置に関し、特には浴槽の水
位を水圧にて検出する水圧検出装置に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、圧力伝送器においては例えば特開昭50−
137777号公報に見られるように、シールダイヤフ
ラムで被検圧体と遮断し内部に封入液を密封した
ものは知られている。
(考案が解決しようとする課題) ところでこのような圧力センサーをポンプを有
する循環回路に配すると、経年変化や大幅な圧力
変動により、密閉空室内に外部より侵入した気体
或いは液体、内部より発生した気体等により密閉
空室内の圧力上昇を生じ、圧力センサーの基準出
力の変化を引き起こしてしまう問題が生じた。
かかる問題を解決するため、例えば実開昭57−
129139号公報のものに見られるようにシールダイ
ヤフラムを介在させずに圧力伝達媒体により圧力
を伝達するようにするものもある。
しかしながら、上記従来のものでは封入液の流
出を防止するために、環状の磁石、磁性流体等の
部品を別途必要とし高価になるのみならず上下方
向のみしか取り付けが出来ないものであつた。
そこで、本考案は上記問題を解決し、圧力媒体
室に他物質の侵入があつても基準出力の変化を生
じないようにすると共に取付方向に制約を受けな
い水圧検出装置の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決する為に、オイルケ
ース側面に被検圧体内と連通する接続管を設ける
と共に半導体圧力センサーを設け、前記接続管と
半導体圧力センサーの感圧部とを圧力媒体封入部
によつて連通し、圧力媒体封入部には被検圧体よ
り比重の大きい圧力媒体を封入したものであつ
て、前記圧力媒体封入部は感圧部に連通する立上
げ部と、該立上げ部に続く渦巻部と、該渦巻部に
続く横引き部とから構成し、かつ、渦巻部のみパ
ツキンを介して施蓋するパツキン蓋を設けたこと
を特徴とするものである。
(作用) 被検圧体の圧力は、被検圧体と感圧部とを隔離
する圧力媒体から感圧部へと伝えられ検出され
る。圧力媒体は被検圧体より比重が大きくしかも
立上げ部内に封入されているのでダイヤフラムが
なくても流出してしまうことはない。
さらに圧力媒体封入部は感圧部に連通する立上
げ部と、該立上げ部に続く渦巻部と、該渦巻部に
続く横引き部とから構成し、かつ、渦巻部のみパ
ツキンを介して施蓋するパツキン蓋を設けたこと
により、装置全体が上下方向に取り付けられた場
合のみならず横倒し状態およびさかさま状態に取
り付けられた場合でも、圧力媒体の流出を防止す
ることができる。
(実施例) 図において、1はオイルケースで、側面上部に
循環回路の配管(図示せず)に挿入される接続管
2が形成され、側面下部には半導体圧力センサー
の感圧部3の導圧管4が挿入されている。接続管
2と導圧管4とはオイルケース1内に形成された
圧力媒体封入部5によつて連通されている。圧力
媒体封入部5は、導圧管4が臨む液溜部51と、
液溜部51上部に連なり液溜部51より小径の立
上げ部52と、立上げ部52上端水平面に液溜部
51より大径の円を描くように立上げ部52に連
なる渦巻部53と、渦巻部53の他端に連なり立
上げ部52の下端と同じ高さまで立ち下がる立下
げ部54と、立下げ部54に連なり接続管2内を
水平に貫通する横引き部55とから構成されてい
る。尚、立上げ部52は液溜部51と略同径とし
てもよい。6は液溜部51下方からオイルケース
1に気密固定されるオイルキヤツプ、7は渦巻部
53上方からパツキン8を介してオイルケース1
に気密固定されるパツキン蓋で、これらを組付け
ることにより圧力媒体封入部5の渦巻部53を密
閉している。9は感圧部取付板で導圧管4をオイ
ルケース1に押しつけてシールすると同時に固定
するものである。圧力媒体封入部5には従来のシ
リコンオイルに替えて、パラフルオロポリエーテ
ル油(比重約1.9)のような水より比重の大きく
非圧縮性の圧力媒体を封入してある。尚、当該圧
力媒体と被検圧体(水)とを遮断するダイヤフラ
ムに相当するものは無い。
次に上記構成における作用を説明する。循環回
路の水圧は接続管2より圧力媒体を介して感圧部
3に伝えられて検出される。従来のように圧力媒
体の流出を防ぐダイヤフラムがないので圧力媒体
が流出する可能性がある。しかしながら横引き部
55、立下げ部54、渦巻部53共に小径であり
水と置換しにくい。仮に水と置換したとしても横
引き部55より上位置にある立下げ部54及び渦
巻部53までであり、立上げ部52及び液溜部5
1まで水や空気が入つていくことはなく、決して
抜けることはない。従つて感圧部3にかかる圧力
は、横引き部55まで圧力媒体が封入されている
時は水圧+水位差h1分の比重差となり、立下げ
部54まで抜けた後は水位差h2分の比重差がそ
れに加わるだけであり、それ以降は全く変動がな
い。即ちh2をできるだけ小さく設計すれば誤差
はほとんど無視することが可能となる。
又、圧力媒体内に溶け込んでいる空気が気泡と
なつて出てきた場合、液溜部51は気泡径より十
分大径なので液溜部51内に滞留することはなく
立上げ部52に排出される。立上げ部52上端水
平面には渦巻部53が形成されているため、気泡
はここに押し出され、立上げ部52内の圧力媒体
液位が下がることはなく、従つてh1+h2分の液
量は常に確保される。又、万一圧力媒体封入部5
内にゴミ等が侵入した場合、ゴミ等は液溜部51
のオイルキヤツプ6上面に沈殿し、それによる圧
力の誤検出も避けられる。
更に、該装置を組立て、製品となり、現場にて
取付けられるまでの圧力媒体の流出については、
渦巻部53及び立下げ部54で防止している。即
ち、正常の状態(第2図の状態)に置かれている
場合は前述の如く、最大量流出しても立上げ部5
2及び液溜部51内に圧力媒体は残る。次に横倒
しとなつた場合、渦巻部53が液溜部51より大
径の円を描いているため、第3図に示す接続管2
が下向きとなる最大量流出する状態になつても、
図の斜線部分には圧力媒体は残る。つまり液溜部
51、立上げ部52内には完全に残つているので
ある。又、さかさまになつた場合、第4図に示す
ように横引き部55のみが流出するだけで立下げ
部54より内部は全て残るものである。
(考案の効果) 以上のように本考案は、オイルケース側面に被
検圧体内と連通する接続管を設けると共に半導体
圧力センサーを設け、前記接続管と半導体圧力セ
ンサーの感圧部とを圧力媒体封入部によつて連通
し、圧力媒体封入部には被検圧体より比重の大き
い圧力媒体を封入したものであつて、前記圧力媒
体封入部は感圧部に連通する立上げ部と、該立上
げ部に続く渦巻部と、該渦巻部に続く横引き部と
から構成し、かつ、渦巻部のみパツキンを介して
施蓋するパツキン蓋を設けたので、圧力媒体内に
気体や他の液体が混入したとしても横引き部まで
あり、感圧部にかかる圧力には影響せず、圧力セ
ンサーの基準出力の変化は引き起こさず、しかも
ダイヤフラム等の隔壁がなくても圧力媒体の流出
もなくかつ取付方向に制約を受けることがなく極
めて安定した検出出力が得られるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はオイ
ルケースの平面図、第2図は組立体の断面図、第
3図は横倒し時の状態図、第4図は逆さま時の状
態図である。 1……オイルケース、2……接続管、3……感
圧部、5……圧力媒体封入部、7……パツキン
蓋、51……液溜部、52……立上げ部、53…
…渦巻部、55……横引き部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オイルケース側面に被検圧体内と連通する接続
    管を設けると共に半導体圧力センサーを設け、前
    記接続管と半導体圧力センサーの感圧部とを圧力
    媒体封入部によつて連通し、圧力媒体封入部には
    被検圧体より比重の大きい圧力媒体を封入したも
    のであつて、前記圧力媒体封入部は感圧部に連通
    する立上げ部と、該立上げ部に続く渦巻部と、該
    渦巻部に続く横引き部とから構成し、かつ、渦巻
    部のみパツキンを介して施蓋するパツキン蓋を設
    けたことを特徴とする圧力検出装置。
JP1987109329U 1987-07-15 1987-07-15 Expired - Lifetime JPH0539475Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987109329U JPH0539475Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987109329U JPH0539475Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6415137U JPS6415137U (ja) 1989-01-25
JPH0539475Y2 true JPH0539475Y2 (ja) 1993-10-06

Family

ID=31345474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987109329U Expired - Lifetime JPH0539475Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0539475Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50137777A (ja) * 1974-04-22 1975-11-01

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57129139U (ja) * 1981-02-04 1982-08-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50137777A (ja) * 1974-04-22 1975-11-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6415137U (ja) 1989-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101509817B (zh) 流体压差测量装置
US5105662A (en) Liquid level measurement system
WO2004093509A3 (fr) Boitier comportant un conduit de circulation d’air empechant toute accumulation de liquide
JPH0539475Y2 (ja)
JPH02502852A (ja) 貯液池漏洩率検知装置
JPH06745Y2 (ja) 圧力検出装置
KR840006768A (ko) 배 수 장 치
US5095739A (en) Tank leak detector
CN213455952U (zh) 一种高稳定性单晶硅压差传感器
CN207195325U (zh) 一种减少油面晃动的液压油箱
JPH09250943A (ja) 水位センサー
CN209764192U (zh) 一种水箱液位高度实时检测装置
JPS5944571B2 (ja) 液体レベルの表示装置
CN216410455U (zh) 一种微型精密压力传感器
CN109764933A (zh) 一种差压传感装置及其构成的液位测量装置
CN210180496U (zh) 流量测量装置
CN208075985U (zh) 静压式液位传感器
CN214373071U (zh) 差压变送器传感器安装机构
CN218238814U (zh) 一种磁致伸缩式静力水准仪
CN218847354U (zh) 一种油位检测装置和系统
CN217236897U (zh) 一种结构紧凑的固态水表
CN218724522U (zh) 一种抗干扰强的油箱油量监测传感器
CN214308925U (zh) 一种玻璃转子流量计
CN219104123U (zh) 插入式液位变送器
SU1744528A1 (ru) Устройство дл измерени пульсаций давлени на дне речного потока