JPH0538767A - 型内発泡成形方法 - Google Patents
型内発泡成形方法Info
- Publication number
- JPH0538767A JPH0538767A JP3222160A JP22216091A JPH0538767A JP H0538767 A JPH0538767 A JP H0538767A JP 3222160 A JP3222160 A JP 3222160A JP 22216091 A JP22216091 A JP 22216091A JP H0538767 A JPH0538767 A JP H0538767A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- temperature
- expanded particles
- mold
- particles
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- Withdrawn
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/34—Auxiliary operations
- B29C44/60—Measuring, controlling or regulating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/34—Auxiliary operations
- B29C44/3415—Heating or cooling
- B29C44/3426—Heating by introducing steam in the mould
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/34—Auxiliary operations
- B29C44/36—Feeding the material to be shaped
- B29C44/38—Feeding the material to be shaped into a closed space, i.e. to make articles of definite length
- B29C44/44—Feeding the material to be shaped into a closed space, i.e. to make articles of definite length in solid form
- B29C44/445—Feeding the material to be shaped into a closed space, i.e. to make articles of definite length in solid form in the form of expandable granules, particles or beads
Landscapes
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 予備発泡した合成樹脂粒子（以下、予備発泡
粒子と称す）を、閉鎖しうるが密閉しえない型内に充填
し、該型内の粒子を水蒸気で加熱し膨張させ粒子同士を
融着させ型通りの成形体にする製造方法において、水蒸
気で予備発泡粒子を加熱するに際し、直接予備発泡粒子
の温度及び／又は予備発泡粒子の近傍の温度を検出し、
この検出した温度に基づいて水蒸気圧を制御し、予備発
泡粒子の加熱温度を制御することを特徴とする型内発泡
成形方法。 【効果】 水蒸気による加熱温度を精度良くコントロー
ルでき、品質のバラツキが減少する。
粒子と称す）を、閉鎖しうるが密閉しえない型内に充填
し、該型内の粒子を水蒸気で加熱し膨張させ粒子同士を
融着させ型通りの成形体にする製造方法において、水蒸
気で予備発泡粒子を加熱するに際し、直接予備発泡粒子
の温度及び／又は予備発泡粒子の近傍の温度を検出し、
この検出した温度に基づいて水蒸気圧を制御し、予備発
泡粒子の加熱温度を制御することを特徴とする型内発泡
成形方法。 【効果】 水蒸気による加熱温度を精度良くコントロー
ルでき、品質のバラツキが減少する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は型内発泡成形方法に関
し、更に詳しくは予備発泡した合成樹脂粒子を型内に入
れて、加熱、膨張、融着させ発泡成形体とする製造方法
に関する。
し、更に詳しくは予備発泡した合成樹脂粒子を型内に入
れて、加熱、膨張、融着させ発泡成形体とする製造方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、型内発泡成形体の製造方法として
は、合成樹脂の予備発泡粒子を、互いに開閉できかつ嵌
合することによりキャビティを形成し得る雄型と雌型よ
りなる、閉鎖しうるが密閉しえない成形用金型内に充填
し、金型内に水蒸気を導入し、予備発泡粒子を加熱、融
着させた後、冷却し金型より成形体を取り出すという方
法が用いられている。本方法では、金型内に充填された
予備発泡粒子は、蒸気孔から導入された水蒸気により加
熱され、粒子間の間隙を埋める形で予備発泡粒子の再膨
張が起こり、粒子間が融着して成形体となる。
は、合成樹脂の予備発泡粒子を、互いに開閉できかつ嵌
合することによりキャビティを形成し得る雄型と雌型よ
りなる、閉鎖しうるが密閉しえない成形用金型内に充填
し、金型内に水蒸気を導入し、予備発泡粒子を加熱、融
着させた後、冷却し金型より成形体を取り出すという方
法が用いられている。本方法では、金型内に充填された
予備発泡粒子は、蒸気孔から導入された水蒸気により加
熱され、粒子間の間隙を埋める形で予備発泡粒子の再膨
張が起こり、粒子間が融着して成形体となる。
【０００３】このような成形方法の技術課題の１つは、
水蒸気の加熱温度の安定化を如何にして確保するかとい
うことである。従来、水蒸気温度の制御は、減圧弁及び
／又は接点付き圧力計により、導入する水蒸気の最高圧
力及び／又はカット圧力を設定すること及び／又はタイ
マー設定により行っていた。しかし、減圧弁により水蒸
気圧力を設定し、水蒸気温度を所定の温度に正確に制御
することは、減圧弁の精度、圧力計の精度、最小目盛り
等の要因により、更に、接点付き圧力計を使用した場合
には接点不良等によるオーバーシュート等により、かな
り難しく、実際の生産現場では、成形体の状況を見て逆
に温度を推定するような、経験や勘に頼ることもあっ
た。そして、このような方法で得られた製品は、バラツ
キが生じ易いという問題を包含していた。
水蒸気の加熱温度の安定化を如何にして確保するかとい
うことである。従来、水蒸気温度の制御は、減圧弁及び
／又は接点付き圧力計により、導入する水蒸気の最高圧
力及び／又はカット圧力を設定すること及び／又はタイ
マー設定により行っていた。しかし、減圧弁により水蒸
気圧力を設定し、水蒸気温度を所定の温度に正確に制御
することは、減圧弁の精度、圧力計の精度、最小目盛り
等の要因により、更に、接点付き圧力計を使用した場合
には接点不良等によるオーバーシュート等により、かな
り難しく、実際の生産現場では、成形体の状況を見て逆
に温度を推定するような、経験や勘に頼ることもあっ
た。そして、このような方法で得られた製品は、バラツ
キが生じ易いという問題を包含していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、水蒸気によ
る加熱温度を、直接予備発泡粒子の温度及び／又はその
近傍の温度を提出し、該検出値に基づいて水蒸気圧をコ
ントロールすることにより、加熱温度の安定化を図り、
品質のバラツキの少ない型内発泡成形方法を提供する。
る加熱温度を、直接予備発泡粒子の温度及び／又はその
近傍の温度を提出し、該検出値に基づいて水蒸気圧をコ
ントロールすることにより、加熱温度の安定化を図り、
品質のバラツキの少ない型内発泡成形方法を提供する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる実情に鑑
み鋭意研究の結果、加熱工程で直接予備発泡粒子の温度
及び／又は予備発泡粒子の近傍の温度を検出し、この検
出結果を蒸気調圧弁にフィードバックして蒸気圧を制御
し、これにより予備発泡粒子の加熱温度を安定的に制御
できることを見出し、本発明を完成した。
み鋭意研究の結果、加熱工程で直接予備発泡粒子の温度
及び／又は予備発泡粒子の近傍の温度を検出し、この検
出結果を蒸気調圧弁にフィードバックして蒸気圧を制御
し、これにより予備発泡粒子の加熱温度を安定的に制御
できることを見出し、本発明を完成した。
【０００６】即ち、本発明は予備発泡粒子を、閉鎖しう
るが密閉しえない型内に充填し、該型内の粒子を水蒸気
で加熱し膨張させ粒子同士を融着させ型通りの成形体に
する製造方法において、水蒸気で予備発泡粒子を加熱す
るに際し、直接予備発泡粒子の温度及び／又は予備発泡
粒子の近傍の温度を検出し、この検出した温度に基づい
て水蒸気圧を制御し、予備発泡粒子の加熱温度制御を精
度良く行うことを特徴とする型内発泡成形方法を内容と
する。
るが密閉しえない型内に充填し、該型内の粒子を水蒸気
で加熱し膨張させ粒子同士を融着させ型通りの成形体に
する製造方法において、水蒸気で予備発泡粒子を加熱す
るに際し、直接予備発泡粒子の温度及び／又は予備発泡
粒子の近傍の温度を検出し、この検出した温度に基づい
て水蒸気圧を制御し、予備発泡粒子の加熱温度制御を精
度良く行うことを特徴とする型内発泡成形方法を内容と
する。
【０００７】予備発泡粒子及びその近傍の温度を測定す
る方法としては、例えば金型の雄型、雌型の両者或いは
一方の内面、即ち、予備発泡粒子に接する側に、針状の
細かい温度センサーを設置する方法がある。この方法で
は、センサーの長さにより温度の測定される位置が決ま
るため、成形体の厚さにより一概に規定できないが、通
常金型内面より１〜１５０mm、好ましくは３〜１００m
m、より好ましくは３〜５０mm内部の温度が測れるよう
に設定する必要がある。センサーの種類は、特に限定さ
れるものではなく、サーミスター等の一般的なセンサー
が使用できる。また予備発泡粒子又はその近傍の温度の
測定は、上記の方法に限られず、既存技術の組み合わせ
により種々の方法が可能である。水蒸気の供給方法は特
に限定されず、従来一般的に使用されている方法が適用
できる。また水蒸気の調圧方法は特に限定されず、従来
一般的に使用されている方法が適用である。温度センサ
ーにより得られたデータを基に、調圧弁を制御するため
の制御方法及び機器としては、特に限定されず、従来一
般的に使用されているＰＣ（プログラマブルコントロー
ラー）等が使用できる。
る方法としては、例えば金型の雄型、雌型の両者或いは
一方の内面、即ち、予備発泡粒子に接する側に、針状の
細かい温度センサーを設置する方法がある。この方法で
は、センサーの長さにより温度の測定される位置が決ま
るため、成形体の厚さにより一概に規定できないが、通
常金型内面より１〜１５０mm、好ましくは３〜１００m
m、より好ましくは３〜５０mm内部の温度が測れるよう
に設定する必要がある。センサーの種類は、特に限定さ
れるものではなく、サーミスター等の一般的なセンサー
が使用できる。また予備発泡粒子又はその近傍の温度の
測定は、上記の方法に限られず、既存技術の組み合わせ
により種々の方法が可能である。水蒸気の供給方法は特
に限定されず、従来一般的に使用されている方法が適用
できる。また水蒸気の調圧方法は特に限定されず、従来
一般的に使用されている方法が適用である。温度センサ
ーにより得られたデータを基に、調圧弁を制御するため
の制御方法及び機器としては、特に限定されず、従来一
般的に使用されているＰＣ（プログラマブルコントロー
ラー）等が使用できる。
【０００８】本発明に用いられる予備発泡粒子として
は、特に限定されないが、ポリスチレン系、ポリオレフ
ィン系が好適で、ポリオレフィン系としてはポリエチレ
ン系、ポリプロピレン系が好適である。
は、特に限定されないが、ポリスチレン系、ポリオレフ
ィン系が好適で、ポリオレフィン系としてはポリエチレ
ン系、ポリプロピレン系が好適である。
【０００９】以下、本発明を実施例及び比較例に基ずい
て更に詳細に説明するが、これらは本発明を限定するも
のではない。
て更に詳細に説明するが、これらは本発明を限定するも
のではない。
【００１０】
【実施例】アルミ金型（１２１０×９１０×６０mm）を
用い、固定金型の略中央部で金型表面から約１０mm内部
に入った場所にサーミスターを設置し、直鎖状低密度ポ
リエチレン予備発泡粒子（鐘淵化学工業株式会社製商品
名エペラン−ＸＬ、発泡倍率＝３８倍）を用い、一方・
逆一方加熱設定温度＝１１６℃（実質加熱温度＝１１６
℃）、両面加熱設定温度＝１１８℃（実質加熱温度＝１
１８．５℃）の条件で蒸気加熱した後冷却、放冷、取り
出す方法により発泡成形体を得た。
用い、固定金型の略中央部で金型表面から約１０mm内部
に入った場所にサーミスターを設置し、直鎖状低密度ポ
リエチレン予備発泡粒子（鐘淵化学工業株式会社製商品
名エペラン−ＸＬ、発泡倍率＝３８倍）を用い、一方・
逆一方加熱設定温度＝１１６℃（実質加熱温度＝１１６
℃）、両面加熱設定温度＝１１８℃（実質加熱温度＝１
１８．５℃）の条件で蒸気加熱した後冷却、放冷、取り
出す方法により発泡成形体を得た。
【００１１】比較例 一方・逆一方加熱設定圧力＝０．８kg／cm2 （実質加熱
圧＝０．９kg／cm2 ）、両面加熱設定圧力＝０．９kg／
cm2 （実質加熱圧＝１．１kg／cm2 ）とした他は、実施
例と同様の方法で発泡成形体を得た。上記実施例、比較
例で得られた発泡成形体の成形体外観、密度分布、融着
率、更に総合評価を行った。結果を表１に示す。
圧＝０．９kg／cm2 ）、両面加熱設定圧力＝０．９kg／
cm2 （実質加熱圧＝１．１kg／cm2 ）とした他は、実施
例と同様の方法で発泡成形体を得た。上記実施例、比較
例で得られた発泡成形体の成形体外観、密度分布、融着
率、更に総合評価を行った。結果を表１に示す。
【００１２】
【表１】 記号の説明： 成形体外観：○良好 融着率 ：○７０％以上 密度分布 ：○±１０％以下、△±２０％以下 品質 ：○良好、△一部問題有り 総合評価 ：○良好、△一部問題有り
【００１３】
【発明の効果】叙上の通り、本発明によれば、水蒸気に
よる加熱温度を精度良くコントロールできるので、品質
のバラツキの少ない発泡成形体を得ることができる。
よる加熱温度を精度良くコントロールできるので、品質
のバラツキの少ない発泡成形体を得ることができる。
Claims (4)
- 【請求項１】 予備発泡した合成樹脂粒子（以下、予備
発泡粒子と称す）を、閉鎖しうるが密閉しえない型内に
充填し、該型内の粒子を水蒸気で加熱し膨張させ粒子同
士を融着させ型通りの成形体にする製造方法において、
水蒸気で予備発泡粒子を加熱するに際し、直接予備発泡
粒子の温度及び／又は予備発泡粒子の近傍の温度を検出
し、この検出した温度に基づいて水蒸気圧を制御し、予
備発泡粒子の加熱温度を制御することを特徴とする型内
発泡成形方法。 - 【請求項２】 予備発泡粒子がポリスチレン系予備発泡
粒子である請求項１記載の成形方法。 - 【請求項３】 予備発泡粒子がポリオレフィン系予備発
泡粒子である請求項１記載の成形方法。 - 【請求項４】 ポリオレフィン系予備発泡粒子がポリエ
チレン系又はポリプロピレン系予備発泡粒子である請求
項３記載の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3222160A JPH0538767A (ja) | 1990-08-06 | 1991-08-06 | 型内発泡成形方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20882090 | 1990-08-06 | ||
| JP2-208820 | 1990-11-09 | ||
| JP3222160A JPH0538767A (ja) | 1990-08-06 | 1991-08-06 | 型内発泡成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538767A true JPH0538767A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=26517063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3222160A Withdrawn JPH0538767A (ja) | 1990-08-06 | 1991-08-06 | 型内発泡成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0538767A (ja) |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP3222160A patent/JPH0538767A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |