JPH0538655Y2 - - Google Patents

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JPH0538655Y2
JPH0538655Y2 JP1988007815U JP781588U JPH0538655Y2 JP H0538655 Y2 JPH0538655 Y2 JP H0538655Y2 JP 1988007815 U JP1988007815 U JP 1988007815U JP 781588 U JP781588 U JP 781588U JP H0538655 Y2 JPH0538655 Y2 JP H0538655Y2
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hinge
lid body
compact
rod
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、下蓋体と回動不能にすることによ
り、開蓋における上蓋体の希望位置での停止(フ
リーストツプ)の確実化を図つたコンパクトの蝶
番軸に関するものである。
【従来の技術】
従来のコンパクト蝶番軸は、真円の細い金属棒
か、又は、真円に丸めた細い金属パイプを使用し
ていた。
【考案が解決しようとする問題点】
このコンパクトの蝶番軸によるときは、金属板
製のコンパクトの様に巻き込んで弾性を有する蝶
番の場合はよいが、片方がプラスチツク、又は、
オールプラスチツクのコンパクトの場合は、すぐ
にプラスチツクの蝶番孔部が磨滅してしまい、上
蓋はノンストツプ状態に成つてしまう。もつと
も、オールプラスチツク製品の場合には、価格の
問題からフリーストツプ状態の基準が低く、また
問題とはならないが、近来市場に多く見られる様
に成つて来た金属とプラスチツクで構成されたコ
ンパクトになると、価格はオールプラスチツク並
を要求され、各基準面ではオール金属製のコンパ
クトのそれを要求される様になつてきた。 この考案は、従来のものがもつ以上の様な問題
点を解消させ、価格では廉価で、基準面ではオー
ル金属製のコンパクトと同等にするコンパクトの
蝶番軸を提供することを目的とする。
【問題点を解決する為の手段】
この目的を達成する為に、本考案は次のような
構成としている。すなはち、本考案に係るコンパ
クトの蝶番軸は、金属プレス製の上蓋体1と、プ
ラスチツク製の下蓋体2からなり、それぞれの後
端部において開閉自在に枢支したコンパクトの蝶
番軸3において、前記上蓋体1の蝶番11に挿嵌
される部分は真円な棒部31で、前記下蓋体2の
蝶番部21の左右の真円でなく、しかも、該棒部
31が出入り自在な孔〔例えば、短径が該棒部3
1の外径より太い楕円、角形、等〕22,22に
挿嵌される部分は、該孔22に回動不能な棒部3
2とした軸3a,3b……を2本使用した。
【作用】
上蓋体1からの蝶番部11は該体の縁端部を突
出させ、その先端部を円筒状で、しかも、3a,
3b……の真円な棒部31よりもやゝ細目に巻
き、下蓋体2には軸3a,3b……の真円でない
棒部32,32b……に回動不能で、更に、該真
円な棒部31が出入自在な孔22,22b……が
設けられている。以上の様な構成であるから軸3
a,3b……を挿入することにより、下蓋体2と
軸3a,3b……は回動不能となり、上蓋体1の
蝶番部11と軸3a,3b……は巻いた物に生ず
る合せ目故に、ある程度の抵抗を持つて回動し、
希望位置で恒久に停止する様になる。
【実施例】
本考案の実施例を別紙添付の図面に依り詳述す
る。 第1図に示すごとく、上蓋1の蝶番部11は、
真円な筒状をていし、又、下蓋体2の蝶番部21
の孔部22,22は四角で、かつ、一辺の寸法が
該蝶番部11の孔12よりも大である。軸3aは
上蓋体1の蝶番部11に挿嵌される部分を、該蝶
番部の孔12に回動可能であるが堅目な真円の棒
部31とし、下蓋体2の蝶番部21の孔22,2
2に挿嵌される四角い棒状で該孔22にゆるみな
い棒部32は該棒部31よりもやゝ長目にしてあ
る。又、第3図に示すごとく他の実施例では、末
端を直角に折曲32bして第1実施例に示す四角
い棒部32に替えている。 無論、軸の下蓋体2の蝶番部に嵌合する部分の
形状は、三角でも、又、十字状でも其他いかよう
な形状でも、真円な棒部が出入自在であれば同機
能を持つことはあきらかである。
【考案の効果】
本考案は、次のような効果を奏する。 ○ フリーストツプ状態を常に一定ならしむる。 ○ シヤフトの回転止めに、圧力でなく形態によ
る方法を使用したので、プラスチツクの蝶番孔
部がいたまなくなつた。 ○ 上記のごとく亀裂等の破損を生じなくなつた
ので蝶番の孔の周囲に厚く肉を付ける必要がな
く、したがつて、製品が小型で軽量で廉価にな
つた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の第1実施例の一部抽出斜
視図。第2図は、従来のコンパクトの一部抽出斜
視図。第3図は、この考案の他の実施例の一部抽
出斜視図。 符号の説明、1……上蓋体、11……上蓋体
蝶番部、12……上蓋体 蝶番部孔、2……下蓋
体、21……下蓋体 蝶番部、21b……下蓋体
蝶番部(他の実施例)、22……下蓋体 蝶番
部孔、22b……下蓋体 蝶番部孔(他の実施
例)、3……軸、3a……軸(第1実施例)、3b
……軸(他の実施例)、31……軸 真円棒部、
32……軸 真円でない棒部(第1実施例)、3
2b……軸 真円でない棒部(他の実施例)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属プレス製の上蓋体1と、プラスチツク製の
    下蓋体2からなり、それぞれの後端部において開
    閉自在に枢支したコンパクトの蝶番軸3におい
    て、前記上蓋体1の蝶番11に挿嵌される部分は
    真円な棒部31で、前記下蓋体2の蝶番部21の
    左右の真円でなく、しかも、該棒部31が出入り
    自在な孔22,22に挿嵌される部分は、該孔2
    2に回動不能な棒部32とした軸3a,3b……
    を2本使用したことを特徴とするコンパクトの蝶
    番軸。
JP1988007815U 1988-01-25 1988-01-25 Expired - Lifetime JPH0538655Y2 (ja)

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JP1988007815U JPH0538655Y2 (ja) 1988-01-25 1988-01-25

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JPH01115411U JPH01115411U (ja) 1989-08-03
JPH0538655Y2 true JPH0538655Y2 (ja) 1993-09-30

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ID=31213149

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113905A (ja) * 1984-06-29 1986-01-22 オクス工業株式会社 板金加工によるコンパクトの蝶番の芯金止め方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113905A (ja) * 1984-06-29 1986-01-22 オクス工業株式会社 板金加工によるコンパクトの蝶番の芯金止め方法

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Publication number Publication date
JPH01115411U (ja) 1989-08-03

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