JPH0538581Y2 - - Google Patents

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JPH0538581Y2
JPH0538581Y2 JP3950888U JP3950888U JPH0538581Y2 JP H0538581 Y2 JPH0538581 Y2 JP H0538581Y2 JP 3950888 U JP3950888 U JP 3950888U JP 3950888 U JP3950888 U JP 3950888U JP H0538581 Y2 JPH0538581 Y2 JP H0538581Y2
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JP
Japan
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seaweed
net
spindle
hoisting
rollers
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JP3950888U
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は張設した海苔網から海苔を採取するた
めに海苔網を捲揚する特に二連式海苔網の揚網装
置に関するものである。
【従来の技術】
従来海苔網は特開昭55−926115号公報の第1図
や特公昭59−41682号公報の第1図に示されるよ
うに二連に並列した海苔網に浮竹を横架して海中
に敷設し、この海苔網の一側縁又は両側縁の海苔
網取付ロープを前記公報に記載されているように
捲揚ドラムで捲揚して海苔を採取した後再び海中
に敷設しているのが現状である。
【考案が解決しようとする課題】
このように二連並列式の海苔網の一側縁又は両
側縁の海苔網取付ロープだけを捲揚ドラムで捲揚
すると、網地が捲揚ドラム側に片寄つて網地全体
を均一かつ円滑に捲揚することができず、特に左
右二連の海苔網の中間部の海苔網取付ロープだけ
で揚網する場合には左右の海苔網が中央部に引寄
せられて集束状態となり、着生している海苔をム
ラなく確実に採取するのが困難となつて、揚網を
人力で補助しなければならず、多大の労力を必要
とする問題点がある。 このような問題点を改善するために、本出願人
は先に桟枠で形成した左右一対の紡錘状捲揚ロー
ラー間に海苔網取付ロープ捲揚ローラーを設ける
ことを開発したが、未だ充分に所期の目的を達成
できないことに鑑み、本考案はこれを更に改善し
てこのような二連並列式海苔網を中間部の海苔取
付ロープを捲揚するに際して、海苔網がこの部分
に引寄せられることを確実に防止し均等に揚網し
て海苔の採取能率を向上する海苔網揚網装置を提
供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するために、船内に軸
方向の桟枠で形成した左右一対の紡錘状捲揚ロー
ラを設け、該一対の紡錘状捲揚ローラーの中間部
に海苔網取付ロープ捲揚溝を有する捲取ドラムを
連続して設けると共に前記左右一対の紡錘状捲揚
ローラーの夫々中央部から捲取ドラム側の桟枠を
網が揚取ドラムに集まらないように螺旋状に形成
したものである。 しかして前記海苔網取付ロープ捲揚溝は捲揚中
のロープが溝部から脱落しても直ちに近傍の溝部
に入るように複数設けるのが好適であり、また前
記紡錘状捲揚ローラーの桟枠及び螺旋状桟枠はス
リツプを防止するために表面をゴム、合成樹脂な
どの摩擦材で形成すると効果的である。
【作用】
本考案は二連並列式海苔網間の海苔網取付ロー
プを海苔網取付ロープ捲揚溝を有する捲取ドラム
で、左右の海苔網を紡錘状捲揚ローラーで夫々捲
揚することにより、各海苔網は桟枠による揚網作
用と螺旋状桟枠の案内作用で捲取ドラムに片寄る
ことなく全体が略均一に揚網されて海苔を採取す
ることができ、この捲揚した海苔網を再び海中に
敷設するには前記海苔網取付ロープ捲揚溝を有す
る捲取ドラム及び紡錘状捲揚ローラーを回転自在
にするか、逆転して揚網終端部から海中に投下す
る。
【実施例】
本考案の実施例を図面について説明すると、船
内1にはエンジン等の駆動装置2からクラツチ機
構、減速機構等を介して回動される回転軸3が船
首尾方向に架設されると共に該回転軸3には軸方
向の桟枠4で形成した左右一対の紡錘状捲揚ロー
ラー5,5が取付けられ、該一対の紡錘状捲揚ロ
ーラー5,5の中間部には複数の海苔網取付ロー
プ捲揚溝6を有する捲取ドラム7が連続してお
り、更に紡錘状捲揚ローラー5,5と捲取ドラム
7の内側における船内1には肥料液槽8が設置さ
れている。 しかして前記左右一対の紡錘状捲揚ローラー
5,5の夫々中央部から捲取ドラム7側における
桟枠は特に螺旋状桟枠4′に形成されており、そ
の螺旋方向は海苔網Aの揚網時における網地を紡
錘状捲揚ローラー5,5の夫々中央部側に案内す
るように形成されている。 なお前記紡錘状捲揚ローラー5,5の桟枠4及
び螺旋状桟枠4′は夫々適宜間隔で回転軸3に固
着された補強用多孔円板9を介して取付けられる
と共に捲揚作用を促進するために夫々内側の金属
杆41,41′とその外側に固着されたゴム、合
成樹脂等の摩擦材42,42′とで形成されてお
り、図中Bは海苔網Aに横架した浮竹、Cは海苔
網取付ロープである。 従つて二連に並列された海苔網A,Aの中央部
の海苔網取付ロープCを捲揚ドラム7の海苔網取
付ロープ捲揚溝6で捲揚すると同時に各海苔網
A,Aを左右一対の紡錘状捲揚ローラー5,5で
夫々捲揚すると、海苔網A,Aは捲取ドラムに偏
寄することなく均一に揚網されるので着生してい
る海苔を図示されていない海苔摘機で採取した後
肥料液槽8に浸漬するものであり、このようにし
て揚網した海苔網A,Aを海中に再び敷設するに
は回転軸3を回転自在にするか、必要に応じて逆
転して捲揚された海苔網A,Aの最終端から再び
海中に戻し敷設するものである。
【考案の効果】
本考案は二連並列式海苔網の各海苔網を左右一
対の軸方向の桟枠で形成された夫々の紡錘状捲揚
ローラーで、また海苔網中央の海苔網取付ロープ
を海苔網取付ロープ捲揚溝を有する捲取ドラムで
夫々捲揚するに際して、特に左右一対の紡錘状捲
揚ローラーの中央部から捲取ドラム側の桟枠を螺
旋状に形成して揚網中の網地が捲取ドラム部分に
集まるのを防止するようにしたので、左右一対の
二連式海苔網が捲取ドラムに引寄せられて集束状
態となることがなく夫々の紡錘状捲揚ローラーで
円滑かつ均等に揚網され海苔網の揚網作業と海苔
の採取作業を効率良く確実に行つて採取能率を向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の平面図、第2図は同正面図、
第3図は第2図〜線の紡錘状捲揚ローラーの
断面図、第4図は第2図〜線の紡錘状捲揚ロ
ーラーの断面図である。 1……船内、3……回転軸、4……桟枠、4′
……螺旋状桟枠、5,5……紡錘状捲揚ローラ
ー、6……海苔網取付ロープ捲揚溝、7……捲取
ドラム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 船内に軸方向の桟枠で形成した左右一対の紡錘
    状捲揚ローラーを設け、該一対の紡錘状捲揚ロー
    ラーの中間部に海苔網取付ロープ捲揚溝を有する
    捲取ドラムを連続して設けると共に前記左右一対
    の紡錘状捲揚ローラーの夫々中央部から捲取ドラ
    ム側の桟枠を網が捲取ドラムに集まらないように
    螺旋状に形成した海苔網揚網装置。
JP3950888U 1988-03-25 1988-03-25 Expired - Lifetime JPH0538581Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3950888U JPH0538581Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25

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JP3950888U JPH0538581Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25

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Publication Number Publication Date
JPH01142623U JPH01142623U (ja) 1989-09-29
JPH0538581Y2 true JPH0538581Y2 (ja) 1993-09-29

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