JPH053853A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH053853A
JPH053853A JP3154650A JP15465091A JPH053853A JP H053853 A JPH053853 A JP H053853A JP 3154650 A JP3154650 A JP 3154650A JP 15465091 A JP15465091 A JP 15465091A JP H053853 A JPH053853 A JP H053853A
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bending
zero
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zero adjustment
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Hiroki Hibino
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単に実際の湾曲角の検出を可能とする内視
鏡装置を提供することを目的とする。 【構成】 湾曲自在の湾曲部17の湾曲角を検出するた
めの湾曲角検出用エンコーダ23と、該湾曲角検出用エ
ンコーダ23の出力信号をカウントするカウンタ26を
備え、前記カウンタ26のゼロ調整を行う指令を出すゼ
ロ調整スイッチ32とこの指令により、制御回路27は
モータ22を駆動して湾曲部17をアップ・ダウンさ
せ、湾曲部17がストレートになった時にカウンタ26
をリセットするゼロ調整手段を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湾曲角のゼロ調整スイ
ッチ手段を設けた内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来技術】体腔内などに挿入することによって、体腔
内の深部などを観察したり、必要に応じて処置具を用い
ることにより、治療処置なども行うことのできる内視鏡
が医療分野において広く用いられるようになった。又、
工業分野においても、ジェットエンジン内部とかプラン
ト内部などの検査に内視鏡が広く用いいられる。この内
視鏡は屈曲した体腔内にも挿入できるように挿入部が可
撓性に形成してあると共に、手元側での操作により、湾
曲自在となる湾曲部が設けてある。
【0003】上記湾曲部を簡単に湾曲できるように、湾
曲部の電気的駆動手段を設け、手元側でのスイッチなど
を操作することにより、所望とする方向に湾曲できる電
動湾曲タイプの内視鏡も提案されている。この電動湾曲
タイプの内視鏡においては、手元側でのスイッチなどを
操作した場合、湾曲部がどれだけ湾曲されたか分かるよ
うに湾曲角を検出する手段が必要になる場合が多い。例
えば、実開昭60ー106601号公報には、ポテンシ
ョメータにより湾曲角を検出し、2次元表示するものが
開示されている。
【0004】又、本出願人も、特願平ー23462号に
おいて、A、B、Z相出力のエンコーダを用いて、湾曲
角の検出及び表示を行うものを提案した。一般に、ポテ
ンショメータを用いる場合よりも、エンコーダを用いる
場合の方が検出精度が良いので精度の良い検出が必要な
場合にはエンコーダを用いる方が適当である。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】上記A、B、Z相出
力のエンコーダを用いた場合には、A、B相出力にて回
転方向と回転量を検出し、Z相出力にてゼロ調整を行
う。従って、最初のZ相が出力されるまでは、湾曲角の
絶対位置が不明であるという欠点を有する。
【0006】本発明は上述した点にかんがみてなされた
もので、簡単に実際の湾曲角の検出を可能とする内視鏡
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【問題点を解決する手段及び作用】湾曲自在の湾曲部の
湾曲角を検出するための湾曲角検出用エンコーダと、該
湾曲角検出用エンコーダの出力信号をカウントするカウ
ンタを備え、前記カウンタのゼロ調整を行うゼロ調整手
段を設けることにより、簡単にカウンタのゼロ調整を行
える。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を具体
的に説明する。図1ないし図3は本発明の第1実施例に
係り、図1は第1実施例の内視鏡装置を示し、図2は第
1実施例の動作説明用タイミングチャートを示し、図3
はゼロ調整の処理で湾曲部をアップ方向とその逆のダウ
ン方向に湾曲させることを示す。
【0009】図1に示すように第1実施例の内視鏡装置
1は撮像手段を内蔵した電子内視鏡(以下電子スコープ
と記す)2と、該電子スコープ2に照明光を供給する光
源装置3と、信号処理を行うビデオプロセッサ(以下、
VPと記す)4と、このVP4から出力される標準的な
映像信号を表示するCRTなどのモニタ5とから構成さ
れる。
【0010】上記電子スコープ2は体腔内などに挿入で
きるように細長で可撓性を有する挿入部6と、この挿入
部6の後端に連設された太幅の操作部7と、この操作部
7の側部から延出されたユニバーサルケーブル8とから
なり、このユニバーサルケーブル8の端部に取り付けた
コネクタ9を光源装置3に着脱自在で接続することがで
きる。このコネクタ9を光源装置3に接続することによ
って、この光源装置3内のランプ11の白色光がライト
ガイド12の端面に照射される。
【0011】このライトガイド12により伝送された照
明光は、挿入部6の先端部13側の端面から前方に出射
され、前方の図示しない被検体を照明する。照明された
被検体は先端部13に設けた対物レンズ14によって、
その焦点面に配置された固体撮像素子としてのCCD1
5に結像され、このCCD15により光電変換される。
このCCD15に接続された信号線はVP4と接続さ
れ、このVP4により、信号処理されて標準的な映像信
号が生成され、モニタ5の表示画面に被検体像が表示さ
れる。
【0012】上記先端部13の後端に隣接して湾曲自在
の湾曲部17が形成されている。この湾曲部17は湾曲
駒18を多数、上下及び左右で回動自在に縦列接続して
形成され、最先端の湾曲駒18などに湾曲ワイヤ19の
先端が固定されている。各1対の湾曲ワイヤ19、19
(図示では一方のみ示す。)の後端は操作部7内のプー
リ21に巻回されている。尚、例えば上下方向のみの湾
曲の場合には1対の湾曲ワイヤ19、19がプーリ21
に巻回され、上下左右方向の湾曲の場合には1対の湾曲
ワイヤ19、19がプーリ21に、他の1対の湾曲ワイ
ヤが図示しない他のプーリに巻回される。
【0013】上記プーリ21は湾曲駆動モータ22のシ
ャフトに固着され、この湾曲駆動モータ22の回転によ
り、プーリ21も回転されることになり、このプーリ2
1の回転により、1対の湾曲ワイヤ19、19の一方が
牽引、他方が弛緩され、牽引された側に湾曲部13が湾
曲される。この湾曲駆動モータ22のシャフトにはロー
タリエンコーダ23が取り付けられ、この湾曲駆動モー
タ22の回転量の検出により湾曲部13の湾曲角を検出
できるようにしている。この湾曲駆動モータ22はドラ
イバ25からの駆動信号によって回転する。
【0014】上記エンコーダ23は湾曲駆動モータ22
の回転方向と回転量に応じたA、B相のパルス信号を出
力し、湾曲角がゼロの場合にZ相のパルス信号を出力す
る。このエンコーダ23の出力は湾曲角検出のための湾
曲カウンタ26に入力され、この湾曲カウンタ26に入
力されるパルス信号をカウントし、そのカウント値及び
Z相のパルス信号の入力あり無しを制御回路27に出力
する。
【0015】上記制御回路27は上記モータ22に対し
てドライバ25を介して、正逆転、即ちアップ・ダウン
湾曲の制御を行う。この制御回路27の制御により、ド
ライバ25はモータ22に対し、アップ湾曲の場合には
正の電力、ダウン湾曲の場合には負の電力を供給する。
この供給電力は検出器28により検出され、電流検出回
路29により、電流値が計算され、前記制御回路27に
出力される。
【0016】上記制御回路27は湾曲操作用のジョイス
ティク31と、湾曲角ゼロ調整スイッチ32と接続さ
れ、ジョイスティク31を操作した場合の湾曲操作信号
及び湾曲角ゼロ調整スイッチ32を操作した場合のゼロ
調整信号が入力されるようになっている。上記制御回路
27はこのゼロ調整信号が入力されると図2のフローチ
ャートに示すようにZ相検出パルスが出力されるような
ゼロ調整処理の制御を行うことが本実施例の特徴となっ
ている。
【0017】上記制御回路27は上記湾曲カウンタ26
のカウント値から湾曲角を算出し、この湾曲角データを
VP4に出力する。このVP4はモニタ5に上記CCD
15により撮像した画像と制御回路27からの湾曲角デ
ータを合成して、モニタ画面に表示する。この場合例え
ば、図1に示すようにモニタ画面の湾曲角表示部33に
湾曲角を15゜などと表示する。上記エンコーダ23は
湾曲部17がストレートの時にZ相検出パルスを出力す
るように設定されており、カウンタ26はこのZ相検出
パルスが入力される度にカウント値をリセットする。
【0018】この第1実施例の作用を図2のフローチャ
ートを参照して以下に説明する。この装置1のパワース
イッチがオンされると、カウンタ26はリセットされ
る。この時湾曲部17は、必ずしもストレートになって
いるとは限らないが、カウンタ26がリセットされて、
カウント値がゼロになっているので、湾曲角はゼロ(つ
まり湾曲部17はストレートである)と表示される。
【0019】制御回路27はこの図2に示すフローチャ
ートのような湾曲角ゼロ調整処理の制御を行う。まずス
テップS1で湾曲角ゼロ調整スイッチ32がオンされた
か否かを監視する。オンされと、次のステップS2でZ
相検出パルスがあるかを判断し、Z相検出パルスがある
場合にはなにもしないでこの処理を終了する。この場合
には湾曲部17はストレートで、この状態の場合に出力
されるZ相検出パルスでカウント値がゼロにリセットさ
れ、かつ湾曲角がゼロと正しく表示されるためである。
【0020】一方、このステップS2でZ相検出パルス
が出力されていない場合には制御回路27はステップS
3により、湾曲部17をアップ(UP)方向に湾曲さ
せ、その際ステップS4により、Z相検出パルスがある
かを判断し、ステップS5に示すように例えば60°以
上の湾曲角になるまでアップ方向への湾曲及びZ相検出
パルスがあるかの判断を行う。この60°以上の湾曲角
になるまでに、Z相検出パルスが出力された場合にはこ
の処理を終了する。
【0021】一方、60°以上の湾曲角になるまでアッ
プ方向に湾曲させてもZ相検出パルスが出力されない場
合にはステップS6に示すように湾曲部17をダウン
(DOWN)方向に湾曲させ、その際ステップS7によ
り、Z相検出パルスがあるかを判断し、ステップS8に
示すように例えば120°以上の湾曲角になるまでダウ
ン方向への湾曲(アップ方向への湾曲方向と逆方向であ
るので、図2ではアップ方向への湾曲を正の値で表し、
ダウン方向へ湾曲を負で表す。このため、ステップS8
ではー120°と記す)及びZ相検出パルスがあるかの
判断を行う。120°以上の湾曲角になるまでダウン方
向へ湾曲させる間にZ相検出パルスが出力された場合に
はこの処理を終了する。
【0022】一方、120°以上の湾曲角になるまでダ
ウン方向へ湾曲させても、Z相検出パルスが出力されな
い場合にはステップS9に示すように図示しないブザー
を鳴らす(とかモニタ画面に“Z相検出パルスが検出さ
れない”とか“湾曲角ゼロ調整失敗”などの表示)など
してZ相検出パルスが検出されないことを警告し、処理
を終了する。
【0023】この湾曲角ゼロ調整処理は電源投入時に
は、湾曲部17は図3に示すようにストレートに近い
(湾曲)状態にあると考えられる。このため、この状態
から例えば60°の角度範囲でアップ方向及びダウン方
向に湾曲させれば、その途中でストレート状態になり得
ると考えられることから、図2に示す処理を行うように
している。
【0024】以上の湾曲角ゼロ調整処理により、湾曲角
のゼロ調整(湾曲部17がストレートの場合のみに湾曲
角がゼロと表示される)が完了する。この第1実施例に
よれば、単に湾曲角ゼロ調整スイッチ32をオンするの
みで湾曲部17がストレートの場合のみに湾曲角がゼロ
と表示されるようにゼロ調整できるので、その後は精度
の良い湾曲角の検出ができる。
【0025】尚、湾曲角ゼロ調整スイッチ32をオンし
た場合に湾曲角のゼロ調整動作を行うのではなく、パワ
ースイッチをオンした時に自動的に湾曲角のゼロ調整動
作を行うようにしても良い。又、アップ方向及びダウン
方向に設定された角度湾曲させても、Z相検出パルスが
検出されない場合には(図2ではステップS9において
ブザーを鳴らすようにしている)、ジョイスチック31
を適宜操作して、ストレート近くまで湾曲して、再びゼ
ロ調整スイッチ32を押せば、ゼロ調整が可能になる。
【0026】又、Z相検出パルスが検出されるように、
アップ方向及びダウン方向に設定された角度(例えば6
0°の角度範囲)湾曲させても、Z相検出パルスが検出
されない場合には、さらに広い角度範囲で湾曲させて、
Z相検出パルスが検出されるようにしてゼロ調整を行う
ようにしても良い。順次、角度範囲を広げてゼロ調整を
行うようにしても良い。
【0027】又、湾曲部17の外周面などに圧力を検出
するセンサを設け、一定値以上の圧力を検出した場合に
はその圧力が大きくなる方向への湾曲を停止するように
して、例えば体腔内などでゼロ調整を行った場合におけ
る危険な行為を防止するようにしても良い。尚、図1で
は操作部7内に制御回路27などの湾曲駆動に対する制
御系を収納したが、電子スコープ2の外部に設けても良
い。また、例えばVP17とか光源装置3と一体化して
も良い。
【0028】図4は本発明の第2実施例におけるゼロ調
整処理な内容を示すフローチャートである。第2実施例
の構成は第1実施例と同じであり、その説明を省略す
る。この第2実施例の作用を図4を参照して以下に説明
する。
【0029】まずステップS11で湾曲角ゼロ調整スイ
ッチ32がオンされたか否かを監視する。オンされと、
次のステップS12でZ相検出パルスがあるかを判断
し、Z相検出パルスがある場合にはなにもしないでこの
処理を終了する。
【0030】一方、このステップS12でZ相検出パル
スが出力されていない場合には制御回路27はステップ
S13ないしS16により、湾曲部17をアップ方向に
一瞬湾曲させ、ステップS14によりその湾曲の際の電
流値Iupを記憶し、同様にステップS15によりダウ
ン方向に、一瞬湾曲させ、ステップS16によりその湾
曲の際の電流値Idnを記憶する。
【0031】その後ステップS17により、上記電流値
IupとIdnの大小の比較判断を行い、Iup=Id
nならばこの処理を終了する。Iup=Idnにならな
い場合、つまりIup<IdnならばステップS18に
示すようにアップ方向に少し湾曲を行い、Iup>Id
nならばステップS19に示すようにダウン方向に少し
湾曲を行い、ステップS20に示すようにZ相検出パル
スがあるかを判断する。そしてZ相検出パルスが出力さ
れた場合にはこの処理を終了し、Z相検出パルスが出力
されない場合には再びステップS13に戻り同様の処理
を行う。
【0032】このようにして、アップ・ダウン方向に少
しづつ湾曲を行っては電流値を記憶し、それらの電流値
を比較し、小さい方の電流値に対応する湾曲方向に少し
湾曲してはZ相検出パルスがあるかを判断し、このZ相
検出パルスが出力された場合、あるいはアップ及びダウ
ン方向への湾曲にたいする電流値が等しくなった場合に
は、この処理を終了する。
【0033】この処理内容は湾曲を行う場合ストレート
時が最も駆動電流が少なくて済むことを利用したゼロ調
整方法である。例えば図5に示すように湾曲部17がダ
ウン方向に湾曲している場合にはこの状態からアップ方
向に湾曲した場合の駆動電流の電流値Iupの方がダウ
ン方向に湾曲した場合の電流値Idnより小さくなる。
つまりIup<Idnである。又、小さい電流値の方に
湾曲すれば湾曲部17はいずれストレート状態に至る。
この実施例の効果は第1実施例と略同様である。
【0034】尚、ステップS17の比較判断により、I
up=Idnと判断された場合、この処理を終了する前
に、Z相検出パルスがあるかを判断し、Z相検出パルス
があればこの処理を終了し、Z相検出パルスがない場合
には第1実施例のようにZ相検出パルス未入力警告ブザ
ーを鳴らすようにしても良い。
【0035】図6は本発明の第3実施例の内視鏡装置4
1を示す。この実施例では、電子スコープ2′は例えば
操作部を有しないで、挿入部6′の後端のコネクタ部を
湾曲駆動制御装置42とVP14とに接続できるように
してある。この湾曲駆動制御装置42は例えば図示しな
い光源装置と湾曲駆動制御系を内蔵している。上記電子
スコープ2′は挿入部6′内に湾曲ワイヤ19の移動量
を検出するリニアタイプのエンコーダ43を内蔵し、こ
のエンコーダ43の出力はカウンタ26に入力される。
【0036】上記ワイヤ19は例えばコネクタ部内でプ
ーリ44により、略90°屈曲されて、プーリ21に巻
回され、このプーリ21はギヤ45のシャフトに固着さ
れている。このギヤ45はコネクタ部を湾曲駆動制御装
置42に接続することによって、この湾曲駆動制御装置
42のコネクタ受け部に設けたギヤ46と着脱自在で係
号する。このギヤ46はモータ22のシャフトに固着さ
れている。その他は図1に示す第1実施例と同様の構成
であり、その説明を省略する。この実施例は図2又は図
4のフローチャートに従って制御される。
【0037】この実施例の効果は第1実施例と同様であ
るが、エンコーダ43を湾曲部17に近い位置に収納で
きるので、そのエンコーダ出力と実際の湾曲角の相関関
係の誤差を小さくできる。
【0038】次に本発明の第4実施例を説明する。この
実施例は例えば図1に示す第1実施例において、カウン
タ26をエンコーダ23の出力だけでなく制御回路27
の出力でもリセット(ゼロ調整)をできるようにしてい
る。(たとえば2つの出力のオア出力でカウンタ26を
リセットする)。その他は第1実施例と同様の構成であ
る。
【0039】次にこの実施例の作用を説明する。ユーザ
はジョイスティック31を操作して湾曲部17を略スト
レートにした後、ゼロ調整スイッチ32を押す。この信
号を検出すると、制御回路27はカウンタ26をリセッ
トする信号を出力し、そのカウント値をゼロにする。こ
れによって、この(略)ストレート状態での湾曲角がゼ
ロと表示され、湾曲角とカウント値とが対応するゼロ調
整がされたことになる。このゼロ調整はその後の湾曲操
作により、ストレート状態を通る際にカウンタ26がリ
セットされるので、より正確なゼロ調整が行われる。
【0040】この実施例は簡略的にゼロ調整を行える。
なお、この実施例における制御回路27の出力でリセッ
トできるようにしないで、例えばリセットボタンを設け
てカウンタ26をマニュアルでもリセットできるように
して、ユーザの選択でリセットボタンの操作による簡略
的なゼロ調整とゼロ調整スイッチ32の操作による精度
の良いゼロ調整とのいずれをも行うことができるように
しても良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、湾
曲部の湾曲角を検出するための湾曲角検出用エンコーダ
と、該湾曲角検出用エンコーダの出力信号をカウントす
るカウンタを備え、前記カウンタのゼロ調整を行うゼロ
調整手段を設けてあるので、簡単にカウンタのゼロ調整
を行うことができ、精度の良い湾曲角検出が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の内視鏡装置の構成図。
【図2】第1実施例におけるゼロ調整の処理内容を示す
フローチャート図。
【図3】ゼロ調整の際に湾曲部がアップ及びダウン方向
に湾曲されることを示す説明図。
【図4】本発明の第2実施例におけるゼロ調整の処理内
容を示すフローチャート図。
【図5】ゼロ調整の際にストレートに近くなる方向に湾
曲部が湾曲されることを示す説明図。
【図6】本発明の第3実施例の内視鏡装置の構成図。
【符号の説明】
1…内視鏡装置 2…電子スコープ 4…VP(ビデオプロセッサ) 5…モニタ 6…挿入部 17…湾曲部 19…湾曲ワイヤ 21…プーリ 22…モータ 23…エンコーダ 26…カウンタ 27…制御回路 31…ジョイスティック 32…ゼロ調整スイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 挿入部に設けられ、湾曲自在の湾曲部
    と、該湾曲部の湾曲角を検出するための湾曲角検出用エ
    ンコーダと、該湾曲角検出用エンコーダの出力信号をカ
    ウントするカウンタを備えた内視鏡装置において、前記
    カウンタのゼロ調整を行うゼロ調整スイッチ手段を設け
    たことを特徴とする内視鏡装置。
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