JPH0538304Y2 - - Google Patents

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JPH0538304Y2
JPH0538304Y2 JP1986019235U JP1923586U JPH0538304Y2 JP H0538304 Y2 JPH0538304 Y2 JP H0538304Y2 JP 1986019235 U JP1986019235 U JP 1986019235U JP 1923586 U JP1923586 U JP 1923586U JP H0538304 Y2 JPH0538304 Y2 JP H0538304Y2
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JP
Japan
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valve
solenoid
valve chamber
valve body
guide pipe
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JP1986019235U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、インクジエツトプリンターなどに使
用される小型の流体噴出用電磁弁の特に弁室構造
に関する。
[従来技術とその課題] 本考案との比較において好適な従来例として
は、例えば実開昭51−23723号公報に開示される
ように、ソレノイドを構成するフレームの一側々
板外面に、第1並に第2のボデイ構成板との重合
により構成された弁体ボデイを取付け、この弁体
ボデイを構成する一方のボデイ構成板の重合面に
弁室を設けて該弁室の弁座面にプランジヤーの先
端を臨ませたものが知られている。
ところで、上記弁体ボデイを第1並に第2のボ
デイ構成板とのいわゆる2つの構成板同志の重合
によつて構成することは、重合により自ずと弁室
を形成できると云う組立性、並に成形の安易化の
ために他ならないが、重合なるため弁体ボデイを
構成する上記構成板同志の重合面、或は弁体ボデ
イとソレノイドとの接合部から流体のリークがな
いように上記重合面同志を密着させた状態で上記
弁体ボデイをソレノイドのフレームに強固に取付
ける必要があり、その手段として例えば実開昭57
−163067号公報に示されるように、上記弁体ボデ
イの4隅をソレノイドのフレームにねじ止めする
ものが知られている。
このねじ止めによる場合、上記構成板同志並に
弁体ボデイとソレノイドのフレームとの重合関係
が密着されるので流体のリークの憂はないが、問
題は弁体ボデイの4隅にねじ挿通用の孔が穿けら
れるため、この孔が邪魔になり弁室を必要とする
大きさに形成することが困難となる。特に小型の
電磁弁では上記弁体ボデイの1辺が10乃至15mm程
度と小さな面積なるため、上記4隅の孔で囲まれ
た範囲内に弁室を形成するには必然的に弁室を小
さくしなければならず、その結果、例えば配管取
りまわしの容易化のために上記弁室に連通される
入口、出口ポートを弁体ボデイの同一面側にホー
スの接続可能間隔を有するように平行に突設した
くともそれができず、敢えて平行に突設する場合
には、少なくとも一方のポートと弁室とを結ぶ通
液路を流体エネルギー損失の発生を承知の上で斜
めに形成する等の手段を採らざるを得ないと云う
問題がある。
そこで、この考案の目的は、第1並に第2のボ
デイ構成板の重合によつて弁体ボデイを構成し、
またこの弁体ボデイの4隅をソレノイドのフレー
ムにねじ止めする形式の小型電磁弁には相違ない
が、特に本考案では、上記4隅のねじ挿通用孔に
邪魔されることのない特殊な形状の弁室を構成
し、それによりたとえ弁体ボデイが小面積のもの
でもポートと弁室とを結ぶ通液路を斜めに形成す
ることなく入口、出口ポートを配管取まわしが容
易な弁体ボデイの同一面側に平行に突設可能にす
ること、更に上記弁室に、ソレノイド側の固定部
材(ガイドパイプ)との保定機能をもたせ、それ
によりプランジヤーと弁座との芯位置を正確に保
持させ、かつ4隅のねじ挿通用孔とこの孔に遊挿
される止めねじとの遊挿スキ間によつて生ずる第
1並び第2のボデイ構成板との重合位置ズレを防
がせると共にソレノイドフレームと弁体ボデイと
の結合の確実化を図つて流体のリークの憂を一掃
することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本考案は、ソレノイ
ドを構成するフレームの一側々板外面に、4隅に
孔を有し、この孔を通じて挿通された止めねじに
より上記側板外面に重合止着された方形状の第1
並に第2のボデイ構成板とでなる弁体ボデイを設
け、該弁体ボデイを構成する上記第2のボデイ構
成板の重合面に弁室を設けて該弁室内に第1のボ
デイ構成板を貫き突出させたソレノイド側のガイ
ドパイプに挿入せるプランジヤー先端を介入させ
る形式の電磁弁において、上記弁室を、この弁室
内の弁座の中心から上記ガイドパイプの外面を半
径とする半円弧状部と、その両端に一端解放端を
連絡させ、かつ、他端谷部を上記止めねじ間部位
に延長させたV字状部とでなる縦長凹所によつて
構成し、上記半円弧状部にガイドパイプを嵌合さ
せると共に上記谷部と弁室の弁座とにポートを
夫々連通させたものである。
[実施例] 1は方形枠状のフレームで、このフレーム1の
内側には、外周にコイル2を巻回したボビン3が
嵌合され、かつ、このボビン3の軸線方向の中空
部内にはガイドパイプ4が固定され、このガイド
パイプ4内にはプランジヤー5が挿入されるとと
もに、該プランジヤー5はバネ6によりガイドパ
イプ4の一端開口部に突出付勢され、このパイプ
4の一端部分と上記プランジヤー5の突出端部は
フレーム1を構成する一側々板1aの貫通孔1b
を貫き外方に突出され、もつてソレノイドAが形
成されている。
上記一側々板1aの外面には弁体ボデイBが取
付けられる。上記弁体ボデイBは、上記一側々板
1aと略同形状の正方形をなす合成樹脂製の第1
ボデイ構成板7とその外側面に同じく正方形をな
す合成樹脂製の第2ボデイ構成板8をパツキン9
を介して重合されると共に両構成板7,8の4隅
に設けたねじ挿通孔に挿通した止めねじ15によ
り側板外面に固着されている。第1ボデイ構成板
7には貫通孔7aが形成され、この貫通孔7aに
上記一側々板1aより外方に突出するガイドパイ
プ4が挿通されるとともに、該パイプと貫通孔7
aとの嵌合スキ間を第1ボデイ構成板に嵌着した
パツキン10にてシールさせる。
上記第2ボデイ構成板8の沿着面には、凹状の
弁室12が形成され、この弁室12に弁座14が
突設され、この弁座14に上記プランジヤー5の
先端に設けた弾性ゴム5aが当接閉塞される。
そこで本考案の要旨構成は、上記弁室12を、
この弁室内の弁座14の中心からガイドパイプ4
の外面を半径とする半円弧状部12aと、その両
端に一端解放端が連絡し、他端谷部がねじ15部
位に延長位置するV字状部12bとで端面縦長形
状となし、上記半円弧状部12aにガイドパイプ
4を嵌合させ、かつ上記他端谷部と弁座14とに
弁体ボデイに貫通形成したプランジヤー移動方向
と平行な通液路11a,13aの一端を連通さ
せ、該通液路11a,13aの他端に該通液路と
同一直線上に一致するように第2ボデイ構成板8
の外側面に突設したポート11,13を連通させ
たものである。尚、上記パツキン9は上記弁室1
2と相似の形状に構成されるは勿論である。
[作用] ソレノイドAの励磁動作により、そのプランジ
ヤー5が図で左方に引動されることにより弁座1
4が開き、入口ポート11から流入する流体は弁
座14を通じ出口ポート14に導出されるもので
ある。
また、ソレノイドAと弁体ボデイBとの接続部
の液洩れ防止はパツキン9,10により行われる
ものである。
[考案の効果] 上述のように本考案の構成によれば、次のよう
な効果が得られる。
(a) 第1並に第2のボデイ構成板の重合により弁
体ボデイを構成し、また、この弁体ボデイの4
隅をソレノイドフレームにねじ止めする形式の
小型電磁弁には相違ないが、特に本考案では、
上記弁体ボデイの弁室の形状を、該弁室の弁座
の中心から、ガイドパイプの外面までを半径と
する半円弧状部と、その両端に一端解放端を連
通させ、かつ他端谷部を上記止めねじ間部位に
延長させたV字状部とで形成したので、4隅の
ねじ挿通孔に邪魔されることなく、弁室を縦長
に形成することができ、従つて、弁室の弁座と
谷部とに夫々連通される入口、並に出口ポート
を弁体ボデイの同一面側にホースの接続可能間
隔を有して平行に突設することを可能とするこ
とができる。特に、弁体ボデイが小面積(1辺
が10〜15mm)の弁室構造として有効にポートを
形成することができるものである。
(b) 更に上記弁室を構成する半円弧状部をガイド
パイプの外径に適合する形状とし、この半円弧
状部にガイドパイプを適嵌保持させるので、プ
ランジヤーと弁座との芯位置を正確に保持させ
ることができる。而もこの保持作用により4隅
のねじ挿通用孔と、この孔に遊挿される止めね
じとの遊挿スキ間によつて生ずる第1並に第2
のボデイ構成板との重合位置ズレを確実に防が
せ、かつこの状態で弁体ボデイをソレノイドの
フレームに強力に締付け固定できるので、この
弁体ボデイと上記フレームの間、及び弁体ボデ
イを構成する第1並に第2ボデイ構成板の重合
部からの流体のリークの憂を一掃することがで
きるなど、従来のこの種電磁弁にては望み得な
い秀れた特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は電磁弁の縦断正面図、第2図は同上分
解斜視図である。 A……ソレノイド、B……弁体ボデイ、1……
フレーム、2……コイル、3……ボビン、4……
ガイドパイプ、5……プランジヤー、7……第1
ボデイ構成板、7a……貫通孔、8……第2ボデ
イ構成板、9,10……パツキン、11……入口
ポート、12……弁室、13……出口ポート、1
4……弁座、15……ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ソレノイドを構成するフレームの一側々板外面
    に、4隅に孔を有し、この孔を通じて挿通された
    止めねじにより上記側板外面に重合止着された方
    形状の第1並に第2のボデイ構成板とでなる弁体
    ボデイを設け、該弁体ボデイを構成する上記第2
    のボデイ構成板の重合面に弁室を設けて該弁室内
    に第1のボデイ構成板を貫き突出させたソレノイ
    ド側のガイドパイプに挿入せるプランジヤー先端
    を介入させる形式の電磁弁において、上記弁室
    を、この弁室内の弁座の中心から上記ガイドパイ
    プの外面を半径とする半円弧状部と、その両端に
    一端解放端を連絡させ、かつ、他端谷部を上記止
    めねじ間部位に延長させたV字状部とでなる縦長
    凹所によつて構成し、上記半円弧状部にガイドパ
    イプを嵌合させると共に上記谷部と弁室の弁座と
    にポートを夫々連通させたことを特徴とする電磁
    弁。
JP1986019235U 1986-02-12 1986-02-12 Expired - Lifetime JPH0538304Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS62131173U JPS62131173U (ja) 1987-08-19
JPH0538304Y2 true JPH0538304Y2 (ja) 1993-09-28

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050069454A (ko) * 2003-12-31 2005-07-05 주식회사 아셀텍 3포트 솔레노이드밸브
KR200449604Y1 (ko) 2008-02-19 2010-07-23 (주)포에스텍 솔레노이드가 측면에 구비된 개폐밸브

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JPS5123723B2 (ja) * 1972-11-08 1976-07-19
JPS55155968A (en) * 1979-05-23 1980-12-04 Sigma Gijutsu Kogyo Kk Dual seal type fluid valve

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JPS5518612Y2 (ja) * 1974-08-06 1980-04-30
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