JPH0537937A - テレビカメラ監視方式 - Google Patents
テレビカメラ監視方式Info
- Publication number
- JPH0537937A JPH0537937A JP3192314A JP19231491A JPH0537937A JP H0537937 A JPH0537937 A JP H0537937A JP 3192314 A JP3192314 A JP 3192314A JP 19231491 A JP19231491 A JP 19231491A JP H0537937 A JPH0537937 A JP H0537937A
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- JP
- Japan
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- television camera
- camera
- monitoring
- rotation angle
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、高い精度で遠隔操作できるテレビ
カメラを用いたテレビカメラ監視方式を提供することを
目的とする。 【構成】 第１ステップで、監視を行うエリアが映るよ
うに設定されたテレビカメラの回転角と、この角度で撮
影した画像中に存在する所定の特徴点の位置とをそれぞ
れ基準回転角、基準位置として記憶する。次に、第２ス
テップで、基準回転角になるようにテレビカメラの回転
角を調整し、この角度で撮影した画像中の特徴点の位置
が基準位置と重なるように、テレビカメラの回転角を微
調整する。この微調整の後に、第３のステップで、所望
のエリアの監視を行う。
カメラを用いたテレビカメラ監視方式を提供することを
目的とする。 【構成】 第１ステップで、監視を行うエリアが映るよ
うに設定されたテレビカメラの回転角と、この角度で撮
影した画像中に存在する所定の特徴点の位置とをそれぞ
れ基準回転角、基準位置として記憶する。次に、第２ス
テップで、基準回転角になるようにテレビカメラの回転
角を調整し、この角度で撮影した画像中の特徴点の位置
が基準位置と重なるように、テレビカメラの回転角を微
調整する。この微調整の後に、第３のステップで、所望
のエリアの監視を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビカメラを用いた
各種の監視方式、例えば、違法な駐車車両の監視に好適
なテレビカメラ監視方式に関するものである。
各種の監視方式、例えば、違法な駐車車両の監視に好適
なテレビカメラ監視方式に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】テレビカメラを用いた従来の監視方式と
しては、監視エリアにテレビカメラを固定し、このテレ
ビカメラにより得られた画像信号を監視エリアから離れ
た管制センタ内の処理装置に送り、被写体の映像を画像
処理することによって、監視エリア内の被写体の変化を
監視する方式が知られている。
しては、監視エリアにテレビカメラを固定し、このテレ
ビカメラにより得られた画像信号を監視エリアから離れ
た管制センタ内の処理装置に送り、被写体の映像を画像
処理することによって、監視エリア内の被写体の変化を
監視する方式が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の監視
方式では、振動などの影響でテレビカメラが動いてしま
い、テレビカメラが映し出す映像がそれまでの映像とず
れてしまうことがあった。このようなずれた映像では、
監視のための画像処理を正しく行うことができなかっ
た。
方式では、振動などの影響でテレビカメラが動いてしま
い、テレビカメラが映し出す映像がそれまでの映像とず
れてしまうことがあった。このようなずれた映像では、
監視のための画像処理を正しく行うことができなかっ
た。
【０００４】また、テレビカメラを固定して監視のため
の画像処理を行う自動モードでの運用の他に、管制セン
タの管理者がテレビカメラを遠隔操作して、ビデオカメ
ラの方向やズーム倍率を自由に変えることにより、必要
な映像をリアルタイムに得る手動モードでの運用も行わ
れている。このような運用では、手動モードから自動モ
ードに切り替える際に、固定していた元の位置にテレビ
カメラを戻そうとしても、停止精度に誤差があるため正
確にはできなかった。これでは、ずれた映像で監視する
ことになり、監視のための画像処理を正しく行うことが
できず問題であった。
の画像処理を行う自動モードでの運用の他に、管制セン
タの管理者がテレビカメラを遠隔操作して、ビデオカメ
ラの方向やズーム倍率を自由に変えることにより、必要
な映像をリアルタイムに得る手動モードでの運用も行わ
れている。このような運用では、手動モードから自動モ
ードに切り替える際に、固定していた元の位置にテレビ
カメラを戻そうとしても、停止精度に誤差があるため正
確にはできなかった。これでは、ずれた映像で監視する
ことになり、監視のための画像処理を正しく行うことが
できず問題であった。
【０００５】本発明は、このような問題を解決すること
を目的とする。
を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のテレビカメラ監視方式には、監視を行うエ
リアが映るように設定されたテレビカメラの回転角と、
この角度で撮影した画像中に存在する所定の特徴点の位
置とをそれぞれ基準回転角、基準位置として記憶する第
１のステップと、第１のステップで記憶した基準回転角
になるようにテレビカメラの回転角を調整し、この角度
で撮影した画像中の特徴点が第１のステップで記憶した
特徴点の基準位置と重なるように、テレビカメラの回転
角を微調整する第２のステップと、記第２のステップで
テレビカメラの回転角を微調整した後に、所望のエリア
の監視を行う第３のステップが備えられている。
に、本発明のテレビカメラ監視方式には、監視を行うエ
リアが映るように設定されたテレビカメラの回転角と、
この角度で撮影した画像中に存在する所定の特徴点の位
置とをそれぞれ基準回転角、基準位置として記憶する第
１のステップと、第１のステップで記憶した基準回転角
になるようにテレビカメラの回転角を調整し、この角度
で撮影した画像中の特徴点が第１のステップで記憶した
特徴点の基準位置と重なるように、テレビカメラの回転
角を微調整する第２のステップと、記第２のステップで
テレビカメラの回転角を微調整した後に、所望のエリア
の監視を行う第３のステップが備えられている。
【０００７】
【作用】本発明のテレビカメラ監視方式は、以上の通り
に構成されるので、第２のステップで微調整されたテレ
ビカメラの回転角は、第１のステップで初期設定された
テレビカメラの基準回転角と等しくなる。このため、第
３のステップでの所望のエリアの監視は、正しく位置調
整されたテレビカメラで撮影された画像データに基づい
て行われるので、監視エリアでの被写体の変化を正確に
検出することができる。
に構成されるので、第２のステップで微調整されたテレ
ビカメラの回転角は、第１のステップで初期設定された
テレビカメラの基準回転角と等しくなる。このため、第
３のステップでの所望のエリアの監視は、正しく位置調
整されたテレビカメラで撮影された画像データに基づい
て行われるので、監視エリアでの被写体の変化を正確に
検出することができる。
【０００８】
【実施例】以下、添付図面の図１から図５までを用い
て、本発明の一実施例について説明する。本実施例は、
一台のテレビカメラを用いて、道路上の複数のエリアの
違法駐車を監視する違法駐車監視システムに、本発明を
適用させたものである。図２に違法駐車監視システムの
概念図を示す。同図のように、この違法駐車監視システ
ムは、テレビカメラを旋回させることによって、複数の
監視エリアの違法駐車を検出することができる。例え
ば、午前中は銀行前の通りの違法駐車が多く、午後はデ
パートの前の通りの違法駐車が多いといった統計が出て
いる場合に、午前中は銀行前の通りにテレビカメラを合
わせ、正午の時点でテレビカメラを旋回させて、デパー
トの前の通りにテレビカメラを合わせるなどの効果的な
監視ができる。
て、本発明の一実施例について説明する。本実施例は、
一台のテレビカメラを用いて、道路上の複数のエリアの
違法駐車を監視する違法駐車監視システムに、本発明を
適用させたものである。図２に違法駐車監視システムの
概念図を示す。同図のように、この違法駐車監視システ
ムは、テレビカメラを旋回させることによって、複数の
監視エリアの違法駐車を検出することができる。例え
ば、午前中は銀行前の通りの違法駐車が多く、午後はデ
パートの前の通りの違法駐車が多いといった統計が出て
いる場合に、午前中は銀行前の通りにテレビカメラを合
わせ、正午の時点でテレビカメラを旋回させて、デパー
トの前の通りにテレビカメラを合わせるなどの効果的な
監視ができる。
【０００９】この違法駐車監視システムの構成を、図３
のブロック図を用いて説明する。同図より、監視地点５
０には、遠隔操作で旋回およびズーム動作するテレビカ
メラ５１と、テレビカメラ５１を制御する制御装置５２
と、テレビカメラ５１が捕らえた映像を送信し、テレビ
カメラ５１を遠隔操作する制御信号を受信する映像送信
端局５３とが備えられている。映像送信端局５３からの
映像信号は、回線を経由して管制センタ６０に送られ
る。管制センタ６０には、テレビカメラ５１が捕らえた
映像を表示するモニタ装置６１と、テレビカメラ５１を
遠隔操作するための指令を出すキーボード装置６２と、
キーボード装置６２からの指令を入力してテレビカメラ
５１への制御信号を生成し、映像送信端局からの映像信
号を画像処理して違法駐車の車両を検出する制御装置６
３と、初期角度や基準位置などの環境変数を記憶する記
憶装置６４と、映像送信端局５３からの信号を受信し、
制御装置で生成された制御信号を送信する映像受信端局
６５とが備えられている。
のブロック図を用いて説明する。同図より、監視地点５
０には、遠隔操作で旋回およびズーム動作するテレビカ
メラ５１と、テレビカメラ５１を制御する制御装置５２
と、テレビカメラ５１が捕らえた映像を送信し、テレビ
カメラ５１を遠隔操作する制御信号を受信する映像送信
端局５３とが備えられている。映像送信端局５３からの
映像信号は、回線を経由して管制センタ６０に送られ
る。管制センタ６０には、テレビカメラ５１が捕らえた
映像を表示するモニタ装置６１と、テレビカメラ５１を
遠隔操作するための指令を出すキーボード装置６２と、
キーボード装置６２からの指令を入力してテレビカメラ
５１への制御信号を生成し、映像送信端局からの映像信
号を画像処理して違法駐車の車両を検出する制御装置６
３と、初期角度や基準位置などの環境変数を記憶する記
憶装置６４と、映像送信端局５３からの信号を受信し、
制御装置で生成された制御信号を送信する映像受信端局
６５とが備えられている。
【００１０】本実施例を適用した違法駐車監視システム
は、自動モードと手動モードの２つのモードのいずれか
を選択することができる。これらのモードの切換えは、
監視員がキーボード装置６２を操作することにより実行
できる。ここで、自動モードとは、テレビカメラ５１が
捕らえた画像信号を制御装置６３で画像処理し、違法駐
車車両を自動的に検出するモードをいう。また、複数の
エリアを周期的に監視する場合には、自動モードを用い
れば、一定周期ごとにテレビカメラを自動的に旋回およ
びズーム動作させることができる。この旋回およびズー
ム動作は、あらかじめ記憶装置６４に記憶された各監視
エリアごとの環境変数に基づいて、制御装置６３で生成
される制御信号によって自動的に遠隔操作される。環境
変数には、カメラの俯角、焦点距離、回転角などがあ
り、後述する初期設定処理で記憶装置６４に記憶され
る。次に、手動モードとは、監視員がキーボード装置６
２を打鍵して、直接テレビカメラ５１を遠隔操作するモ
ードを指す。このモードは、監視員が監視エリア内で違
法駐車している車両のナンバープレートを確認したい場
合などに適している。本実施例のテレビカメラ監視方式
は、自動モード時の監視方式として適用されている。
は、自動モードと手動モードの２つのモードのいずれか
を選択することができる。これらのモードの切換えは、
監視員がキーボード装置６２を操作することにより実行
できる。ここで、自動モードとは、テレビカメラ５１が
捕らえた画像信号を制御装置６３で画像処理し、違法駐
車車両を自動的に検出するモードをいう。また、複数の
エリアを周期的に監視する場合には、自動モードを用い
れば、一定周期ごとにテレビカメラを自動的に旋回およ
びズーム動作させることができる。この旋回およびズー
ム動作は、あらかじめ記憶装置６４に記憶された各監視
エリアごとの環境変数に基づいて、制御装置６３で生成
される制御信号によって自動的に遠隔操作される。環境
変数には、カメラの俯角、焦点距離、回転角などがあ
り、後述する初期設定処理で記憶装置６４に記憶され
る。次に、手動モードとは、監視員がキーボード装置６
２を打鍵して、直接テレビカメラ５１を遠隔操作するモ
ードを指す。このモードは、監視員が監視エリア内で違
法駐車している車両のナンバープレートを確認したい場
合などに適している。本実施例のテレビカメラ監視方式
は、自動モード時の監視方式として適用されている。
【００１１】次に、図１のフローチャートを用いて、本
実施例のテレビカメラ監視方式について説明する。同図
より、ステップ１０からステップ１４までが、環境変数
の初期設定処理（第１ステップ）で、ステップ１５から
ステップ１９までが、運用処理（第２、３ステップ）で
ある。まず、初期設定処理から説明すると、テレビカメ
ラ５１を所定の監視エリアに向けて旋回させて、基準位
置に固定させる（ステップ１０）。そして、ズーム操作
をして監視エリアが画像中に収まるようにズーム倍率を
調整する（ステップ１１）。この状態でのカメラの俯
角、焦点距離、回転角などを環境変数として記憶装置６
４に記憶させる。次に、テレビカメラ５１が捕らえた画
像中に存在する特徴点として、センターラインの白線を
抽出する。抽出した白線の映像中の存在位置のデータを
記憶装置６４に記憶させる（ステップ１２）。そして、
駐車車両検出用の監視エリアを設定する（ステップ１
３）。違法駐車車両の監視は、このように設定された監
視エリア内で行われる。他に監視エリアがあれば（ステ
ップ１４）、ステップ１０に戻って、初期設定処理を続
ける。このような初期設定の具体的な例を、図４
（ａ）、（ｂ）に示す。図４（ａ）は、センターライン
の白線１０１を抽出している例である。また、図４
（ｂ）は、駐車車両検出用の監視エリア１０２を設定し
ている例である。そして、すべての監視エリアの初期設
定が終了した後に、運用処理に移る。運用処理では、制
御装置６３が生成する制御信号によって、所定の監視エ
リアに向けてテレビカメラ５１を旋回させる（ステップ
１５）。このときの回転角は、記憶装置６４に記憶され
た回転角である。次に、回転角の微調整（ステップ１
６）とズーム倍率の微調整（ステップ１７）を行う。こ
の微調整は、テレビカメラ５１で映された画像中の白線
の位置データを、ステップ１２で記憶装置６４に記憶さ
れた白線の存在位置を示す基準位置データと重なるよう
にする調整である。微調整の具体的な例を図５（ａ）〜
（ｃ）を用いて説明する。まず、テレビカメラ５１を旋
回させて、基準回転角と同じ角度になるよう調整する。
しかし、この調整では停止精度の誤差のために正確な位
置合せは難しい。大体が、図５（ａ）のような白線が基
準位置データ１０１に比べてずれた画像になる。そこ
で、制御装置６３から制御信号を送信して、テレビカメ
ラ５１を左方向に旋回させる。この旋回で、テレビカメ
ラ５１は、旋回方向の白線の位置合わせを行い、図５
（ｂ）のように白線の横方向の位置を一致させる。次
に、白線の幅を合わせるようにズーム倍率を微調整し
て、図５（ｃ）のように白線を完全に一致させる。この
微調整によって、テレビカメラ５１が映し出す画像は、
初期設定時の画像と完全に一致させることができる。次
に、このように微調整した画像の監視エリア１０２内に
違法駐車車両があるかを監視する（ステップ１８）。そ
して、所定の監視エリアでの監視が終了した後に、他の
監視エリアの監視を行う場合は、ステップ１５に戻って
監視を続行する（ステップ１９）。
実施例のテレビカメラ監視方式について説明する。同図
より、ステップ１０からステップ１４までが、環境変数
の初期設定処理（第１ステップ）で、ステップ１５から
ステップ１９までが、運用処理（第２、３ステップ）で
ある。まず、初期設定処理から説明すると、テレビカメ
ラ５１を所定の監視エリアに向けて旋回させて、基準位
置に固定させる（ステップ１０）。そして、ズーム操作
をして監視エリアが画像中に収まるようにズーム倍率を
調整する（ステップ１１）。この状態でのカメラの俯
角、焦点距離、回転角などを環境変数として記憶装置６
４に記憶させる。次に、テレビカメラ５１が捕らえた画
像中に存在する特徴点として、センターラインの白線を
抽出する。抽出した白線の映像中の存在位置のデータを
記憶装置６４に記憶させる（ステップ１２）。そして、
駐車車両検出用の監視エリアを設定する（ステップ１
３）。違法駐車車両の監視は、このように設定された監
視エリア内で行われる。他に監視エリアがあれば（ステ
ップ１４）、ステップ１０に戻って、初期設定処理を続
ける。このような初期設定の具体的な例を、図４
（ａ）、（ｂ）に示す。図４（ａ）は、センターライン
の白線１０１を抽出している例である。また、図４
（ｂ）は、駐車車両検出用の監視エリア１０２を設定し
ている例である。そして、すべての監視エリアの初期設
定が終了した後に、運用処理に移る。運用処理では、制
御装置６３が生成する制御信号によって、所定の監視エ
リアに向けてテレビカメラ５１を旋回させる（ステップ
１５）。このときの回転角は、記憶装置６４に記憶され
た回転角である。次に、回転角の微調整（ステップ１
６）とズーム倍率の微調整（ステップ１７）を行う。こ
の微調整は、テレビカメラ５１で映された画像中の白線
の位置データを、ステップ１２で記憶装置６４に記憶さ
れた白線の存在位置を示す基準位置データと重なるよう
にする調整である。微調整の具体的な例を図５（ａ）〜
（ｃ）を用いて説明する。まず、テレビカメラ５１を旋
回させて、基準回転角と同じ角度になるよう調整する。
しかし、この調整では停止精度の誤差のために正確な位
置合せは難しい。大体が、図５（ａ）のような白線が基
準位置データ１０１に比べてずれた画像になる。そこ
で、制御装置６３から制御信号を送信して、テレビカメ
ラ５１を左方向に旋回させる。この旋回で、テレビカメ
ラ５１は、旋回方向の白線の位置合わせを行い、図５
（ｂ）のように白線の横方向の位置を一致させる。次
に、白線の幅を合わせるようにズーム倍率を微調整し
て、図５（ｃ）のように白線を完全に一致させる。この
微調整によって、テレビカメラ５１が映し出す画像は、
初期設定時の画像と完全に一致させることができる。次
に、このように微調整した画像の監視エリア１０２内に
違法駐車車両があるかを監視する（ステップ１８）。そ
して、所定の監視エリアでの監視が終了した後に、他の
監視エリアの監視を行う場合は、ステップ１５に戻って
監視を続行する（ステップ１９）。
【００１２】本実施例の特徴は、テレビカメラ５１を遠
隔操作する場合に、道路上のセンターラインの白線を目
標にして位置調整を行っている点である。これは、セン
ターラインは多くの道路に引かれており、また、センタ
ーラインの長さや幅が統一されているため、位置調整の
目標にし易いからである。さらに、駐車車両などの障害
物によってセンターラインが覆い隠されるような事態が
ほとんど考えられないことも、センターラインを位置調
整の目標とする大きな理由である。なお、センターライ
ンの白線の他にも、道路標識などを目標にしても同様の
効果を上げることができる。
隔操作する場合に、道路上のセンターラインの白線を目
標にして位置調整を行っている点である。これは、セン
ターラインは多くの道路に引かれており、また、センタ
ーラインの長さや幅が統一されているため、位置調整の
目標にし易いからである。さらに、駐車車両などの障害
物によってセンターラインが覆い隠されるような事態が
ほとんど考えられないことも、センターラインを位置調
整の目標とする大きな理由である。なお、センターライ
ンの白線の他にも、道路標識などを目標にしても同様の
効果を上げることができる。
【００１３】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り本発明のテレ
ビカメラ監視方式であれば、所望のエリアの監視が、正
しく位置調整されたテレビカメラで撮影された画像デー
タに基づいて行われる。このため、監視エリアでの被写
体の変化を正確に検出することができる。
ビカメラ監視方式であれば、所望のエリアの監視が、正
しく位置調整されたテレビカメラで撮影された画像デー
タに基づいて行われる。このため、監視エリアでの被写
体の変化を正確に検出することができる。
【００１４】特に、本発明では、路面上の白線や標識を
特徴点として、テレビカメラの角度を微調整しているの
で、路面上に特別な目標物を設置することなく、監視エ
リアでの被写体の変化を正確に検出することができる。
特徴点として、テレビカメラの角度を微調整しているの
で、路面上に特別な目標物を設置することなく、監視エ
リアでの被写体の変化を正確に検出することができる。
【図１】本発明の一実施例であるテレビカメラ監視方式
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図２】本実施例を適用した違法駐車監視システムの概
念図である。
念図である。
【図３】本実施例を適用した違法駐車監視システムのブ
ロック図である。
ロック図である。
【図４】初期設定処理での画像データを表す図である。
【図５】運用処理での画像データを表す図である。
５０…監視地点
５１…テレビカメラ
５２…制御装置
５３…映像送信端局
６０…管制センタ
６１…モニタ装置
６２…キーボード装置
６３…制御装置
６４…記憶装置
６５…映像受信端局
Claims (3)
- 【請求項１】 遠隔操作で旋回するテレビカメラを用い
て、所望のエリアを監視することのできるテレビカメラ
監視方式において、 監視を行うエリアが映るように設定されたテレビカメラ
の回転角と、この角度で撮影した画像中に存在する所定
の特徴点の位置とをそれぞれ基準回転角、基準位置とし
て記憶する第１のステップと、 前記第１のステップで記憶した基準回転角になるように
テレビカメラの回転角を調整し、この角度で撮影した画
像中の特徴点が前記第１のステップで記憶した特徴点の
基準位置と重なるように、テレビカメラの回転角を微調
整する第２のステップと、 前記第２のステップでテレビカメラの回転角を微調整し
た後に、所望のエリアの監視を行う第３のステップを備
えることを特徴としたテレビカメラ監視方式。 - 【請求項２】 前記テレビカメラは遠隔操作でズーム動
作を行うことができ、前記第１のステップではテレビカ
メラのレンズの倍率を初期倍率として記憶し、前記第２
のステップではテレビカメラのレンズの倍率がこの初期
倍率と同じ倍率になるように調整することを特徴とした
請求項１記載のテレビカメラ監視方式。 - 【請求項３】 前記第１のステップで検出する特徴点
が、路面上の白線または交通標識であることを特徴とし
た請求項１記載のテレビカメラ監視方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19231491A JP3182742B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | テレビカメラ監視方法及びテレビ監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19231491A JP3182742B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | テレビカメラ監視方法及びテレビ監視システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0537937A true JPH0537937A (ja) | 1993-02-12 |
| JP3182742B2 JP3182742B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=16289224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19231491A Expired - Fee Related JP3182742B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | テレビカメラ監視方法及びテレビ監視システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3182742B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013157766A (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-15 | Fujitsu Frontech Ltd | 撮影装置、プログラム、及び撮影方法 |
| JP2014006855A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 車両情報認識装置、車両情報認識装置の調整方法、及びプログラム |
| JP2014016878A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 撮像装置の調整方法、撮像装置、及びプログラム |
| WO2020170336A1 (ja) * | 2019-02-19 | 2020-08-27 | 三菱電機株式会社 | 回転制御システム、回転制御方法、および回転制御プログラム |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP19231491A patent/JP3182742B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013157766A (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-15 | Fujitsu Frontech Ltd | 撮影装置、プログラム、及び撮影方法 |
| JP2014006855A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 車両情報認識装置、車両情報認識装置の調整方法、及びプログラム |
| JP2014016878A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 撮像装置の調整方法、撮像装置、及びプログラム |
| WO2020170336A1 (ja) * | 2019-02-19 | 2020-08-27 | 三菱電機株式会社 | 回転制御システム、回転制御方法、および回転制御プログラム |
| JPWO2020170336A1 (ja) * | 2019-02-19 | 2021-09-13 | 三菱電機株式会社 | 回転制御システム、回転制御方法、および回転制御プログラム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3182742B2 (ja) | 2001-07-03 |
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