JPH0537762Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0537762Y2 JPH0537762Y2 JP17387487U JP17387487U JPH0537762Y2 JP H0537762 Y2 JPH0537762 Y2 JP H0537762Y2 JP 17387487 U JP17387487 U JP 17387487U JP 17387487 U JP17387487 U JP 17387487U JP H0537762 Y2 JPH0537762 Y2 JP H0537762Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- sole
- shoes
- fishing
- fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、靴底が擦り減つてもゴム靴本体はそ
のまま使用して靴底のみを交換できる釣靴用交換
用靴底に関するものである。
のまま使用して靴底のみを交換できる釣靴用交換
用靴底に関するものである。
川や海の岩場や岸等で釣をする際に、岩場や岸
等において靴が滑り易く特に海の岩場においては
靴が滑つて海中に転落するという危険性があるこ
とから釣専用の靴（以下、釣靴と言う）を履くこ
とが非常に多い。
等において靴が滑り易く特に海の岩場においては
靴が滑つて海中に転落するという危険性があるこ
とから釣専用の靴（以下、釣靴と言う）を履くこ
とが非常に多い。
しかるに、釣靴の靴底は上記理由から滑り難く
するため靴底の凹凸を深くしたり、靴底の接地面
に他の物質を混入したりして滑り止め効果を増す
ための種々の工夫がなされているが、従来の釣靴
はゴム靴本体すなわち胛被部及び胴部等を覆う上
部が耐水性と水密性とを要求される関係で靴底か
ら剥離できないように一体に形成されているのが
一般的であつた。
するため靴底の凹凸を深くしたり、靴底の接地面
に他の物質を混入したりして滑り止め効果を増す
ための種々の工夫がなされているが、従来の釣靴
はゴム靴本体すなわち胛被部及び胴部等を覆う上
部が耐水性と水密性とを要求される関係で靴底か
ら剥離できないように一体に形成されているのが
一般的であつた。
上記のように釣靴においては、一般の靴と異な
り、靴底が擦り減つて滑り易くなることは非常に
危険であるため、靴底の凹凸が擦り減つた場合は
勿論のこと、未だ凹凸が少し残つていてもまた胴
部等のゴム靴本体が未だ充分に使用可能であつて
も、早めにゴム靴全体を交換するのが一般的であ
り、従つて従来の釣靴は高価であるにもかかわら
ず使用効率が悪く非経済的な使用を余儀無くされ
ているという問題点があつた。
り、靴底が擦り減つて滑り易くなることは非常に
危険であるため、靴底の凹凸が擦り減つた場合は
勿論のこと、未だ凹凸が少し残つていてもまた胴
部等のゴム靴本体が未だ充分に使用可能であつて
も、早めにゴム靴全体を交換するのが一般的であ
り、従つて従来の釣靴は高価であるにもかかわら
ず使用効率が悪く非経済的な使用を余儀無くされ
ているという問題点があつた。
本考案者はかかる従来の釣靴の問題点を解決す
るために、靴底が擦り減るとゴム靴本体から靴底
を分離して靴底のみを交換可能にすべく種々検討
した結果、ゴム靴本体と靴底との間に布地を介在
せしめ且つその表面からゴムが露出しないように
すればゴム靴本体と靴底とを通常の使用に耐え得
るのに充分な強さで接着できると共に靴底のみを
剥離して新たな靴底の接着も可能であることを究
明して本考案を完成したのである。
るために、靴底が擦り減るとゴム靴本体から靴底
を分離して靴底のみを交換可能にすべく種々検討
した結果、ゴム靴本体と靴底との間に布地を介在
せしめ且つその表面からゴムが露出しないように
すればゴム靴本体と靴底とを通常の使用に耐え得
るのに充分な強さで接着できると共に靴底のみを
剥離して新たな靴底の接着も可能であることを究
明して本考案を完成したのである。
すなわち、本考案はゴム製靴底本体の接地面と
反対側の表面に密に織製された天然繊維又は再生
繊維の布地が、該天然繊維又は再生繊維の布地の
表面からゴムが露出しない状態に加硫により接着
されていることを特徴とする釣靴用交換用靴底に
関するものである。
反対側の表面に密に織製された天然繊維又は再生
繊維の布地が、該天然繊維又は再生繊維の布地の
表面からゴムが露出しない状態に加硫により接着
されていることを特徴とする釣靴用交換用靴底に
関するものである。
以下、図面により本考案に係る釣靴用交換用靴
底について詳細に説明する。
底について詳細に説明する。
第１図は本考案に係る釣靴用交換用靴底の１実
施例を示す断面図、第２図は第１図の釣靴用交換
用靴底をゴム靴本体に接着せしめた状態の１実施
例を示す断面説明図である。
施例を示す断面図、第２図は第１図の釣靴用交換
用靴底をゴム靴本体に接着せしめた状態の１実施
例を示す断面説明図である。
図面中、１は釣靴用交換用靴底であり、天然ゴ
ム、合成ゴムの如き素材を主成分としたゴム製靴
底本体２と該ゴム製靴底本体２の接地面と反対側
の表面に加硫により接着された綿、麻の如き天然
繊維又はスフの如き再生繊維の布地で且つ密に織
製された布地３とから構成されている。この天然
繊維又は再生繊維の布地３は太目の糸で密に織製
されていることが好ましく、中でも特に綿の帆布
が好ましくその糸の番手が経糸で10〜20、緯糸が
５〜10のものであることが接着性及び剥離性の点
で最も望ましい。更に、本考案においては天然繊
維又は再生繊維の布地３はその表面からゴム製靴
底本体２のゴム質材が露出しない状態に加硫によ
り接着されていることが必要であり、ゴム質材が
天然繊維又は再生繊維の布地３の表面から多量に
露出していると通常ゴム靴の接着に使用するクロ
ロプレンゴム系接着剤では良好に接着することが
できないので好ましくないのである。
ム、合成ゴムの如き素材を主成分としたゴム製靴
底本体２と該ゴム製靴底本体２の接地面と反対側
の表面に加硫により接着された綿、麻の如き天然
繊維又はスフの如き再生繊維の布地で且つ密に織
製された布地３とから構成されている。この天然
繊維又は再生繊維の布地３は太目の糸で密に織製
されていることが好ましく、中でも特に綿の帆布
が好ましくその糸の番手が経糸で10〜20、緯糸が
５〜10のものであることが接着性及び剥離性の点
で最も望ましい。更に、本考案においては天然繊
維又は再生繊維の布地３はその表面からゴム製靴
底本体２のゴム質材が露出しない状態に加硫によ
り接着されていることが必要であり、ゴム質材が
天然繊維又は再生繊維の布地３の表面から多量に
露出していると通常ゴム靴の接着に使用するクロ
ロプレンゴム系接着剤では良好に接着することが
できないので好ましくないのである。
上述した構造の本考案に係る釣靴用交換用靴底
１を製作するためには次のような方法による。
１を製作するためには次のような方法による。
先ず、金型内に未加硫のゴムシートを所定枚数
重ねる。次にこの重ねられたゴムシートの最上部
にそのゴムシートと同質材から成る接着剤によつ
て密に織製された天然繊維又は再生繊維の布地３
を貼着する。なお貼着せしめる際、接着剤はゴム
シート表面又は天然繊維又は再生繊維の布地３と
のいずれか一方に塗布すれば足りるが、両方に塗
布すれば接着力が増すためより望ましい。しかる
後にこれらのゴムシートと天然繊維又は再生繊維
の布地３とを140〜150℃の温度で加圧加硫する
と、重ねられたゴムシートが一体化すると共にこ
の一体化したゴムシートと天然繊維又は再生繊維
の布地３とが接着されて釣靴用交換用靴底１を得
ることができるのである。
重ねる。次にこの重ねられたゴムシートの最上部
にそのゴムシートと同質材から成る接着剤によつ
て密に織製された天然繊維又は再生繊維の布地３
を貼着する。なお貼着せしめる際、接着剤はゴム
シート表面又は天然繊維又は再生繊維の布地３と
のいずれか一方に塗布すれば足りるが、両方に塗
布すれば接着力が増すためより望ましい。しかる
後にこれらのゴムシートと天然繊維又は再生繊維
の布地３とを140〜150℃の温度で加圧加硫する
と、重ねられたゴムシートが一体化すると共にこ
の一体化したゴムシートと天然繊維又は再生繊維
の布地３とが接着されて釣靴用交換用靴底１を得
ることができるのである。
また、以上のようにして製作された本考案に係
る釣靴用交換用靴底１は、第２図に示す如く胛被
部及び胴部等を覆うゴム靴本体４の底面に接着剤
で接着されて釣靴５が完成されるが、釣靴用交換
用靴底１とゴム靴本体４の底面とを接着せしめる
際は、接着剤として通常ゴム靴の接着に使用する
クロロプレンゴム系接着剤を用いれば良く、その
際ゴム靴本体４の底面の接着せしめる面をバフ仕
上げすることが望ましい。
る釣靴用交換用靴底１は、第２図に示す如く胛被
部及び胴部等を覆うゴム靴本体４の底面に接着剤
で接着されて釣靴５が完成されるが、釣靴用交換
用靴底１とゴム靴本体４の底面とを接着せしめる
際は、接着剤として通常ゴム靴の接着に使用する
クロロプレンゴム系接着剤を用いれば良く、その
際ゴム靴本体４の底面の接着せしめる面をバフ仕
上げすることが望ましい。
以上のような本考案に係る釣靴用交換用靴底１
においては、ゴム製靴底本体２の接地面と反対側
の表面に加硫によつて接着された天然繊維又は再
生繊維の布地３がゴム製靴底本体２やゴム靴本体
４の素材と異質な素材であるため、釣靴用交換用
靴底１とゴム靴本体４とをクロロプレンゴムゴム
系接着剤で接着させても或る程度の強い接着力を
有しているにもかかわらずその天然繊維又は再生
繊維の布地３の面においてゴム靴本体４と釣靴用
交換用靴底１とを剥離することができるのであ
る。しかも天然繊維又は再生繊維の布地３はゴム
質材との接着性も良好であると共に織目の凹凸の
存在によつて通常の履用時には剥離することの無
い充分な接着力が保たれるのである。従つて、釣
靴用交換用靴底１が擦り減つた場合にはその靴底
のみをゴム靴本体４から剥離して新たな釣靴用交
換用靴底１と交換可能となるのである。
においては、ゴム製靴底本体２の接地面と反対側
の表面に加硫によつて接着された天然繊維又は再
生繊維の布地３がゴム製靴底本体２やゴム靴本体
４の素材と異質な素材であるため、釣靴用交換用
靴底１とゴム靴本体４とをクロロプレンゴムゴム
系接着剤で接着させても或る程度の強い接着力を
有しているにもかかわらずその天然繊維又は再生
繊維の布地３の面においてゴム靴本体４と釣靴用
交換用靴底１とを剥離することができるのであ
る。しかも天然繊維又は再生繊維の布地３はゴム
質材との接着性も良好であると共に織目の凹凸の
存在によつて通常の履用時には剥離することの無
い充分な接着力が保たれるのである。従つて、釣
靴用交換用靴底１が擦り減つた場合にはその靴底
のみをゴム靴本体４から剥離して新たな釣靴用交
換用靴底１と交換可能となるのである。
以上詳述した如く本考案に係る釣靴用交換用靴
底は、ゴム製靴底本体の接地面と反対側の表面に
密に織製された天然繊維又は再生繊維の布地が加
硫によつて接着されていることにより、その布地
の面においてゴム靴本体と靴底とを剥離と接着が
可能となり、その結果靴底が擦り減つた場合は靴
底のみを剥離して使用中のゴム靴本体に新たな靴
底を接着剤で接着し交換できるようになるため、
釣靴の使用効率が向上すると共に靴底はいつも新
品同様の状態が保たれることから安全性も向上
し、しかも未だ充分に使用可能なゴム靴本体を靴
底が擦り減つたからといつて廃棄する必要も無い
ために経済性も高く、その実用的価値は非常に大
きなものがある。
底は、ゴム製靴底本体の接地面と反対側の表面に
密に織製された天然繊維又は再生繊維の布地が加
硫によつて接着されていることにより、その布地
の面においてゴム靴本体と靴底とを剥離と接着が
可能となり、その結果靴底が擦り減つた場合は靴
底のみを剥離して使用中のゴム靴本体に新たな靴
底を接着剤で接着し交換できるようになるため、
釣靴の使用効率が向上すると共に靴底はいつも新
品同様の状態が保たれることから安全性も向上
し、しかも未だ充分に使用可能なゴム靴本体を靴
底が擦り減つたからといつて廃棄する必要も無い
ために経済性も高く、その実用的価値は非常に大
きなものがある。
第１図は本考案に係る釣靴用交換用靴底の１実
施例を示す断面図、第２図は第１図の釣靴用交換
用靴底をゴム靴本体に接着せしめた状態の１実施
例を示す断面説明図である。 １……本考案に係る釣靴用交換用靴底、２……
ゴム製靴底本体、３……天然繊維又は再生繊維の
布地、４……ゴム靴本体、５……釣靴。
施例を示す断面図、第２図は第１図の釣靴用交換
用靴底をゴム靴本体に接着せしめた状態の１実施
例を示す断面説明図である。 １……本考案に係る釣靴用交換用靴底、２……
ゴム製靴底本体、３……天然繊維又は再生繊維の
布地、４……ゴム靴本体、５……釣靴。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ ゴム製靴底本体の接地面と反対側の表面に密
に織製された天然繊維又は再生繊維の布地が、
該天然繊維又は再生繊維の布地の表面からゴム
が露出しない状態に加硫により接着されている
ことを特徴とする釣靴用交換用靴底。 ２ ゴム製靴底本体の接地面と反対側の表面に加
硫により接着されている布地が綿製帆布である
実用新案登録請求の範囲第１項に記載の釣靴用
交換用靴底。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17387487U JPH0537762Y2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17387487U JPH0537762Y2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0180005U JPH0180005U (ja) | 1989-05-29 |
| JPH0537762Y2 true JPH0537762Y2 (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=31465760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17387487U Expired - Lifetime JPH0537762Y2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0537762Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-16 JP JP17387487U patent/JPH0537762Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0180005U (ja) | 1989-05-29 |
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