JPH0537747U - 製品の供給装置 - Google Patents

製品の供給装置

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JPH0537747U
JPH0537747U JP8197591U JP8197591U JPH0537747U JP H0537747 U JPH0537747 U JP H0537747U JP 8197591 U JP8197591 U JP 8197591U JP 8197591 U JP8197591 U JP 8197591U JP H0537747 U JPH0537747 U JP H0537747U
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JP
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product
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alignment
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Application number
JP8197591U
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English (en)
Inventor
孝佳 鈴木
秀彦 鈴木
典久 桑山
Original Assignee
株式会社愛知工作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外周部に製品の整列用穴4を形成した供給円
板2において、製品の整列用穴4に対する正常な姿勢で
の嵌入率を向上させると共に製品の嵌入時における破損
を防止する。 【構成】 供給円板2上の製品受け面2aを平面にす
る。円弧状に形成した弾性を有する製品移動板26、2
7を供給円板2上に往復回動するように設ける。その製
品移動板26、27の基部を整列用穴4から離間させ、
先部を整列用穴4に近接して配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、あられ菓子等の製品を供給する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、あられ菓子等をメインコンベア等に整列的にかつ間欠的に供給する装置 として、供給円板の外周部に整列用穴を多数個形成すると共に中心部をテーパ状 に隆起させた供給円板を設け、該供給円板上に供給すべき製品をランダムに入れ 、供給円板を回転することによりその製品を外周へ流下させて整列用穴に1個1 個嵌入し、所定位置において前記整列用穴に嵌入した製品を落下させてメインコ ンベア等上に供給するようにしたものがある。
【0003】 また、外周に整列用穴を形成した供給円板の上面を平面にし、この上面におい て、横断方向に向けた案内部材を固定配置して、この固定案内部材により製品を 整列用穴に誘導するようにしたものも提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のものにおける前者のものにおいては、供給円板上に供給された製品 が、テーパ面によって外周へ流下するため、整列用穴を有する外周部に多数個の 製品が集合し、この整列用穴部における製品の密度が濃くなる。
【0005】 そのため1個の整列用穴に数個の製品が異常な状態で嵌入し、後流部に配置さ れた排除用ブラシによってその数個の製品の全てが整列用穴から排除され、その 整列用穴が空の状態でメインコンベアに達し、空送りが発生する問題がある。
【0006】 また前記従来のものにおける後者のものにおいては、供給円板が平面であるた め、前者のような製品の密度の濃さがなく、前記の問題は解決できるが、製品を 外周へ誘導する案内部材が固定に配置されているため、該案内部材と供給円板の 外周壁間に製品がブリッジ状態に噛み込み、製品の流れをロックし、製品の供給 を不能にしたり、製品を破損される問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記の課題を解決するために、外周部に製品の整列用穴(4)を多数 形成した供給円板(2)を間欠回転して、所定位置において整列用穴(4)から 製品を落下供給するものにおいて、供給円板(2)上の製品受け面(2a)を平 面とし、該供給円板(2)上にその周方向に往復回動する製品移動板(26)、 (27)を設け、該製品移動板(26)、(27)はその基部を整列用穴(4) から離れた位置に、先部を整列用穴(4)に近接させた状態に配置し、かつ供給 円板(2)の半径方向に弾性を有する板状に形成したことを特徴とするものであ る。
【0008】
【作 用】
供給円板(2)の上面が平面に形成されているため、その外周部に形成された 整列用穴(4)部に製品が農密度に集中しない。そのため1個の整列用穴(4) に複数の製品が異常な状態で入ることが少なくなる。従って後流部において、異 常に入った全ての製品を回転ブラシ(29)によりはね出すようにしたものにお いては、そのはね出しが少なくなり、空送り率が減少する。
【0009】 また、供給円板(2)の上面が平面であっても製品移動板(26)、(27) の往動によって製品が整列用穴(4)部に強制的に送られ、製品を整列用穴(4 )に率よく入れることができる。
【0010】 更に製品移動板(26)、(27)の往復移動により、整列用穴(4)部に製 品が濃密度に集中した場合には、製品の流れに対し、道を広げたり、狭めたりし て、移動板の外側、内側に製品を適量にふりわける。なおかつ、製品が大量に流 れてきても、移動板自体に柔軟性があるため、この製品移動板(26)、(27 )が製品に当たって内側へ逃げる。
【0011】 更に、製品移動板(26)、(27)が復動する場合には製品の向きを整列用 穴(4)の向きに合致するように姿勢制御する。
【0012】
【実施例】
図1及び図2に示す本考案の実施例について説明する。 1は基台で、これに供給円板2が回転可能に備えられ、基台1内に装備した駆 動モータにより駆動軸3を介して図1の矢印A方向に間欠回転するようになって いる。この間欠回転間隔は、供給円板2の外周部に形成した整列用穴4の設置間 隔である。
【0013】 供給円板2は、その上面である製品受け面2aが水平面に形成されている。こ の製品受け面2aの外周には、供給円板2の駆動軸3を中心とする円周上に多数 個の整列用穴4が形成され、その外周には、外周壁5が立上り形成されている。
【0014】 6は前記整列用穴4の下面に配置した落下阻止板で、図1の点線で示す位置の み製品供給穴7を形成し、他の部分では製品が整列用穴4から落下しないように なっている。
【0015】 供給円板2の上面中央には、わん状の凸部8が供給円板2と分離して設けられ ている。 9は基台1上に固定した支柱10から供給円板2の中心部に延ばした支杆で、 その先端に、回転軸11により前記凸部8が設けられていると共に回転板12が 回転可能に備えられている。
【0016】 前記支杆9の1側にはエアシリンダ13が付設されており、そのピストン14 の先端が前記回転板12の一側部にピン15により回転可能に連結されている。 16は回転板12の他側に設けたストッパーピンで、前記支杆9の他側に設け たストッパー17の先端に当接するようになっており、回転板12の図1におけ る反時計方向への回転量を規制している。このストッパー17は、ねじ棒で形成 され、これを正逆回転することにより、前記の回転量を調節できるようになって いる。
【0017】 18、19は回転板12の両側に突出固定した腕で夫々の先端に調整腕20、 21が連結されている。この連結は、腕18、19の先部に複数の調整用穴22 、23を形成し、これを通じてピン24、25で結合されており、調整用穴22 、23を選択することにより調整腕の突出長及び突出方向を調整できるようにな っている。
【0018】 26、27は一対の製品移動板で夫々の基部を前記調整腕20、21に取付基 板26a、27aを介して取り付けられてる。該取付基板26a、27aは調整 腕20、21に複数個の調整用穴とピン20a、21aによって突出位置と突出 方向を調整できるようになっている。
【0019】 製品移動板26、27は、供給円板2の上面と若干の空隙をもって配置して移 動可能に備えられている。またその形状は平面的にみて図1に示すように円弧状 をなし、側面形状は図2に示すように先部を細幅にして自重を少なくしている。
【0020】 この製品移動板26、27の平面的な配置は図1に示すように、その円弧の外 側を整列用穴4側に向け、その基部を供給円板2の半径方向における中間部に位 置させ、その先端が整列用穴4に近接するようにして配置されている。
【0021】 この製品移動板26、27は、供給円板2の半径方向に弾性を有する薄板、例 えばステンレス製の板ばねで形成されている。 28、29は回転ブラシで、1個の整列用穴4に複数個の製品が入った場合に はね出すものである。
【0022】 30は固定内壁である。31は前記凸部8に固定した固定誘導板で供給円板2 上の製品を外方へ移動させるものである。32は製品供給穴7から落下した製品 を受けて所定部に供給するメインコンベア、33は製品を供給円板2上にランダ ムに供給するホッパーである。
【0023】 次に作動について説明する。 先ずホッパー33から製品を供給円板2上に供給すると共に供給円板2を図1 の矢印方向A方向に回動させる。また、エアシリンダ13の前後室にエアーを交 互に送り、そのピストン14を前後進させて回転板12を正逆回転させる。尚、 ストッパー17の突出量の調整により、ストッパーピン16の反時計方向への回 動量が調整でき、回転板12、すなわち一対の製品移板26、27の回動量が調 整できる。
【0024】 この回転板12の往復回動により、一対の製品移動板26、27が往動回動し 、その往動(図1における反時計方向への回動)により、該製品移動板26、2 7より外周部にある製品を整列用穴4側へ積極的に押し移動させる。このとき整 列用穴4部付近に多数の製品が集中している場合は、その製品に当たった製品移 動板26、27はその柔軟性により内側方向へ屈曲して逃げ、製品を過剰に加圧 して破損させることがない。
【0025】 製品移動板26、27が復動(図1における時計方向への回動)することによ り、整列用穴4の付近に多数の製品が集中している場合は、その製品を供給円板 2の内側へ分散させる。更に、製品の向きを整列用穴4の向きに合致するように 姿勢制御する。
【0026】 また、製品移動板26、27の先端に図1に示すような折曲部26b、27b が形成されているため、該折曲部26b、27bにより製品を押し、分散がより 効果的に行なわれる。
【0027】 製品が入った整列用穴4が回転ブラシ29部に達すると、その整列用穴4に複 数の製品が異常状態で入っている場合には、その製品をはね出す。そして整列用 穴4が製品供給穴7に達すると、該穴7から製品がメインコンベア32上に落下 して所定部に供給される。
【0028】 図3及び図4は前記製品移動板26、27の変形例を示すもので、図3の製品 移動板26cは前記の折曲部26bを形成しないものである。図4の製品移動板 26dはその途中を波形にしたもので、例えば製品が図4の34aで示すように 円形の場合に、その波部に引っ掛かるようにしたものである。
【0029】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、供給円板が平面であるから、整列用穴部に製品 が集中せず、薄い密度で製品が存在するので、整列用穴に製品が複数個異常に入 ることが少ない。そのため異常姿勢に入った製品をはね出す回数が少なくなり、 空送り率を低減できる。
【0030】 更に、供給円板が平面であっても、製品移動板によって製品が整列用穴に率よ く供給され、更に整列用穴部に多数の製品が存在する場合は製品移動板が製品の 流れに対し、道を広げたり、狭めたりして、移動板の外側、内側に製品を適量に ふりわける。なおかつ、製品が大量に流れてきても、移動板自体に柔軟性がある ため、前記従来のように製品がブリッジ現象を起こして製品の供給不能や破損を 招くこともない。
【0031】 更に、製品移動板によって製品の向きが整列用穴の向きに合致するように姿勢 制御されるため、製品の整列用穴への嵌入が良好に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す平面図。
【図2】同側断面図。
【図3】製品移動板の他の実施例を示す平面図。
【図4】製品移動板の更に他の実施例を示す平面図。
【符号の説明】
2 供給円板 2a 製品受け面 4 整列用穴 26、27 製品移動板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周部に製品の整列用穴(4)を多数形
    成した供給円板(2)を間欠回転して、所定位置におい
    て整列用穴(4)から製品を落下供給するものにおい
    て、供給円板(2)上の製品受け面(2a)を平面と
    し、該供給円板(2)上にその周方向に往復回動する製
    品移動板(26)、(27)を設け、該製品移動板(2
    6)、(27)はその基部を整列用穴(4)から離れた
    位置に、先部を整列用穴(4)に近接させた状態に配置
    し、かつ供給円板(2)の半径方向に弾性を有する板状
    に形成したことを特徴とする製品供給装置。
JP8197591U 1991-10-09 1991-10-09 製品の供給装置 Pending JPH0537747U (ja)

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JP8197591U Pending JPH0537747U (ja) 1991-10-09 1991-10-09 製品の供給装置

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JP (1) JPH0537747U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013022680A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Toyota Motor Corp ワッシャー並べ装置、ワッシャー配置システムおよびワッシャーの配置方法
JP2020121847A (ja) * 2019-01-30 2020-08-13 矢崎総業株式会社 防水栓の整列装置および防水栓付き電線の製造装置

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