JPH0537340U - 触媒コンバータ - Google Patents

触媒コンバータ

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Publication number
JPH0537340U
JPH0537340U JP085135U JP8513591U JPH0537340U JP H0537340 U JPH0537340 U JP H0537340U JP 085135 U JP085135 U JP 085135U JP 8513591 U JP8513591 U JP 8513591U JP H0537340 U JPH0537340 U JP H0537340U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst carrier
catalytic converter
passage
exhaust gas
cell
Prior art date
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Pending
Application number
JP085135U
Other languages
English (en)
Inventor
泉 深野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP085135U priority Critical patent/JPH0537340U/ja
Publication of JPH0537340U publication Critical patent/JPH0537340U/ja
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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 触媒コンバータを大型化及び重量化すること
なしに、触媒担体の浄化効率を向上させる。 【構成】 排気通路に介挿されるハウジング(共に図示
せず)と、このハウジング内に収納され、平板18及び
波板19を渦巻状に巻いて形成された触媒担体13とを
備えて構成された触媒コンバータにおいて、波板19の
山部19aには、軸線方向に沿って複数カ所に凹部22
が形成されている。平板18及び波板19との間に形成
される多数のセル通路21は、各凹部22により複数カ
所で絞られる構成とする。 【効果】 各セル通路21内を通過する排気ガスの流れ
が乱れてその流速が遅くなり、排気ガスの各セル通路2
1通過時間が増加する。これにより、排気ガス中に含ま
れるHCやCOが酸化反応する時間が増加して、触媒担
体13の容積を増加させることなく、触媒担体13の浄
化効率を向上させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エンジンの排気ガスを浄化する触媒コンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両に搭載されるエンジンの排気ガス中には、大気汚染物質であるHC,CO ,NOX 等が含まれている。このため、排気通路に触媒コンバータを介挿し、H C,CO,NOX 等を無害なH2 O,CO2 ,N2 等に化学変化させた後、排気 ガスを大気中に排出している。
【0003】 図6は、従来の酸化触媒コンバータの触媒担体を示し、渦巻型モノリシックタ イプの触媒担体1は、アルミナよりなる担体の表面に、白金の薄膜を形成したも のである。触媒担体1は、互いに重ね合わされた平板3と波板4より構成され、 これらは渦巻状に巻かれており、多数のセル通路5を有している。 各セル通路5は、互いに重ね合わされた平板3と波板4の間に形成されている ので、略同一の通路面積で、触媒担体1の軸線方向に真っ直ぐに延びている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の触媒コンバータの触媒担体1においては、各セル通 路5が略同一の通路面積で真っ直ぐに延びているので、排気ガスがスムーズに流 れて通過時間が短く、触媒担体1に触れている時間が少ない。このため、排気ガ ス中に含まれるCOやHCが酸化反応する時間が短く、浄化効率に劣るという問 題がある。
【0005】 一方、触媒担体1に形成された各セル通路5の密度を増加させることや、触媒 担体1自体の容積を増加させることで、排気ガスが触媒担体1に触れる時間を増 加させることが可能であるが、この場合には、触媒コンバータが大型化し、重量 が増加する。このため、触媒コンバータの製造コストが増加すると共に、車両搭 載時の設置自由度を減少させるとの問題がある。
【0006】 本考案は、上述の問題点を解決するためになされたもので、触媒担体の重量や 容積を増加させることなく、大気汚染物質の接触反応時間を増加させることので きる触媒コンバータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案によれば、エンジンの排気通路に介挿される ハウジングと、このハウジング内に収納され、複数のセル通路を有する触媒担体 とを備え、各セル通路はその軸線方向に複数カ所で絞られる構成としたものであ る。
【0008】
【作用】
各セル通路は、その軸方向に複数カ所で絞られているので、各セル通路を排気 ガスが通過する際、その流れが乱れて通過時間が増加し、従って、排気ガス中の 大気汚染物質の接触反応時間が増加する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。 図1は、本考案を適用した触媒コンバータの一実施例を示し、触媒コンバータ 10は、ハウジング12と、このハウジング12内に収納される触媒担体13及 び断熱部材(図示せず)等より構成されている。ハウジング12は円筒状をなし 、例えば、ディーゼルエンジン(図示せず)側から延びる排気管15と、消音器 (図示せず)側へと延びる排気管16との間に介挿されている。
【0010】 触媒担体12は、例えば、アルミナよりなる担体の表面に触媒金属、例えば白 金の薄膜を形成したものである。この触媒担体12は、渦巻型モノリックタイプ のもので、図2に示すように、互いに重ね合わされた平板18と波板19より構 成され、これらは図中矢印方向に渦巻状に巻かれて、多数のセル通路21を形成 している。
【0011】 波板19は、巻き方向に沿って山部19aと谷部19bとを交互に繰り返す波 状に成形されている。各山部19a及び各谷部19bは、巻き方向に対して垂直 な方向、即ち触媒担体12の軸線方向に波板19の全幅にわたって延びている。 波板19の各山部19aには、前記軸線方向に複数カ所で凹部22が形成され ており、これらの凹部22は等間隔で配置されている。従って、山部19aは、 繰り返し連続する凹凸状をなしている。この形状の概念を、図3及び図4に示す 。
【0012】 また、図5は、波板19の山部19aにおける触媒担体12の断面を示してい る。山部19aに形成された各凹部22は、各セル通路21の通路面積を連続的 に増減させ、従って、各セル通路21はその軸線方向に複数カ所で絞られている 。 このように構成された触媒コンバータ10に、ディーゼルエンジンの排気ガス が排気管15を介して流入すると、この排気ガスは各セル通路21内を通過して 排気管16へと流出する。各セル通路21は複数カ所で絞られているので、各セ ル通路21を通過する場合に排気ガスの流れが乱れる。従って、図6に示す従来 の触媒担体1に比べて、各セル通路21内を流れる排気ガスの速度が遅くなり、 排気ガス中に含まれるCOやHCが酸化反応する時間、即ち、接触反応時間が増 加する。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ハウジング内に収納される触媒担体の各 セル通路を複数カ所で絞ったので、排気ガスの流れが乱れて通過時間が増加する 。これにより、排気ガス中に含まれる大気汚染物質の接触反応時間が増加し、触 媒コンバータの浄化効率を向上させることができる。また、触媒コンバータの大 型化や重量化を抑制し、触媒コンバータの製造コストを低減することができると 共に、搭載時の設置位置の自由度を向上させることができる等の優れた効果があ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した触媒コンバータの一実施例を
示し、その概略構成を示す断面図である。
【図2】図1の触媒担体を示し、巻き途中の状態におけ
る斜視図である。
【図3】図2の波板の形状を概念的に示す平面図であ
る。
【図4】図2の波板の形状を概念的に示す斜視図であ
る。
【図5】図2の触媒担体の断面図である。
【図6】従来の触媒コンバータの触媒担体の斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 触媒コンバータ 12 ハウジング 13 触媒担体 18 平板 19 波板 21 セル通路 22 凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの排気通路に介挿されるハウジ
    ングと、このハウジング内に収納され、複数のセル通路
    を有する触媒担体とを備え、各セル通路はその軸線方向
    に複数カ所で絞られることを特徴とする触媒コンバー
    タ。
JP085135U 1991-10-18 1991-10-18 触媒コンバータ Pending JPH0537340U (ja)

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JP085135U JPH0537340U (ja) 1991-10-18 1991-10-18 触媒コンバータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP085135U JPH0537340U (ja) 1991-10-18 1991-10-18 触媒コンバータ

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JPH0537340U true JPH0537340U (ja) 1993-05-21

Family

ID=13850212

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JP085135U Pending JPH0537340U (ja) 1991-10-18 1991-10-18 触媒コンバータ

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63123450A (ja) * 1986-11-12 1988-05-27 Babcock Hitachi Kk 排ガス中の窒素酸化物除去用触媒装置
JPH02253825A (ja) * 1989-03-28 1990-10-12 Usui Internatl Ind Co Ltd 排気ガス浄化装置
JPH03154639A (ja) * 1989-11-13 1991-07-02 Nippon Soken Inc 金属製触媒担体
JP4110135B2 (ja) * 2004-12-07 2008-07-02 株式会社トップ 混注用プラグ

Patent Citations (4)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971007